Cbllink の使用例

cbllink コマンドは、.obj ファイルのリンクや、ソース コード ファイルの 1 ステップでのコンパイルおよびリンクに使用します。

システム実行可能ファイルを作成する場合

ファイル myprog.cbl をコンパイルおよびリンクして .exe ファイル myprog.exe を作成するには、次のコマンドを使用します。

cbllink myprog.cbl
ダイナミック リンク ライブラリ ファイルを作成する場合

ファイル mydll.cbl をコンパイルおよびリンクして .dll ファイル mydll.dll を作成するには、次のコマンドを使用します。

cbllink -d mydll.cbl
動的にリンクされたアプリケーションを作成する場合

ファイル main.cbl および fast1.cbl をコンパイルおよびリンクしてグラフィック アプリケーション myapp.exe のルート モジュールを作成するアプリケーションを作成するには、次のコマンドを使用します。

cbllink -g -s -omyapp.exe main.cbl fast1.cbl

ファイル subprog1.cbl および subprog2.cbl をコンパイルおよびリンクしてダイナミック リンク ライブラリ subprogs.dll を作成するアプリケーションを作成するには、次のコマンドを使用します。

cbllink -d -s -osubprogs.dll subprog2.cbl subprog3.cbl
動的にバインドされたアプリケーションを作成する場合

このランタイム システム、およびこの COBOL 開発システムで提供されるバージョン以降の任意のバージョンのランタイム システムにバインドできる .dll ファイルを作成するには、次のコマンドを使用します。

cbllink -d -r mydll.obj

この COBOL 開発システムで提供されるバージョンのランタイム システムにバインドする必要がある .dll ファイルを作成するには、次のコマンドを使用します。

cbllink -d -rv mydll.obj