状態キー 1

FILE STATUS データ項目の左端の文字位置は状態キー 1 と呼ばれ、任意の編成のファイルに対する入出力操作の完了時に次のいずれかの条件を示すように設定される。

0 - 成功完了
1 - ファイル終了
2 - 無効キー
3 - 永続的誤り
4 - 論理誤り
9 - 実行時システム エラー メッセージ

上記の各条件の意味は次のとおり。

0 正常終了。入出力文の実行が正常に完了した。
1 ファイル終了。ファイル内に存在しない次の論理レコードを読み込もうとしたため、または OPTIONAL 句が記述されているファイルに対して最初の READ 文が実行されたが、関連する OPEN 文を実行した時点ではそのファイルを利用できなかったため、順呼び出しの READ 文の実行が失敗した。
2 無効キー。次のいずれかの理由により、順編成ではないファイルに対する入出力文の実行が失敗した。

順序に誤りがある、重複キーがある、レコードが見つからない、境界違反が発生した

3 永続的誤り。順編成ファイルの境界違反のため、またはデータ チェック パリティ エラーや送信エラーなどの入出力エラーのために、入出力文の実行が失敗した。
4 論理誤り。不適切な入出力処理のシーケンスがファイルに対して実行されたため、または定義した制限に違反したために、入出力文の実行が失敗した。
9 実行時システム エラー メッセージ。実行時システム エラー メッセージで指定されている条件が発生したために、入出力文の実行が失敗した。この値が使用されるのは、状態キー 1 の値、または状態キー 1 および状態キー 2 の値の組み合わせによって指定された条件に該当しない条件が発生した場合のみである。