ファイルのデフォルトの形式を指定します。
注: この指令は、ネイティブ COBOL でのみサポートされています。
構文:
>>-.---.--RECMODE--"format"----------------><
+-/-+
パラメーター:
- format
- 次のいずれかになります。
- F
- 固定長レコード形式。
- V
- 可変長レコード形式。
- OSVS、VSC21、VSC22
- ファイルのレコード定義に従って、固定長または可変長になります。ファイルのすべてのレコード定義が同じ長さで固定長の場合、そのファイルは固定長レコード形式です。それ以外の場合は可変長レコード形式です。
- COBOL370、ENTCOBOL、MVS、OS390、VSC23、VSC24
- ファイルのレコード定義に従って、固定長または可変長になります。ファイルのすべてのレコード定義が同じ長さで、固定長の場合、または FD エントリに RECORD CONTAINS x CHARACTERS 句がある場合は、そのファイルは固定長レコード形式です。それ以外の場合は可変長レコード形式です。
- RMCOBOL
- ファイルのレコード定義および RECORD CONTAINS 句に従って、固定長または可変長になります。ファイルのすべてのレコード定義が同じ長さで固定長であり (つまり、OCCURS DEPENDING ON 句で記述されていない)、RECORD CONTAINS 句が長さの範囲を指定していない場合、そのファイルは固定長レコード形式です。それ以外の場合、ファイルは可変長レコード形式です。
- 固定長レコードでは、RECORD CONTAINS n CHARACTERS 句により、同じファイルについて n 文字位置よりも少ないレコード記述がある場合でも最小レコード長は n に設定されます。
プロパティ:
デフォルト: |
RECMODE"F" |
段階: |
構文チェック |
$SET: |
初期 |
依存性:
CMPR2 を指定すると最後に RECMODE"VSC22" に設定されます。
DIALECT"RM" を指定すると直ちに RECMODE"RMCOBOL" が設定されます。
コメント:
FD に RECORD IS VARYING 句 (可変形式を指定する句)、または RECORDING MODE 句が含まれている場合は、個々のファイルに対してこの指令が上書きされます。