データベース インスタンス内で、データストア、リージョン データベース、およびリージョン間データベースごとに個別のデータベースを作成できます。代わりに、単一のデータベースを作成して、複数のデータストア、リージョン データベース、およびリージョン間データベースを格納することもできます。単一のデータベースを使用した方がパフォーマンスが向上し、単一のデータベース接続で複数の MFDBFH リソースにアクセスできるため、この方法が推奨されます。
データベースの構成方法に関係なく、その接続方法として、ODBC データ ソース (Oracle データベースを除く) を使用するか直接接続文字列を使用するかを選択する必要があります。どちらの方法についてもデータベース構成ファイル内で構成します。詳細については、各データベース プロバイダーの「Configure Datastores\Region Cross-regions Databases...」セクションを参照してください。
次の例は、ODBC データ ソースを使用して MSSQL データストアへの接続を確立する構成ファイルのエントリを示しています。name の値はマシン上のデータ ソースを参照します。
<dsn name="SS.SEQ" type="datastore" dsname="SEQ" dbname="SEQ" optio="all -ooseq"/>
次の例は、直接接続の構文を使用して Db2 データストアへの接続を確立する構成ファイルのエントリを示しています。各データベース プロバイダーの必要な構文については、「データベース接続文字列」を参照してください。
<dsn name="DB2.VSAM" type="datastore" dsname="VSAM" optio="none +ooseq" dbname="MYMFFILS" connect="db=MFDATS;uid=db2admin;pwd=adminpw"/>
この方法の name の値は、データ ソースにマップされる値ではなく、MFDBFH がデータストアを参照するために使用する Db2 構成内の一意の名前です。