データの操作

報告書作成機能を使用する際に、報告集団へのデータの移行は、手続き部の文ではなく報告書節の句によって行う。データ操作に影響を与える報告書節の句は、SOURCE、SUM、および VALUE である。

SOURCE 句には、暗黙の MOVE 文の送信側のデータ項目を指定する。受信側の印字可能項目は、SOURCE 句を含む報告集団項目の記述で定義する。

SUM 句は、合計カウンターを自動的に設定する。SUM 句の右辺には、GENERATE 文の実行時に合計カウンターに加算するデータ項目を指定する。合計カウンターの内容を受信側の印字可能項目 (SUM 句を含む報告集団項目の記述によって定義する) に転記することは、報告集団を出力する際に自動的に行われる。

VALUE 句では、報告集団を出力するたびに、その報告集団の印字可能項目内の定数を定義する。

まとめると、報告集団のデータ項目は、出力される位置を指定する COLUMN NUMBER 句が含まれる場合にのみ出力される。印字可能項目に含める値は、報告集団記述項に指定する SOURCE 句、SUM 句、または VALUE 句によって決定される。報告集団の印字可能項目の値を、手続き部の文が直接決定することはない。

注: 報告書作成機能では、ブール データ項目はサポートされない。