Micro Focus Server Express™

Server Express ユーザガイド

Micro Focus™

第 3 版
2000 年 11 月

Micro Focus 社は、このマニュアルの内容が公正かつ正確であるよう万全を期しておりますが、このマニュアルの内容は予告なしに随時変更されることがあります。

このマニュアルで説明するソフトウェアは、ライセンス契約を基に提供されており、その使用ならびに複製の作成は、同契約の条項に従います。特に、Micro Focus 社製品のいかなる用途への適合性も明示的に本契約から除外されており、Micro Focus 社製品を使用した結果、何らかの損害が発生したとしても、Micro Focus 社は、これらに対して一切責任を負いません。

Micro Focus® および Animator® は Micro Focus 社の登録商標です。Micro Focus™、Object COBOL™ および Server Express™ は Micro Focus 社の商標です。

IBM® および OS/2® は International Business Machine Corporation の登録商標です。

Intel 80386™、Intel 80486™ および Pentium™ は Intel Corporation の商標です。

Microsoft® は Microsoft Corporation の登録商標です。

Windows™ は Microsoft Corporation の商標です。

RM/COBOL® は Ryan-McFarland Corporation の登録商標です。

Data General® および DG COBOL® は Data General Corporation の登録商標です。

UNIX® は X/Open Company Limited の登録商標です。

序文

このマニュアルでは、Server Express のコンセプト、プログラムのコンパイル、リンク、および実行方法について説明します。

対象読者

このマニュアルは、COBOL 言語およびご利用になるオペレーティングシステムに通じている方を対象に書かれています。このマニュアルをお読みになる前に、『入門書』に目を通してください。

表記規則

このマニュアルの表記規則は次のとおりです。

Enter は復帰改行または Enter キーを表します。ただし、コマンドの入力例では、Enter キーは表記されません。これは、行末で Enter キーを押すことは自明であるため、省略しています。
16 進数は二重引用符 (") で囲み、直前に x または h を付けて、 x"9D"、h"03FF" のように表記します。x はその 16 進数が文字列であること、h は数値であることを示します。
COMP-X と COMP-5 には、PIC 99 のかわりに PIC X を使用しています。PIC 99 とは異なり、PIC X では当該項目のデータ長が示されるため、指定バイト長のバイナリ項目を定義する COMP-X の使用箇所を、より確実に明示できるからです。

コマンド行

コマンド行の表記規則は次のとおりです。

斜体 - ユーザが適切な名前や値に置き換えて入力すべき部分です。
標準書体 - 記載されているとおりに入力すべき部分です。大文字と小文字も、記載どおりに区別して入力する必要があります。
角かっこ ([ ]) - このかっこで囲まれた項目はオプションであり、省略可能です。
大かっこ ({ }) - かっこ内に列挙された項目のいずれか 1 つを選択して指定します。かっこ内の項目が 1 つだけの場合は、後続の省略記号と併せ、その項目の繰り返しを意味します。
省略記号 (...) - 角かっこ ([ ]) または大かっこ ({ }) の直後に使用され、かっこ内の項目の繰り返しを意味します。繰り返しの回数は、特に指定されていなければ任意です。なお、角かっこと省略記号の組み合わせの場合には、当該項目の指定自体を省略することも可能です。
ページの幅に収まらない長いコマンド行は 2 行以上に分けて記載されます。そのようなコマンド行の 2 行目以降には、先頭にインデントが挿入されています。
このマニュアル中で、UNIX の特定プラットフォームのみに該当する情報に関して、『Release Notes』の参照をお奨めすることがあります。
コマンド行の入力例と構文は、すべて Bourne シェル用です。他のシェルで使用する場合には、UNIX のマニュアルを参考にして構文を適切な形式に変更してください。
環境変数を含むコマンド行の入力例で、環境変数をシェルにエクスポートすることを明記していません。これは、環境変数はエクスポートすることが自明であるため、省略しています。
UNIX のプラットフォームによっては、ファンクションキーを使用する一部のキー操作が利用できなかったり、Alt キーや Ctrl キーが使用できないことがあります。本書に記載しているキーと使用環境におけるキー割り当ての対応については、このマニュアルの『UNIX のキー割り当て一覧』を参照してください。

備考

Micro Focus ソフトウェアのコマンド行インターフェイス (CUI) では、各メニューに [F1=Help] 項目が表示されます。この項目を選択すると、表示中のメニューに関するオンラインヘルプが表示されます。このマニュアル内では [F1=Help] 項目に言及していません。
実際に画面表示される内容の一部 (バージョン番号など) が、このマニュアル内の図と一致しないこともありますが、ソフトウェアの操作にはなんら影響はありません。