MFCOB370 

PROCEDURE-POINTER 形式

PROCEDURE-POINTER 形式は、利用可能な手続きのメモリのアドレスを表す値を保持する。手続きが利用できなくなった場合 (たとえば、手続きを含むプログラムがキャンセルされた場合) には、PROCEDURE-POINTER 形式は形式が不適合である値を保持していると見なされる。

PROCEDURE-POINTER 形式に割り当てられるデフォルトの記憶域の量は操作環境によって異なる場合があるが、少なくとも 4 バイトはある。COBOL370 指令を指定すると、8 バイトの記憶域が割り当てられる。メモリのアドレスの表現方法は環境によって異なるが、一般的には COBOL 以外の言語で使用されている表現と一貫性がある。

IBMCOPM システム指令を有効にした場合、SYNC 句を伴う PROCEDURE-POINTER データ項目の前に埋め込みバイトが生成されることがある。これらのバイトはデータ項目の一部ではなく、その項目に格納されるデータに影響されることはない。