コマンド ラインから Directory Server を開始するには

制約事項: 本トピックは、Enterprise Server 機能が有効な場合にのみ該当します。
  1. UNIX 上で Directory Server を実行している場合は、root でログオンします。
  2. 次を入力します。
    mfds /param

    param は次のいずれかを指定します。

    d デバッグ情報を表示する
    j journal-path ジャーナルのパスをオーバーライドする
    k SSL を使用して、SSL 証明書、鍵ファイル、およびパスワードを指定する
    n network-address 特定のアダプターにバインドする
    注: CCITCP2_PORT 環境変数を使用して非標準ポートにバインドできますが、Directory Server でデフォルト ポート (86) が使用されていることに依存しているプログラムが多いため、このオプションは慎重に使用する必要があります。
    o 代替 MFDS オプション ファイルを指定する
    r Enterprise Server Administration インターフェイスへのアクセスを拒否する
    z 初期リポジトリの場所をオーバーライドする
  3. mfds コマンドには、Directory Server を開始するためのオプションに加えて、情報のレポートやエクスポート、およびサーバーの停止、および Windows サービスのインストールや削除のためのその他のオプションもいくつか用意されています。
    c サービスとしてインストール:デバッグ コンソールを表示する (Windows 環境にのみ該当)
    e MFDS ユーザー情報を LDIF ファイルにエクスポートする
    i サービスとしてインストール:デバッグ コンソールを表示しない (Windows 環境にのみ該当)
    l MFDS スキーマを LDIF ファイルとしてエクスポートする
    m 現在のリポジトリ パスを表示する
    s 制御されたシャットダウンの要求
    u サービスとして削除する (Windows 環境にのみ該当)
    v バージョン情報を表示する
    t ジャーナル ファイルをテキスト形式に変換する
    x リポジトリ データをエクスポートする
    g リポジトリ データをインポートする
注: Directory Server を起動するコマンドを起動シェル スクリプトに記述できます。この起動シェル スクリプトにより、マシンの起動時に Directory Server を自動的に起動できます。Directory Server を起動するには TCP/IP が動作している必要があるため、mfds コマンドは、TCP/IP を起動するコマンドの後に記述する必要があります。このようにコマンドを起動シェル スクリプトに記述すると、Directory Server を起動する必要があるのは、マシンの起動後に Directory Server を停止した場合のみになります。起動シェル スクリプトでは環境を設定する必要もあります。詳細については、『構成および管理』の「Directory Server の最初の起動」セクションを参照してください。