コンパイラで生成されるコードの最適化レベルを指定します。
注: この指令は、ネイティブ COBOL でのみサポートされています。
このバージョンの OPT 指令は、Intel x86 のチップを使用する UNIX オペレーティング システムで使用します。Solaris Intel や Unix Ware などのシステムがこれに相当します。
構文:
>>-.---.--OPT--"integer"-------------------><
+-/-+
パラメーター:
- integer
- 最適化レベル。次のいずれかを指定します。
- 1
- 最小限の最適化。
- 2
- デフォルトの最適化。
- 3
- 追加の最適化。特に STRING、UNSTRING、および INSPECT を最適化します。このオプションを指定すると、デフォルトの最適化に比べ、プログラムの生成に要する時間が長くなります。
- 4
- 3 と同じように最適化されますが、さらにコードのスケジューリングも行われます。この値を指定すると、3 に比べて、プログラムの生成に要する時間が長くなります。
プロパティ:
デフォルト: |
OPT"2" |
段階: |
生成 |
$SET: |
任意 |
依存関係:
他の OPT レベルが指定されていなければ、最後に ANIM によって OPT"1" に設定されます。
説明:
OPT は OPT"3" と同等です。
1 よりも上の OPT レベルでコンパイルしたコードは、デバッグが難しくなることがあります。コンパイラによる最適化でソースから派生した命令が再編成され、Step による文のジャンプや実行が誤った順序で行われたり、Query や Modify が想定どおりに機能しなくなることがあるためです。