データ駆動型テスト ケースの例

注: 次の例はコマンド ラインから実行されていますが、このソースは IDE からも同じように簡単に使用できます。

この例は 4 つのファイルで構成されています。これらのファイルのソース コードは付録に示されています。このテストでは追加のコピーブック mfunit.cpy も使用されており、環境が正しく構成されていれば自動的に利用されます。

テスト ケースは何度も実行され (データ ファイルの行ごとに 1 回)、架空のマイレージ プログラムの初期状態と最終状態が比較されます。

2 つのプログラムを .dll (Windows) または .so (UNIX) にコンパイルし (「テストのコンパイル」を参照)、次に結果のテスト スイートを実行します (「テストの実行」を参照)。

  1. MFUT_TESTFLYER.cbl という名前の COBOL プログラムを作成し、付録のソース コードを使用します。
  2. GetFlyerLevel.cbl という名前の別の COBOL プログラムを作成し、付録の適切なソース コードを再度使用します。
  3. GetFlyerLevel.cpy という名前の COBOL コピーブックを作成し (2 つの COBOL プログラムと同じ場所に保存する必要があります)、付録の適切なソース コードを使用します。
  4. 最後に、FrequentFlyer.csv という名前の .CSV ファイルを作成し、付録のデータを使用します。同様に、他のファイルと同じ場所に保存する必要があります。
  5. 次のように、テストをコンパイルします。

    Windows:

    cbllink -D MFUT_TESTFLYER.cbl GetFlyerLevel.cbl

    UNIX:

    cob -zU -e "" MFUT_TESTFLYER.cbl GetFlyerLevel.cbl
  6. 次のように、テストを実行します。

    Windows:

    mfurun -verbose:true MFUT_TESTFLYER.dll

    UNIX:

    cobmfurun[32|64] -verbose:true MFUT_TESTFLYER.so

    出力は下記のようになります。これは、テストが 6 回 (データ ソースの行ごとに 1 回) 実行された後に合格したことを示しています。