テスト カバレッジのトラブルシューティング

注: この機能はネイティブ COBOL でのみサポートされます。
テスト カバレッジで問題が発生した場合は、次の点を確認し、記載されている指示に従ってください。
cobtcreport(UNIX) または TCReport(Windows).idy ファイルを検出できない
COBIDY を .idy ファイルの場所に設定してください。
結果ファイルが生成されない
有効な .tcf ファイルが環境変数で指定されていること、および .tcf ファイルに結果行が含まれていることを確認してください。

TESTCOVER 指令を設定してプログラムがコンパイルされていることを確認してください。

実行対象のプログラムが正常に終了したことを確認してください。結果は、プログラムが正常に終了した場合にのみ書き込まれます。プログラムのデバッグ時、STOP RUN が検出されたとしても、デバッガーがアクティブなままである場合はデバッガーを停止する必要があります。プログラムが異常終了した場合、結果は書き込まれません。

「IDY file cannot be found」というエラーが発生する
該当プログラムのこのコンパイル バージョンの .idy ファイルおよびソース ファイルがあることを確認してください。別のコンパイルを実行した場合、上書きされます。

ファイルがあっても検出されない場合は、必要に応じて COBIDY および COBCPY を .idy ファイルの保存場所に設定してください。

ソース行が表示されない
結果ファイルが予期した場所にあるかどうかを確認してください。.tcf ファイルで結果ファイル名の前にディレクトリを指定せずにコマンド プロンプトから実行すると、結果ファイルは、コマンド ラインが実行されたディレクトリに配置されます。これは必ずしもプログラムと同じ場所とは限りません。IDE から実行している場合、結果ファイルは、アプリケーション ファイルのそばにあるプロジェクト フォルダーに配置されます。このため、正しい場所からプログラムを実行するか、.tcf ファイルで必要なディレクトリを指定するように注意してください。
一部の結果が表示されない、または不一致が発生する
コンパイル時に使用された .cbl または .cpy ファイルおよび .idy ファイルが現在でも利用できるかどうか、cobtcreport(UNIX) または TCReport(Windows) がそれらを検出できるかどうかを確認してください。場合によっては、COBIDY を .idy ファイルの保存場所に設定する必要があります。
不一致が発生する
プログラムを再コンパイルしていないことを確認してください。再コンパイルした場合、.idy ファイルが上書きされ、元の .tcz ファイルのソース行に不一致が発生します。

同じ名前の異なるコンパイル バージョンのプログラムがさまざまな場所に存在していないかどうかを確認してください。