Micro Focus Enterprise Developer for Linux and Unix の Readme

この Readme には、Micro Focus® Enterprise Developer for Linux and Unix に関する情報が記述されています。

Enterprise Developer は IBMメインフレームアプリケーションの開発のための最も先進的でモダンな環境を提供し、 COBOL (Enterprise COBOL, COBOL for 390, COBOL for MVS, VS COBOL/2など), JCL (JES2, JES3, VSE), CICS/ESA, IMS DB/DC をサポートします。

Micro Focus Enterprise Developer for Linux and Unix パッケージは次の製品で構成されています。



この Readme には製品ヘルプに記載がない情報が含まれている場合があります。 製品をインストールする前に、Readme 全体を必ずご一読ください。

この Readme は、次の項で構成されています。


注: Micro Focus は、ウェブ・サイトの内容またはそのリンク先サイトの内容について責任を負いません。ウェブ・サイトは本質的に短期間で変更される可能性があります。したがって、リンクを最新の状態に保つように努力していますが、必ず期待どおりに機能することを保証することはできません。

システム要件 - Enterprise Developer for Eclipse

上へ戻る

ハードウェア要件
オペレーティング・システム:
  • Windows 7
  • Windows 8、Windows 8.1
  • Windows 10
  • Windows Server 2008 R2 SP1
  • Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2016
注: Enterprise Developer は、64ビット Windows プラットフォームでのみ完全にインストールされます。

詳細については、下記の「ソフトウェア要件」の「Eclipse 関連の要件」を参照してください。

推奨メモリ(RAM):
4 GB (最低 2 GB)
ディスク領域:
Sentinel RMS ライセンス・サーバ - 75MB
Enterprise Developer - 3.5 GB (注:このディスクサイズには、Enterprise Developer セットアップファイルと一緒に提供される Eclipse IDE、Java および .NET Framework のサイズが含まれます。 さらに、インストールイメージがない場合にもインストールの変更を可能にするためにローカルに情報をキャッシュしておくのに必要なスペースも含まれます。)
ソフトウェア要件

注: この製品には OpenSSL 1.0.2j が含まれています。デフォルトではインストールされません。

次のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があります。

Eclipse 関連の要件:
  • インストールにより Enterprise Developer と 64 ビットの Eclipse 4.6.0 がインストールされます。

    Eclipse の 4.6 以前の一部のバージョンもサポートされています。 お使いのマシン上にインストールされている Eclipse の他のインスタンスに Enterprise Developer をインストールする場合は、 「Enterprise Developer の Eclipse の他のインスタンスへのインストール」を参照してください。

    注: Enterprise Developer を 32 ビットの Eclipse 4.5 や 4.6 にインストールする場合は、次の手順で Eclipse IDE for Java EE Developers パッケージ(32ビット) に Eclipse Target Management プラグインをインストールする必要があります:
    1. お使いの Eclipse の[ヘルプ > 新規ソフトウェアのインストール...]をクリックして新しいリポジトリとして http://download.eclipse.org/tm/updates/4.0 を追加します。
    2. [RSE 3.8 Main Features]を展開して[RSE Terminals UI (Deprecated)] をチェックしてプラグインのインストールを最後まで行います。
  • Enterprise Developer は、64ビット Windows プラットフォームでのみ完全にインストールされます。 32 ビット Windows では、64ビットの Java JRE と Eclipse IDE がインストールされません。

    32 ビット Windows で使用する場合は、32 ビットの Eclipse および Eclipse に対応する Java JRE をインストールしてから、プラグインをインストールする必要があります。

    Eclipse のサポート バージョンおよびプラグインのインストール手順については、 「Enterprise Developer の Eclipse の他のインスタンスへのインストール」を参照してください。

  • Enterprise Developer は、32ビットと64ビットの Eclipse をサポートしています。64ビット Eclipse で 32ビット・64ビット両方のアプリケーションを作成できます。
その他のソフトウェア要件:
  • Eclipse IDE を実行するには、64ビットの Java 1.8.92 またはそれ以上が必要です。 JVM COBOL コードの実行やネーティブ COBOL と Java の相互運用機能の使用では、Java 7 および 8(32ビットまたは64ビット バージョン)がサポートされます。 Oracle Java EE は、www.oracle.com からダウンロードして、マシン上の任意のディレクトリにインストールできます。
    注: セットアップは、デフォルトで64ビットの Java 8 をインストールします。Java 7 がインストール済みで、64ビットの Java 8 をインストールしたくない場合は、コマンドラインオプション skipjre=1 を指定してセットアップを実行して製品をインストールします。
  • Enterprise Developer では、以下の Java のインストールが必要です:
    • 32ビット Eclipse の場合は、32ビットの Java のインストール
    • 64ビット Eclipse の場合は、64ビットの Java のインストール
  • セットアップにより .NET Framework v4.5.2 および Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージも必須ソフトウェアとしてインストールされます。
  • Eclipse IDE および Java に関する注意事項については、製品マニュアルの以下の項目を確認してください。

    [ここからはじめよう > 製品情報 > 既知の問題点と制限事項 > Eclipse IDE > Java Support Considerations for Eclipse]

  • リモート開発で使用する場合、Linux/Unix 側の環境には、xterm がインストールされている必要があります。 xterm は、X Window System のターミナル エミュレータで、お使いの Linux/Unix の機能として含まれていますが、デフォルトではインストールされません。 インストールするには、お使いの Linux/Unix のインストールメディアからインストールしてください。
追加のソフトウェア要件
製品の一部の機能を活用するには、事前インストールの必要なソフトウェアに加えて サードパーティ製のソフトウェアを入手して追加インストールする必要がある場合があります。 以下は、各機能で必要なサードパーティ ソフトウェアに関する情報です。
  • JVM COBOL の アプリケーション サーバーのサポート

    次のアプリケーション サーバーは、次の JDK を使用してサポートされています:

    アプリケーション サーバー JDK バージョン コンテナ サポート バージョン
    Tomcat 7.0.39 1.7 Servlets 2.5
    JBoss 7.1.1 1.7 Servlets 2.5
    WebLogic 12.1.1 1.7 Servlets 2.5
    WebSphere 8.5 1.7 Servlets 2.5

    注:Oracle の JDK が必要です。 サポートされる Oracle JDK 1.7 の最も初期のリリースは 1.7.027 です。Oracle JDK は Oracle の Web サイトからダウンロードできます。

    アプリケーションサーバー自体が Oracle の Java をサポートしない場合は、アプリケーションサーバーがサポートする JRE 1.7 を利用して実行します。

  • Enterprise Server のアプリケーション サーバー JCA サポート

    制限事項: この項目は、 Enterprise Server 機能にのみ適用されます。

    Interface Mapping Toolkit で生成された EJB の配置する場合の Java EE 5 および Java EE 6 のサポートは次の通りです:

    • Java EE 5 には、EJB 3.0 および Java Connector Architecture 1.5 のサポートが含まれます。
    • Java EE 6 には、EJB 3.1 および Java Connector Architecture 1.6 のサポートが含まれます。
    次の Java アプリケーション・サーバは、下記の JDK を使用してサポートされます。:

    J2EE アプリケーション サーバー JDK (ベンダ) Java EE COBOL RA CICS RA
    JBoss 5.1.0 1.5/1.6 (Oracle) 5 X
    JBoss 6.1.0 1.6 (Oracle) 6 X
    JBoss 7.1.1 1.6, 1.7 (Oracle) 6 X X
    JBoss EAP 6.4 (AS 7.5) 1.6, 1.7 (Oracle) 6 X X
    Oracle WebLogic 10.3.5 1.6 (Oracle) 5 X
    Oracle WebLogic 12.1.1 1.6/1.7 (Oracle) 6 X
    IBM WebSphere 7.0 1.5 (IBM) 5 X
    IBM WebSphere 8.0 1.6 (IBM) 6 X
    IBM WebSphere 8.5 1.6/1.7 (IBM) 6 X X

    使用する JDK はお使いのアプリケーション サーバー のドキュメントで確認してください。JDK は次の目的に使用されます:

    • アプリケーションサーバーを起動
    • Interface Mapping Toolkit または imtkmake コマンドによって生成されたEJBやサーブレットをコンパイル

    JDK をインストールした後、Java 環境をセットアップする必要があります。

  • CICS Web サービス

    CICS Web サービスを使うには、最初に IBM の CCSID の変換テーブルがインストールされている必要があります。詳細については Install and Configure CCSID Conversion Tables を参照してください。

  • コード分析

    Enterprise Developer コマンドプロンプトからコード分析を行うには Apache Ant が必要です。 Apache Ant はApache ウェブサイトからダウンロードできます。

  • Java Development Kit (JDK)

    ネーティブ COBOL と Java 相互運用 - Eclipse IDE の実行、 COBOL JVM コードの実行、および ネーティブ COBOL と Java 相互運用において、 Oracle の Java Platform, Standard Edition (Java SE) 7 や Java 8 が必要です。 セットアップにより64ビットの Java 8 U102 がインストールされます。 Oracle のサイトからダウンロード可能です。

  • 統合化トレース機能 (CTF)

    CTF Viewer には Microsoft .NET Framework 2.0 以降が必要です。Microsoft .NET のダウンロードサイトから入手できます。

    注: セットアップにより、.NET Framework 4.5.2 がインストールされます。
  • データベースアクセス - COBSQL (Pro*COBOL)

    COBSQL アプリケーションを配布する前に、配布先環境において、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。

    注: COBSQL (Pro*COBOL) はネーティブ COBOL でのみサポートされています。
    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム 32 ビット 64 ビット
      x86-64 Windows X X
    • XA スイッチ モジュール

      Oracle の XA スイッチモジュールは、COBSQL (Pro*COBOL) 用のものが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。

    • プリプロセッサ

      COBSQLは次のデータベース プリプロセッサをサポートします:

      • Sybase Open Client Embedded SQL/COBOL Version 11.1 またはそれ以降
      • Oracle Pro*COBOL Version 11.2、12.1 および 12.2
      • Informix Embedded SQL/COBOL Version 7.3 またはそれ以降
    • コンパイル

      x86 および x86-64プラットフォーム 上で Oracle で使用するため COBSQL でコンパイルする場合、COBSQL 指令 NOMAKESYN を使用しないでください。 この指令があると COMP ホスト変数が有効になり、 これらは、Intel プラットフォーム上では、Oracle 側が期待するネーティブのバイトオーダと互換性がないためです。

    • テスト

      このバージョンでは、COBSQL は Oracle 11.2、12.1 および 12.2 でテストされています。

  • データベースアクセス - HCO for DB2 LUW

    HCO for DB2 LUW アプリケーションを開発または配布する前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。

    注: HCO for DB2 LUW はネーティブ COBOL でのみサポートされています。
    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム ネーティブ COBOL 32 ビット ネーティブ COBOL 64 ビット PL/I 32 ビット PL/I 64 ビット
      x86-64 Windows X X X X
    • XA スイッチ モジュール

      DB2 の XA スイッチモジュールは、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で提供されており利用可能です。

    • プリプロセッサ

      HCO for DB2 LUW は次のデータベース プリプロセッサをサポートします:

      • IBM DB2 LUW Version 9.7 またはそれ以降
      • IBM DB2 Connect Version 9.7 またはそれ以降
    • Host Compatibility Option (HCO)

      Host Compatibility Option では次のいずれかのソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります:

      • IBM DB2 Connect - Personal、Enterprisel、Application Server または Unlimited Edition
      • IBM DB2 LUW - Workgroup または Enterprise Server Edition(Advanced を含む)
      • IBM DB2 LUW - Express または Express-C Edition
      • IBM Data Server Client (DB2 LUW Server 製品がリモート環境にインストールされている場合)
    • テスト

      このバージョンでは、HCO for DB2 LUW は 9.7、10.1、10.5 および 11.1 でテストされています。

  • データベースアクセス - HCO for SQL Server (HCOSS)

    HCOSS アプリケーションを開発または配布する前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。

    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム 32 ビット 64 ビット
      x86-64 Windows X X
    • データベースの移行
      • SQL Server 2008 R2 またはそれ以降の任意のエディション
      • Microsoft .NET Framework 4.0
      • Microsoft OLE DB Provider for DB2 version 5.0 またはそれ以降
        注: メインフレームに接続するため OLE DB Provider の構成をおこなう必要があります。詳細については、Microsoft のドキュメントを参照してください。
      • メインフレーム DB2
      注:
      • サポートされるメインフレーム DB2 のバージョンは、現在 IBM がサポートしているもののみとなります。
      • ローカル マシン上でアプリケーションを開発していても、配置先アプリケーションがリモート マシン上の SQL Server データベースに接続する場合は、 以下の「ネーティブ アプリケーションの配置 > 本番用マシン」に記載されている要件に基づきリモート マシンを構成します。
    • ネーティブ アプリケーションの配置
      開発用マシン

      Enterprise Developer と次のいずれかの組み合わせをインストールします:

      • SQL Server 2008 R2 または SQL Server 2012 データベースの場合、SQL Server Native Client 10.x 以降
      • SQL Server 2008 R2 または SQL Server 2012 データベースの場合、SQL Server と Microsoft ODBC Driver 11.0 for SQL Server
      • SQL Server 2014 データベースの場合、SQL Server 2014 と Microsoft ODBC Driver 11.0 for SQL Server
      • SQL Server 2016 データベースの場合、SQL Server 2016 と Microsoft ODBC Driver 13.0 for SQL Server
      開発用 SQL Server マシン
      • SQL Server 2008 R2 またはそれ以降
        注: 開発用マシン上で共存できますが、共存は必須ではありません。
      本番用マシン
      • Enterprise Server または Enterprise Test Server
      • SQL Server 2008 R2 または SQL Server 2012 データベースの場合、SQL Server と Microsoft ODBC Driver 11.0 for SQL Server
      • SQL Server 2014 データベースの場合、SQL Server 2014 と Microsoft ODBC Driver 11.0 for SQL Server
      • SQL Server 2016 データベースの場合、SQL Server 2016 と Microsoft ODBC Driver 13.0 for SQL Server

      本番用マシンからアプリケーションをバインドしたい場合は、以下の追加のソフトウェアをインストールします:

      • Microsoft .NET 3.5 framework またはそれ以降
      • SQL Server 2008 R2 またはそれ以降の System CLR Types
      • SQL Server 2008 R2 またはそれ以降の Shared Management Objects
      本番用 SQL Server マシン
      • SQL Server 2008 R2 またはそれ以降
        注: 本番用マシン上で共存できますが、共存は必須ではありません。
    • テスト

      このバージョンでは、HCO for SQL Server は SQL Server 2008 R2、2012、2014 および 2016 でテストされています。

  • データベースアクセス - メインフレーム バッチ データベース ツール (MBDT)
    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム 32 ビット 64 ビット
      x86-64 Windows X X
    • OpenESQL

      MBDT ツールセットは OpenESQL アプリケーションにより構成されているもので、ODBC を使用するネーティブ コードです。詳細については データベース アクセスOpenESQL を参照してください。

    • テスト

      このバージョンでは、MBDT は以下でテストされています:

      • DB2 LUW 10.5
      • Oracle 12.1
      • SQL Server 2012
  • データベースアクセス - OpenESQL

    OpenESQL アプリケーションの開発や配布の前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。

    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム ネーティブ / JVM
      COBOL 32 ビット
      ネーティブ / JVM
      COBOL 64 ビット
      PL/I 32 ビット PL/I 64 ビット
      x86-64 Windows X X X X
    • XA スイッチ モジュール

      ODBC の 1 フェーズ・コミット スイッチ モジュールが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。

    • ネーティブ COBOL および PL/I
      • OpenESQL は、ODBC 3.0 準拠のドライバーを使用して、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。
      • 使用するドライバーが OpenESQL での使用に適しているかどうかを確認するには、そのドライバーのベンダーのマニュアルを参照してください。
    • JVM COBOL

      OpenESQL は、JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバーを使用した、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。 次の表は、テストされた DBMS と対応する JDBC ドライバーファイル名です:

      テストされた DBMS バージョン JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバー
      DB2 LUW 9.7

      DB2 LUW 10.1

      DB2 LUW 10.5

      DB2 LUW 11.1

      db2jcc4.jar (および
      db2jcc_license_cu.jar)
      Oracle 11.2

      Oracle 12.1

      ojdbc6.zip *1
      ojdbc7.zip *1
      Microsoft SQL Server 2008 R2

      Microsoft SQL Server 2012

      Microsoft SQL Server 2014

      Microsoft SQL Server 2016

      sqljdbc4.jar *2
      PostgreSQL 9.6 postgresql-42.0.0.jre7.jar
      *1 一部の Oracle JDBC ドライバーは、.jar ファイルではなく、.zip ファイルとして配布されています。

      *2 Windowsプラットフォームでは、Windows認証を使用していない場合、追加のリソースは必要ありません。 4.0 以降のドライバーバージョンで Kerberos 認証を使用している場合は、統合認証を必要としない場合でも、ドライバーのマニュアルに記載されているように追加の構成を行う必要がある場合があります。 Linux および UNIX プラットフォームでは、追加のリソースは必要ありません。

      JDBC DataSource オブジェクトを利用するには、JNDI サーバーをインストールして構成する必要があります。

      • Java アプリケーションサーバーを使用している場合、 DataSource オブジェクトを構成するために使用可能な JNDI サーバーが含まれています。構成手順は、アプリケーションサーバーの Java ドキュメントを確認してください。
      • Java アプリケーションサーバーを使用していない場合、もしくは、初期評価や開発用に、スタンドアロンの JNDI サーバー で DataSource オブジェクトを構成する場合、マニュアルの「Simple JNDI のインストールと構成」を参照してオープンソースの JNDI サーバー Simple-JNDI のダウンロード、インストール、構成方法について確認してください。

    • テスト

      このバージョンでは OpenESQL は以下でテストされています:

      • Oracle 11.2, 12.1
      • DB2 LUW 9.7, 10.1, 10.5, 11.1
      • SQL Server 2008 R2, 2012, 2014, 2016
      • EDB PostgreSQL 9.6
      • MySQL 5.7 (5.3 ODBC ドライバーのみ)

      注:Micro Focus は PostgreSQL および MySQL との互換性を提供しますが、 これらのオープンソース プロジェクトに対する直接的な貢献やサポートは行っておりません。これらの DBMS の機能に関するすべての問題は、オープンソース サポート ベンダーを通じて解決する必要があります。

  • JCL サポート - DSNREXX
    注: これはテクノロジープレビューとしての機能です。この新機能は、評価用であり、テストとそのフィードバックをいただくことを目的とするものです。 そのため、本番環境での使用のためのものではなく、その場合はサポートはされません。
    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム 32 ビット 64 ビット
      x86-64 Windows X X
    • OpenESQL

      DSNREXX は OpenESQL アプリケーションとしてサポートされる ODBC を使用するネーティブ コードです。 追加のソフトウェア要件については、この ReadMe の「データベースアクセス - OpenESQL」を、 また、詳細については「DSNREXX サポート」を参照してください。

    • テスト

      このバージョンでは、DSNREXX は以下でテストされています:

      • DB2 LUW 10.5
      • SQL Server 2012
  • WebSphere MQ

    IBM WebSphere MQ バージョン 7以降

他の製品コンポーネントとの共存

上へ戻る

注: 以下は、Windows の場合にのみ適用されます。
  • Enterprise Developer は Enterprise Server (または Enterprise Test Server/COBOL Server) と同一マシンで共存させることはできません。
  • Enterprise Developer は Visual COBOL と IDE の種類 (Visual Studio または Eclipse) に関わらず同一マシンで共存させることはできません。

システム要件 - Enterprise Developer Unix コンポーネント

上へ戻る

ハードウェア要件
オペレーティング・システム:
  • AIX 6.1, 7.1, 7.2 (Power) - 32/64-bit
  • HP-UX 11.31 (Itanium) - 32/64-bit
  • Oracle Linux 6.x, 7.x (intel) - 32/64-bit
  • Red Hat 6.x, 7.x (intel) 6.x, 7.x (390)- 32/64-bit / 7.x (Power) - 64bit
  • Solaris 10 11 (SPARC) - 32/64-bit
  • SUSE 11, 12 (intel) 11, 12 (390) - 32/64-bit / 12 (Power) - 64bit
注:PowerLinux を除き、64ビットオペレーティングシステムで64ビットおよび32ビットのアプリケーションを生成することができます。 PowerLinux は64ビットのみのサポートです。
ディスク領域:
プラットフォーム セットアップ ファイル サイズ インストールに必要なディスク容量 製品の実行に必要なディスク容量 Sentinel RMS ライセンスサーバー
POWER running AIX 513 MB 2.05 GB 1.03 GB 35 MB
HP IA 909 MB 3.64 GB 1.82 GB 66 MB
System Z running Red Hat Linux 409 MB 1.64 GB 818 MB 34 MB
x86-64 running Red Hat Linux 512 MB 2.05 GB 1.02 GB 44 MB
ppc64le running Red Hat Linux 301 MB 1.20 GB 602 MB 1 MB
SPARC running Solaris 519 MB 2.08 GB 1.04 GB 38 MB
System Z running SUSE SLES 415 MB 1.62 GB 829 MB 35 MB
x86-64 running SUSE SLES 519 MB 2.08 GB 1.04 GB 44 MB
ppc64le running SUSE SLES 271 MB 1.08 GB 542 MB 1 MB

ソフトウェア要件
注: この製品には OpenSSL 1.0.2j が含まれています。デフォルトではインストールされません。

次のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があります。

  • pax アーカイブユーティリティがセットアップの実行で使用されています。ほぼすべての Linux/Unix システムで提供されているものですが、もしない場合は、別途インストールする必要があります。インストールされているかを確認するには、コマンドプロンプトから pax --help または pax --version を実行します。
  • Red Hat および SUSE Linux の必須ライブラリ - 製品が正常にインストールされ動作するために、32ビットと64ビットの両方の OS 上で、以下の32ビットと64ビットの両方のライブラリがインストールされているかインストーラによりチェックされます。

    なお、64 ビット OS 上では 32 ビット ライブラリはデフォルトではインストールされないので、製品のインストールを実行する前に、選択してインストールする必要があります。

    ライブラリ 32 ビット ライブラリ名 64 ビット ライブラリ名 プラットフォーム
    s390 SUSE 11SUSE 12 Red Hat 6.xRed Hat 7.x
    glibcglibc-*.i686glibc-*.x86_64 glibc-*.s390 X X
    libgcclibgcc-*.i686libgcc-*.x86_64 libgcc-*.s390 X X
    libstdc++libstdc++-*.i686libstdc++-*.x86_64 libstdc++-*.s390 X X
    glibc-localeglibc-locale-32bitglibc-locale-2 X X
    glibc-develglibc-devel-*.i686glibc-devel-*.x86_64 glibc-devel-*.s390 X X
    elfutils-libelf *2elfutils-libelf.i386
    または elfutils-libelf.i686
    elfutils-libelf.x86-64 N/A X X
    libelf-devel *2elfutils-devel.i386
    または elfutils-devel.i686
    elfutilsdevel.x86-64 N/A X X
    libelf-devel *2libelf-devel-32bit-0.137-8.19libelf-devel-0.137-8.19 N/A X X
    libelf1 *2libelf1-32bit-0.137-8.19libelf1-0.137-8.19 N/A X X

    *1 core_on_error ランタイム変数を使用する場合には gdb が必要です。 gdb パッケージ(GNU プロジェクトデバッガ)はお使いの OS インストールメディアからインストールすることができます。

    *2 PL/I サポートで必要な OS ライブラリです。

    詳細情報については Red Hat 社のサイトをご確認ください。

  • Linux/Unix 環境に xterm がインストールされている必要があります。 xterm は、X Window System のターミナル エミュレータで、お使いの Linux/Unix の機能として含まれていますが、デフォルトではインストールされない場合があります。 インストールするには、お使いの Linux/Unix のインストールメディアからインストールしてください。
  • Oracle の Java Platform のバージョン 1.8.92 またはそれ以上が必要です。
  • COBOL JVM コードの実行やネーティブ COBOL と Java の相互運用機能の使用では、Java 7 および 8(32ビットまたは64ビット バージョン)がサポートされます。 Oracle Java EE は、www.oracle.com からダウンロードして、マシン上の任意のディレクトリにインストールできます。

    注:

    • AIX および System Z Linux 上では、IBM の JDK が必要です。 サポートされる IBM JDK の最も初期のリリースは 7.0 Service Refresh 8 です。IBM の AIX の JDK は IBM の Webサイトからを取得できます。
    • HP-UX 上では、HP-UX JDK が必要です。 サポートされる HP-UX JDK の最も初期のリリースは 7.0.11 です。 HP-UX Java JDK は HP の Webサイトからを取得できます。

    COBOL JVM コードを実行する場合、次の環境変数を設定する必要があります。

    • JAVA_HOME 環境変数を設定します。クライアント製品をインストールする場合は、この変数に Java インストールの場所を設定してください。 設定しない場合、インストールは終了します。
    • システムの PATH 変数に $JAVA_HOME/bin を追加します。
    • LANG 環境変数を設定します。これにより、ローカライズされたメッセージを選択します。LANG の設定は、英語および日本語のみをサポートします。
追加のソフトウェア要件
Enterprise Developer の一部の機能を活用するには、事前インストールの必要なソフトウェアに加えて サードパーティ製のソフトウェアを入手して追加インストールする必要がある場合があります。 以下は、各機能で必要なサードパーティ ソフトウェアに関する情報です。
  • Red Hat 6.x および Red Hat 7.x では、製品を使用する前に、以下の OS のパッケージをインストールする必要があります:
    • elfutils-libelf-*.i686 (*1)
    • elfutils-libelf-*.x86_64(*1)
    • gtk2-*.i686
    • gtk2-*.x86_64
    • gtk2-engines-*.i686
    • gtk2-engines-*.x86_64
    • libcanberra-gtk2-*.i686
    • libcanberra-gtk2-*.x86_64
    • libgnome-*.i686
    • libgnome-*.x86_64
    • libXtst-*.i686
    • libXtst-*.x86_64
    • PackageKit-gtk-module-*.i686
    • PackageKit-gtk-module-*.x86_64
    • webkitgtk-*.i686
    • webkitgtk-*.x86_64
    • xterm-*.i686
    • xterm-*.x86_64
    OS のパッケージのインストールに関しては、Red Hat 社のサイトをご確認ください。

    *1 PLI コンポーネントを利用する場合の必須パッケージです。このファイルはインストーラによりインストール済みであるかチェックされます。

  • JVM COBOL の アプリケーション サーバーのサポート

    次のアプリケーション サーバーは、次の JDK を使用してサポートされています:

    アプリケーション サーバー JDK バージョン コンテナ サポート バージョン
    Tomcat 7.0.39 1.7 Servlets 2.5
    JBoss 7.1.1 1.7 Servlets 2.5
    WebLogic 12.1.1 1.7 Servlets 2.5
    WebSphere 8.5 1.7 Servlets 2.5

    注:

    • AIX および System Z Linux 上では、IBM の JDK が必要です。 サポートされる IBM JDK 1.7 の最も初期のリリースは 7.0 Service Refresh 8 です。IBM の AIX の JDK は IBM の Webサイトからを取得できます。
    • HP-UX 上では、HP-UX JDK が必要です。 サポートされる HP-UX JDK 1.7 の最も初期のリリースは 7.0.11 です。 HP-UX Java JDK は HP の Web サイトからを取得できます。
    • 上記以外のすべてのプラットフォーム上では、Oracle の JDK が必要です。 サポートされる Oracle JDK 1.7 の最も初期のリリースは 1.7.027 です。Oracle JDK は Oracle の Web サイトからダウンロードできます。

      アプリケーションサーバー自体が Oracle の Java をサポートしない場合は、アプリケーションサーバーがサポートする JRE 1.7 を利用して実行します。

  • Enterprise Server のアプリケーション サーバー JCA サポート

    制限事項: この項目は、 Enterprise Server 機能にのみ適用されます。

    Interface Mapping Toolkit で生成された EJB の配置する場合の Java EE 5 および Java EE 6 のサポートは次の通りです:

    • Java EE 5 には、EJB 3.0 および Java Connector Architecture 1.5 のサポートが含まれます。
    • Java EE 6 には、EJB 3.1 および Java Connector Architecture 1.6 のサポートが含まれます。
    次の J2EE アプリケーション・サーバは、下記の JDK を使用してサポートされます。:

    J2EE アプリケーション サーバー JDK (ベンダ) Java EE
    JBoss 5.1.0 1.5/1.6 (Oracle) 5
    JBoss 6.1.0 1.6 (Oracle) 6
    JBoss 7.1.1 1.6, 1.7 (Oracle) 6
    JBoss EAP 6.4 (AS 7.5) 1.6, 1.7 (Oracle) 6
    Oracle WebLogic 10.3.5 1.6 (Oracle) 5
    Oracle WebLogic 12.1.1 1.6/1.7 (Oracle) 6
    IBM WebSphere 7.0 1.5 (IBM) 5
    IBM WebSphere 8.0 1.6 (IBM) 6
    IBM WebSphere 8.5 1.6/1.7 (IBM) 6
    IBM WebSphere 8.5.5 1.7 (IBM) 6
    これらのアプリケーション サーバー用の COBOL および CICS のリソースアダプタの利用可能な状況は、UNIXプラットフォーム間で異なります。 COBOL のリソースアダプタの各プラットフォームのサポート状況は次の表の通りです。 *(星印)のあるものは、CICS のリソースアダプタもサポートされていることを示します。
    機能/プラットフォーム JBoss 5.1.0 JBoss 6.1.0 JBoss 7.1.1 JBoss EAP 6.4 WebSphere 7.0 WebSphere 8.0 WebSphere 8.5 WebSphere 8.5.5 WebLogic 10.3.5 WebLogic 12.1.1
    POWER running AIX 32 ビット 32 ビット 32 ビット* 32 ビット* 32 ビット 32 ビット* 32 ビット 32 ビット
    HP IA 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット* 32 ビット / 64 ビット* 64 ビット 64 ビット* 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット
    System Z running Red Hat Linux 32 ビット 32 ビット 32 ビット* 32 ビット* 32 ビット 32 ビット 32 ビット* 32 ビット 32 ビット
    x86-64 running Red Hat Linux 32 ビット 32 ビット 32 ビット* 32 ビット* 32 ビット 32 ビット 32 ビット* 32 ビット 32 ビット
    SPARC running Solaris 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット* 32 ビット / 64 ビット* 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット
    System Z running SUSE SLES 32 ビット 32 ビット 32 ビット* 32 ビット* 32 ビット 32 ビット 32 ビット* 32 ビット 32 ビット
    x86-64 running SUSE SLES 32 ビット 32 ビット 32 ビット* 32 ビット* 32 ビット 32 ビット 32 ビット* 32 ビット 32 ビット
    PowerLinux LE running SUSE SLES 64 ビット*
    * COBOL および CICS の両方のリソースアダプタがサポートされています。

    使用する JDK はお使いのアプリケーション サーバー のドキュメントで確認してください。JDK は次の目的に使用されます:

    • アプリケーションサーバーを起動
    • Interface Mapping Toolkit または imtkmake コマンドによって生成されたEJBやサーブレットをコンパイル

    JDK をインストールした後、Java 環境をセットアップする必要があります。

  • CICS Web サービス

    CICS Web サービスを使うには、最初に IBM の CCSID の変換テーブルがインストールされている必要があります。詳細については Install and Configure CCSID Conversion Tables を参照してください。

  • Java Development Kit (JDK)

    ネーティブ COBOL と Java 相互運用 - COBOL JVM コードの実行、および ネーティブ COBOL と Java 相互運用において、 Oracle の Java Platform, Standard Edition (Java SE) 7 や Java 8 が必要です。 Oracle のサイトからダウンロード可能です。

  • データベースアクセス

    Enterprise Developer を使用して COBSQL、HCO for DB2 LUW または OpenESQL を使用する SQL アプリケーションを開発し配布するには、 任意のサードパーティ製ソフトウェアの必須コンポーネントがインストールされ、環境が適切に設定されている必要があります。

  • データベースアクセス - COBSQL (Pro*COBOL)

    注: COBSQL (Pro*COBOL) はネーティブ COBOL でのみサポートされています。
    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム 32 ビット 64 ビット
      x86-64 running Red Hat Linux X X
      x86-64 running SUSE Linux X X
      IBM System p running AIX X X
      IBM System z running Red Hat Linux X X
      IBM System z running SUSE Linux X X
      Itanium running HP-UX X X
      SPARC running Solaris X X
    • XA スイッチ モジュール

      Oracle の XA スイッチモジュールは、COBSQL (Pro*COBOL) 用のものが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。

    • プリプロセッサ

      COBSQLは次のデータベース プリプロセッサをサポートします:

      • Sybase Open Client Embedded SQL/COBOL Version 11.1 またはそれ以降
      • Oracle Pro*COBOL Version 11.2 (11gR2) またはそれ以降
      • Informix Embedded SQL/COBOL Version 7.3 またはそれ以降
    • コンパイル

      x86 および x86-64プラットフォーム 上で Oracle で使用するため COBSQL でコンパイルする場合、COBSQL 指令 NOMAKESYN を使用しないでください。 この指令があると COMP ホスト変数が有効になり、 これらは、Intel プラットフォーム上では、Oracle 側が期待するネーティブのバイトオーダと互換性がないためです。

    • 実行

      HP-UX の場合、Oracle DBMS ルーチンの呼出し可能共有オブジェクトの作成後に、 Pro*COBOL(またはCOBSQL)を使用して、プリコンパイルしたアプリケーションを実行する場合、 次のように 環境変数 LD_PRELOAD に Oracle クライアント 呼出し可能共有オブジェクトを設定する必要があります:

      LD_PRELOAD=$ORACLE_HOME/libdir/libclntsh.so
      export LD_PRELOAD
      
      ここで libdir は次を意味します:
      • 32ビット環境では lib32 です。
      • 64ビット環境では lib です。
      実行可能ランタイムシステムまたは Oracle のサポートを含む呼び出し可能な共有オブジェクトを作成するスクリプトが利用可能です。(UNIX 環境のみに適用されるものです。) スクリプトは、タイトル「Building and executing Pro*COBOL applications on UNIX」のナレッジベース(英文)からダウンロード可能です。
    • テスト

      このバージョンでは、COBSQL は Oracle 11.2、12.1 および 12.2 でテストされています。Oracle 12.2 は、次のプラットフォームで使用可能であり、テストされています:

      • x86-64 running Red Hat Linux
      • x86-64 running SuSE Linux
      • SPARC running Solaris
  • データベースアクセス - HCO for DB2 LUW

    注: HCO for DB2 LUW はネーティブ COBOL でのみサポートされています。
    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム ネーティブ COBOL 32 ビット ネーティブ COBOL 64 ビット PL/I 32 ビット PL/I 64 ビット
      x86-64 running Red Hat Linux X X X X
      x86-64 running SuSE Linux X X X X
      IBM System p running AIX X X X
      IBM System z running Red Hat Linux X X
      IBM System z running SuSE Linux X X
      Itanium running HP-UX X
      SPARC running Solaris X X X X
    • XA スイッチ モジュール

      DB2 の XA スイッチモジュールは、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で提供されており利用可能です。

    • プリプロセッサ

      HCO for DB2 LUW は次のデータベース プリプロセッサをサポートします:

      • IBM DB2 LUW Version 9.7 またはそれ以降
      • IBM DB2 Connect Version 9.7 またはそれ以降
    • Host Compatibility Option (HCO)

      Host Compatibility Option では次のいずれかのソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります:

      • IBM DB2 Connect
      • IBM DB2 LUW Personal Edition または DB2 Express-C
      • DB2 LUW Workgroup または Enterprise Edition
      また、DB2 プログラムのコンパイル用に DB2 Application Development Client (旧称 DB2 SDK)をインストールする必要があります。
    • テスト

      このバージョンでは、HCO for DB2 LUW は 9.7、10.1、10.5 および 11.1 でテストされています。

  • JCL サポート - DSNREXX
    注: これはテクノロジープレビューとしての機能です。この新機能は、評価用であり、テストとそのフィードバックをいただくことを目的とするものです。 そのため、本番環境での使用のためのものではなく、その場合はサポートはされません。
    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム32 ビット64 ビット
      x86-64 running Red Hat Linux XX
      x86-64 running SuSE Linux XX
      IBM System p running AIX XX
    • OpenESQL

      DSNREXX は OpenESQL アプリケーションとしてサポートされる ODBC を使用するネーティブ コードです。 追加のソフトウェア要件については、この ReadMe の「データベースアクセス - OpenESQL」を、 また、詳細については「DSNREXX サポート」を参照してください。

    • テスト

      このバージョンでは、DSNREXX は DB2 LUW 10.5 でテストされています。

  • データベースアクセス - メインフレーム バッチ データベース ツール (MBDT)
    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム32 ビット64 ビット
      x86-64 running Red Hat Linux X
      x86-64 running SuSE Linux X
      IBM System p running AIX X
    • OpenESQL

      MBDT ツールセットは OpenESQL アプリケーションにより構成されているもので、ODBC を使用するネーティブ コードです。詳細については データベース アクセスOpenESQL を参照してください。

    • テスト

      このバージョンでは、MBDT は DB2 LUW 10.5 でテストされています。

  • データベースアクセス - OpenESQL
    • COBOL - プラットフォーム毎の利用可能な機能
      機能/プラットフォーム ネーティブ / JVM マネージ
      COBOL 32 ビット
      ネーティブ / JVM マネージ
      COBOL 64 ビット
      x86-64 running Red Hat Linux X X
      x86-64 running SUSE Linux X X
      IBM System p running AIX X X
      IBM System z running Red Hat Linux X X
      IBM System z running SUSE Linux X X
      Itanium running HP-UX X X
      SPARC running Solaris X X
    • PL/I - プラットフォーム毎の利用可能な機能
      機能/プラットフォーム PL/I 32 ビット PL/I 64 ビット
      x86-64 running Red Hat Linux X X
      x86-64 running SUSE Linux X X
      IBM System p running AIX X
      SPARC running Solaris X X
    • XA スイッチ モジュール

      ODBC の 1 フェーズ・コミット スイッチ モジュールが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。

    • ネーティブ COBOL および PL/I
      • OpenESQL は、ODBC 3.0 準拠のドライバーを使用して、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。
      • 使用するドライバーが OpenESQL での使用に適しているかどうかを確認するには、そのドライバーのベンダーのマニュアルを参照してください。
    • JVM 用のマネージ COBOL

      OpenESQL は、JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバーを使用した、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。 次の表は、テストされた DBMS と対応する JDBC ドライバーファイル名です:

      テストされた DBMS バージョン JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバー
      DB2 LUW 9.7

      DB2 LUW 10.1

      DB2 LUW 10.5

      DB2 LUW 11.1

      db2jcc4.jar (および
      db2jcc_license_cu.jar)
      Oracle 11.2

      Oracle 12.1

      ojdbc6.zip *1
      ojdbc7.zip *1
      Microsoft SQL Server 2008 R2

      Microsoft SQL Server 2012

      Microsoft SQL Server 2014

      Microsoft SQL Server 2016

      sqljdbc4.jar
      PostgreSQL 9.6 postgresql-42.0.0.jre7.jar
      *1 一部の Oracle JDBC ドライバーは、.jar ファイルではなく、.zip ファイルとして配布されています。

      JDBC DataSource オブジェクトを利用するには、JNDI サーバーをインストールして構成する必要があります。

      • Java アプリケーションサーバーを使用している場合、 DataSource オブジェクトを構成するために使用可能な JNDI サーバーが含まれています。構成手順は、アプリケーションサーバーの Java ドキュメントを確認してください。
      • Java アプリケーションサーバーを使用していない場合、もしくは、初期評価や開発用に、スタンドアロンの JNDI サーバー で DataSource オブジェクトを構成する場合、マニュアルの「Simple JNDI のインストールと構成」を参照してオープンソースの JNDI サーバー Simple-JNDI のダウンロード、インストール、構成方法について確認してください。

    • テスト

      このバージョンでは OpenESQL は以下でテストされています:

      • Oracle 11.2, 12.1
      • DB2 LUW 9.7, 10.1, 10.5, 11.1
      • SQL Server 2008 R2, 2012, 2014, 2016
      • 次のプラットフォーム上の EDB PostgreSQL 9.6 および MySQL 5.7 (5.3 ODBC ドライバーのみ):
        • x86-64 running Red Hat Linux
        • x86-64 running SUSE Linux

      注:Micro Focus は PostgreSQL および MySQL との互換性を提供しますが、 これらのオープンソース プロジェクトに対する直接的な貢献やサポートは行っておりません。これらの DBMS の機能に関するすべての問題は、オープンソース サポート ベンダーを通じて解決する必要があります。

  • WebSphere MQ

    IBM WebSphere MQ バージョン 7以降

ダウンロードとインストールの手順 - Enterprise Developer for Eclipse

上へ戻る

注:
  • このリリースはフルインストール製品です。
  • インストール前に、「システム要件」を確認してください。
  • この製品をインストールするには、インストール・ソフトウェアが環境を適切に設定できるように、HKEY_LOCAL_MACHINE、HKEY_CLASSES_ROOT、および HKEY_CURRENT_USER の下のレジストリ構造体に対する書き込みアクセス権を持つユーザ ID でログインする必要があります。また、管理者権限でログオンする必要があります。
  • セットアップは Enterprise Developer と 64ビットの Eclipse 4.6をインストールします。 インストールの完了後に、他のバージョンの Eclipse に Enterprise Developer をインストールできます。 手順については、「Enterprise Developer の Eclipse の他のインスタンスへのインストール」を参照してください。
  • 以前のバージョンや HotFix がインストールされている場合は、それらをアンインストールしてから、このバージョン製品をインストールしてください。 以前のバージョンや HotFix がインストールされている状態でインストールした場合、正しく製品がインストールされない場合があります。
  • 以前のバージョンがインストールされている環境で製品をインストールする場合は、Enterprise Server の構成をバックアップすることができます。 バックアップするには、Enterprise Server Administration のページから、 [エクスポート]を選択します。 [Enterprise Server構成とセキュリティマネージャオプションの両方をエクスポート]を選択して OK を押します。 これにより、c:\programdata\micro focus\Enterprise Developer\MFDS にバックアップフォルダが作成されます。 このリリースのインストール後に、Enterprise Server の構成を復元する場合は、Enterprise Server Administration の[インポート]でおこなうことができます。
  • セットアップは、デフォルトで64ビットの Java 8 をインストールします。 Java 8 がインストール済みで、64ビットの Java 8 Update 102 をインストールしたくない場合は、コマンドラインオプション skipjre=1 を指定してセットアップを実行して製品をインストールします。

  1. 開発環境製品 Enterprise Developer 3.0J ダウンロード」から、 Enterprise Developer for Eclipse の ダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。
    注:

    この製品は、Enterprise Developer Unix コンポーネント と連携してリモート開発をするために使用することができます。

    (Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いくださ い。)

  2. Enterprise Developer for Eclipse のインストールファイル ede_30.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。

C:\Users\Public\Micro Focus\Enterprise Developer\eclipse ディレクトリに、 Micro Focus プラグインが既にインストールされている、Eclipse の完全版がインストールされます。 Eclipse のバージョンは4.6です。

インストール後
「ライセンス」に記載されている方法でライセンスをインストールしてください。製品はライセンスインストール後に使用可能です。

Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Enterprise Developer > Enterprise Developer for Eclipse] をクリックすると製品が起動されます。

以前に同じワークスペースで Eclipse を使っていた場合、Eclipse パースペクティブの設定が製品のインストール後リセットされません。 新機能を使うには、インストール後に次の方法で対象のパースペクティブをリセットする必要があります:

  1. この製品を既存のワークスペースで起動します。

    警告やエラーが表示された場合は無視をします。

  2. リセットする対象のパースペクティブ内であることを確認してから、[ウィンドウ > パースペクティブ > パースペクティブを開く > その他(O)...]をクリックします。
  3. [パースペクティブを開く]でリセットするパースペクティブをクリックします。
  4. [OK]をクリックします。
  5. [ウィンドウ > パースペクティブ > パースペクティブのリセット]をクリックします。
  6. 確認画面で[はい]をクリックします。
  7. 必要なカスタマイズ設定を再度適用します。

製品ヘルプの『ここからはじめよう!』および『製品情報』の項を参照してください。チュートリアルやデモ・プログラムなど、入門者向けの情報が記載されています。

注:
  • Windows Server 2016 にインストールした場合は、Windows Server 2016 固有の既知の問題点をご確認ください。
  • Windows 8/8.1 や Windows Server 2012 には、Windows のスタートメニューはありません。 「スタート」画面を使ってプログラムを起動してください。
  • Windows 10 以降は、スタートメニューからプログラムを選択して起動してください。
  • 以前の Micro Focus 製品を使用してコンパイルされたアプリケーションの実行可能ファイルがある場合、 Enterprise Developer を使用してソースからコンパイルする必要があります。
修復:
Windows では、製品ファイル、レジストリ設定やショートカットを誤って削除してしまった場合、インストールの修復機能を実行して復元できます。
  1. [スタート > コントロールパネル]をクリックします。
  2. [プログラム > プログラムのアンインストール]をクリックします。
  3. 修復が必要な Micro Focus 製品を右クリックして[修復]をクリックします。
Enterprise Developer の Eclipse の他のインスタンスへのインストール:

Enterprise Developer は 64ビットの Eclipse 4.6 で出荷されます。インストール後に、同じマシン上で利用可能なEclipseの他のインスタンスに Enterprise Developer プラグインをインストールできます。 サポートされる Eclipse バージョンは、64ビットのEclipse の場合は 4.6、32ビットの Eclipse の場合は 4.4.1、4.4.2、4.5 および 4.6です。

注: Enterprise Developer を 32 ビットの Eclipse 4.5 や 4.6 にインストールする場合は、 Eclipse IDE for Java EE Developers パッケージ(32ビット)を使用する必要があり、また Eclipse Target Management プラグインをインストールする必要があります。 プラグインをインストールする方法については、「ソフトウェア要件」を参照してください。

プラグインを他のインスタンスにインストールするために、 %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\installer installeclipseplugins.bat という インストール ユーティリティが 提供されています。

使用方法は次の通りです:

  1. Enterprise Developer コマンドプロンプトを起動します。
  2. コマンドプロンプトで、インストール ユーティリティの場所 %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\installer に cd で移動します。
  3. 次の構文を使用して、コマンドプロンプトからインストールユーティリティを実行します。
    installeclipseplugins -eclipse <EclipseInstallDir> -version <version> [-cobdir <InstallDir>] [-nosplash]

    パラメータの指定は次の通りです:

    • EclipseInstallDir - インストールされている Eclipse インスタンスのインストール ディレクトリのフルパスです。
    • version - インストールされている Eclipse インスタンスのバージョン番号。指定可能なバージョンは、32ビットの Eclipse は 4.4.1、4.4.2、4.5、また、64ビットの Eclipse は 4.6 です。
    • InstallDir - 省略可能なオプションです。Enterprise Developer インストールディレクトリのフルパスです。この指定がない場合、COBDIR 環境変数が使用されます。
    • nosplash - 省略可能なオプションです。指定すると既存のスプラッシュ画面を置き換えません。デフォルト以外の Eclipse スプラッシュ画面はこの指定に有無に関係なく置き換えられません。
      注: 32ビットの Eclipse にインストールする場合は、PATH 上で32ビットの Java が設定されていることを確認します。 デフォルト COBDIR の場所は、%ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer です。 もしくは、COBDIR をコマンドラインで指定することができます。

ユーティリティを実行すると、Enterprise Developer プラグインが指定したバージョンの Eclipse にインストールされ、 Enterprise Developer UpdateSite フォルダが EclipseInstallDir\eclipse\dropins にコピーされます。

たとえば、c:\eclipse フォルダにある Eclipse 4.5 のインスタンスに Enterprise Developer をインストールする場合は、次のパラメータを使用してユーティリティを実行します:

installeclipseplugins -eclipse c:\eclipse -version 4.5 -nosplash

ダウンロードとインストールの手順 - Enterprise Developer Unix コンポーネント

上へ戻る

注:
  • Linux/Unix 上で動作する、このコンポーネント製品は、以前のバージョンのものと共存可能です。 これは、この製品が、インストール先のディレクトリ下のファイルを使って環境変数を設定(下記手順 3.) してから使用する製品であるためです。

    以前のバージョンと共存させる場合は、最新バージョンをインストールする時に、 パラメータ -installlocation(下記手順 2.) で、既存バージョンと異なる新しいインストール先のディレクトリを指定する必要があります。

    また、いずれのバージョンで使用する場合でも、該当バージョンのコンポーネントのインストール先のディレクトリ下の bin/cobsetenv (下記手順 3.) を使って、環境を設定してから使用する必要があります。 -installlocation の指定がない場合はデフォルトのインストール先にインストールされます。

  • 以前のバージョンがインストールされている筺体の場合で、最新バージョンを新規でインストールする場合は、インストールを実行する前に COBDIR 環境変数が設定されていないことを確認する必要があります。
  • インストール実行中に、インストーラは製品の Enterprise Server のシステム管理のプロセス ユーザー IDを設定します。プロセス ユーザー IDは、Micro Focus Directory Server(MFDS)のものを除く、すべての Enterprise Server プロセスのオーナーになります。Directory Server プロセス(Enterprise Server Administration)は rootとして実行されますが、これはシステムファイルやポートにアクセスするためです。

    Enterprise Server Administration から起動される、すべての Enterprise Server プロセスは、ファイルのアクセスと作成の権限のあるプロセス ユーザー ID の下で実行されます。

    デフォルトでは、インストーラはインストーラを実行するユーザーのログインIDをプロセス ユーザー IDとして使用しています。インストール後に、このプロセス ユーザー IDを変更する場合は、 $COBDIR/bin/casperm.sh を実行します。

  • AFS/Kerberos 認証を使用している場合

    AFS/Kerberos 認証を使用して Linux システムにログオンしている場合、 Enterprise Server のシステム管理のプロセス ユーザー ID として 利用可能なローカル ユーザー ID を確認しておく必要があります。

    このユーザー ID は、インストーラを実行する前に 作成されているものである必要があります。

    インストールする際には、コマンドライン パラメータ -ESadminID="ユーザー ID "で指定します。

  • Red Hat および SUSE プラットフォーム製品には .zip ファイルで提供されているセットアップファイル(setup_ で始まるファイル名の Micro Focus インストーラ) に加えて RPM インストーラが .bin ファイルとして提供されています。

    これらのプラットフォーム製品の場合は、Micro Focus インストーラ(.zip ファイル)か、この RPM インストーラ(.bin ファイル)のうち、いずれかを選択してダウンロードしてお使いください。

    RPM インストーラの場合、次の手順で .rpm ファイルが現行ディレクトリに展開されます。

    1. 次のコマンドを実行して実行権限を与えます。
      chmod +x RPM_installer_name.bin
    2. 次のコマンドを実行すると、使用許諾契約への同意確認メッセージが表示されるので、y を押します。
      ./RPM_installer_name.bin

    rpm コマンドでインストールする場合、インストール先は --prefix で変更可能です。

    rpm コマンド例については、以下をご参照ください。


  1. 開発環境製品 Enterprise Developer 3.0J ダウンロード」から、 該当するプラットフォーム用の以下のダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。

    Enterprise_Developer_3.0_プラットフォーム名.zip

    インストール先に直接ダウンロードして解凍する場合は、スーパーユーザ権限で次のように unzip コマンドを使って解凍します。

    unzip ./Enterprise_Developer_3.0_プラットフォーム名.zip

    Windows 環境にダウンロードして解凍したファイルを、インストール先の環境に ftp でバイナリ転送しても同様です。

    (Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いくださ い。)

  2. 注:
    • Sun Sparc Solaris の場合は、次の手順 2 でインストールを開始する前に、以下を行ってください。それ以外のプラットフォームの場合は、この手順をスキップしてください。
      1. XPG4 のユーティリティを使っていない場合は、PATH で XPG4 のフォルダを先頭に指定してください。

        例 bsh の場合

        PATH=/usr/xpg4/bin:$PATH
        export PATH

        設定がない場合のインストールエラー例

        tar: /install_image_dir/safenet.tar: ファイルもディレクトリもありません。

        install_image_dir : インストールファイルのあるディレクトリ名

      2. Solaris に付属している GNU tar (/usr/sfw/bin/gtar) をコマンド名 tar で使用できるように設定してください。

        設定例

        例 bsh の場合 ( /usr/local/bin に tar が存在しない場合)

        cd /usr/local/bin
        ln /usr/sfw/bin/gtar tar
        PATH=/usr/local/bin:$PATH
        export PATH
        

        設定がない場合のインストールエラー例

        remotedevinstall - unTar - エラー - /COBDIR_dir/remotedev/ant/apache-ant-1.7.1-bin.tar の /COBDIR_dir/remotedev/ant への解凍に失敗しました。

        COBDIR_dir はデフォルトの場合 /opt/microfocus/EnterpriseDeveloper です。

    • License Server

      Linux/Unix 上で License Server が正常に起動されるには、hostname を構成する必要があります。

      動作の不具合を回避するには、localhost と コンピュータの hostname の両方を IPアドレス 127.0.0.1 にマップしてはいけません。 localhost にのみ IPアドレス 127.0.0.1 にマップする必要があります。

      /etc/hosts ファイルでの正しい指定例は次の通りです。

      127.0.0.1 localhost.localdomain localhost
      IP machinelonghostname machineshorthostname
      
      ここで IP は xx.xx.xx.xx フォーマットのコンピュータの一意の IP アドレスを意味します。
  3. スーパーユーザ権限で、次のコマンドを実行します。(この手順以降はスーパーユーザ権限の同一ログイン セッションでおこないます。)
    chmod +x setup_entdev_3.0_プラットフォーム名
    ./setup_entdev_3.0_プラットフォーム名

    スーパーユーザ権限で実行していない場合は、インストール時にスーパーユーザのパスワードの入力を促すプロンプトが表示されます。

  4. COBOL 環境のデフォルトのインストール先は /opt/microfocus/EnterpriseDeveloper です。このデフォルトを変更するには、
    -installlocation="Location" パラメータを使用して 以下の例のように別のディレクトリを指定します。

    ./setup_entdev_3.0_プラットフォーム名 -installlocation="インストール先のフルパス"
    注: -installlocation に絶対パスを指定する場合、変数を使用できます。 次の例はすべて同義です。
    -installlocation="/home/myid/installdir"
    -installlocation="$HOME/installdir"

    -help オプションを指定すると、インストール・スクリプトに渡すことができる他のパラメータの詳細を確認できます。

    次のオプションを指定して、Enterprise Server の構成を指定することができます:

    [ -ESsysLog="location" ] [ -ESadminID="User ID" ] [ -CASrtDir="location" ]

    それぞれ、次の内容を指定します:

    • -ESsysLog

      Enterprise Server のシステムログの作成場所を指定します。
      例: -ESsysLog="/home/esuser/logs"
      デフォルトの場所は /var/mfcobol/logs です。

    • -ESadminID

      Enterprise Server のシステム管理のプロセス ユーザー IDを指定します。
      例: -ESadminID="esadm"
      デフォルトはインストール実行するユーザIDです。

    • -CASrtDir

      Enterprise Server 実行時システムファイルの場所を指定します。
      例: -CASrtDir="/home/esuser/casrt/es"
      デフォルトの場所は /var/mfcobol/es です。

    注:
    • SafeNet Sentinel ライセンスで保護されている製品が稼動中である場合、この製品のインストールが影響を与える可能性があります。 インストール中はライセンス更新のため、ライセンス機能が停止します。 SafeNet Sentinel ライセンスで保護されている稼動中の製品への影響を防ぐには、以下の例のようにSafeNet のインストールをスキップさせるオプション -skipsafenet を指定する必要があります。
      ./setup_entdev_3.0_プラットフォーム名 -skipsafenet
    • インストールされている SafeNet Sentinel への予期しない更新の影響を防ぐには、 以下のコマンドを実行して、/var/microfocuslicensing/ に空のファイル SKIP_SAFENET_INSTALL を作成します。
      touch /var/microfocuslicensing/SKIP_SAFENET_INSTALL
      このファイルが存在すると、SafeNet インストーラはインストールの更新や実行中のライセンスデーモンの停止を行いません。 ライセンスの更新を行うには、このファイルを削除して Sentinel RMS ライセンス・サーバを手動でインストールします。
  5. 環境変数を設定します。
    注: 下記のコマンドで設定されるのは、現在のシェルの環境だけなので、新しいシェルを起動するたびに、下記のコマンドを実行する必要があります。

    シェル初期化ファイル (/etc/profile/etc/bashrc など) に下記のコマンドを追加すれば、すべてのシェルで cobsetenv を実行する必要はなくなります。

    ただし、cobsetenv は bash、ksh、XPG4 sh のように POSIX 系のシェルでのみ動作します。C シェルまたは XPG4 Bourne シェル以前のものとは互換性がないので、ご注意ください。

    1. 製品を使用するには、次のコマンドを実行して環境変数を設定します。以下はデフォルトのインストール先にインストールした場合です。
      . /opt/microfocus/EnterpriseDeveloper/bin/cobsetenv
    2. 製品のインストール状態やバージョンを確認するには、次のコマンドを実行します。
      cob -Version

    Enterprise Developer Unix コンポーネント に関する情報は、製品ヘルプのリモートデバッグに関する項目を参照してください。

アンインストール

上へ戻る

Windows マシンからアンインストールする場合:

アンインストールするには、製品のインストール時に使用した時と同じユーザーIDでログインして Windows の以下のメニューを表示してから、アンインストールする Micro Focus 製品を選択してアンインストールします。

[スタート > コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール]

アンインストール上の表示名は Micro Focus Enterprise Developer for Eclipse です。

注:
  • Enterprise Developer インストーラは、 Micro Focus Enterprise Developer および Micro Focus License Manager を別々にインストールします。 Enterprise Developer だけをアンインストールしても、Micro Focus License Manager のインストールまたは必須ソフトウェアのアンインストールは自動的には行われません。

    製品を完全に削除するには、Micro Focus License Manager をアンインストールする必要があります。

    さらに任意で必須ソフトウェアも削除できます。 必須ソフトウェアの削除手順については、各ソフトウェア・ベンダのマニュアルを参照してください。

いくつかのレジストリエントリがアンインストール時に除去されず、手動で削除する必要があります。

以下のフォルダが削除されない場合があります:

  • [スタート]メニュー内のMicro Focus 製品名 のフォルダ - 手動で削除することができます。
  • %systemdrive%\Users\Public\Documents\Micro Focus - ビルドしたサンプルのバイナリやログファイルが含まれています。
  • %ProgramData%\Micro Focus - Micro Focus のライセンス管理システムで使用される複数のデータファイルが含まれています。
  • %Program Files%\Micro Focus - 手動で削除することができます。
また、次のレジストリエントリは削除されません。これらはパフォーマンスモニターを有効にした Enterprise Server が起動されたときに作成されます。
  • Micro Focus Server\Performance\Active Servers
  • Micro Focus Server\Performance\PerfIniFile
Linux または UNIX が動作するマシンからアンインストールする場合:

Micro Focus Enterprise Developer Unix コンポーネント を削除するには、root ユーザで$COBDIR/bin ディレクトリの Uninstall_EnterpriseDeveloper3.0.sh スクリプトを実行します。

警告:
これにより、上記の製品は完全に削除されます。

これらの製品をアンインストールしても、Micro Focus Licensing Manager または必須ソフトウェアのアンインストールは自動的には行われません。

Micro Focus ライセンス・マネージャをアンインストールするには、/var/microfocuslicensing/bin ディレクトリUnInstallMFLicenseServer.sh スクリプトを実行します。このスクリプトを実行しても、特定のシステム設定またはライセンスが含まれる一部のファイルは削除されません。

Enterprise Developer for Eclipse 向け X Window のインストール

上へ戻る

Enterprise Developer for Eclipse の機能の中には、X Window インストールを必要とするものがあります。そのため Micro Focus ViewNowX が製品に同梱されています。

ViewNowX をインストールするには、Enterprise Developer for Eclipse をインストール後に、以下を実行します。

  1. Windowsエクスプローラ で ViewNowX のセットアップファイルのあるフォルダを表示します。 デフォルトでこのフォルダは %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\ViewNowX です。
  2. 表示したフォルダの ViewNow_X_Server.exe を実行して、完了後にさらに vnx_HF_11327.msp を実行します。

ViewNowX を使用するには、クライアント・マシンに Microsoft Visual C++ 2008 SP1 Redistributable Package (x86) がインストールされている必要があります。 インストールされていない場合は、ViewNowX インストールにより、パッケージをダウンロードするためのリンクが表示されます。

Enterprise Developer for Eclipse を使用して Linux/Unix で RDBMS アプリケーションを開発するための環境の構成

上へ戻る

注:
  • リモート プロジェクトで作業する場合は、RSE デーモンの起動前に環境を構成します。
  • Pro*COBOL のサンプルがインストールされていることが前提となります。

  1. COBOL とサードパーティ・ソフトウェアの環境がそれぞれ設定されていることを確認します。
  2. RDBMS 環境を設定します。

    詳細については、RDBMS ベンダのマニュアルを参照してください。

  3. 必要に応じて、IDE でプロジェクトの外部に存在するコピーブックを参照できるように、COBCPY を設定します。
  4. Pro*COBOL/Cobsql アプリケーションを使用する場合は、COBOPT を設定する必要があります。これにより、プラットフォームと COBOL 作業モードに合わせて、リンカ・オプションが設定されます。

    それには、コマンド・ラインで次のコマンドを実行します。

    $COBDIR/src/oracle/set_cobopt_oracle
    COBOPT=$PWD/cobopt.ora
    export COBOPT

Enterprise Developer Unix コンポーネント の Remote System Explorer のサポートの構成

上へ戻る

注: 以下は、Enterprise Developer for Eclipse で Micro Focus Enterprise Developer UNIX コンポーネントを使用する場合にのみ適用されます。

Eclipse IDE からのリモート開発は、Linux/Unix マシンで動作し、プログラムのビルドとデバッグに関する IDE からの要求をすべて処理する RSE DStore 機能によってサポートされています。RSE DStore 機能は Linux/Unix デーモンとして実行され、Eclipse クライアントが RSE DStore サーバに接続する際に、RSE DStore サーバを起動します。DStore デーモンの起動環境はすべてのサーバに継承され、結果的にすべてのビルド・セッションとデバッグ・セッションに継承されます。

環境の構成
一部の環境設定については、RSE デーモンを起動する前に設定する必要があります。これは、特定の Eclipse クライアントから Enterprise Developer Unix コンポーネント でビルド・セッションまたはデバッグ・セッションを開始する際に使用する環境は、デーモンを起動したときの環境を継承するからです。通常設定する必要がある環境としては、例えば、データベースの場所やビルド/実行時の SQL アクセス設定などがあります。
RSE デーモンの起動
重要: RSE DStore デーモンを起動するには、Linux/Unix マシン上で Perl、Java(1.7 以降)、as (アセンブラ) および ld (リンカ) が PATH 変数上で利用可能である必要があります。

デフォルト・ポート (4075) でデーモンをバックグラウンド・プロセスとして起動するには、次のコマンドをスーパーユーザ権限で実行します。

$COBDIR/remotedev/startrdodaemon &

これで、デーモンは、マシンのポート 4075 に接続する Eclipse RSE プロセスをリスンします。別のポートを使用する場合は、startrdodaemon コマンドで別のポート番号を指定してください。

指定した範囲のポートでサーバをインスタンス化するように、デーモンを構成することもできます。この方法は特に、ファイアウォール経由で特定のポートだけ開く場合に適しています。 起動するには、次のコマンドをスーパーユーザ権限で実行します:

$COBDIR/remotedev/startrdodaemon [<port> | <low port>-<high port>]

指定方法詳細は次の通りです:

<port> にポート番号を指定します。デーモンはこのポートからクライアントマシン上の Eclipse からの接続をリスンします。 値の指定がない場合は、デフォルト値の 4075 が割り当てられます。この値は、インストールされている Eclipse 内で割当てられた値と一致します。

例: $COBDIR/remotedev/startrdodaemon 4999

この例では、4999 ポートでリスンするデーモンが起動され、ランダムにサーバーのポートが使用されます。

[<port> | <low port>-<high port>] に、デーモンによって起動されたサーバーがクライアントマシン上の Eclipse と通信するのに使用するポートの範囲を指定します。

例: $COBDIR/remotedev/startrdodaemon 4080 4090-4999

この例では、4080 ポートでリスンするデーモンが起動され、サーバー ポートは 4090-4999 が使用されます。

RSE デーモンの停止
デーモンを停止するには、次のコマンドをスーパーユーザ権限で実行します。
$COBDIR/remotedev/stoprdodaemon <port>
注: リモートプロジェクトにおけるデバッグでは、TERM 環境変数に設定されているターミナルが使用される仕様で、何も指定されていない場合は デフォルトで X Window System のターミナル xterm 上で行われるよう構成されています。

Linux 環境では、Eclipse IDE のリモートプロジェクトのデバッグで DISPLAY/ACCEPT 文による日本語の入出力をする場合は、 RSE デーモンを起動するセッション内でデーモンを起動する前に使用するターミナルとして kterm を使用するように設定することが可能です。

kterm を使用するには、TERM 環境変数に kterm を指定します。

また、この場合、デフォルトでは SJIS モードが使用されますが、他のロケールやフォントを変更するには、COBTERMOPTS 環境変数を使って kterm オプションを上書き設定することが可能です。

COBTERMOPTS の設定例は次の通りです。

EUC を使用する場合

    export COBTERMOPTS="-fn 8x16 -fk kanji16 -km euc" 

14 ポイントフォントを使用する場合
 
    export COBTERMOPTS="-fn a14 -fk k14 -km sjis" 

その他の種類の X Window System のターミナルで、ロケールやフォントの設定をおこなう場合も、同様に COBTERMOPTS 環境変数にオプションを指定します。

X Window System のターミナル上での日本語の表示や入力の設定手順に関する詳細は、 お使いのターミナル関連のドキュメント、X Window System のドキュメント、 および、お使いの OS プラットフォームの日本語入力に関するドキュメントをご参照ください。

ライセンス

上へ戻る

製品には、統合開発環境 Eclipse を使用してアプリケーションを作成するための Enterprise Developer for Eclipse のライセンスと Linux/UNIX 上で動作する Enterprise Developer Unix コンポーネント のライセンスの合計2個の開発用ライセンスが提供されています。

製品のライセンスを有効にするには、製品のインストール後、認証コード(Authorization Code)を使用して、次の手順を実行します。

認証コード(Authorization Code)は、16桁の英数字からなる文字列です。

これは、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されています。

Enterprise Developer for Eclipse の場合は 『Product Detail: Enterprise Developer for Eclipse 』で始まる項に記載されているコードを使用します。

Enterprise Developer Unix コンポーネント の場合は 『Product Detail: Enterprise Developer X.X (Unix Components) 』(X.X :バージョン番号)で始まる項に記載されているコードを使用します。

注: ViewNow X Server には、Enterprise Developer for Eclipse と一緒に使用するための XSERV964 ライセンス・キーが付属しています。
Windows で製品のライセンスを有効にする場合:

  1. [スタート > すべてのプログラム > Micro Focus ライセンス管理 > ライセンス管理システム] をクリックします。
  2. [Micro Focus ライセンスシステムの管理]の ダイアログ・ボックスが表示されます。
  3. [インストール] タブをクリックします。
  4. 認証コード(Authorization Code)を入力して[認証]ボタンを押します。
Windows で製品のライセンスをサイレントインストールで有効にする場合:

ライセンスのサイレントインストールをおこなう場合は、製品のインストール後に、以下のコマンドを実行してください。 (表示上の理由により複数行になっていますが、1行にして実行してください。)

  • 64ビット Windows
    start /wait "" "C:\Program Files (x86)\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
     -term activate 認証コード
  • 32ビット Windows
    start /wait "" "C:\Program Files\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
     -term activate 認証コード
    注:実行する場合は、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されている認証コードを指定してください。
インターネット環境へのアクセスがないために、マニュアル認証をおこなう場合にライセンス文字列が含まれているファイルを使用する場合は次のコマンドを実行してください。
  • 64ビット Windows
    start /wait "" "C:\Program Files (x86)\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
     -term install -f ファイル名
  • 32ビット Windows
    start /wait "" "C:\Program Files\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
     -term install -f ファイル名

Linux および UNIX で製品のライセンスを有効にする場合:
Micro Focus ライセンスシステムは、インストール・プロセスの一部として /var/microfocuslicensing ディレクトリにインストールされます。製品のライセンスを有効にするには、次のコマンドを実行します。
cd /var/microfocuslicensing/bin
cesadmintool.sh

上記のライセンス管理ツールを実行して表示されるメニューから、「1. オンライン認証(1. Online Authorization.)」を選択し、認証コード(Authorization Code)を入力してライセンスの認証をおこなうことができます。

認証コード(Authorization Code)は、16桁の英数字の文字列で、製品パッケージに同梱されている「ライセンス証書」に記載されています。

ライセンス・ポリシーの内容または必要なライセンスの種類がわからない場合は、システム管理者または製品の購入元に連絡し、有効なライセンスを取得してください。

注: ライセンスの設定に関する詳細手順は以下をご参照ください。

COBOL/エンタープライズ製品ライセンス 適用管理ガイド

既知の問題点

上へ戻る

製品ヘルプの『製品情報』のトピック『既知の問題点と制限事項』を参照してください。また、次の注意事項があります。

デバッグ
  • Windows 10 および Windows Server 2016 の初期のビルドで .gnt コードをデバッグすると、COBOL ブレークポイントで実行が停止しません。 この問題は、OS の初期のビルド バージョンでのみ発生することが確認されているため、 解決するには、ご使用の OS に最新の Windows 更新プログラムをインストールする必要があります。
  • リモート プログラムをデバッグするとき、ネットワークのパフォーマンス、特にローカルとリモートマシン間に待機時間が、Eclipse のレスポンスに影響を与えます。 Eclipse が新しい実行位置を表示する度に、必要な情報を取得するために、多くのメッセージがネットワーク経由でリモート マシンから送信されます。 このため STEP コマンドが実行された後、Eclipse が画面を更新して次のコマンドの準備を完了するまで数秒かかることがあります。 この遅延は、必要のないデバッグ ビューを閉じることにより軽減することが可能です。 たとえば、式や変数ビューを閉じることによって、送信されるメッセージの数が減り、Eclipse の更新処理が速くすることができます。
  • 大きいプログラムは最初のデバッガ内の表示と式の評価で遅延時間が長くなることがあります。 この遅延を次の手順で短くすることができます。:
    1. debugconfig.xml という名前のテキストファイルを作成します。
    2. このファイルに次の行を追加して保存します。
      <?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
      <NativeDebuggerOptions>
        <DebugOption Option="REMOTECHECKER" Value="yes"/>
      </NativeDebuggerOptions>
      
    3. コマンド プロンプトで環境変数 DEBUG_CONFIG に 2. の debugconfig.xml のフルパス名を値として設定します。
    4. 3. のコマンド プロンプトから Eclipse を開始します。
COBOL コンパイラ
可変長フォーマットで 256 バイト以上のDBCSを含むソース行があると以下のタイプのコメント行も有効なステートメントと同一の警告レベルのコンパイルエラーになります。
  • 7桁目の「/」でのコメント
  • 8桁目以降の「*>」でのコメント
(#18079/#19838)
Enterprise Server
  • Windows 10で Microsoft Edge ブラウザを使って Enterprise Server Administration GUI にアクセスする場合、 自動更新機能により、フォームの再送信の確認画面が表示されます。 この不具合を回避するには、再送信要求をキャンセルしてから、サーバーのリストページまたは Enterprise Server Administration のホームページを更新します。 または、Enterprise Server Administration のホームページで自動更新間隔を0にして、自動更新機能をオフに設定します。
リソースアダプタ
WebLogic に ローカルリソースアダプタ mfcobol-localtx.rar をディプロイしようとすると、ClassCastException が発生して失敗することがあります。 この問題を回避するには、mfcobol-xa.rar を最初にディプロイして、その後、このファイルをアンディプロイしてから、ローカル の mfcobol-localtx.rar をディプロイする必要があります。 WebLogic GUI を使用してディプロイする場合に問題がある場合は、コマンドラインを使用することができます。 コマンドラインでも問題がある場合は、ファイルを短いパスの場所に移動するなどして、コマンドの長さを短くして再試行してください。
REST/JSON IMTK の実装と同一生成元ポリシー(SOP)
Enterprise Server に配置された REST サービス対して ウェブ ブラウザ内でスクリプトから送信された HTTP 要求が 同一生成元ポリシー (SOP) により失敗する場合があります。 一部のブラウザではクロス オリジン リクエストの送信を可能にするクロス オリジン リソース シェアリング(CORS)のように SOP を緩和する実装(またはプラグインにより実装)をしているものがあります。 REST サービスの場合、Enterprise Server は SOPを緩和するメソッドを実装していません。 そのため、CORS(または他の SOP 緩和技術)を実装しているブラウザでも、 サーバー側としてEnterprise Server が同等の技術を実装していないため、 スクリプトからの要求を拒否される可能性があります。
Eclipse
  • Windows Server 2016 に Eclipse IDE をインストールした場合、Eclipse IDE の起動時に COBOL のプラグインをロードできないため、使用できないという不具合があります。

    この不具合は、本製品 のバージョン 3.0 にバンドルされている Eclipse 自体が OS を正しく認識できないことによるものです。また、この不具合は、本製品 のバージョン 3.0 だけで発生するもので、3.0 以外のバージョンでは発生しません。

    この不具合が発生した場合は、以下をおこなってください。

    1. Eclipse IDE を終了します。
    2. 以下のファイルをメモ帳等のテキストエディタで開きます。

      C:\Users\Public\Micro Focus\Enterprise Developer\eclipse\eclipse.ini

    3. ファイルの末尾に以下の1行を追加して保存して閉じます。
      -Dos.name=Windows Server 2015 R2

    4. 使用していたワークスペースのフォルダをエクスプローラーで開き、以下のファイルが存在する場合は削除します。

      InternalTDProject\st_systems.xml

      これは、ワークスペース内に誤った OS 情報を含む内部ファイルが作成される場合があるためです。このファイルは、次回の Eclipse の起動時に再作成されます。

    5. Eclipse IDE を起動します。
  • 以前のバージョンで作成された COBOL プロジェクトまたは PL/I プロジェクトを開くと、プロジェクトファイル .cobolProj または .pliProj が更新されます。 更新後の .cobolProj または .pliProj は、以前のバージョンの Enterprise Developer と下位互換性がありません。 このため、以前のバージョンの Enterprise Developer では、このように更新されたプロジェクトを開くことはできなくなります。
    注: 以前のバージョンの Enterprise Developer で作成したプロジェクトを開く前に、.cobolProj および .pliProjファイルを事前にバックアップすることが推奨されます。
  • Eclipse IDE の COBOL エディタ内で、DBCS 文字が含まれる行では、右余白の行番号が左側にずれて表示されます。 これは表示上の不具合で、実際のソースコードに不具合はありません。
  • ソースコードとA/B カラムや余白設定が一致していない状態で表示される場合があります。 これは、Eclipse IDE の [ウィンドウ > 設定 > 一般 > 外観 > 色とフォント > Terminal Console Font] で Meiryo UI のように等幅でないフォントが設定されているためです。 この不具合を回避するには、フォントの設定で Consolas や MS ゴシックなどの等幅フォントを選択してください。
Java 関数を利用している場合の DISPLAY 文の改行文字が LF になる不具合(#20432)
Windows 環境の JRE が有効な環境では、 COBOL で Java 関数を利用している場合に DISPLAY 文の改行が LF になります。(JDK ではこの現象は発生しません。) これは、JRE が提供する JVM.DLL が 標準出力に対して _setmode APIによって変換モードをバイナリに設定していることに起因します。 改行 を CRLF にするには、プログラムの先頭で X"A7" function 18 使って、DOS 形式のコンソール入出力の有効化します。 以下はサンプルコードです。
       working-storage section. 
       01 fn pic x comp-x value 18. 
       01 md  pic x comp-x value 1. 
       procedure division. 
           call x"a7" using fn md. 
キャラクターモードの実行時に ACCEPT で入力する日本語の終端が文字化けする不具合

Windows 8 以降、または Windows Server 2012 以降の環境において、キャラクターモードの実行時に ACCEPT で入力する日本語の終端が文字化けする不具合があります。

これは、該当の Windows 環境においてマイクロソフトの ReadConsoleInput() 関数の実装が変更されたことに起因します。

SCREEN SECTION を使用しない等、ACCEPT で入力位置を指定していない場合は、以下のいずれかの方法で、この不具合を回避することができます。

以下の回避策が有効ではない場合は、GUI モードで実行することにより、不具合を回避することができます。

o +S5 実行時スイッチを以下の方法で設定してから実行する。

  set COBSW=+S5

o 以下のコードをプログラムの冒頭に追加する。

       working-storage section. 
       01 fn pic x comp-x value 18. 
       01 md  pic x comp-x value 1. 
       procedure division. 
           call x"a7" using fn md. 

また、キャラクターモードでの実行を必須とする場合、この不具合の改修が含まれる 3.0 の Patch Update 1 を該当製品のリソースセンターからダウンロードして適用すれば、不具合を解消することができます。

GUI の実行可能ファイル形式のプログラムで日本語が表示(DISPLAY)されない不具合

日本語版 Windows 上において、日本語を DISPLAY するプログラムを GUI の実行可能ファイルで実行すると、正しく表示されない不具合があります。
(INT・GNT 形式やキャラクターベースの実行可能ファイル形式ではこの不具合は発生しません。)

以下のいずれかのコーディングにより、この不具合を回避することができます。

o 手続き文の先頭に以下の DISPLAY 文を追加する。

       PROCEDURE DIVISION. 
           DISPLAY SPACE UPON CRT. 

o 以下のコードをプログラムの冒頭に追加する。

       working-storage section. 
       01 fn pic x comp-x value 18. 
       01 md  pic x comp-x value 1. 
       procedure division. 
           call x"a7" using fn md. 

障害改修

上へ戻る

このセクションは障害改修のリストです。

#19745 #20591
imtkmake コマンドで EJB を生成時に、ローカルインターフェイスはサポートしない WebLogic 10 を appserver に指定して、ejbInterfaceType=local を指定すると、警告メッセージ表示をしてリモート EJB を生成させる改修。
#21253
IMS の DFSRRC00 経由で各種 SQL データベースに接続しようとするとサービス実行エラーになる不具合の改修。
#21331
MFS 定義に PAGE=(n,SPACE) が含まれていて、プリンタセッションに LU1 が使用されている場合、IMS プリントの印字行数が不足する不具合の改修。
#21619
印刷セッションが未接続状態で送信された IMS 印刷ジョブが IMS プリンター接続時に失敗する不具合の改修。(改修の適用には、メインフレーム IMS の ETO グローバルサインオンオプション設定をシミュレートする ES_IMS_ETO_LTERM=Y を[構成情報] に設定する必要あり。)
#21628
存在しない DB を IMS DB のコマンド(/STA DB および /STO DB)に指定すると対象 DB の存在をチェックして INVALID のメッセージを返す改修。
#21793
IMS リージョン配下で PL/I バッチから MQ にアクセスする時、EBCDIC で使用している場合に、MQCONN が 2058 (MQRC_Q_MGR_NAME_ERROR) で失敗する不具合の改修。
#21865
Enterprise Server の MVSSPLHK スプール ハウスキーピングで、「JOB_KEEP YYY*」のように保持日数を指定しない場合に、0日と認識され、ジョブが削除される不具合の改修。
#21972
Enterprise Server のカタログ情報を XML 入出力させるユーティリティ mfcatxml で VSAM-SHARE-OPTS 属性を R-GDG-EMPTY-COUNT として入出力させる改修。
#22002
PL/I で PIC X と PIC A の指定においてフィールド長の最大値を 255 バイトとする改修。
#22052
COBOL ソースの一連番号領域に DBCS 文字を含まれていると警告レベルのコンパイラーエラーになる不具合の改修。
#22097
Oracle、DB2、PostgreSQL を OpenESQL の ADO.NET で使用する場合のメモリ消費の最適化を可能にする SQL コンパイラ指令 SQL(OPTIMIZECURSORS)(既定値は SQL(OPTIMIZECURSORS='YES'))を追加する改修。
#22230
日本語項目に対して、INSPECT 文中の SPACE が正しい値 X'0020' ではなく、X'2020' に置換されてしまう不具合の改修。
#22235
PL/I で PRINT ファイルを出力する際、最初のページの PUT SKIP(1)とPUT後のPUT SKIP(4)の動作が IBM z/OS 上のものと異なる不具合の改修。
#22237
MFBSIJCL 実行時に miscellaneous bad data problem エラーが発生する不具合の改修。
#22237
MFDS プロセスのメモリ リークの改修。
#22239
COBOL の XML PARSE で NATIONAL 項目の VALUE 句の英数字定数の & による連結データ項目を処理しようとするとエラーになる不具合の改修。
#22255
390 Linux の GNT の実行で、compute rounded a = b / 定数(a、b が comp-3、定数 が 10 のべき乗 例 10、100、1000)の結果が不正になる不具合の改修。
#22256
XA を利用するトランザクションや JCL ジョブが大量にあった場合、その JES リージョンの再起動で、console.log に大量の CASXO0029I が出力される不具合の改修。
#22281
3879 バイト以上の VSAM ファイルの作成するジョブの実行で、Fileshare が実行時エラー 252 で異常終了する不具合の改修。
#22284
PL/I で PUT PAGE の直後の PAGE オプションを含む PUT により改ページされない不具合、および、ENV の RECSIZE が ストリーム出力ファイルの LINESIZE より大きい場合の不具合の改修。
#22321
CHARSET(EBCDIC) 指定時に16進定数による VALUE の埋め草が x"40" ではなく x"20" になる不具合の改修。
#22338
EBCDIC モードの PIC G/N 項目の日本語転記で x"8140" が補填されてしまう不具合の改修。
#22339
MFFTP 実行時に、EBCDIC モードの場合、ファイルおよび SYSOUT メッセージの文字化けが発生する不具合の改修。
#22345
IDCAMS(MFJAMS)の DEFINE CLUSTER コマンドのドキュメント記述の改修。
#22359
CICS SEND FROM で _NOCONVERT オプションを指定して LU1 プリンターにデータが出力される場合、不要な 3270 データ ストリーム制御文字が付加される不具合の改修。
#22359
_NOCONVERTを指定した CICS SEND 文が LU1 に送信される場合に 3 バイトの 3270 コマンドが送信される不具合の改修。
#24446
Eclipse IDE で作成された、64 ビットモードで COBOL をビルドする .cobolBuild を指定して、mfant.jar を使って 32 ビット Java 環境で ant コマンドでビルドするとエラーになる不具合の改修。
#22447
STRING 文で N" 定数 が文字化けする不具合の改修。
#22482
PL/I でストリームファイルのバッファ フラッシュ処理の誤りにより不正な ENDPAGE 条件が発生する不具合の改修。
#22496
MFJSORT の JCL での実行において PARM='SIGN-EBCDIC' を指定して SIGN-EBCDIC サポートの追加する機能拡張の改修 。
#22499
REBUILD による SEQ から IND へのファイル変換で、重複キーがある場合、/t オプションの指定がないと変換後のファイルが破損する不具合の改修。
#22516
OpenESQL で SELECT 文内のカラム名として FREE を指定してもコンパイルエラーにしない改修。ただし SQL(CHECK) でのコンパイル時と実行時のサポートについては、RDBMS に依存する。
#22532
PL/I の STRING の実装制限を 32767 バイトとして、それを超える場合にコンパイラエラーを発生させる改修。
#22544
Eclipse IDE でビルドパスのビルド優先順位で単独のディレクトリを選択した場合、使用中でないビルド構成の出力パスのディレクトリも削除される不具合の改修。
#22556
Eclipse で、ENTRY 文を含む SQL プログラムをテスト カバレッジを有効にしてデバッグする場合、 最後にカバレッジ結果ハンドラの例外が発生する不具合の改修。
#22567
PL/I で GRAPHIC 変数に ''G を代入しても '8140'X にならない不具合の改修。
#22576
PL/I で MOD(FIXED BIN, FIXED DEC)と MOD(FIXED BIN, PIC)の結果が不正になる不具合の改修。
#22578
PL/I で RECSIZE より小さい行数を指定した PUT LINE(n) 時の改ページ処理に関する不具合の改修。
#22578
PL/I で連続していない PUT EDIT LINE() が複数ある場合にスキップする行数に不正が発生する不具合の改修。
#22616
PL/I で ON ENDPAGE 発生時に PUT SKIP EDIT の処理の出力が不正になる不具合の改修。
#22622
PL/I で配列のクロスセクション代入で数字項目が型変換されない不具合の改修。
#22679
MFFTP 実行時に、EBCDIC の FTP コマンドの実行が動作しない不具合の改修。
#22681
PIC N 項目の転記で、送り側が集団項目で、受け側が部分参照を指定している場合、部分参照が文字数単位で処理されない不具合の改修。
#22704
端末の SOSI または PS 属性が無視されて、CICS SEND TEXT で使用するメッセージの末尾スペースが切捨てられてしまう不具合の改修。
#22770
OpenESQL で PostgreSQL を使用する場合、FETCH 文で桁落ちしないデータが、桁落ち(SQLSTATE=01004)と判定される不具合の改修。
#22771
Enterprise Server の HSF レコードの TIME の開始時刻の記録が不正になる不具合の改修。
#22787
PCOMM 3270 エミュレータのデフォルトの色を優先させるため、MFS ソース内で拡張色属性が指定された場合にのみ拡張色属性が生成される改修。
#22835
ADISCTRL オプションの 15 または 16 で 2 を設定している場合、PIC N 項目のクリアの際に2バイト スペースで埋められない不具合の改修。
#22861
Enterprise Server 上で大きなデータ領域を定義したプログラムの実行すると、PROGRAM NOT FOUND エラーとして報告される不具合の改修。
#22877 #22884
Enterprise Server で、MF_MVSJOB のリセット値が '+' の場合、ジョブ番号の重複や不正な割り当てが発生する不具合の改修。
#22903
PL/I でコンパイル時に -graphic と -fdmaxp 15 を指定するとコンパイル エラーになる不具合の改修。
#22917
EXECUTE IMMEDIATE DELETE の2回目以降の実行で不正な SQLCODE が取得される不具合の改修。
#22951
JES SPOOL の表示で次ページに移動してから前ページに戻ると最後の1行が表示されない不具合の改修。
#22956
PL/I で OPEN 直後の連続する PUT SKIP の改行数が IBM メインフレームの動作と異なる不具合の改修。
#22976
JCL SORT で、DUMMY データセットへのレコードの書き込みがないと 9/013 で異常終了する不具合の改修。
#22988
ILSOURCE 指令で JVMGEN でコンパイルされたプログラムの場合、未サポートの HOSTFD が誤って有効状態になり、実行時に例外が発生する不具合の改修。
#23004
JCL のあるステップで DATASET NOT FOUND が発生すると、その直前のステップの HSF レコードの内容が不正になる不具合の改修。
#23029
PL/I で関数に引数の指定が指定されていない場合、FIXED DECIMAL で返す値が不正になる不具合の改修。
#23039
Enterprise Server で負荷テスト時にリソース アダプタ mfcobol-xa.rar から大量の INFO メッセージ出力が発生する不具合の改修。
#23041
I2 ランタイム スイッチ(HRRTRHRTSW0I.html) のプロパティのデフォルト値をオンとするドキュメント改修。
#23047
PL/I で HCO DCLGEN が GRAPHIC と DECIMAL で不正なホスト変数宣言を生成して -mvs オプションでコンパイルに失敗する不具合の改修。
#23053
コンパイラ指令 ARITH(COMPAT/EXTEND) のサポートの実装により 同名の IBM メインフレームオプションがエミュレートされる機能追加。
#23114
Animator デバッグしている時 DBCS データ項目を Query で確認すると "4-S Illegal character" になる不具合の改修。
#23144
BELL コンパイラ指令のマニュアル上の記述誤りの改修(段階「生成」から「構文チェック」に修正。マニュアルページ:HRCDRHCDIR1G.html)。
#NA
AIX など一部のプラットフォームで、実行ファイルでコンパイルされた COBOL アプリケーションでコアが生成された場合、コア ファイルを他のディレクトリに移動してアニメートすると、アニメートに失敗する不具合の改修。
#NA
cobutf8 コマンドの機能追加(UTF-8 環境で UTF-8 以外のエンコードのデータでプログラムを実行する場合に COBUTF8 環境変数とあわせて使用するコマンドラインツール)。
#NA
ライブラリルーチン CBL_SCR_SET_KEISEN_COLOR および実行時チューナー Keisen_white のエントリを追加するドキュメント改修。
#NA
AT 指定の ACCEPT 文で作用対象を日本語項目(PIC N)にするとコンパイル時にエラー COBCH1854-S が発生する不具合の改修。

製品ヘルプ

上へ戻る

  • 日本語のマニュアルは、Micro Focus のサイト上の製品マニュアルのページから、 このリリースの Enterprise Developer のリンクをクリックすると表示されます。

    該当のリリースがない場合は、準備中です。その場合は、利用可能な最新リリースのリンクや下記の英語版のオンラインマニュアルをご利用ください。

  • 英語版のマニュアルは、以下の手順で表示されます。

    Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Enterprise Developer > ドキュメント - Eclipse] をクリックします。

  • 英語版のオンラインマニュアルは、以下の手順で表示されます。

    1. 英語版マニュアルのサイト Micro Focus Documentation をブラウザ上に表示します。
    2. 左側のペインから[Enterprise > Micro Focus Enterprise Developer for Eclipse]を選択します。(選択する製品名にバージョン情報が含まれている場合があります。)
注: Enterprise Developer Unix コンポーネント に関する情報は、製品ヘルプの Eclipse を使用したリモートデバッグに関する項を参照してください。
注: 英語版マニュアルには製品の保守サポートやアップデートに関する記述が含まれていますが、ご購入製品のシリアル番号が MFK で始まる場合は、Micro Focus のサイト上の製品の保守サービスについてをご参照ください。

保守サポート

上へ戻る

製品の保守サポートに関する情報は Micro Focus のサイト上の製品の保守サービスについてをご参照ください。

補足情報

上へ戻る

  • MFSupportInfo.exe のユーザーインターフェイスの変更

    Windows 環境の情報取得用のツール MFSupportInfo.exe がバージョン 2.3 から同名の新しいツールに変更されました。 この変更により以前のツールで Windows Server 2012 の OS 情報が正しく取得されない不具合が改修されています。

  • Enterprise Server の Mainframe Subsystem Support (MSS) の JES 機能におけるスプールの性能向上に関する留意事項
    重要: JES 機能 を利用する Enterprise Server の既存のリージョンを バージョン 3.0 にアップグレードする場合は、 以下に記載されている通り、スプール変換ユーティリティを実行する必要があります。 スプール変換ユーティリティを実行しないで、リージョンを起動しようとすると、次のメッセージがコンソール ログに表示され、 JES の初期化に失敗して、JES 機能が無効化されます。
    JES000058E JES validation - Product requires new spool control files. Run spool conversion utility, splconv, to create them.
    

    バージョン 3.0 では、性能向上のために、JES スプール リポジトリのファイル構造がアップグレードされました。 3.0 以前のバージョンで作成された JES のリージョンでは、JES にジョブをサブミットする前にスプール変換ユーティリティを実行する必要があります。 バージョン 3.0 で新しく作成されたリージョンは自動的に新しいスプール ファイルを使用するように設定されます。

    既存のスプール ファイルの情報は、以下に記載されている方法により、新システムで使用される一連の新しいファイルに変換されます。 新システムへの移行によりデータが失われる可能性はありません。

    ハウスキーピング タスクの実行性能が大幅に改善されるほか、次のような利点があげられます:

    • スプール ファイルのディスク効率が高くなり、スプール ファイルに必要な領域が最大75%削減できる場合があります。
    • 索引付けの内部処理の大幅な向上により、メッセージおよび SYSOUT レコードの生成が高速化します。
    • スプール キューのナビゲーションの改善: ジョブの状態 CompleteOutputOut Hold、および Printed のオプションが追加され、 任意の組み合わせの SYSOUT ファイルを選択して、完了したジョブを単一のリストに表示できます。
    • JOBID の桁数が、5桁から、6桁または7桁に拡張されました。詳細については、MF_MVSJOB 環境変数を参照してください。
      重要: JES スプール ファイル構造の変換後に、十分なテストをおこなって不具合のないことを確認してから JOBID の桁数の拡張をおこなうことが推奨されます。 以前の JES スプール ファイルに戻すことは可能ですが、その場合は、5桁を超えるすべてのジョブを削除する必要があります。
    スプール変換ユーティリティの実行方法
    1. Windows 製品の場合は、Enterprise Developer コマンドプロンプトまたは、Enterprise Server コマンドプロンプトを起動します。

      Unix/Linux 製品の場合は、以下を実行して環境変数を設定します。

       . インストール ルート/bin/cobsetenv
    2. 続けて、必要に応じて次の環境変数を設定します
      変数 説明
      MFSYSCAT 現在の JES カタログの場所と名前。必須項目です。

      複数のカタログファイルが使用されている場合(1個以上のユーザー カタログが定義されている場合)、 この環境変数は、JES スプール データセットがカタログされているカタログを指している必要があります。

      MVSSPOOLDIR 現在の JES スプール ファイルの場所。JES カタログの場所と異なる場合にのみ必須です。
      NEWSPOOLDIR 出力先の JES スプール ファイル(変換する場合は SPL* ファイル、元に戻す場合は旧フォーマットのスプールファイル)の場所。 出力先として、出力元のスプールファイルと異なる場所を指定する場合にのみ必須です。
      MFSYSCAT_ERRS 変換処理によるカタログエラーの最大許容数。これは任意で、デフォルト値は 100 です。

      最大許容数を超えると、以下のエラーが表示されます:

       MVSCATIO Error limit exceeded = nnnn
      
      (ここで nnnn はエラー数です。)
    3. splconv と入力し、Enter を押します。

      変換プロセスが実行され、変換されたファイルとレコードの詳細が画面に表示されます。

    4. 変換の実行時に MVSSPOOLDIR と NEWSPOOLDIR に異なる場所を設定していた場合は、 Enterprise Server の JES リージョンで指定していた MVSSPOOLDIR の値を NEWSPOOLDIR の値に変更します。
      注: この手順を実行しないでリージョンを起動すると、次のエラーが発生して JES の初期化に失敗します。
      JES000058E JES validation - Product requires new spool control files. Run spool conversion utility, splconv, to create them.
      
    5. 変換の対象の JES リージョンを起動して、ジョブをサブミットすることができます。
    3.0 より以前の JES スプール リポジトリに戻す方法

    バージョン 3.0 で使用するために変換または、作成された Enterprise Server の JES リージョンは、この製品の 3.0 より以前のバージョンとは互換性がありません。 この製品の 3.0 より以前のバージョンにダウングレードする場合、古い JES スプール リポジトリに戻す必要があります。

    この製品の 3.0 より以前のバージョンで JES 機能を利用するリージョンを使用する場合は、以下をおこないます:

    1. 上記のスプール変換ユーティリティの実行方法の 1. および 2. の通り、必要に応じて環境変数を設定します。
    2. 変数名 SPLREGR_TARGET に、値として PRE30 を指定して設定します。
    3. リージョン内で6桁または7桁の JOBID(バージョン 3.0 の拡張機能)の使用を開始している場合は、 元に戻す前に6桁または7桁のジョブを削除して、MF_MVSJOB 環境変数(変数が使用されていない場合は SPLJNO.dat ファイル)で5桁を超える上限を指定しないようにします。
      注: MF_MVSJOB 環境変数を使用する場合に、5桁の JOBID に戻すには MF_MVSJOB=<最小値>+<最大値>を設定します。 ここで最大値を 0099999 未満にして、+ 記号で最小値と最大値を区切ります。
    4. splregr と入力し、Enter を押します。

      元に戻す処理が実行され、変換されたファイルとレコードの詳細が画面に表示されます。 3.0 より以前のバージョンで対象の JES リージョンを使用することができます。

  • Windows OS 再起動時に記録される Micro Focus Directory Server サービスのエラーまたは警告イベント

    以下の Windows OS 再起動時に記録されるイベントログは、Windows サービスとして登録される Micro Focus Directory Server サービス(サービス名:mf_CCITCP2)に関するものです。

    • Windows システム ログ
      Windows OS シャットダウン時
      概要 Micro Focus Directory Server サービスは予期せぬ原因により終了しました。
      (ソース : Service Control Manager イベントID : 7034 レベル : エラー)
    • Windows Application ログ
      Windows OS 起動時
      概要 ソース "mf_CCITCP2" からのイベント ID 0 の説明が見つかりません。
      (ソース : mf_CCITCP2 イベントID : 0 レベル : 警告)

    これは、該当のサービスが外的要因によって強制終了されたことを意味するものですが、OS シャットダウンによるサービスの中断を強制終了とみなしているためであり製品の機能の不具合を意味するものではありません。

    Micro Focus Directory Server サービスの停止は、Windows サービスの管理画面からの明示的な停止や net stop コマンドを使って停止している場合、エラーや警告として記録されません。 OS シャットダウンによるサービス停止は外部からの強制終了とみなされ、エラーや警告のイベントとして記録されます。この場合のエラーや警告は無視して問題ありません。

    このサービスは Enterprise Server 機能や、Fileshare 機能を利用している場合に、 必要なものですが、Enterprise Server 機能を利用していない場合は、不要なサービスであるため、Windows サービスの管理画面から該当のサービスを無効にするか手動起動に変更してください。

サポートされない機能

上へ戻る

次の機能はサポートされなくなりました:

  • HOSTSIGNS コンパイラ指令はサポートされなくなりました。代替機能として次のコンパイラ指令を使用することが推奨されます: SIGN-FIXUP、HOST-NUMMOVE、および HOST-NUMCOMPARE

免責条項

上へ戻る

本ソフトウェアは、いかなる保証もなしに「現状有姿」で提供されます。Micro Focus は、市場性または特定の目的への適合性に関する保証を含む明示的または黙示的保証を一切否認します。Micro Focus またはそのサプライヤは、直接的、間接的、付随的、結果的、営業利益的、または特別な損害を含むいかなる損害に関して、たとえ事前にそのような損害の可能性を通知されていたとしても、一切の責任を負わないものとします。一部の州では、結果的または付随的な損害の責任の除外または制限を許可していないため、上述の制限が適用されない可能性があります。

Micro Focus は登録商標です。

Copyright © Micro Focus 2017. All rights reserved.

この製品にはカーネギーメロン大学 Computing Services (http://www.cmu.edu/computing/) が開発したソフトウェアが含まれています。