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USUPPLEMENTARY

USUPPLEMENTARY 関数は、UTF-8 または UTF-16 にエンコードされた文字列引数の最初の Unicode 補助文字の指標と等しい整数値を返す。

Unicode 補助文字とは、U+FFFF を超える文字であり、基本多言語面 (BMP) 以外の文字である。これらの文字は、サロゲート ペア (2 つの 16 ビット コード単位) を使用して UTF-16 でエンコードされるか、4 バイト表現を使用して UTF-8 でエンコードされる。

この関数の型は整数である。

一般形式

USUPPLEMENTARY 関数の一般形式の構文

引数

  1. argument-1 は、英字、英数字、各国文字、または UTF-8 とする。
  2. argument-1 は次のとおり、字類に応じて有効な UTF-8 または UTF-16 データで構成されている必要がある。
    • argument-1 の字類が英字、英数字、または UTF-8 の場合、有効な UTF-8 データで構成されていなければならない。
    • argument-1 の字類が各国文字の場合、有効な UTF-16 データで構成されていなければならない。

返却値

  1. 返却値は整数であり、次のとおり argument-1 の値に応じて異なる。
    • argument-1 に補助文字が含まれていない場合、返却値はゼロになる。
    • argument-1 の字類が英字、英数字、または UTF-8 の場合、返却値は argument-1 に含まれる最初の UTF-8 補助文字のバイト位置になる。
    • argument-1 の字類が各国文字の場合、返却値は argument-1 に含まれる最初の UTF-16 補助文字の、UTF-16 符号化単位における索引になる。
  2. argument-1 の内容が有効な Unicode (字類に応じて UTF-8 または UTF-16) でない場合、結果は予測不可能となる。