この Readme には、Micro Focus® Enterprise Developer に関する情報が記述されています。
Enterprise Developer は IBMメインフレームアプリケーションの開発のための最も先進的でモダンな環境を提供し、 COBOL (Enterprise COBOL, COBOL for 390, COBOL for MVS, VS COBOL/2など), JCL (JES2, JES3, VSE), CICS/ESA, IMS DB/DC をサポートします。
Micro Focus Enterprise Developer for Windows は次の製品で構成されています。
この Readme には製品ヘルプに記載がない情報が含まれている場合があります。 製品をインストールする前に、Readme 全体を必ずご一読ください。
この Readme は、次の項で構成されています。
次のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があります。
Microsoft Visual Studio のコンポーネントの選択については後続のセクションを参照してください。
Visual Studio インストーラーを使用すると、ワークロードとコンポーネントを選択することにより、開発の手法に応じた必要なものだけをインストールすることができます。 たとえば、.NET デスクトップ開発、ASP.NET と Web 開発、または C++ によるデスクトップ開発など、各開発で必要なコンポーネントを選択できます。
任意で選択する各種のワークロードやコンポーネントは、特定の種類のアプリケーションやタスクでのみ必要です:
Visual Studio の機能でインストール時に選択されていないものがある場合、その機能やプロジェクト テンプレートは、使用できません。 インストールされていない機能は、次のいずれかの方法で追加インストールできます:
入力した文字列に一致するすべての機能がドロップダウンリストが表示されます。 インストールされていない機能に対しては、インストール オプションが表示されます。
インストーラの指示に従って不足している機能をインストールしてください。
また、Visual Studio を使用している際、Micro Focus プロジェクト テンプレートで必要な Visual Studio 機能がインストールされていない場合は、情報バーにその機能のインストール手順が表示されます。
デフォルトでは、製品をインストールすると、最新バージョンの Microsoft Windows 10 SDK と Microsoft Build Tools for Visual Studio 2017 が既定の場所にインストールされます。
これらのパッケージの他のバージョンを使用する必要がある場合、または、デフォルト以外の場所にインストールされているパッケージを使用する必要がある場合は、 インストール後に cblms コマンドライン ユーティリティを使って構成します。詳細については、Microsoft Build Tools および Windows SDK パッケージの管理を 参照してください。
サポートされるソフトウェアの詳細については、「ソフトウェア要件」および「追加のソフトウェア要件」を参照してください。
ソフトウェア | 要件 |
統合開発環境 | Visual Studio 2017 (サポートされる最も古いバージョン: 15.9.4) |
Visual Studio 2019 (サポートされる最も古いバージョン: 16.4) | |
.NET framework, .NET Core | サポートされるすべての .NET Framework のバージョン |
.NET Core 3.1 | |
Java アプリケーション サーバー | Tomcat 9.0.x |
JBoss EAP 7.1.x ( ここで JCA の場合、x >= 4 )、7.2.x | |
Oracle WebLogic 12.2.1 | |
IBM WebSphere 9.0 および Liberty 19.0.0.x (ここで JVM COBOL の場合、 x >= 12 ) | |
リレーショナル データベース | Oracle 18c および 19c |
Microsoft SQL Server 2014, 2016, 2017, 2019 | |
IBM DB2 LUW 10.5, 11.1, 11.5 | |
EDB PostgreSQL 10.x (ここで x >= 5)、11.x | |
MySQL 5.7 | |
ミドルウェア | IBM MQ WebSphere 8.0 |
Enterprise Developerを使用して.NET Coreで使用するCOBOLアプリケーションをビルドするには、.NET Core SDK 3.1をインストールしておく必要があります。 Visual Studioの「.NET Core クロスプラットフォーム開発」ワークロードをインストールすると、.NET Core SDK 3.1がインストールされます。
.NET Coreで使用するCOBOLアプリケーションの開発および公開をおこなうには、Visual Studio 2019 のバージョン16.4以降を使用する必要があります。
さらに .NET Core SDK が必要です。もしインストールしていない場合は、Visual Studio の「.NET Core クロスプラットフォーム開発」ワークロードを選択してインストールするか、 Enterprise Developer をインストール後に、Visual Studio のメニュー [Micro Focus 製品ヘルプ > 不足している機能のインストール > .NET Core 開発]をクリックしてインストールします。
Interface Mapping Toolkit で生成された EJB の配置する場合の Java EE のサポートは次の通りです:
アプリケーション サーバー | JDK バージョン(ベンダー) | Java EE | COBOL RA | CICS RA および ECI |
JBoss EAP 7.1.x ( ここで JCA の場合、x >= 4 )、7.2.x | 1.8 (Oracle) 1.8 (AdoptOpenJDK) |
7 | X | X |
Oracle WebLogic 12.2.1 | 1.8 (Oracle) | 7 | X | |
IBM WebSphere 9.0 および Liberty 19.0.0.x ( ここで JVM COBOL の場合、x>=12 ) | 1.8 (IBM) | 7 | X | X *1 |
Tomcat 9.0.x *2 | 1.8 (AdoptOpenJDK) |
*1 CICS RA および ECI は、IBM WebSphere 9.0 でのみサポートされます。
*2 Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。 Micro Focus の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。 Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。
使用する JDK はお使いのアプリケーション サーバー のドキュメントで確認してください。JDK は次の目的に使用されます:
JDK をインストールした後、Java 環境をセットアップする必要があります。
CICS Web サービスを使うには、最初に IBM の CCSID の変換テーブルがインストールされている必要があります。詳細については CCSID Conversion Tables を参照してください。
Enterprise Developer コマンドプロンプトからコード分析を行うには Apache Ant が必要です。 Apache Ant はApache ウェブサイトからダウンロードできます。
JVM COBOL コードの実行やネイティブ COBOL と Java の相互運用機能の使用では、Java 8(32ビットまたは64ビット)および Java 11(64ビットのみ)がサポートされます。 推奨される最小バージョンは AdoptOpenJDK の OpenJDK 8 (u202) with Hotspot です。 デフォルトインストールの際、このバージョンの Java がインストールされます。 AdoptOpenJDK の OpenJDK 8 with Hotspot は、AdoptOpenJDK のサイト からダウンロード して、マシン上の任意のディレクトリにインストールできます。 ビルド済のバイナリの圧縮ファイルの場合は、適切な場所に解凍してから、解凍先のディレクトリ内の bin ディレクトリのパスを PATH 環境変数の先頭に追加すれば使用することができます。 また、インストーラ形式の場合は、インストーラ実行時に、環境変数の設定を選択してインストールすることが可能です。
COBSQL アプリケーションを配布する前に、配布先環境において、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。
機能/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X |
Oracle の XA スイッチモジュールは、COBSQL (Pro*COBOL) 用のものが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。
COBSQLは次のデータベース プリプロセッサをサポートします:
x86 および x86-64プラットフォーム 上で Oracle で使用するため COBSQL でコンパイルする場合、COBSQL 指令 NOMAKESYN を使用しないでください。 この指令があると COMP ホスト変数が有効になり、 これらは、Intel プラットフォーム上では、Oracle 側が期待するネイティブのバイトオーダと互換性がないためです。
このバージョンでは、COBSQL は Oracle 18c および 19c でテストされています。
HCO for DB2 LUW アプリケーションを開発または配布する前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。
機能/プラットフォーム | ネイティブ COBOL 32 ビット | ネイティブ COBOL 64 ビット | PL/I 32 ビット | PL/I 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X | X | X |
DB2 の XA スイッチモジュールは、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で提供されており利用可能です。
HCO for DB2 LUW は次のデータベース プリプロセッサをサポートします:
Host Compatibility Option では次のいずれかのソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります:
このバージョンでは、HCO for DB2 LUW は 10.5、11.1 および 11.5 でテストされています。
HCOSS アプリケーションを開発または配布する前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。
機能/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X |
SQL Server 2014 またはそれ以降 と .NET Framework 4.x の SqlClient Data Provider
本番用マシンからアプリケーションをバインドしたい場合は、以下の追加のソフトウェアをインストールします:
このバージョンでは、HCO for SQL Server は SQL Server 2014、2016、2017 および 2019 でテストされています。
機能/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X |
MBDT ツールセットは OpenESQL アプリケーションにより構成されているもので、ODBC を使用するネイティブ コードです。詳細については データベース アクセス の OpenESQL を参照してください。
このバージョンでは、MBDT は以下でテストされています:
OpenESQL アプリケーションの開発や配布の前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。
機能/プラットフォーム | ネイティブ / .NET COBOL 32 ビット |
ネイティブ / .NET COBOL 64 ビット |
PL/I 32 ビット | PL/I 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X | X | X |
ODBC の 1 フェーズ・コミット、SQL Server および PostgreSQL (EAP:早期導入プログラム) のスイッチ モジュールが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。
Microsoft SQL Server 配下での COBOL ストアド プロシージャの開発と配置のための SQL CLR 統合機能を使うには、次のソフトウェアが必要です。 この機能は、SQL Server データベース プロジェクト テンプレートを使用して作成されたプロジェクトで使用できます。 このテンプレートは、Visual Studio の「ASP.NETとWeb開発」をインストールした後に使用可能になります。 (詳細は、「Visual Studio のインストールされていない機能の追加」を参照してください。
SQL Server データベース プロジェクト テンプレートのプロジェクトでは以下が必要です:
ターゲット | バージョン | Microsoft 推奨 | |
SQL Server 2014 またはそれ以降 | .NET Frameworks 4.x | CLR v4.0 ベース | .NET Framework 4.5.2 |
SQL Azure Database (option 1) | .NET Frameworks (2.0, 3.0, 3.5) | CLR v2.0 ベース | Microsoft の最新の推奨バージョンの .NET Framework を選択してください。 |
SQL Azure Database (option 2) | .NET Frameworks 4.x | CLR v4.0 ベース |
このバージョンでは OpenESQL は以下でテストされています:
注:Micro Focus は PostgreSQL および MySQL との互換性を提供しますが、 これらのオープンソース プロジェクトに対する直接的な貢献やサポートは行っておりません。これらの DBMS の機能に関するすべての問題は、オープンソース サポート ベンダーを通じて解決する必要があります。
次のサポートが将来のリリースで予定されています:
ネットワークサーバーから .NET COBOL アプリケーションを実行する場合、 サーバー側に Microsoft .NET Framework のバージョン 4.5.2 以降と Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージがインストールされている必要があります。
サービス インターフェイスの .NET クライアントの生成には、 Visual C++ が使用されますが、これは Visual Studio 2015 以降ではオプション機能です。 Visual Studio 2015 以降で開発する場合は、Visual Studio のカスタム インストールで Visual C++ を選択してインストールする必要があります。
機能/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X |
DSNREXX は OpenESQL アプリケーションとしてサポートされる ODBC を使用するネイティブ コードです。 追加のソフトウェア要件については、この ReadMe の「データベースアクセス - OpenESQL」を、 また、詳細については「DSNREXX サポート」を参照してください。
このバージョンでは、DSNREXX は以下でテストされています:
IBM WebSphere MQ version 7 またはそれ以降
次のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があります。
Eclipse の一部の以前のバージョンもサポートされています。 お使いのマシン上にインストールされている Eclipse の他のインスタンスに Enterprise Developer をインストールする場合は、 「Enterprise Developer の Eclipse の他のインスタンスへのインストール」を参照してください。
デフォルトでは、製品をインストールすると、最新バージョンの Microsoft Windows 10 SDK と Microsoft Build Tools for Visual Studio 2017 が既定の場所にインストールされます。
これらのパッケージの他のバージョンを使用する必要がある場合、または、デフォルト以外の場所にインストールされているパッケージを使用する必要がある場合は、 インストール後に cblms コマンドライン ユーティリティを使って構成します。詳細については、Microsoft Build Tools および Windows SDK パッケージの管理を 参照してください。
[ここからはじめよう > 製品情報 > 既知の問題点と制限事項 > Eclipse IDE > Java Support Considerations for Eclipse]
サポートされるソフトウェアの詳細については、「ソフトウェア要件」および「追加のソフトウェア要件」を参照してください。
ソフトウェア | 要件 |
統合開発環境 | Eclipse 4.8 - Enterprise Developer のセットアップ時にインストールされます。 |
Eclipse 4.7 もサポートされます。* | |
Java | Eclipseを実行するには64ビットの Java 8 が必要です。 |
アプリケーションを実行する場合、Java 8(32または64ビットバージョン)および 11(64ビットのみ)がサポートされます。 | |
Java アプリケーション サーバー | Tomcat 9.0.x |
JBoss EAP 7.1.x ( ここで JCA の場合、x >= 4 )、7.2.x | |
Oracle WebLogic 12.2.1 | |
IBM WebSphere 9.0 および Liberty 19.0.0.x (ここで JVM COBOL の場合、 x >= 12 ) | |
リレーショナル データベース | Oracle 18c および 19c |
Microsoft SQL Server 2014, 2016, 2017, 2019 | |
IBM DB2 LUW 10.5, 11.1, 11.5 | |
EDB PostgreSQL 10.x (ここで x >= 5)、11.x | |
MySQL 5.7 | |
ミドルウェア | IBM MQ WebSphere 8.0 |
* 「Enterprise Developer の Eclipse の他のインスタンスへのインストール」を参照してください。
次のアプリケーション サーバーは、次の JDK を使用してサポートされています:
アプリケーション サーバー | JDK バージョン(ベンダー) | コンテナ サポート バージョン |
Tomcat 9.0.X | 1.8 (AdoptOpenJDK) | Servlets 2.5 |
JBoss EAP 7.1.4 | 1.8 (Oracle) 1.8 (AdoptOpenJDK) |
Servlets 2.5 |
WebLogic 12.2.1 | 1.8 (Oracle) | Servlets 2.5 |
WebSphere 9.0 | 1.8 (IBM) | Servlets 2.5 |
Interface Mapping Toolkit で生成された EJB の配置する場合の Java EE のサポートは次の通りです:
アプリケーション サーバー | JDK バージョン(ベンダー) | Java EE | COBOL RA | CICS RA および ECI |
JBoss EAP 7.1.x ( ここで JCA の場合、x >= 4 )、7.2.x | 1.8 (Oracle) 1.8 (AdoptOpenJDK) |
7 | X | X |
Oracle WebLogic 12.2.1 | 1.8 (Oracle) | 7 | X | |
IBM WebSphere 9.0 および Liberty 19.0.0.x ( ここで JVM COBOL の場合、x>=12 ) | 1.8 (IBM) | 7 | X | X *1 |
Tomcat 9.0.x *2 | 1.8 (AdoptOpenJDK) |
*1 CICS RA および ECI は、IBM WebSphere 9.0 でのみサポートされます。
*2 Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。 Micro Focus の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。 Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。
使用する JDK はお使いのアプリケーション サーバー のドキュメントで確認してください。JDK は次の目的に使用されます:
JDK をインストールした後、Java 環境をセットアップする必要があります。
CICS Web サービスを使うには、最初に IBM の CCSID の変換テーブルがインストールされている必要があります。詳細については CCSID Conversion Tables を参照してください。
Enterprise Developer コマンドプロンプトからコード分析を行うには Apache Ant が必要です。 Apache Ant はApache ウェブサイトからダウンロードできます。
JVM COBOL コードの実行やネイティブ COBOL と Java の相互運用機能の使用では、Java 8(32ビットまたは64ビット)および Java 11(64ビットのみ)がサポートされます。 Eclipse IDE を実行するには、Java 8 (64ビット) が必要です。推奨される最小バージョンは AdoptOpenJDK の OpenJDK 8 (u202) with Hotspot です。 デフォルトインストールの際、このバージョンの Java がインストールされます。 AdoptOpenJDK の OpenJDK 8 with Hotspot は、AdoptOpenJDK のサイト からダウンロード して、マシン上の任意のディレクトリにインストールできます。 ビルド済のバイナリの圧縮ファイルの場合は、適切な場所に解凍してから、解凍先のディレクトリ内の bin ディレクトリのパスを PATH 環境変数の先頭に追加すれば使用することができます。 また、インストーラ形式の場合は、インストーラ実行時に、環境変数の設定を選択してインストールすることが可能です。
CTF Viewer には Microsoft .NET Framework 2.0 以降が必要です。Microsoft .NET のダウンロードサイトから入手できます。
COBSQL アプリケーションを配布する前に、配布先環境において、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。
機能/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X |
Oracle の XA スイッチモジュールは、COBSQL (Pro*COBOL) 用のものが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。
COBSQLは次のデータベース プリプロセッサをサポートします:
x86 および x86-64プラットフォーム 上で Oracle で使用するため COBSQL でコンパイルする場合、COBSQL 指令 NOMAKESYN を使用しないでください。 この指令があると COMP ホスト変数が有効になり、 これらは、Intel プラットフォーム上では、Oracle 側が期待するネイティブのバイトオーダと互換性がないためです。
このバージョンでは、COBSQL は Oracle 18c および 19c でテストされています。
HCO for DB2 LUW アプリケーションを開発または配布する前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。
機能/プラットフォーム | ネイティブ COBOL 32 ビット | ネイティブ COBOL 64 ビット | PL/I 32 ビット | PL/I 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X | X | X |
DB2 の XA スイッチモジュールは、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で提供されており利用可能です。
HCO for DB2 LUW は次のデータベース プリプロセッサをサポートします:
Host Compatibility Option では次のいずれかのソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります:
このバージョンでは、HCO for DB2 LUW は 10.5、11.1 および 11.5 でテストされています。
HCOSS アプリケーションを開発または配布する前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。
機能/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X |
本番用マシンからアプリケーションをバインドしたい場合は、以下の追加のソフトウェアをインストールします:
このバージョンでは、HCO for SQL Server は SQL Server 2014、2016、2017 および 2019 でテストされています。
機能/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X |
MBDT ツールセットは OpenESQL アプリケーションにより構成されているもので、ODBC を使用するネイティブ コードです。詳細については データベース アクセス の OpenESQL を参照してください。
このバージョンでは、MBDT は以下でテストされています:
OpenESQL アプリケーションの開発や配布の前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。
機能/プラットフォーム | ネイティブ / JVM COBOL 32 ビット |
ネイティブ / JVM COBOL 64 ビット |
PL/I 32 ビット | PL/I 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X | X | X |
ODBC の 1 フェーズ・コミット、SQL Server および PostgreSQL (EAP:早期導入プログラム) のスイッチ モジュールが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。
OpenESQL は、JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバーを使用した、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。 次の表は、テストされた DBMS と対応する JDBC ドライバーファイル名です:
テストされた DBMS バージョン | JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバー |
DB2 LUW 10.5
DB2 LUW 11.1 DB2 LUW 11.5 |
db2jcc4.jar (および db2jcc_license_cu.jar) |
Oracle 18c および 19c | ojdbc7.zip *1 |
Microsoft SQL Server 2014
Microsoft SQL Server 2016 Microsoft SQL Server 2017 Microsoft SQL Server 2019 |
sqljdbc4.jar *2 |
PostgreSQL 10.5 および 11.x | postgresql-42.0.0.jre7.jar |
*1 一部の Oracle JDBC ドライバーは、.jar ファイルではなく、.zip ファイルとして配布されています。 *2 Windowsプラットフォームでは、Windows認証を使用していない場合、追加のリソースは必要ありません。 4.0 以降のドライバーバージョンで Kerberos 認証を使用している場合は、統合認証を必要としない場合でも、ドライバーのマニュアルに記載されているように追加の構成を行う必要がある場合があります。 Linux および UNIX プラットフォームでは、追加のリソースは必要ありません。 |
JDBC DataSource オブジェクトを利用するには、JNDI サーバーをインストールして構成する必要があります。
このバージョンでは OpenESQL は以下でテストされています:
注:Micro Focus は PostgreSQL および MySQL との互換性を提供しますが、 これらのオープンソース プロジェクトに対する直接的な貢献やサポートは行っておりません。これらの DBMS の機能に関するすべての問題は、オープンソース サポート ベンダーを通じて解決する必要があります。
次のサポートが将来のリリースで予定されています:
機能/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X |
DSNREXX は OpenESQL アプリケーションとしてサポートされる ODBC を使用するネイティブ コードです。 追加のソフトウェア要件については、この ReadMe の「データベースアクセス - OpenESQL」を、 また、詳細については「DSNREXX サポート」を参照してください。
このバージョンでは、DSNREXX は以下でテストされています:
IBM WebSphere MQ バージョン 7以降
(Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いください。)
Enterprise Developer for Visual Studio 2017 の場合は、インストールファイル edvs2017_60.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。
Enterprise Developer for Visual Studio 2019 の場合は、インストールファイル edvs2019_60.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。
オフライン環境でのインストールについては以下を参照してください。
注:Visual Studio 2019 を使用する場合は、下記のコマンドラインのインストール ファイル名に、edvs2017_60.exe ではなく、edvs2019_60.exe を指定してください。
edvs2017_60.exe は、次の例に示す通り、複数のパラメータを指定して、インスール方法を選択することができます:
edvs2017_60.exe skipmstools=1
start /wait edvs2017_60.exe /q
start /wait edvs2017_60.exe /quiet InstallFolder=d:\otherdirectory
edvs2017_60.exe /?
今回のリリースは以前のリリースと共存できません。
この製品の以前のリリースがインストールされている場合は、まず、Micro Focus License Manager を除くすべての Enterprise Developer のコンポーネントを[スタート > コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール] でアンインストールを行ってから、このリリースをインストールしてください。
Enterprise Developer for Visual Studio 2017 の場合、 Windows タスクバーから [スタート > すべてのプログラム > Visual Studio 2017] をクリックすると製品が起動されます。
Enterprise Developer for Visual Studio 2019 の場合、 Windows タスクバーから [スタート > すべてのプログラム > Visual Studio 2019] をクリックすると製品が起動されます。
製品ヘルプの『ここからはじめよう!』および『製品情報』の項を参照してください。チュートリアルやデモ・プログラムなど、入門者向けの情報が記載されています。
Visual Studio は、複数のエディション (Professional、Enterprise または Community Edition) が提供されていて、 それらは同じマシン上で共存可能です。Enterprise Developer をインストールすると、セットアップにより、 プレビュー版を含むインストール済の Visual Studio のすべてのエディションにインストールされます。
Enterprise Developer のインストール後に別のエディションの Visual Studio をインストールした場合は、 Enterprise Developer のインストール ディレクトリにある MFVSIXINSTALL ユーティリティを使用して Enterprise Developer をそのエディションに追加インストールできます。
MFVSIXINSTALL
すべてのエディションの Visual Studio に Enterprise Developer をインストールするには:
VSIX インストーラー ユーティリティが起動します。このユーティリティで必要なすべてのコンポーネントを既存のエディションの Visual Studio のプラグインとして追加できます。
MFVSIXInstall.exe は、パラメータを指定して コマンドラインで実行できます。 たとえば、Enterprise Developer をすべてのエディションの Visual Studio からアンインストールするには、MFVSIXInstall -u を実行します。 指定可能なパラメータは、MFVSIXInstall -? で確認できます。
トラブルシューティング
MFVSIXInstall ユーティリティは Enterprise Developer を Visual Studio のプラグインとして追加する際の不具合の検証と解決に利用できます。 Enterprise Developer をインストールした後に Visual Studio に Enterprise Developer のプラグインが見つからない場合は、 前述のように MFVSIXInstall ユーティリティを実行します。 このユーティリティにより、検出された問題に関する情報が提供され、ほとんどの場合、Enterprise Developer のプラグインの追加に関する問題は修正されます。
この Enterprise Developer のプラグインの追加に関する問題は、Visual Studio のセットアップ自体に問題がある場合があります。 そのような場合は、Visual Studio インストーラーを使用する必要があります。 Visual Studio インストーラーを使って、潜在的な問題の検出や、Visual Studio IDE の修復、変更、またはアンインストールが可能です。
(Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いください。)
C:\Users\Public\Micro Focus\Enterprise Developer\eclipse ディレクトリに、 Micro Focus プラグインが既にインストールされている、Eclipse の完全版がインストールされます。 Eclipse のバージョンは4.8です。
ede_60.exe は、次の例に示す通り、複数のパラメータを指定して、インスール方法を選択することができます:
ede_60.exe skipmstools=1
start /wait ede_60.exe /q downloadmstools=<ディレクトリ>
ede_60.exe installmstools=<ディレクトリ>
start /wait ede_60.exe /quiet
start /wait ede_60.exe /quiet InstallFolder=d:\otherdirectory
start /wait ede_60.exe /quiet InstallFolder2=c:\EclipseInstallDirectory
ede_60.exe /?
Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Enterprise Developer > Enterprise Developer for Eclipse] をクリックすると製品が起動されます。
以前に同じワークスペースで Eclipse を使っていた場合、Eclipse パースペクティブの設定が製品のインストール後リセットされません。 新機能を使うには、インストール後に次の方法で対象のパースペクティブをリセットする必要があります:
警告やエラーが表示された場合は無視をします。
製品ヘルプの『ここからはじめよう!』および『製品情報』の項を参照してください。チュートリアルやデモ・プログラムなど、入門者向けの情報が記載されています。
Enterprise Developer は 64ビットの Eclipse 4.8 で出荷されます。インストール後に、同じマシン上で利用可能な Eclipse の他のインスタンスに Enterprise Developer プラグインをインストールできます。 サポートされる Eclipse バージョンは、32ビットと64ビットの 4.7 および 4.8 です。
プラグインを他のインスタンスにインストールするために、 %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\installer に installeclipseplugins.bat という インストール ユーティリティが 提供されています。
使用方法は次の通りです:
installeclipseplugins -eclipse <EclipsePath> -version <version> [-cobdir <CobdirPath>] [-nosplash] [-installsubclipse]
パラメータの指定は次の通りです:
正常終了すると、"Installation of Eclipse update sites complete" というメッセージが出力されます。このメッセージが出力されず、エラー原因が不明である場合は、 Eclipse インスタンスのインストール ディレクトリの下の configuration ディレクトリにある最新のログファイル(.log ファイル)をみると、エラーの詳細情報を確認できる場合があります。
ユーティリティを実行すると、Enterprise Developer プラグインが指定したバージョンの Eclipse にインストールされます。
たとえば、c:\eclipse フォルダにある Eclipse 4.7 のインスタンスに Enterprise Developer をインストールする場合は、次のパラメータを使用してユーティリティを実行します:
installeclipseplugins -eclipse c:\eclipse -version 4.7 -nosplash
COBOL 開発環境における様々な操作や処理は、Microsoft が配布する Windows SDK パッケージおよび Microsoft Build Tools パッケージに含まれる 一部のファイルに依存します。
以下の場合は、Microsoft Windows SDK に依存します:
以下の場合は、Microsoft Build Tools に依存します:
標準インストールでは、利用可能な最新バージョンの Windows 10 SDK と Microsoft Build Tools for Visual Studio 2017 がダウンロードされ、既定の場所にインストールされます。
インターネットにアクセスできない環境で COBOL 製品のインストールをする場合は、 オフライン インストールを実行する前に、これらのパッケージをダウンロードし、 ネットワーク上のアクセス可能な場所に配置する必要があります。インストーラには、これらを実現するためのオプションが含まれています。downloadmstools を使用すると、必要なパッケージを指定するローカル ネットワークの場所にダウンロードできます。installmstools を使用すると、 ローカル ネットワークの場所からパッケージをオフラインでインストールできます。 (downloadmstools および installmstools は、Eclipse IDE のセットアップでのみ利用可能です。)
上記のいずれの機能も使用しない場合は、インストール オプション skipmstools=1 を使用して、 これらの Microsoft パッケージのダウンロードとインストールをスキップできます。
これらのインストール オプションの詳細は、インストール手順に記載されています。
製品のインストール後に、COBOL 環境で使用するために、ダウンロードおよびインストールされたパッケージのバージョンを構成することができます。 パッケージのバージョンは、Microsoft Build Tools & Windows SDK 構成ユーティリティを使用して表示できます。詳細は Microsoft Build Tools および Windows SDK パッケージの管理 に記載されています。 このユーティリティを使用すると、特定のパッケージを利用する必要がある場合に、ダウンロードしたパッケージやデフォルト以外の場所に保存されているパッケージの代わりに、 代替バージョンを指定することもできます。
COBOL 開発機能の多くは、Microsoft Build Tools および Windows SDK パッケージに 依存しています。デフォルトでは、インストーラが、これらのパッケージをダウンロードし、既定の場所に インストールします。その後、インストーラは、ダウンロードしたバージョンに応じて COBOL 環境を 設定します。
インストール後は、Microsoft Build Tools & Windows SDK 構成ユーティリティ (cblms) を使用して、 使用中のバージョンを確認したり、標準以外のバージョンを使用する必要がある場合に COBOL 環境を構成することが 可能です。
たとえば、ある種類のプロジェクト (例: .NET Core) では、既定でインストールされるバージョン(Visual Studio 2017 バージョン)とは 異なるバージョンの Microsoft Build Tools (Visual Studio 2019 バージョン)が必要です。.NET Core の正しいバージョンが 既にインストールされている場合は、正しいパッケージを使用するように環境を更新するために、 製品のインストール後に cblms を実行します。
インストーラには、既定のパッケージのインストールをスキップするオプションとして、 skipmstools=1 があります。ただし、このオプションによりパッケージは両方ともスキップされるので、このオプションを使用する場合は、 必要なパッケージが既に存在しているかを確認してください。必要なパッケージの詳細については、 Microsoft パッケージへの依存 を参照してください。
cblms コマンドライン ユーティリティを使用して、COBOL 環境で有効なパッケージ バージョンの表示および設定をおこないます。
cblms <オプション>
<オプション> は以下のいずれかです:
<ms-pkg> | <ms-pkg> は、Microsoft SDK の場合は S または SDK、Microsoft Build Tools の場合は B または BT の いずれかです。 |
<path> | <path> は、パッケージ タイプの既定の場所にインストールされていない パッケージのパスです。 |
<version> | <version> は、最新バージョンが必要でない場合に更新の対象となるパッケージ バージョンです。
バージョンを指定する場合は、次の形式で指定する必要があります:
|
cblms -USDK:C:\WinSDK\10?10.0.17134.0
アンインストールするには、製品のインストール時に使用した時と同じユーザーIDでログインして Windows の以下のメニューを表示してから、アンインストールする Micro Focus 製品を選択してアンインストールします。
[スタート > コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール]
それぞれのコンポーネント名に対応するプログラムのアンインストール上の表示名は次の通りです。
また、 Micro Focus Enterprise Developer for Visual Studio の各 IDE のインストーラは、 Micro Focus Enterprise Developer for Visual Studio、Micro Focus Analysis Services Integration、Micro Focus Enterprise Server for .NET および Micro Focus License Manager を別々にインストールします。
Micro Focus License Manager は Micro Focus 製品コンポーネント共通で利用されるため、 上記の製品のアンインストール後に自動でアンインストールされることはありません。
Micro Focus 製品を使用する必要がなく、ライセンスも無効化済みである場合は、同様に プログラムのアンインストール から Micro Focus License Manager を選択してアンインストールすることができます。
さらに任意で必須ソフトウェアも削除できます。 必須ソフトウェアの削除手順については、各ソフトウェア・ベンダのマニュアルを参照してください。
いくつかのレジストリエントリがアンインストール時に除去されず、手動で削除する必要があります。
以下のフォルダが削除されない場合があります:
Enterprise Developer for Eclipse の機能の中には、X Window インストールを必要とするものがあります。そのため Micro Focus ViewNowX が製品に同梱されています。
ViewNowX をインストールするには、Enterprise Developer for Eclipse をインストール後に、以下を実行します。
ViewNowX を使用するには、クライアント・マシンに Microsoft Visual C++ 2008 SP1 Redistributable Package (x86) がインストールされている必要があります。 インストールされていない場合は、ViewNowX インストールにより、パッケージをダウンロードするためのリンクが表示されます。
詳細については、RDBMS ベンダのマニュアルを参照してください。
それには、コマンド・ラインで次のコマンドを実行します。
$COBDIR/src/oracle/set_cobopt_oracle COBOPT=$PWD/cobopt.ora export COBOPT
製品には、統合開発環境 Visual Studio および Eclipse を使用してアプリケーションを作成できる開発用の2個のライセンスが提供されています。
製品のライセンスを有効にするには、製品のインストール後、認証コード(Authorization Code)を使用して、次の手順を実行します。
認証コード(Authorization Code)は、16桁の英数字からなる文字列です。
これは、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されています。
Visual Studio の場合は 『Product Detail: Enterprise Developer for VS 』で始まる項に記載されているコードを使用します。
Eclipse の場合は 『Product Detail: Enterprise Developer for Eclipse 』で始まる項に記載されているコードを使用します。
[Micro Focus ライセンスシステムの管理]のダイアログ・ボックスが表示されます。
ライセンスのサイレントインストールをおこなう場合は、製品のインストール後に、以下のコマンドを実行してください。 (表示上の理由により複数行になっていますが、1行にして実行してください。)
start /wait "" "C:\Program Files (x86)\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool" -term activate 認証コード
インターネット環境へのアクセスがないために、マニュアル認証をおこなう場合にライセンス文字列が含まれているファイルを使用する場合は次のコマンドを実行してください。
start /wait "" "C:\Program Files (x86)\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool" -term install -f ファイル名
ライセンス・ポリシーの内容または必要なライセンスの種類がわからない場合は、システム管理者または製品の購入元に連絡し、有効なライセンスを取得してください。
該当する製品ヘルプの『製品情報』のトピック『既知の問題点と制限事項』を参照してください。また、次の注意事項があります。
設定された内容は正常に反映されます。この表示上の不具合は、6.0 Patch Update 2 での改修が予定されています。
working-storage section. 01 fn pic x comp-x value 18. 01 md pic x comp-x value 1. procedure division. call x"a7" using fn md.
日本語版 Windows 上において、日本語を DISPLAY するプログラムを GUI の実行可能ファイルで実行すると、正しく表示されない不具合があります。
(INT・GNT 形式やキャラクターベースの実行可能ファイル形式ではこの不具合は発生しません。)
以下のいずれかのコーディングにより、この不具合を回避することができます。
o 手続き文の先頭に以下の DISPLAY 文を追加する。
PROCEDURE DIVISION. DISPLAY SPACE UPON CRT.
o 以下のコードをプログラムの冒頭に追加する。
working-storage section. 01 fn pic x comp-x value 18. 01 md pic x comp-x value 1. procedure division. call x"a7" using fn md.
このセクションは障害改修のリストです。
該当のリリースがない場合は、準備中です。その場合は、利用可能な最新リリースのリンクや 下記の英語版のマニュアル、もしくは、英語版のオンラインマニュアルをご利用ください。
Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Enterprise Developer > ドキュメント - Visual Studio 2017]をクリックします。
Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Enterprise Developer > ドキュメント - Visual Studio 2019]をクリックします。
該当のリリースがない場合は、準備中です。その場合は、利用可能な最新リリースのリンクや 下記の英語版のマニュアル、もしくは、英語版のオンラインマニュアルをご利用ください。
Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Enterprise Developer > ドキュメント - Eclipse] をクリックします。
以前のバージョンで提供されていた Dialog System AddPack は非推奨の機能となり、3.0 以降、この AddPack はなくなります。
この AddPack の機能である Dialog System の GUI および ランタイム コンポーネントは Enterprise Developer for Visual Studio の一部としてインストールされ、また、Dialog System のランタイム コンポーネントは、Enterprise Server の一部としてインストールされます。
これらは下位互換性のためにのみ提供されており、新規開発で使用することは推奨されません。
以前のバージョンの Dialog System AddPack がインストールされている環境では、AddPack をアンインストールしてから、3.0 の Enterprise Developer for Visual Studio や Enterprise Server をインストールする必要があります。
2.3 Update 1 から Visual Studio の IntelliSense コード スニペットの Code 要素 の Kind 属性の値が Microsoft のデフォルト値(method body、method decl、type decl、file、および any) から COBOL 言語構文に特化したカスタム値に変更されました。
2.3 Update 1 以降では以下の Kind 属性の値が実装されています:
この機能拡張により、2.3 以前のバージョンのコード スニペットのフォルダを 2.3 Update 1 以降の環境にそのままコピーしても利用できません。
この場合、2.3 以前のバージョンの Kind 属性定義は COBOL のコードに対して無効なので、上記の有効な値に変更します。
また、Kind 属性自体を削除すれば、2.3 以前のバージョンと 2.3 Update 1 以降バージョンの開発環境でスニペットを共有することが可能です。
Windows 環境の情報取得用のツール MFSupportInfo.exe がバージョン 2.3 から同名の新しいツールに変更されました。 この変更により以前のツールで Windows Server 2012 の OS 情報が正しく取得されない不具合が改修されています。
このツールは Windows 環境で使用する Micro Focus 製品の不具合の発生時に環境情報を取得するものです。
サポート窓口への問い合わせの際、Micro Focus のサポート担当から、環境情報の取得の依頼があった場合に、このツールを使って、情報を取得してサポート窓口に E メールに添付して提出する必要があります。
MFSupportInfo_Log_MachineName_YYYY-MM-DD_HH-MMSS.zip
JES000058E JES validation - Product requires new spool control files. Run spool conversion utility, splconv, to create them.
バージョン 3.0 から、性能向上のために、JES スプール リポジトリのファイル構造がアップグレードされました。 3.0 以前のバージョンで作成された JES のリージョンでは、JES にジョブをサブミットする前にスプール変換ユーティリティを実行する必要があります。 バージョン 3.0 以降で新しく作成されたリージョンは自動的に新しいスプール ファイルを使用するように設定されます。
既存のスプール ファイルの情報は、以下に記載されている方法により、新システムで使用される一連の新しいファイルに変換されます。 新システムへの移行によりデータが失われる可能性はありません。
ハウスキーピング タスクの実行性能が大幅に改善されるほか、次のような利点があげられます:
Unix/Linux 製品の場合は、以下を実行して環境変数を設定します。
. インストール ルート/bin/cobsetenv
変数 | 説明 |
---|---|
MFSYSCAT |
現在の JES カタログの場所と名前。必須項目です。 複数のカタログファイルが使用されている場合(1個以上のユーザー カタログが定義されている場合)、 この環境変数は、JES スプール データセットがカタログされているカタログを指している必要があります。 |
MVSSPOOLDIR | 現在の JES スプール ファイルの場所。JES カタログの場所と異なる場合にのみ必須です。 |
NEWSPOOLDIR | 出力先の JES スプール ファイル(変換する場合は SPL* ファイル、元に戻す場合は旧フォーマットのスプールファイル)の場所。 出力先として、出力元のスプールファイルと異なる場所を指定する場合にのみ必須です。 |
MFSYSCAT_ERRS |
変換処理によるカタログエラーの最大許容数。これは任意で、デフォルト値は 100 です。 最大許容数を超えると、以下のエラーが表示されます: MVSCATIO Error limit exceeded = nnnn(ここで nnnn はエラー数です。) |
変換プロセスが実行され、変換されたファイルとレコードの詳細が画面に表示されます。
JES000058E JES validation - Product requires new spool control files. Run spool conversion utility, splconv, to create them.
バージョン 3.0 で使用するために変換または、作成された Enterprise Server の JES リージョンは、この製品の 3.0 より以前のバージョンとは互換性がありません。 この製品の 3.0 より以前のバージョンにダウングレードする場合、古い JES スプール リポジトリに戻す必要があります。
この製品の 3.0 より以前のバージョンで JES 機能を利用するリージョンを使用する場合は、以下をおこないます:
元に戻す処理が実行され、変換されたファイルとレコードの詳細が画面に表示されます。 3.0 より以前のバージョンで対象の JES リージョンを使用することができます。
以下の Windows OS 再起動時に記録されるイベントログは、Windows サービスとして登録される Micro Focus Directory Server サービス(サービス名:mf_CCITCP2)に関するものです。
これは、該当のサービスが外的要因によって強制終了されたことを意味するものですが、OS シャットダウンによるサービスの中断を強制終了とみなしているためであり製品の機能の不具合を意味するものではありません。
Micro Focus Directory Server サービスの停止は、Windows サービスの管理画面からの明示的な停止や net stop コマンドを使って停止している場合、エラーや警告として記録されません。 OS シャットダウンによるサービス停止は外部からの強制終了とみなされ、エラーや警告のイベントとして記録されます。この場合のエラーや警告は無視して問題ありません。
このサービスは Enterprise Server 機能や、Fileshare 機能を利用している場合に、 必要なものですが、Enterprise Server 機能を利用していない場合は、不要なサービスであるため、Windows サービスの管理画面から該当のサービスを無効にするか手動起動に変更してください。
以下の Windows OS 起動時に記録されるイベントログは、Windows サービスとして登録される Micro Focus SEE Monitor に関するものです。
このサービスは、Enterprise Server for .NET で使用されるサービスです。
Enterprise Server for .NET コンポーネントを含む製品のインストール時にデフォルトでインストールされ、自動起動が設定されますが、通常は使用されないため、悪影響はありません。 (このコンポーネントは、[コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール]画面で「Micro Focus Enterprise Server for .NET」と表示されるものです。この表示がない場合は、このサービスはインストールされません。)
このエラーイベントの記録を抑止する場合は、次の3個のサービスを無効にするか手動起動に変更してください。
次の機能はサポートされなくなりました:
この変更は、この製品のバージョン 3.0 以降に適用されます。
本ソフトウェアは、いかなる保証もなしに「現状有姿」で提供されます。Micro Focus は、市場性または特定の目的への適合性に関する保証を含む明示的または黙示的保証を一切否認します。Micro Focus またはそのサプライヤは、直接的、間接的、付随的、結果的、営業利益的、または特別な損害を含むいかなる損害に関して、たとえ事前にそのような損害の可能性を通知されていたとしても、一切の責任を負わないものとします。一部の州では、結果的または付随的な損害の責任の除外または制限を許可していないため、上述の制限が適用されない可能性があります。
Micro Focus は登録商標です。
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この製品にはカーネギーメロン大学 Computing Services (http://www.cmu.edu/computing/) が開発したソフトウェアが含まれています。