環境変数 (UNIX)

UNIX で使用できるすべての環境変数のリストおよび指定方法は以下のとおりです。

環境変数 概要
CCITCP2 TCP/IP 登録プログラムを特定します。
CCITRACE CCI トレースのレベルを指定します。
COB_LIVE_RECORD ライブ レコーダー機能で作成されたライブ記録ファイル (.mfr ファイル) のパス (オプション) およびファイル名プレフィックスを指定します。
注: ライブ記録ファイルは、作成時と同じオペレーティング システムで再生する必要があります。
COB_LIVE_RECORD_SIZE ライブ記録ファイルに書き込まれるイベントの保存に使用されるメモリ量 (MB 単位) を指定します。これにより、記録時のパフォーマンスを向上できます。

制限に達すると、バッファーが循環されます。つまり、最新のイベント用に領域を確保するために、最も古いイベントが削除されます。デフォルト値は 268 です。最小値は 67 で、最大値は環境 (使用可能なメモリ、bitism など) に依存します。この値については、最適な設定を見つけるためにテストが必要になる場合もありますが、32 ビット システムでは、500 から 1000 の範囲が妥当と考えられます。次に例を示します。

COB_LIVE_RECORD_SIZE=756
注: イベント ログはファイルへの書き込み時に圧縮されるため、これは、ディスクに保存されているライブ記録ファイルの実際のサイズではありません。
COBAIF .aif ファイルを特定します。
COBAIFNAME .aif ファイルのベース名を指定します。
COBANIMOPT Animator への指令を指定します。
COBANIMSRV 実行中のプログラムに Animator をアタッチします。
COBATTR 表示状態を HIGHLIGHT および LOWLIGHT から選択します。
COBCONFIG ランタイム構成可能オプションを調整します。
COBCPY コピーファイルを特定します。
COBDATA データ ファイルを特定します。
COBDIR COBOL システム ソフトウェアを特定します。
COBIDY Animator 情報ファイル (.idy) を特定します。
COBKEYTIMEOUT リモート端末の応答を調整します。
COBLPFORM 論理プリンター チャネルを設定します。
COBMAINSTACK メイン スタックのサイズを設定します。
COBMODE ローカルで有効な作業モードを設定します。
COBOPT ユーザーのデフォルトの Cob ユーティリティ オプションを指定します。
COBPATH 動的ロード用プログラムを特定します。
COBPRINTER 印刷スプーラーへの出力を指示します。
COBSES 実行する UNIX Session Recorder の機能を指定します。
COBSW ランタイム システム スイッチを設定します。
COBTERMINFO COBOL terminfo 端末データベースを特定します。
COLUMNS 画面幅を指定します。
ENTRYNAMEMAP エントリ名マップ ファイルと、それらが含まれるディレクトリを指定します。
EXTFH 呼び出し可能ファイル ハンドラーの構成ファイルを指定します。
FHREDIR Fileshare クライアントが使用する構成ファイルを指定します。
FS Fileshare サーバーの構成ファイルを指定します。
FSCOMMS Fileshare システムをシングル ユーザー モードで実行することを指定します。
HCOBND DB2 バインド ファイルのディレクトリを指定します。
LANG 言語環境を指定します。
LD_LIBRARY_PATH 共有ライブラリを特定します (AIX プラットフォームを除く)。
LIBLIST Cob ライブラリの特殊なリストを特定します。
LIBPATH 共有ライブラリを特定します (AIX プラットフォーム用)。
LINES 画面深度を指定します。
MAINFRAME_FLOATING_POINT 浮動小数点データ項目に使用する形式を指定します。
MFCODESET 使用する変換テーブルを指定します。
MFCSCFG クライアント/サーバー結合のクライアント プログラムで使用する構成ファイルを指定します。
MFJSERET 失敗したソート、コピー、またはマージ処理への応答を決定します。処理が失敗した場合にプログラムを回復不能なエラー (戻りコード 16) で終了する代わりに、その処理を異常終了させてプログラムを続行するには、ABEND に設定します。
MFJSTATS SORT の統計を含むレポートを作成するように指定します。
MFLECONFIG Language Environment (LE) ランタイム オプションの構成ファイルを指定します。
MFLOGDIR クライアント/サーバー結合のログ ファイル用に使用するディレクトリを指定します。
PATH すべての UNIX プログラム用のディレクトリを特定します。
SORTCOMPRESS ソートされるレコードに圧縮ルーチンを使用することを指定します。
SORTSCHEME SORT 処理で、より多くのレコード情報をメモリで保持するよう指定します。
SORTSPACE SORT 処理用の内部作業スペースを指定します。
SORTTEMPSPACE SORT 処理用の一時作業スペースを指定します。
TERM 端末タイプを指定します。
TERMINFO UNIX システムの terminfo データベースを特定します。
TMPDIR 一時ファイルのディレクトリを特定します。
注: 次の説明内の構文表記は、sh および ksh シェルに当てはまる表記です。csh などのその他のシェルでは、次の構文になります。
setenv env_var value

パラメーターは次のとおりです。

env_var
次のページに示す環境変数のいずれかを指定します。
value
環境変数に設定する値を指定します。