このリリースでは、次の各項目が強化されています。
Visual Studio との統合
このリリースでは、次の各項目が強化されています。
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詳細については、このトピック最後の「関連情報」を参照してください。
Enterprise Server のためのアプリケーション サーバー JCA サポート
制約事項: この機能は、Enterprise Server 機能が有効な場合にのみ該当します。
このリリースでは、EJBGEN が更新され、COBOL ディプロイ プロセスの一環として EAR ファイルが生成されるようになりました。これにより、EJB を Java アプリケーション サーバーにディプロイできます。
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Azure サポート
Visual COBOL で、Visual Studio 2013 を含むバージョン 2.9.6 および Visual Studio 2015 以降を含むバージョン 3.0 の Microsoft Azure SDK がサポートされるようになりました。
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アプリケーションのビルド
このリリースには、次のような機能改善があります。
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COBOL 言語の機能拡張
このリリースでは、COBOL 構文について次が強化されました。
- DISPLAY-OF 組み込み関数および NATIONAL-OF 組み込み関数で、任意の IBM CCSID 値を使用して変換を処理できるようになりました。必要な CCSID テーブルのインストールの詳細については、「CCSID テーブルをインストールするには」を参照してください。
マネージ COBOL で次の機能拡張が行われました。
- 明示的な変換が失敗した場合に例外がスローされないようにするには、AS IF 構文を使用します。この構文を使用すると、ターゲット オブジェクトが null に設定され、例外がスローされません。詳細については、「式」トピックの「cast-expression」を参照してください。
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コード分析
このリリースには、次のような機能改善があります。
- 64 ビットに対応するための定義済みルール セットの新しいグループが Visual COBOL に追加されました。
- Micro Focus の高度なコード分析ツールの Enterprise Analyzer または COBOL Analyzer のいずれかを使用して作成されたコード分析レポートのインポートがサポートされるようになりました。
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コード カバレッジ
IDE 内で次の機能改善が行われました。
- 実行されていないプログラムに関する情報 - [Code Coverage] ウィンドウのコード カバレッジ レポートに、実行されていないプログラムが表示されるようになりました。
- スタンドアロン COBOL ファイルのコード カバレッジ サポート - 既存のコード カバレッジ レポートを [Code Coverage] ウィンドウにインポートし、スタンドアロン ファイルのコード カバレッジ情報を提供するために使用できます。
コマンド ラインからテスト カバレッジを使用している場合は、次の機能を使用できるようになりました。
- 新しいコンパイラ指令 COLLECTION - この指令を使用すると、テスト カバレッジで実行されていないプログラムに関する情報を収集できます。IDE では、プロジェクトでコード カバレッジを有効にするとこの指令が自動的に設定されます。
- 新しいコマンド ライン ユーティリティ tcutil - このユーティリティを使用すると、テスト カバレッジ バイナリ結果ファイルを XML 形式に変換できます。
- テスト カバレッジを継続的インテグレーション (CI) システムに統合できるようになりました。tcutil および XSLT プロセッサを使用して、テスト カバレッジ データを CI に含めるのに適した形式に変換できます。
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コンパイラ制御
このリリースでは、次のコンパイラ指令が新たに追加されました。
- COLLECTION - コード カバレッジで実行されていないプログラムを特定するためのメカニズムを提供します。
- ILSTDLIB - .NET COBOL コードが正しいバージョンの .NET Framework Microsoft Common Object アセンブリ mscorlib.dll を使用してコンパイルされるようにします。Visual Studio からビルドする場合、または MSBuild を使用して COBOL プロジェクトをコンパイルする場合は、NOILSTDLIB 指令が設定され、プロジェクトのプロパティで選択したターゲット
フレームワークに適したバージョンの mscorlib を指す ILREF が生成されます。
次のコンパイラ指令が更新されました。
- ALIGN - この指令には、整数と組み合わせて使用できる新しいパラメーター (FIXED および OPT) が追加されており、パフォーマンスを向上させることができます。デフォルトは ALIGN"8 OPT" です。メモリ境界への影響の詳細については、ALIGN コンパイラ指令のトピックの「説明」セクションを参照してください。
- ARITH - この指令は、同じ名前の IBM メインフレーム オプションをエミュレートします。数値データ項目の最大桁数を定義します。
- FASTINIT - この指令は、MF 方言を設定するとデフォルトでオンになるようになりました。他の方言の場合は、引き続きデフォルトでは設定されません。
- SSRANGE - この指令にオプション (3) が追加されました。これにより、境界チェックの実行時に長さゼロの部分参照項目が許可されます。
- XMLPARSE - XMLPARSE(COMPAT) が設定されている場合のエンティティの処理方法が変更されました。
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データファイル ツール
このリリースでは、データファイル ツールが次のように強化されています。
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データベース アクセス - DB2
このリリースには、ストアド プロシージャの呼び出しにスキーマ名を含めるための新しい DB2(QUALIFY-CALL) コンパイラ指令が用意されています。
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データベース アクセス - MySQL
このリリースでは、ODBC による MySQL の操作がサポートされます。
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データベース アクセス - OpenESQL
このリリースには、次のような新機能があります。
- コンパイル時に一時テーブルやその他の SQL オブジェクトを作成できる SQL(CHECK) コンパイラ指令の文プレフィックス。コンパイル時に完全な SQL 構文チェックが実行されるようにします。
- WITH HOLD 句および FOR UPDATE 句を使用する従来の埋め込み SQL カーソルの処理を強化する SQL(OPTIMIZECURSORS) コンパイラ指令。
- コミット後に結果セットをさらに処理するためにカーソルを開いたままにする SQL(CLOSE_ON_COMMIT) コンパイラ指令。
- z/OS DB2 指令 STDSQL(YES) と同様の SQLCA を生成する SQL(GEN-SQLCA) コンパイラ指令。
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ドキュメント
製品ヘルプに次の新しいセクションが追加されました。
- はじめに- 製品ヘルプの起動ページにある本セクションでは、最初に把握する必要のある製品の側面に応じて、開始にあたり必要となる情報を示します。
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Enterprise Server
次の各項目が改善されています。
Visual Studio との統合:
- エンタープライズ サーバーの定義を IDE から XML 形式でエクスポート。
- その定義ファイルを使用してエンタープライズ サーバーを IDE にインポート。
- Visual Studio で、IDE のサーバー プロパティから直接コア ダンプ ファイルを生成するようにエンタープライズ サーバーを構成できるようになりました。
長いユーザー ID およびパスワード:
- Enterprise Server で、最大 100 文字のユーザー ID およびパスワードがサポートされるようになりました。長い名前をサポートしていないプログラムとの互換性を実現するために、ID を長いものから短いものに (またはその逆に)
マップできます。
DemoCA での SHA-256 サポート:
- デフォルトで、デモンストレーション認証局 (CA) が証明書に SHA-256 で署名するようになりました。これにより、セキュリティ強化の要件を持つ最新のブラウザーやその他のソフトウェアで、デモンストレーション証明書または評価証明書が確実に受け入れられます。
Syslog 監査:
- Enterprise Server で、さまざまなセキュリティ情報およびイベント管理 (SIEM) 製品で消費できる Syslog イベントを使用した監査がサポートされるようになりました。これは、監査マネージャー監査ソリューションに代わる機能です。Syslog
監査は、全体的な速度に与える影響を大幅に低減して、より効率的な監査メカニズムを実現します。
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Interface Mapping Toolkit
このリリースでは、Interface Mapping Toolkit (IMTK) が次のように強化されています。
- REST Web サービスに対するクロス オリジン リソース共有 (CORS) のサポートにより、CORS 対応 Web ブラウザーから Web サービスにアクセスできるようになりました。
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Micro Focus Unit Testing Framework
Micro Focus Unit Testing Framework を IDE 内から使用できるようになりました。これには、単体テストの作成、コンパイル、実行、およびデバッグのために xUnit フレームワークに求められるアーキテクチャの多くが含まれ、次の機能が用意されています。
- 単体テスト プロジェクト テンプレート。
- ソース コードからテストを生成できるテスト作成ウィザード。
- テスト ケースの各要素のコード スニペット。
- コード カバレッジが有効になっているテストの実行のサポート。
- テスト実行を管理したりテスト出力を表示したりできる Micro Focus Unit Testing ウィンドウ。
Micro Focus Unit Testing Framework のコマンド ライン バージョンに数々の機能強化が加えられています。次のサポートが追加されました。
- NUnit スタイルのレポートの生成。
- Apache Ant を使用したテスト フィクスチャ ファイルの実行。
- テスト ケースへのトレイトの適用、およびそのトレイトに基づくテストの実行。
- テスト ケースへの高、中、低の優先度の適用。テスト ケースが実行される順序に影響します。
- コード化されたコマンド ライン オプションをテスト コードに直接追加。
- 環境変数を設定できるテスト実行固有の構成ファイルの使用。
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XML 処理
XML PARSE が完全なマネージ COBOL 環境で動作するようになりました。JVM COBOL でサポートされるようになり、.NET と JVM COBOL の両方で完全なマネージ実装を備えています。XML PARSE はネイティブ コードを呼び出さずに動作するため、権限が制限されている環境で使用できます。
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