IDXFORMAT

索引ファイルを作成または開く際に使用する形式を指定します。

構文:

>>-.---.--IDXFORMAT--"integer"-------------><
   +-/-+

パラメーター:

0
オペレーティング システムのデフォルトの形式 (8 と同等)
1
C-ISAM
3
Micro Focus のデフォルトの索引付きファイル形式
4
重複キーの高速処理用に最適化された形式
5
ANSI 準拠の Btrieve (Windows) または 予約済み (UNIX)
6
ANSI 準拠でない Btrieve (Windows) または 予約済み (UNIX)
8
大容量の索引付きファイル形式
9
シングル キーによる索引付き、非重複、キー順のレコード
10
予約済み
11
メインフレームの印刷ファイル形式
12
大容量の索引付きファイル形式 (索引部とデータ部をそれぞれ異なるファイルに格納)
13
予約済み
14
ヒープ ファイル
15
ESDS
16
拡張 ESDS
17
Vision
18
Microsoft SQL Server
19
Oracle
20
DB2
21
RM
22-255
予約済み

属性:

省略値: IDXFORMAT"0"
段階: 構文チェック
$SET: 任意

依存性:

FILETYPE"integer" により、IDXFORMAT"integer" に設定される。

DIALECT"RM" により、IDXFORMAT"21" が設定される。

コメント:

デフォルトでは、IDXFORMAT の 17 から 21 までは Enterprise Server では使用できない。これらの形式を使用するには、ACUFH および ESACUFH 構成オプションをともに ON に設定する必要があります。

INTEROP と IDXFORMAT の設定が競合する場合は、INTEROP の設定が IDXFORMAT の設定より優先される。

Fileshare を使用している場合、IDXFORMAT の 17 および 21 はデフォルトでトランザクション処理機能を提供しない。データベース参照ファイルでファイルを指定する際に、仮想ファイル ハンドラー オプション (/ap) を使用して、ファイルごとにトランザクション処理を設定する必要がある。たとえば、Fileshare から 次のファイルにアクセスすると、そのファイルはさらに、トランザクションのサポートを提供できる ACUFH ファイル ハンドラーにリダイレクトされる。
Fs /d dbase.ref /f acufile1.dat /ap ACUFH

このコンパイラ指令を使用して IDXFORMAT を設定すると、ファイル ハンドラー構成ファイルで指定されている索引形式設定がオーバーライドされる。

4 を指定すると、IDXFORMAT"3" を指定した場合よりも、ファイルが大きくなる可能性がある。

Micro Focus Level II 形式のファイルは、Micro Focus 製品 (Level II COBOL、Professional COBOL V1.2、および VS COBOL Workbench の V1.3 までのバージョン) と互換性がある。

IDXFORMAT"2" を使用する場合は、ANS85 指令を使用して ANSI'85 の動作を有効にすることはできない。ただし、ANS85"SYNTAX" を使用して、ANSI'85 の構文を有効にすることはできる。