セキュアな通信の設定

セキュアな通信を設定するには、次のものが必要です。

• サーバーが動作しているマシンの場合、サーバーの証明書およびプライベート キー ファイル。

  通常、これらは信頼済みの証明機関 (CA) から発行されます。セキュアな通信を設定するには、これらのファイルの格納先のパスを確認しておく必要があります。

• サーバーの証明書およびキー ファイルのパス フレーズ。
• リスナーにアクセスするマシンの場合、CA のルート証明書。

  ほとんどの Web ブラウザーでは、信頼された多くの証明機関のルート証明書がデフォルトでインストールされています。

Enterprise Server インスタンスのセキュア通信を設定するプロセスの概要を次に示します。

1. Enterprise Server を実行しているマシンに証明書およびプライベート キー ファイルをインストールし、そのパスを書き留めます。
2. Enterprise Server インスタンスを構成するには、セキュア リスナーを作成し、インストールしたキー ファイルを使用するように構成します。
3. サーバーおよびリスナーを起動し、プライベート キー ファイルのパス フレーズを構成します。

   証明書およびキー ファイルのパス フレーズは、構成ファイルで設定することも、サーバーを起動するたびに手動で入力することもできます。

4. リスナーを使用するマシンで、必要に応じて CA ルート証明書を構成します。

手順 2、3、および 4 について、このヘルプで詳しく説明しています。