RM スイッチ モジュールの診断

制約事項: 本トピックは、Enterprise Server 機能が有効な場合にのみ該当します。
SQL Server、PostgreSQL、および ODBC
SQL Server、および ODBC スイッチ モジュールは、操作中に返されるエラーのデバッグを支援するための統合化トレース機能 (CTF) を使用するようにコード化されています。RM スイッチ モジュールをトレースするための CTF コンポーネントの名前は mf.esxa です。出発点としての役割を果たす構成ファイル ctf.cfg が用意されています。このファイルは、デフォルトでは %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Visual COBOL\src\enterpriseserver\xa(Windows) または $COBDIR/src/enterpriseserver/xa(UNIX) ディレクトリにあります。この機能を有効にするには、次の手順に従います。
  1. テキスト エディターを使用してctf.cfg ファイルを編集し、6 行目の位置パラメーターをトレース ファイルを保存するディレクトリに変更します。
  2. MFTRACE_CONFIG という名前の新しいシステム環境変数を作成し、その値を ctf.cfg が配置されているフル パスに設定します。
  3. システムを再起動して MFTRACE_CONFIG を登録します。
  4. Enterprise Server を起動します。

統合トレース機能を有効にすると、SQLCODE、SQLSTATE、および関連する SQL エラー メッセージは cassi.textfile.processid.log という名前のトレース ファイル (ユーザーが指定したディレクトリに配置されている) に書き込まれます。Processid は、ログ ファイルの作成時に実行されていた Enterprise Server SEP の Windows プロセス ID です。

詳細については、「統合化トレース機能」および「コンポーネント リスト」を参照してください。

SQL Server
Microsoft では、MSDTC の構成に関する問題の診断に役立つように、ダウンロード可能なツール DTCPing を提供しています。SQL Server スイッチ モジュールのトラブルシューティング時は、必要に応じて、このツールを使用し、関連する Microsoft MSDTC のドキュメントを確認することをお勧めします。