ルール ベース分析

Visual COBOL にはさまざまな分析クエリ (ルール) が用意されており、これらを個別の COBOL プログラムまたはプロジェクト全体に対して実行して、生産性の向上に役立つ統計を得ることができます。

コード分析クエリはルールと呼ばれ、複数のルールをまとめたものはルール セットと呼ばれます。IDE では、個別の COBOL プログラムまたはプロジェクト全体に対してルールまたはルール セット全体を実行してコード分析を実施できます。また、プロジェクトをビルドするたびにコード分析を実行することも可能です。

IDE を使用しない場合は、プロジェクトのビルド時に、コマンド ラインで MSBuild を使用する (Visual Studio の場合)、または Ant ターゲットを使用して (Eclipse の場合)、コード分析を実行できます。これにより、継続的インテグレーション (CI) プロセスにコード分析を組み込むことができます。

Visual COBOL には、最もよく使われる分析クエリの一部を含むルールおよびルール セット一式が用意されています。それらの分析クエリは、概して以下のカテゴリに分類されます。

• 64 ビット対応 - 64 ビット プラットフォーム用にコンパイルした場合にコードが期待どおりに動作するかどうかの確認に役立つコード分析クエリが含まれます。
• コーディング基準 - コーディング基準に反する可能性のあるコード部分、または複雑なコードや不要なコードを削減する際にさらに分析の候補となり得るコード部分の特定に役立つコード分析クエリが含まれます。
• パフォーマンス - コードの検証と、より効率的な構造を使用できる場所の特定に役立つコード分析クエリが含まれます。
• プログラム全体 - 未実行の文、到達不可能な段落、または定義されているが未使用のデータを検出するクエリなど、アプリケーション全体のコードをチェックするコード分析クエリが含まれます。
• 一般クエリ - 他のカテゴリには該当しないコード分析クエリが含まれます。

In addition to the rules supplied with the installation, you can import more rules and rule sets into Visual COBOL. Micro Focus Enterprise Analyzer includes many more standard rules which you can reuse within the Visual COBOL and this gives you the option to be able to customize these to create your own site-specific analyst functions which you can then publish out to your development teams. Contact Micro Focus for further information.