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PROMPT 句

PROMPT 句を使用すると、ACCEPT 操作の実行中に、画面項目の空の文字位置が画面上で示される。同時に、システムは、その項目にキー入力されたデータを受け取ることができる状態になる。

一般形式


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構文規則

  1. この句は、入力フィールドと更新フィールド、および集団項目でのみ使用できる。
  2. この句を集団レベルで指定すると、その集団に属するすべての基本項目に適用される。
  3. identifier-1 は、1 文字の英字または英数字のデータ項目とする。
  4. identifier-1 は、OCCURS 句の左辺には指定できない。
  5. literal-1 は、1 文字の文字定数または表意定数とする。

一般規則

  1. 画面節内の項目については、
    1. PROMPT 句は常に有効となる。
    2. PROMPT 句を指定しない場合、または CHARACTER なしで指定する場合は、デフォルトのプロンプト文字が使用される。
  2. ACCEPT 文で参照する他のデータ項目については、
    1. ACCEPT 文で PROMPT 句が指定されている場合にのみ、PROMPT が有効となる。
    2. PROMPT 句が CHARACTER なしで指定されている場合、デフォルトのプロンプト文字が使用される。
  3. CHARACTER を指定すると、空の文字位置を示すためにプロンプト文字が使用される。プロンプト文字は、構成オプションをオーバーライドする。構成オプションの詳細については、ユーザー インターフェイスに関する COBOL システムのドキュメントを参照。
  4. PROMPT 句を指定すると、英数字画面項目または自由形式の数値画面項目内の後続空白文字がプロンプト文字で置き換わる。また、固定形式の数字編集画面項目の先行部分の抑制された桁位置もプロンプト文字で置き換わる。
  5. 固定形式の非編集数値画面項目、またはゼロ抑制位置が指定されていない数字編集画面項目に対しては、PROMPT 句は効力を発揮しない。
  6. フィールドで PROMPT 句が有効である場合、プロンプト文字が示すフィールドの末尾を超えてカーソルを移動することはできない。これを行おうとすると、カーソルは次のフィールドに移動する。
  7. フィールドで PROMPT 句が有効でない場合、カーソルはフィールドの末尾の後にある空白に移動できる。
  8. SECURE 句を指定した場合、この句は効力を発揮しない。
  9. 画面項目内にあるプロンプト文字は、ACCEPT 操作が終わると空白に置き換えられる。
上位ヘルプ： 画面節