制約事項: 本トピックは、Enterprise Server 機能が有効な場合にのみ該当します。
このチュートリアルでは、次のことを行います。
- サーバー管理者として、Enterprise Server の SSL セキュリティを構成します。
HTTPS リスナーを作成し、前のチュートリアルで作成したサーバー証明書およびプライベート キー ファイルをインストールします。
- Enterprise Server ユーザーとして、Web ブラウザーからサーバーに接続します。Enterprise Server にアクセスするために、CA のルート証明書をインストールします。
通常、CA ルート証明書のインストール作業が必要になることはめったにありません。信頼できる商用証明機関の証明書のほとんどは、すでに構成されています。組織が独自の認証局を持つ場合も、通常は、組織の側で、ルート証明書がエンドユーザーにインストールされるように制御しています。しかし、Micro Focus DemoCA チュートリアルで作成した証明書を使用している場合は、ブラウザーに DemoCA ルート証明書をインストールすることが必要になります。
注:
このチュートリアルを実行する前に、前のチュートリアル「サーバー証明書の要求および発行」を完了しておく必要があります。
このチュートリアルでは、セキュア通信を使用するように ESDEMO サーバーのリスナーを構成します。ESDEMO は、Enterprise Server をインストールすることで作成されます。エンタープライズ サーバーでは、各種の通信用にリスナーを作成できます。
ESDEMO のデフォルト リスナーの 1 つは
HTTP Echo です。このリスナーは Web 通信の簡単なテストに対応しています。Web ブラウザーから
HTTP Echo に接続すると、リスナーからの応答として、いくつかの識別情報を含む簡単な Web ページが返されます。
注: 本番環境では http-echo 対話タイプを使用しないでください。これは、接続テストのみを目的としています。