ROUNDED 指定

小数点の位置を揃えた際に、算術演算結果の小数部の桁数が結果の一意名の小数部の桁数よりも大きい場合、結果の一意名のサイズに応じて切り捨てが生じる。四捨五入が要求されると、あふれる桁の最上位の値が 5 以上である場合に、結果の一意名の最下位の桁の絶対値に 1 が加えられる。

結果の一意名の整数部分の下位が PICTURE 文字の「P」を用いて表されている場合、四捨五入や切り捨ては、記憶場所が割り当てられている右端の整数部に対して行われる。

OSVSVSC2MF 浮動小数点数の算術演算では ROUNDED 指定は注記として扱われ、浮動小数点数の演算結果は常に四捨五入される。