INTEROP

INTEROP オプションにより、所定のフォルダーですべてのファイル編成にどのファイル ハンドラーを使用するかが決まります。

構文:

INTEROP = {ACU} {RM}

パラメーター:

注:これらのオプションでは、大文字と小文字が区別されます。
ACU
指定されたフォルダー (およびサブフォルダー) のすべての Vision ファイル編成は Vision、ACUCOBOL-GT ファイル ハンドラーを使用します。
RM
指定されたフォルダー (およびサブフォルダー) のすべてのファイル編成は RMFM、RM/COBOL ファイル ハンドラーを使用します。

例:

次の構成ファイルの抜粋では、c:\files\acufiles (Windows) または usr/files/acufiles (UNIX) フォルダーにあるすべてのファイル編成は Vision ファイル ハンドラーを使用し、c:\files\rmfiles (Windows) または usr/files/rmfiles (UNIX) フォルダーにあるすべてのファイル編成は RMFM ファイル ハンドラーを使用します。

Windows:

[XFH-DEFAULT]
[FOLDER:C:\\files\\acufiles]
INTEROP=ACU

[FOLDER:C:\\files\\rmfiles]
INTEROP=RM
重要:このタグでファイルへのパスを含める場合、構成ファイルが正しく解析されるように「\」文字を 2 回入力する必要があります。たとえば、次ではなく
[C:\SITETEST\EXTFH\TEST2.dat]

次のように入力する必要があります。

[C:\\SITETEST\\EXTFH\\TEST2.dat]

これは、Windows 環境 (ローカル開発) にのみ適用されます。

UNIX:

[XFH-DEFAULT]
[FOLDER:usr/files/acufiles]
INTEROP=ACU

[FOLDER:usr/files/rmfiles]
INTEROP=RM

コメント:

このオプションをフォルダーに適用するときは、指定したファイル ハンドラーがフォルダー (およびサブフォルダー) のパスにある任意のファイル編成を開こうとするので注意してください。互換性のないファイルは、余計な動作を発生します。指定したパスに有効なファイルのみがあるようにしてください。

索引付きファイルのみを処理する場合は、17 のIDXFORMAT 設定を Vision ファイルに使用し、21 のIDXFORMAT 設定を RM ファイルに使用することもできます。

INTEROP と IDXFORMAT の設定が競合する場合は、INTEROP の設定が IDXFORMAT の設定より優先されます。

INTEROP はデータベース ファイル編成には影響しません。

このオプションの値は大文字で入力する必要があります。無効な値は無視されます。