コードセットの変換環境変数

環境内で MFCODESET 変数を設定して、コードセットの変換を制御します。

製品の組み込み変換モジュールを EBCDIC アプリケーションで使用するには、MFCODESET 環境変数を使用して、必要な EBCDIC コードセットを指定する必要があります。

この変数は、コマンドラインまたは IDE 内で設定でき、次の形式にする必要があります。

特定の国別コードについて ASCII 文字セットと EBCDIC 文字セットの間で変換を行うには、コマンドプロンプトで、次のように入力します。
```
set MFCODESET=nnnn
```
nnnn は、サポートされる 4 桁の国別コードかコードセット番号 (詳細については、「サポートされている国別コード」を参照)、またはカスタマイズされた変換モジュールのコードセット番号です。

注: 無効な国別コードを設定した場合は、DEFAULT が国別コード設定として使用されます。
指定した ASCII 文字セットと指定した EBCDIC 文字セットの間で変換を行うには、コマンドプロンプトで、次のように入力します。
```
set MFCODESET=xxxxyyyy
```
xxxx は EBCDIC CCSID を表す 4 文字の 16 進文字列で、yyyy は ASCII CCSID を表す 4 文字の 16 進文字列です。指定した CCSID 変換テーブルがまだインストールされていない場合は、「CCSID 変換テーブルをインストールするには」を参照してください。

例：

CHARSET"EBCDIC" コンパイラ指令でプログラムを実行し、その出力を現在の ASCII 文字セットと UK English EBCDIC の間で変換する場合

set MFCODESET=0285

CHARSET"EBCDIC" コンパイラ指令でプログラムを実行し、その出力を MS-WIN LATIN-1 コードセット (CCSID 1252) と COM EUROPE EBCDIC コードセット (CCSID 37) の間で変換する場合

set MFCODESET=002504E4