継続的インテグレーション プロセスへのコード分析の統合

コード分析を継続的インテグレーション (CI) フレームワークと機能を拡張する多数のプラグインに統合するには、さまざまな方法があります。次の例では、これを行う方法に関するガイドラインについていくつか説明します。

CruiseControl.NET (CCNet) を使用した例

次の例では、Visual COBOL for Visual Studio で作成した COBOL プロジェクトを分析するために CCNet を構成する方法に関するガイドラインについていくつか説明します。

マシンに Visual COBOL for Visual Studio をインストールして、マシンを CCNet に接続する必要があります。

コマンド ラインからのコード分析の実行で説明したコード分析の MSBuild パラメーターを使用して MSBuild ビルドのタスクを実行するように CCNet を構成します。詳細は、CruiseControl.NET のマニュアルを参照してください。

Jenkins を使用した例

次の例では、Eclipse COBOL プロジェクトを分析するために Jenkins を構成する方法に関するガイドラインについていくつか説明します。開始する前に、マシンに Visual COBOL for Eclipse をインストールしておく必要があります。マシンを Jenkins に接続し、マシンに Apache Ant をインストールする必要があります。

Jenkins でコード分析を統合するには、次の手順を実行します。

  1. COBOL プロジェクトを分析するための Jenkins ジョブを作成します。
  2. Windows バッチ コマンドから次のコマンドを実行するようにジョブを構成します。
    rem use the following script to set the COBOL environment:
    call "product-install-dir\CreateEnv.bat"
    rem change to the directory on the machine that stores the COBOL sources and the .cobolBuild file:
    cd workspace-dir
    rem set the classpath environment variable:
    set CLASSPATH=product-install-dir\bin\mfant.jar;%CLASSPATH%
    rem perform code analysis using the .cobolBuild script:
    ant -f .cobolBuild build.and.analyze -DanalysisFailOnError=true
  3. オプションで、Jenkins に適したプラグインを使用して、コード分析からのレポートなどをカスタマイズできます。たとえば、無料の Log Parser Plugin (Jenkins の Web サイトから入手可能) を使用して、より優れたレポートのフォーマットを実現できます。