CRCN トランザクションでリソース マネージャーを監視する場合は、次の点を考慮する必要があります。
動的 XA では、アプリケーションがリソース マネージャーにアクセスすると XA トランザクションが開始されるため、静的 XA よりも効率的です。ただし、失われた接続をアプリケーションが遮断しない場合、またはトランザクションが異常終了した際や重大エラーをコンソールに送信した際などに、RM への接続が失われたことをシステム管理者に通知するための適切な処理をアプリケーションが実行しない場合は、静的 XA が必要になることもあります。
システムで長時間実行されるタスクがある場合は、定期的に制御がシステムに戻されるようにしてください。つまり、CICS トランザクションの場合は、EXEC CICS を実行して、CRCN から各プロセスに送信された XA 要求をシステムが処理できるようにする必要があります。制御がシステムに戻されないと、要求の発行元であるプロセスが、すべての SEP でその要求が処理されるまで待機することになります。このような要求が直ちに処理されない場合、CRCN は処理されるまで待機します。