現在のディレクトリを返します。
構文:
call "CBL_GET_CURRENT_DIR" using by value flags
by value name-length
by reference directory-name
returning status-code
パラメーター:
|
呼び出しプロトタイプ使用時 (「説明の読み方」を参照) |
PIC |
flags |
cblt-os-flags |
pic x(4) comp-5 または
pic x(8) comp-5 (64 ビットのネイティブ プログラムのみ)
|
name-length |
cblt-os-size |
pic x(4) comp-5 または
pic x(8) comp-5 (64 ビットのネイティブ プログラムのみ)
|
directory-name |
pic x(n) |
pic x(n) |
status-code |
「説明の読み方」を参照。 |
入力パラメーター:
- flags
- 予約済み。ゼロに設定する必要があります。
- name-length
- directory-name パラメーターのサイズ (バイト数)。このパラメーターは、返される可能性がある最長のディレクトリ名以上の長さにする必要があります。
出力パラメーター:
- directory-name
- 現在の作業ディレクトリの名前が空白終了形式で格納されます。ディレクトリ名に埋め込みの空白文字が含まれている場合は、その空白文字が二重引用符で囲まれて返されます。このパラメーターは、この二重引用符も格納できる大きさにする必要があります。
- status-code
- 次の戻りコード。
0 |
成功。directory-name に現在の作業ディレクトリの名前が格納されています。 |
128 |
name-length で指定した directory-name のサイズが、現在の作業ディレクトリの名前を格納できる大きさではありません。 |
129 |
flags パラメーターがゼロに設定されていません。 |
説明:
このルーチンでは、name-length が、返される現在のディレクトリ名以上の長さであることを確認できます。そうでない場合は、戻り値の status-code が 128 に設定されます。flags パラメーターがゼロに設定されていない場合は、戻り値の status-code が 129 に設定されます。
このルーチンでは、name-length パラメーターはチェックされません。有効な name-length および directory-name の組み合わせを指定すること (つまり、directory-name の長さが name-length のバイト数以上になるようにすること) は、呼び出し元のプログラムで行う必要があります。name-length パラメーターを渡すには、BY VALUE LENGTH OF directory-name SIZE 4" 構造を使用します。