Micro Focus Enterprise Developer for Windows の Readme

この Readme には、Micro Focus® Enterprise Developer に関する情報が記述されています。

Enterprise Developer は IBMメインフレームアプリケーションの開発のための最も先進的でモダンな環境を提供し、 COBOL (Enterprise COBOL, COBOL for 390, COBOL for MVS, VS COBOL/2など), JCL (JES2, JES3, VSE), CICS/ESA, IMS DB/DC をサポートします。

Micro Focus Enterprise Developer for Windows は次の製品で構成されています。



この Readme には製品ヘルプに記載がない情報が含まれている場合があります。 製品をインストールする前に、Readme 全体を必ずご一読ください。

この Readme は、次の項で構成されています。


注: このドキュメントには外部のサイトのリンクが含まれています。Micro Focus は、これらのウェブ・サイトの内容またはそのリンク先サイトの内容について責任を負いません。ウェブ・サイトは本質的に短期間で変更される可能性があります。したがって、リンクを最新の状態に保つように努力していますが、必ず期待どおりに機能することを保証することはできません。

システム要件 - Enterprise Developer for Visual Studio

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ハードウェア要件
オペレーティング・システム:
  • Windows 10
  • Windows 11
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2019
  • Windows Server 2022
注:
  • 64ビット Windows が必須です。64ビットのオペレーティング システムにインストールして、32ビットと64ビットの両方のアプリケーションを作成できます。
  • Server Core の Windows Server 2019 はサポートされません。
  • サポートされるオペレーティングシステムの最新の情報は、弊社サイトの [ よくあるご質問 > エンタープライズ製品の稼働環境は? ] でご確認ください。
最低推奨メモリ(RAM):
2 GB
ディスク領域:
Sentinel RMS ライセンス・サーバ - 75 MB
Enterprise Developer - 2.3 GB

(注:このディスクサイズには、Enterprise Developer セットアップファイルと一緒に提供される JRE および .NET Framework のサイズが含まれます。 さらに、インストールイメージがない場合にもインストールの変更を可能にするためにローカルに情報をキャッシュしておくのに必要なスペースも含まれます。)

ソフトウェア要件
注:
  • セットアップにより 64ビットの Adoptium の OpenJDK Temurin 11 がインストールされます。
  • この製品には OpenSSL 1.1.1n-mf6 (modified) が含まれています。デフォルトではインストールされません。

次のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があります。

注: 以下のサポートされる Edition の Visual Studio の事前インストールが必須となります。 必ず、以下のソフトウェアを事前にインストールしてください。
  • Enterprise Developer for Visual Studio 2017 - Microsoft Visual Studio 2017 15.9 以降 (Professional、Enterprise、または Community Edition) が必要です。
  • Enterprise Developer for Visual Studio 2019 - Microsoft Visual Studio 2019 16.11 以降 (Professional、Enterprise、または Community Edition) が必要です。
  • Enterprise Developer for Visual Studio 2022 - Microsoft Visual Studio 2022 17.0 以降 (Professional、Enterprise、または Community Edition) が必要です。Visual Studio 2022 の SQL CLR には、バージョン 17.1 以降が必要です。
    注: Microsoft の Visual Studio 2022 バージョン 17.2 の不具合により、Enterprise Developer/Visual COBOL for Visual Studio 2022 の一部の機能で問題が発生する可能性があります。詳細は、「既知の問題点」を参照してください。

    Microsoft Visual Studio のコンポーネントの選択については後続のセクションを参照してください。

重要:
  • Microsoft Visual Studio Express Edition はサポートされません。
  • Visual Studio でローカルの製品ヘルプ(英語)を利用する場合は、 Visual Studio を事前にインストールする時に、Help Viewer コンポーネントが選択されているか確認してください。 このコンポーネントを選択するには、Visual Studio インストーラーで[個別のコンポーネント]をクリックし、[コードツール]の[ヘルプビューア]をチェックします。 Visual Studio でローカルの製品ヘルプ(英語)を利用しない場合、Help Viewer コンポーネントを選択する必要はありません。
  • Microsoft .NET Framework 4.6.1 がターゲットの場合は、Microsoft .NET Framework 4.6.1 が必要です。これは Visual Studio 2017 にも同梱されています。
  • Microsoft .NET Framework 4.7.2 がターゲットの場合は、Microsoft .NET Framework 4.7.2 が必要です。これは Visual Studio 2019/2022 にも同梱されています。
  • Enterprise Developer for Visual Studio のセットアップ時に、Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージがない場合は、セットアップにより対応するバージョンの Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージが必須ソフトウェアとしてインストールされます。 Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージのインストールにより winsxs ディレクトリにデジタル署名のない複数の .dllファイル が追加されます。
  • インストールする Visual Studio のコンポーネントの選択

    Visual Studio インストーラーを使用すると、ワークロードとコンポーネントを選択することにより、開発の手法に応じた必要なものだけをインストールすることができます。 たとえば、.NET デスクトップ開発、ASP.NET と Web 開発、または C++ によるデスクトップ開発など、各開発で必要なコンポーネントを選択できます。

    任意で選択する各種のワークロードやコンポーネントは、特定の種類のアプリケーションやタスクでのみ必要です:

    • Azure、WCF、Web、WPF、SQL CLR アプリケーションの開発
    必要な場合は、Visual Studio インストーラーで選択するか、インストールの完了後に有効にします。 詳細については次のセクションを参照してください。
  • Visual Studio のインストールされていない機能の追加

    Visual Studio の機能でインストール時に選択されていないものがある場合、その機能やプロジェクト テンプレートは、使用できません。 インストールされていない機能は、次のいずれかの方法で追加インストールできます:

    • Visual Studio インストーラーの再実行:

      1. Visual Studio Installer を起動し、インストール済みの Visual Studio の[変更]を選択します。
      2. 変更メニューからワークロードや足りないコンポーネント(ASP.NET と Web 開発ヘルプ ビューアなど)を選択します。
      3. インストールを開始して変更を反映させます。

    • Visual Studio の[クイック起動]を使用する:

      1. Visual Studio を起動します。
      2. [クイック起動]の入力ボックスに機能の名前を入力します。たとえば、ASP.NET または ヘルプビューア と入力します。

        入力した文字列に一致するすべての機能がドロップダウンリストが表示されます。 インストールされていない機能に対しては、インストール オプションが表示されます。

    • Visual Studio 内の[不足している機能のインストール]を使用する:

      1. Visual Studio を起動します。
      2. [ヘルプ > Micro Focus 製品ヘルプ > 不足している機能のインストール > 機能名]をクリックします。

        インストーラの指示に従って不足している機能をインストールしてください。

      また、Visual Studio を使用している際、Micro Focus プロジェクト テンプレートで必要な Visual Studio 機能がインストールされていない場合は、情報バーにその機能のインストール手順が表示されます。

  • Microsoft Windows SDK および Microsoft Build Tools: COBOL 開発環境における様々な操作や処理は、Microsoft が配布する Windows SDK パッケージおよび Microsoft Build Tools パッケージに含まれる 一部のファイルに依存します。これらのパッケージのいずれか、または両方を必要とする場合の操作や処理については、 Microsoft パッケージへの依存を参照してください。

    デフォルトでは、製品をインストールすると、最新バージョンの Microsoft Windows 10 SDK と Microsoft Build Tools for Visual Studio 2017 が既定の場所にインストールされます。

    これらのパッケージの他のバージョンを使用する必要がある場合、または、デフォルト以外の場所にインストールされているパッケージを使用する必要がある場合は、 インストール後に cblms コマンドライン ユーティリティを使って構成します。詳細については、Microsoft Build Tools および Windows SDK パッケージの管理を 参照してください。

ライセンス管理ツールの要件:
Micro Focus ライセンス管理ツールを実行するには Java が必要です。この管理ツールでは Java 1.7 以降がサポートされます。
追加のソフトウェア要件
製品の一部の機能を活用するには、事前インストールの必要なソフトウェアに加えて サードパーティ製のソフトウェアを入手して追加インストールする必要がある場合があります。 以下は、各機能で必要なサードパーティ ソフトウェアに関する情報です。
  • Enterprise Server のアプリケーション サーバー JCA サポート

    制限事項: この項目は、 Enterprise Server 機能にのみ適用されます。

    Enterprise Serverでサポートおよびテストされている JCA アプリケーション サーバーは次の通りです:

    テスト

    Windows プラットフォームでは、ほとんどの JCA テストは 64 ビット プラットフォームで行われます。ただし、実際にはテストされていませんが、32 ビット プラットフォームもサポートされています。

    サードパーティ製 Java Application Server

    サポートされている各サードパーティ製 Java Application Server バージョンのサポートについて:

    • Micro Focus は JAS ベンダーが提供するサービス終了 (EOS) 日までサポートを提供します。
    • Micro Focus 製品のアップグレードを計画する際には、サードパーティ JAS についても考慮することが推奨されます。
    報告された問題の解決

    サードパーティの Java アプリケーション サーバーの使用において、Micro Focus 製品で報告された問題を解決することに関して、Micro Focus は次の通り対応します。

    • テスト済みまたは未テストのプラットフォームで、サポートされているJASの問題の解決を試みます。
    • 計画されているがまだサポートされていない JAS に関する問題を調査し、 サポートされている最新の JAS バージョンでも発生するアーキテクチャ以外の問題を解決を試みます
    利用可能なJava アプリケーション サーバー

    オペレーティングシステム/プラットフォーム JBoss EAP 7.x IBM WebSphere 8.5.5, 9.0, Liberty y.0.0.x (y: 21 以降) Oracle WebLogic 12.2.1, 14.1.1 Apache Tomcat 10.0
    x86-64 running Windows X X X X

    現在のサポート

    このリリースでは、次の Java アプリケーション サーバーのベース バージョンとそのインクリメンタル リリースがサポートされています:

    サポートされるアプリケーション サーバー
    ベース バージョン
    テスト済みアプリケーション サーバー
    バージョン
    JDK(ベンダー) Java EE COBOL RA CICS RAs および ECI
    Apache Tomcat 10.0 1 10.0.17 8 (Adoptium)
    IBM WebSphere 8.5.5 8.5.5.18 8 (IBM) 6 X X
    IBM WebSphere 9.0 9.0.5.6 8 (IBM) 72 X X
    IBM WebSphere Liberty y.0.0.x(y:21 以降) 21.0.0.12 8 (IBM) 72 X
    JBoss EAP 7.x 7.4.3 1.8 (Oracle)
    1.8 (Adoptium)
    72 X X
    Oracle WebLogic 12.2.1 12.2.1.4 8 (Oracle)
    8 (Adoptium)
    72 X
    Oracle WebLogic 14.1.1 14.1.1.0 8 (Oracle) 72 X
    1 Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。 Micro Focus の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。 Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。

    2 EJB 3.2 および Java Connector Architecture 1.7 のサポートを含む Java EE 7 は、Interface Mapping Toolkitを使用して生成されたEJBのデプロイメントでサポートされます。

    使用する JDK はお使いのアプリケーション サーバー のドキュメントで確認してください。JDK は次の目的に使用されます:

    • アプリケーションサーバーを起動
    • Interface Mapping Toolkit または imtkmake コマンドによって生成されたEJBやサーブレットをコンパイル

  • CICS Web サービス

    CICS Web サービスを使うには、最初に IBM の CCSID の変換テーブルがインストールされている必要があります。詳細については CCSID Conversion Tables を参照してください。

  • コード分析

    Enterprise Developer コマンドプロンプトからコード分析を行うには Apache Ant が必要です。 Apache Ant はApache ウェブサイトからダウンロードできます。

  • データベースアクセス

    サポートおよびテストされている DBMS、その DBMS を使用する製品の機能のリストです。

    RDBMS すべてのテストは、RDBMS クライアント ソフトウェアの使用可能性に基づいて、32ビットと64ビットの両方のプラットフォームで行われます。

    サポートされている各サードパーティの RDBMSバージョンのサポートについて:

    • Micro Focus は RDBMS ベンダーが提供する標準のサービス終了 (EOS) 日までサポートします
    • Micro Focus 製品のアップグレードを計画する際には、サードパーティの RDBMS についても考慮することが推奨されます。

    サードパーティの RDBMS の使用において、Micro Focus 製品で報告された問題を解決することに関して、Micro Focus は次の通り対応します。

    • テスト済みまたは未テストのプラットフォームで、サポートされているDBMSの問題の解決を試みます。
    • 計画されているがまだサポートされていない RDBMS に関する問題を調査し、サポートされている最新の RDBMS バージョンでも発生するアーキテクチャ以外の問題を解決を試みます

    このリリースでは、次のデータベース管理システムをサポートします。

  • データベースアクセス - COBSQL (Pro*COBOL)

    COBSQL アプリケーションを配布する前に、配布先環境において、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。

    注: COBSQL (Pro*COBOL) はネイティブ COBOL でのみサポートされています。
    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム 32 ビット 64 ビット
      x86-64 Windows X X
    • XA スイッチ モジュール

      Oracle の XA スイッチモジュールは、COBSQL (Pro*COBOL) 用のものが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。Oracle Instant Client は、Pro*COBOL アプリケーションのすべての 1 フェーズ コミット(1PC)機能を完全にサポートしています。

      制限事項: Oracle Instant Client は、Oracle の XA スイッチ モジュールの 2 フェーズ コミット(2PC)機能をサポートしません。Pro*COBOL アプリケーションで 2PC 機能を使用するには、Instant Client ではなく Oracle Client をインストールする必要があります。
    • プリプロセッサ

      COBSQLは次のデータベース プリプロセッサをサポートします:

      • Oracle Pro*COBOL Version 19c および 21c のデータベース プリプロセッサ
      • Sybase Open Client Embedded SQL/COBOL Version 11.1 またはそれ以降
      • Informix Embedded SQL/COBOL Version 7.3 またはそれ以降
    • コンパイル

      x86 および x86-64プラットフォーム 上で Oracle で使用するため COBSQL でコンパイルする場合、COBSQL 指令 NOMAKESYN を使用しないでください。 この指令があると COMP ホスト変数が有効になり、 これらは、Intel プラットフォーム上では、Oracle 側が期待するネイティブのバイトオーダと互換性がないためです。

    • テスト

      このバージョンでは、COBSQL は Oracle 19c および 21c でテストされています。

  • データベースアクセス - HCO for DB2 LUW

    HCO for DB2 LUW アプリケーションを開発または配布する前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。

    注: HCO for DB2 LUW はネイティブ COBOL でのみサポートされています。
    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム COBOL 32 ビット COBOL 64 ビット PL/I 32 ビット PL/I 64 ビット
      x86-64 Windows X X X X
    • XA スイッチ モジュール

      DB2 の XA スイッチモジュールは、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で提供されており利用可能です。

    • プリプロセッサ

      HCO for DB2 LUW は次のデータベース プリプロセッサをサポートします:

      • IBM DB2 LUW Version 11.1 またはそれ以降
      • IBM DB2 Connect Version 11.1 またはそれ以降
    • Host Compatibility Option (HCO)

      Host Compatibility Option では次のいずれかのソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります:

      • IBM DB2 Connect - Personal、Enterprisel、Application Server または Unlimited Edition
      • IBM DB2 LUW - Workgroup または Enterprise Server Edition(Advanced を含む)
      • IBM DB2 LUW - Express または Express-C Edition
      • IBM Data Server Client (DB2 LUW Server 製品がリモート環境にインストールされている場合)
    • テスト

      このバージョンでは、HCO for DB2 LUW は 11.1 および 11.5 でテストされています。

  • データベースアクセス - HCO for SQL Server (HCOSS)

    HCOSS アプリケーションを開発または配布する前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。

    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      オペレーティングシステム/プラットフォーム COBOL ネイティブ/.NET 32 ビット COBOL ネイティブ/.NET 64 ビット PL/I 32 ビット PL/I 64 ビット
      x86-64 Windows X X X X
    • データベースの移行
      • HCOSS クライアント ホスト ノード
        • SQL Server 2016 またはそれ以降
        • Microsoft .NET Framework 4.7.2
        • Microsoft SQL Server Integration Services (SSIS) - Microsoft SQL Server エディションに同梱
          注: Microsoft SQL Server Express Edition は SSIS をサポートしていない可能性があります。 詳細については、Microsoft のドキュメントを参照してください。
        • Microsoft OLE DB Driver for SQL Server (MSOLEDBSQL)
          注: Microsoft の推奨は、MSOLEDBSQL のみです。これは、他のすべてのバージョンは非推奨であるか、または保守されなくなったためです。 ただし、MSOLEDBSQL がインストールされていない場合は、使用可能な場合は、SQL Server Native Client (SNAC) が使用されます。
        • Microsoft OLE DB Provider for DB2 version 5.0 またはそれ以降
          注:
          • メインフレームに接続するため OLE DB Provider の構成をおこなう必要があります。詳細については、Microsoft のドキュメントを参照してください。
          • Microsoft OLE DB Provider for DB2 バージョン 6.0 を使用する場合は、 Extract Schema の オプション [Cast STATEMENT column to VARCHAR during SysViews extract] を [True] に設定する必要がある場合があります。
      • SQL Server ターゲット ホスト ノード
        • SQL Server 2016 またはそれ以降
      • メインフレーム DB2
        • IBM のサポートが有効な z/OS DB2 バージョンのみ
          注: ローカル マシン上でアプリケーションを開発していても、リモート マシン上の SQL Server データベースにアプリケーションを配置する場合は、 このトピックの後半の「ネイティブ アプリケーションの配置 > 本番用マシン」に記載されている要件に基づきリモート マシンを構成します。
    • アプリケーションの移行
      ADO.NET アプリケーション
      ADO.NET アプリケーションは以下の構成である必要があります:

      SQL Server 2016 またはそれ以降 と .NET Framework 4.x の SqlClient Data Provider

      注:Microsoft 推奨 は .NET Framework 4.5.2 です。
      COBOL ストアド プロシージャ
      SQL Server COBOL Stored Procedures を参照してください。
    • ネイティブ アプリケーションの配置
      開発用マシン
      SQL Server 2016 以降、および推奨されるバージョンの Microsoft ODBCドライバをインストールします。
      開発用 SQL Server マシン
      • SQL Server 2016 またはそれ以降
        注: 開発用マシン上で共存できますが、共存は必須ではありません。
      本番用マシン
      • Enterprise Server または Enterprise Test Server をインストールします。
      • SQL Server 2016 以降、および推奨されるバージョンの Microsoft ODBCドライバをインストールします。

      本番用マシンからアプリケーションをバインドしたい場合は、以下の追加のソフトウェアをインストールします:

      • Microsoft .NET 4 framework またはそれ以降
      • SQL Server 2016 またはそれ以降の System CLR Types
      • SQL Server 2016 またはそれ以降の Shared Management Objects
      本番用 SQL Server マシン
      • SQL Server 2016 またはそれ以降
        注: 本番用マシン上で共存できますが、共存は必須ではありません。
    • テスト

      このバージョンでは、HCO for SQL Server は SQL Server 2016、2017、2019、Azure DB および Azure MI でテストされています。

  • データベースアクセス - OpenESQL

    OpenESQL アプリケーションの開発や配布の前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。

    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      オペレーティングシステム/プラットフォーム COBOL ネイティブ / .NET 32 ビット COBOL ネイティブ / .NET 64 ビット PL/I 32 ビット PL/I 64 ビット
      x86-64 Windows X X X X
    • XA スイッチ モジュール

      ODBC の 1 フェーズ・コミット、SQL Server および PostgreSQL のスイッチ モジュールが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。

    • ネイティブ COBOL および PL/I
      • OpenESQL は、ODBC 3.0 準拠のドライバを使用して、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。
      • 使用するドライバが OpenESQL での使用に適しているかどうかを確認するには、そのドライバのベンダーのマニュアルを参照してください。
    • .NET COBOL

      • OpenESQL は、.NET Framework 対応のドライバを使用して、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。
      • OpenESQL は次の ADO.NET データ プロバイダに対してテストされています:
        • Microsoft provider for SQL Server
        • Microsoft provider for Oracle
        • IBM DB2
        • Oracle Data Provider for .NET (ODP.NET) - フル マネージおよびフル アンマネージ プロバイダ
        • OleDb
        • Managed ODBC .NET providers
        • EDB PostgreSQL の Npgsql 3.2.2
    • SQL CLR 統合

      Microsoft SQL Server 配下での COBOL ストアド プロシージャの開発と配置のための SQL CLR 統合機能を使うには、次のソフトウェアが必要です。 この機能は、SQL Server データベース プロジェクト テンプレートを使用して作成されたプロジェクトで使用できます。 このテンプレートは、Visual Studio の「ASP.NETとWeb開発」をインストールした後に使用可能になります。 (詳細は、「Visual Studio のインストールされていない機能の追加」を参照してください。

      SQL Server データベース プロジェクト テンプレートのプロジェクトでは以下が必要です:

      • Microsoft SQL Server Tools (SSDT SDK)
      • Visual Studio 2017 またはそれ以降の Professional、Enterprise または Community Edition
      • 次のいずれか:
        ターゲット バージョン Microsoft 推奨
        SQL Server 2016 またはそれ以降 .NET Frameworks 4.x CLR v4.0 ベース Microsoft の最新の推奨バージョンの .NET Framework を選択してください。
        SQL Azure Database (option 1) .NET Frameworks (2.0, 3.0, 3.5) CLR v2.0 ベース Microsoft の最新の推奨バージョンの .NET Framework を選択してください。
        SQL Azure Database (option 2) .NET Frameworks 4.x CLR v4.0 ベース Microsoft の最新の推奨バージョンの .NET Framework を選択してください。
      リモートマシンからの Microsoft SQL Server にアクセスする場合、Microsoft SQL Server のあるリモート マシン上に、ローカルマシン上と同一バージョンの Enterprise Developer または Enterprise Server をインストールします。詳細については「SQL Server COBOL Stored Procedures」を確認してください。
      重要: 以前のバージョンの Enterprise Developer の SQL CLR データベースプロジェクトテンプレートはサポートされません。 SQL CLR データベースプロジェクトテンプレートのプロジェクトは、Enterprise Developer for Visual Studio で開くと SQL Server データベースプロジェクトテンプレートを使用するために自動的にアップグレードされます。
    • サポート/テスト済みバージョン

      このバージョンでは OpenESQL は以下でテストされています:

      • Oracle 19c, 21c
      • DB2 LUW 11.1, 11.5
      • SQL Server 2016, 2017, 2019, Azure DB, Azure MI
      • Microsoft Azure SQL Database
      • Microsoft Azure SQL Managed Instance
      • GDG / EDB PostgreSQL 11.x, 12.x, 13.x
      • Amazon Aurora for PostgreSQL 3.x, 4.x, 13.x
      • MySQL 8.0

      注:Micro Focus は PostgreSQL および MySQL との互換性を提供しますが、 これらのオープンソース プロジェクトに対する直接的な貢献やサポートは行っておりません。これらの DBMS の機能に関するすべての問題は、オープンソース サポート ベンダーを通じて解決する必要があります。

    • 計画中のサポート

      将来のリリースにおいて、次のサポートが予定されています

      • EDB / GDG PostreSQL 14.x
      • Amazon Aurora for PostgreSQL 14.x
  • JCL サポート - DSNREXX
    注: この機能のステータスは、EAP (早期導入プログラム) リリースです。 最終的な機能は、将来のリリースで提供される予定です。 より詳細な情報が必要な場合、Micro Focus サポート窓口にお問い合わせください。
    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム 32 ビット 64 ビット
      x86-64 Windows X X
    • OpenESQL

      DSNREXX は OpenESQL アプリケーションとしてサポートされる ODBC を使用するネイティブ コードです。 追加のソフトウェア要件については、この ReadMe の「データベースアクセス - OpenESQL」を、 また、詳細については「DSNREXX サポート」を参照してください。

    • テスト

      このバージョンでは、DSNREXX は以下でテストされています:

      • DB2 LUW 11.1, 11.5
      • SQL Server 2016 以降
  • データベースアクセス - メインフレーム バッチ データベース ツール (MBDT)
    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム 32 ビット 64 ビット
      x86-64 Windows X X
    • OpenESQL

      MBDT ツールセットは OpenESQL アプリケーションにより構成されているもので、ODBC を使用するネイティブ コードです。詳細については データベース アクセスOpenESQL を参照してください。

    • テスト

      このバージョンでは、MBDT は以下でテストされています:

      • DB2 LUW 11.1, 11.5
      • Oracle 19c および 21c
      • SQL Server 2016 以降
  • ディプロイメント - ネットワーク サーバーの .NET COBOL アプリケーションの実行

    ネットワークサーバーから .NET COBOL アプリケーションを実行する場合、 サーバー側に Microsoft .NET Framework のバージョン 4.5.2 以降と Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージがインストールされている必要があります。

  • Interface Mapping Toolkit (IMTK)

    サービス インターフェイスの .NET クライアントの生成には、 Visual C++ が使用されますが、これは Visual Studio 2015 以降ではオプション機能です。 Visual Studio 2015 以降で開発する場合は、Visual Studio のカスタム インストールで Visual C++ を選択してインストールする必要があります。

  • Windowsフォーム
    • Interface Mapping Toolkit (IMTK) を使用して Windows フォームと ASP.NET Web サイトのテストクライアントを生成するには、Microsoft Visual Studio が必要です。
    • Windowsフォームのテストクライアントを生成するには、Microsoft インターネットインフォメーションサービス(IIS)が必要です。
  • .NET

    以下は Enterprise Developer の .NET 機能を使用するために必要なソフトウェア要件です。

    • .NET 6 SDK
    • Visual Studio

    .NET アプリケーションとしてビルドする場合は .NET 6 SDK が必要です。また、実行するだけの場合は、.NET 6 ランタイムが必要です。

    .NET 6 SDK は個別にインストールする(例えば、dotnet CLI コマンドを使用する)ことも、Visual Studio 2022 インストールの時に選択することもできます。

    .NET (旧称 .NET Core) で使用する COBOL アプリケーションを開発および発行するには、Visual Studio 2022 バージョン 17.0 以降を使用する必要があります。

    オペレーティング システム
    以下は、Enterprise Developer を使用して発行した .NET 対応の COBOL アプリケーションの配置先となるアーキテクチャとオペレーティング システムです。 サポートされるオペレーティング システムのバージョンは、Enterprise Developer でサポートされるバージョンです:
    オペレーティング システム アーキテクチャ
    Red Hat Enterprise Linux x64
    SUSE Enterprise Linux x64
    CentOS x64
    Windows クライアント x64
    x86
    Windows サーバー x64
    x86
    注: 次のオペレーティング システムは .NET でサポートされますが、COBOL アプリケーションの配置には使用できません:

    • macOS
    • Docker で実行される Windows コンテナ
  • Microsoft Azure での COBOL

    Enterprise Developer for Visual Studio 2017(または 2019 や 2022)で Microsoft Azure で COBOL アプリケーションを開発する場合に必要なソフトウェア要件は以下の通りです。

    Microsoft Azure で COBOL アプリケーションを開発する場合は、 Visual Studio で Microsoft Azure サポートをインストールする必要があります。 これから Visual Studio をインストールする場合は、ワークロードとして「Azure 開発」を含めます。 また、Visual Studio がインストール済みである場合は、後から追加します。追加手順については、 「ソフトウェア要件」の「Visual Studio のインストールされていない機能の追加」を参照してください。

    注: Microsoft Azure 自体にソフトウェア要件があります。Microsoft Azure のソフトウェア要件の詳細については、Microsoft Azure の Web サイトを参照してください。

システム要件 - Enterprise Developer for Eclipse

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ハードウェア要件
オペレーティング・システム:
  • Windows 10
  • Windows 11
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2019
  • Windows Server 2022
注:
  • 64ビット Windows が必須です。64ビットのオペレーティング システムにインストールして、32ビットと64ビットの両方のアプリケーションを作成できます。
  • Server Core の Windows Server 2019 はサポートされません。
  • サポートされるオペレーティングシステムの最新の情報は、弊社サイトの [ よくあるご質問 > エンタープライズ製品の稼働環境は? ] でご確認ください。
推奨メモリ(RAM):
4 GB (最低 2 GB)
ディスク領域:
Sentinel RMS ライセンス・サーバ - 75MB
Enterprise Developer - 3.5 GB

(注:このディスクサイズには、Enterprise Developer セットアップファイルと一緒に提供される Eclipse IDE、Java および .NET Framework のサイズが含まれます。 さらに、インストールイメージがない場合にもインストールの変更を可能にするためにローカルに情報をキャッシュしておくのに必要なスペースも含まれます。)

ソフトウェア要件

注: この製品には OpenSSL 1.1.1n-mf6 (modified) が含まれています。デフォルトではインストールされません。

セットアップ ファイルは、前提条件となるソフトウェアがインストールされているかどうかをチェックして、不足している前提条件となるソフトウェアおよび製品コンポーネントをインストールします。

セットアップ ファイルの要件:
  • 64ビット Windows が必須です。Enterprise Developer は、64ビット Windows プラットフォームにのみ完全にインストールされます。
  • セットアップ ファイルにより、Enterprise Developer および64ビット バージョンの Eclipse 4.20 (2021-06) がインストールされます。
  • Enterprise Developer は Eclipse の64ビット バージョンのみをサポートします。64ビット の Eclipse を使用して、32ビットと64ビットの両方のアプリケーションを作成できます。
  • セットアップ ファイルにより Adoptium の OpenJDK Temurin 11 がインストールされます。
  • セットアップにより Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージも必須ソフトウェアとしてインストールされます。
Windows 上で製品を実行するための要件:
  • Eclipse IDE を実行するには、Java 11 (64ビット) が必要です。推奨される最小バージョンは Adoptium の OpenJDK 11 (LTS) です。 インストールの際、このバージョンの Java がインストールされます。 Adoptium の OpenJDK 11 (LTS) は、 Adoptium の サイト からダウンロードして、マシン上の任意のディレクトリにインストールできます。 ビルド済のバイナリの圧縮ファイルの場合は、適切な場所に解凍してから、解凍先のディレクトリ内の bin ディレクトリのパスを PATH 環境変数の先頭に追加すれば使用することができます。 また、インストーラ形式の場合は、インストーラ実行時に、環境変数の設定を選択してインストールすることが可能です。
  • Enterprise Developer では、64ビット Eclipse を実行するために 64ビット Javaをインストールする必要があります。
  • Microsoft Windows SDK および Microsoft Build Tools: COBOL 開発環境における様々な操作や処理は、Microsoft が配布する Windows SDK パッケージおよび Microsoft Build Tools パッケージに含まれる 一部のファイルに依存します。これらのパッケージのいずれか、または両方を必要とする場合の操作や処理については、 Microsoft パッケージへの依存を参照してください。

    デフォルトでは、製品をインストールすると、最新バージョンの Microsoft Windows 10 SDK と Microsoft Build Tools for Visual Studio 2017 が既定の場所にインストールされます。

    これらのパッケージの他のバージョンを使用する必要がある場合、または、デフォルト以外の場所にインストールされているパッケージを使用する必要がある場合は、 インストール後に cblms コマンドライン ユーティリティを使って構成します。詳細については、Microsoft Build Tools および Windows SDK パッケージの管理を 参照してください。

  • Eclipse IDE および Java に関する注意事項については、製品マニュアルの以下の項目を確認してください。

    [ここからはじめよう > 製品情報 > 既知の問題点と制限事項 > Eclipse IDE > Java Support Considerations for Eclipse]

ライセンス管理ツールの要件:
Micro Focus ライセンス管理ツールを実行するには Java が必要です。この管理ツールでは Java 1.7 以降がサポートされます。
追加のソフトウェア要件
Enterprise Developer の一部の機能を活用するには、事前インストールの必要なソフトウェアに加えて サードパーティ製のソフトウェアを入手して追加インストールする必要がある場合があります。 以下は、各機能で必要なサードパーティ ソフトウェアに関する情報です。
  • JVM COBOL のアプリケーション サーバーのサポート

    このリリースでは、次の Java アプリケーション サーバーのベース バージョンとそのインクリメンタル リリースがサポートされています:

    サポートされるアプリケーション サーバー ベース バージョン テスト済みアプリケーション サーバー バージョン JDK(ベンダー)
    Apache Tomcat 9.0 1 9.0.40 8 (Adoptium)
    Apache Tomcat 10.0 1 10.0.13 11 (Adoptium)
    IBM WebSphere 9.0 9.0.5.6 8 (IBM)
    IBM WebSphere Liberty y.0.0.x(y:21 以降), 20.0.0.12 8 (IBM)
    JBoss EAP 7.x 7.4.3 1.8 (Oracle)
    1.8 (Adoptium)
    Oracle WebLogic 12.2.1 12.2.1.4 8 (Oracle)
    Oracle WebLogic 14.1.1 14.1.1.0 11 (Oracle)
    1 Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。 Micro Focus の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。 Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。

    コンテナのテストは Servlets 2.5 を使って行われましたが、それ以降のバージョンもサポートされます。

    リソース アダプタ、Java ECI インタフェース、または imtkmake ユーティリティーで生成されたサーブレットを使用して開発する場合の要件の詳細については、「アプリケーション サーバー J2EE 実装クラス」を参照してください。

  • Enterprise Server のアプリケーション サーバー JCA サポート

    制限事項: この項目は、 Enterprise Server 機能にのみ適用されます。

    Enterprise Serverでサポートおよびテストされている JCA アプリケーション サーバーは次の通りです:

    テスト

    Windows プラットフォームでは、ほとんどの JCA テストは 64 ビット プラットフォームで行われます。ただし、実際にはテストされていませんが、32 ビット プラットフォームもサポートされています。

    サードパーティ製 Java Application Server

    サポートされている各サードパーティ製 Java Application Server バージョンのサポートについて:

    • Micro Focus は JAS ベンダーが提供するサービス終了 (EOS) 日までサポートを提供します。
    • Micro Focus 製品のアップグレードを計画する際には、サードパーティ JAS についても考慮することが推奨されます。
    報告された問題の解決

    サードパーティの Java アプリケーション サーバーの使用において、Micro Focus 製品で報告された問題を解決することに関して、Micro Focus は次の通り対応します。

    • テスト済みまたは未テストのプラットフォームで、サポートされているJASの問題の解決を試みます。
    • 計画されているがまだサポートされていない JAS に関する問題を調査し、 サポートされている最新の JAS バージョンでも発生するアーキテクチャ以外の問題を解決を試みます
    利用可能なJava アプリケーション サーバー

    オペレーティングシステム/プラットフォーム JBoss EAP 7.x IBM WebSphere 8.5.5, 9.0, Liberty y.0.0.x (y: 21 以降) Oracle WebLogic 12.2.1, 14.1.1 Apache Tomcat 10.0
    x86-64 running Windows X X X X

    現在のサポート

    このリリースでは、次の Java アプリケーション サーバーのベース バージョンとそのインクリメンタル リリースがサポートされています:

    サポートされるアプリケーション サーバー
    ベース バージョン
    テスト済みアプリケーション サーバー
    バージョン
    JDK(ベンダー) Java EE COBOL RA CICS RAs および ECI
    Apache Tomcat 10.0 1 10.0.17 8 (Adoptium)
    IBM WebSphere 8.5.5 8.5.5.18 8 (IBM) 6 X X
    IBM WebSphere 9.0 9.0.5.6 8 (IBM) 72 X X
    IBM WebSphere Liberty y.0.0.x(y:21 以降) 21.0.0.12 8 (IBM) 72 X
    JBoss EAP 7.x 7.4.3 1.8 (Oracle)
    1.8 (Adoptium)
    72 X X
    Oracle WebLogic 12.2.1 12.2.1.4 8 (Oracle)
    8 (Adoptium)
    72 X
    Oracle WebLogic 14.1.1 14.1.1.0 8 (Oracle) 72 X
    1 Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。 Micro Focus の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。 Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。

    2 EJB 3.2 および Java Connector Architecture 1.7 のサポートを含む Java EE 7 は、Interface Mapping Toolkitを使用して生成されたEJBのデプロイメントでサポートされます。

    使用する JDK はお使いのアプリケーション サーバー のドキュメントで確認してください。JDK は次の目的に使用されます:

    • アプリケーションサーバーを起動
    • Interface Mapping Toolkit または imtkmake コマンドによって生成されたEJBやサーブレットをコンパイル

  • CICS Web サービス

    CICS Web サービスを使うには、最初に IBM の CCSID の変換テーブルがインストールされている必要があります。詳細については CCSID Conversion Tables を参照してください。

  • コード分析

    Enterprise Developer コマンドプロンプトからコード分析を行うには Apache Ant が必要です。 Apache Ant はApache ウェブサイトからダウンロードできます。

  • データベースアクセス

    サポートおよびテストされている DBMS、その DBMS を使用する製品の機能のリストです。

    RDBMS すべてのテストは、RDBMS クライアント ソフトウェアの使用可能性に基づいて、32ビットと64ビットの両方のプラットフォームで行われます。

    サポートされている各サードパーティの RDBMSバージョンのサポートについて:

    • Micro Focus は RDBMS ベンダーが提供する標準のサービス終了 (EOS) 日までサポートします
    • Micro Focus 製品のアップグレードを計画する際には、サードパーティの RDBMS についても考慮することが推奨されます。

    サードパーティの RDBMS の使用において、Micro Focus 製品で報告された問題を解決することに関して、Micro Focus は次の通り対応します。

    • テスト済みまたは未テストのプラットフォームで、サポートされているDBMSの問題の解決を試みます。
    • 計画されているがまだサポートされていない RDBMS に関する問題を調査し、サポートされている最新の RDBMS バージョンでも発生するアーキテクチャ以外の問題を解決を試みます

    このリリースでは、次のデータベース管理システムをサポートします。

  • データベースアクセス - COBSQL (Pro*COBOL)

    COBSQL アプリケーションを配布する前に、配布先環境において、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。

    注: COBSQL (Pro*COBOL) はネイティブ COBOL でのみサポートされています。
    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム 32 ビット 64 ビット
      x86-64 Windows X X
    • XA スイッチ モジュール

      Oracle の XA スイッチモジュールは、COBSQL (Pro*COBOL) 用のものが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。Oracle Instant Client は、Pro*COBOL アプリケーションのすべての 1 フェーズ コミット(1PC)機能を完全にサポートしています。

      制限事項: Oracle Instant Client は、Oracle の XA スイッチ モジュールの 2 フェーズ コミット(2PC)機能をサポートしません。Pro*COBOL アプリケーションで 2PC 機能を使用するには、Instant Client ではなく Oracle Client をインストールする必要があります。
    • プリプロセッサ

      COBSQLは次のデータベース プリプロセッサをサポートします:

      • Oracle Pro*COBOL Version 19c および 21c のデータベース プリプロセッサ
      • Sybase Open Client Embedded SQL/COBOL Version 11.1 またはそれ以降
      • Informix Embedded SQL/COBOL Version 7.3 またはそれ以降
    • コンパイル

      x86 および x86-64プラットフォーム 上で Oracle で使用するため COBSQL でコンパイルする場合、COBSQL 指令 NOMAKESYN を使用しないでください。 この指令があると COMP ホスト変数が有効になり、 これらは、Intel プラットフォーム上では、Oracle 側が期待するネイティブのバイトオーダと互換性がないためです。

    • テスト

      このバージョンでは、COBSQL は Oracle 19c および 21c でテストされています。

  • データベースアクセス - HCO for DB2 LUW

    HCO for DB2 LUW アプリケーションを開発または配布する前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。

    注: HCO for DB2 LUW はネイティブ COBOL でのみサポートされています。
    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム COBOL 32 ビット COBOL 64 ビット PL/I 32 ビット PL/I 64 ビット
      x86-64 Windows X X X X
    • XA スイッチ モジュール

      DB2 の XA スイッチモジュールは、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で提供されており利用可能です。

    • プリプロセッサ

      HCO for DB2 LUW は次のデータベース プリプロセッサをサポートします:

      • IBM DB2 LUW Version 11.1 またはそれ以降
      • IBM DB2 Connect Version 11.1 またはそれ以降
    • Host Compatibility Option (HCO)

      Host Compatibility Option では次のいずれかのソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります:

      • IBM DB2 Connect - Personal、Enterprisel、Application Server または Unlimited Edition
      • IBM DB2 LUW - Workgroup または Enterprise Server Edition(Advanced を含む)
      • IBM DB2 LUW - Express または Express-C Edition
      • IBM Data Server Client (DB2 LUW Server 製品がリモート環境にインストールされている場合)
    • テスト

      このバージョンでは、HCO for DB2 LUW は 11.1 および 11.5 でテストされています。

  • データベースアクセス - HCO for SQL Server (HCOSS)

    HCOSS アプリケーションを開発または配布する前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。

    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      オペレーティングシステム/プラットフォーム COBOL ネイティブ/.NET 32 ビット COBOL ネイティブ/.NET 64 ビット PL/I 32 ビット PL/I 64 ビット
      x86-64 Windows X X X X
    • データベースの移行
      • HCOSS クライアント ホスト ノード
        • SQL Server 2016 またはそれ以降
        • Microsoft .NET Framework 4.7.2
        • Microsoft SQL Server Integration Services (SSIS) - Microsoft SQL Server エディションに同梱
          注: Microsoft SQL Server Express Edition は SSIS をサポートしていない可能性があります。 詳細については、Microsoft のドキュメントを参照してください。
        • Microsoft OLE DB Driver for SQL Server (MSOLEDBSQL)
          注: Microsoft の推奨は、MSOLEDBSQL のみです。これは、他のすべてのバージョンは非推奨であるか、または保守されなくなったためです。 ただし、MSOLEDBSQL がインストールされていない場合は、使用可能な場合は、SQL Server Native Client (SNAC) が使用されます。
        • Microsoft OLE DB Provider for DB2 version 5.0 またはそれ以降
          注:
          • メインフレームに接続するため OLE DB Provider の構成をおこなう必要があります。詳細については、Microsoft のドキュメントを参照してください。
          • Microsoft OLE DB Provider for DB2 バージョン 6.0 を使用する場合は、 Extract Schema の オプション [Cast STATEMENT column to VARCHAR during SysViews extract] を [True] に設定する必要がある場合があります。
      • SQL Server ターゲット ホスト ノード
        • SQL Server 2016 またはそれ以降
      • メインフレーム DB2
        • IBM のサポートが有効な z/OS DB2 バージョンのみ
          注: ローカル マシン上でアプリケーションを開発していても、リモート マシン上の SQL Server データベースにアプリケーションを配置する場合は、 このトピックの後半の「ネイティブ アプリケーションの配置 > 本番用マシン」に記載されている要件に基づきリモート マシンを構成します。
    • ネイティブ アプリケーションの配置
      開発用マシン
      SQL Server 2016 以降、および推奨されるバージョンの Microsoft ODBCドライバをインストールします。
      開発用 SQL Server マシン
      • SQL Server 2016 またはそれ以降
        注: 開発用マシン上で共存できますが、共存は必須ではありません。
      本番用マシン
      • Enterprise Server または Enterprise Test Server をインストールします。
      • SQL Server 2016 以降、および推奨されるバージョンの Microsoft ODBCドライバをインストールします。

      本番用マシンからアプリケーションをバインドしたい場合は、以下の追加のソフトウェアをインストールします:

      • Microsoft .NET 4 framework またはそれ以降
      • SQL Server 2016 またはそれ以降の System CLR Types
      • SQL Server 2016 またはそれ以降の Shared Management Objects
      本番用 SQL Server マシン
      • SQL Server 2016 またはそれ以降
        注: 本番用マシン上で共存できますが、共存は必須ではありません。
    • テスト

      このバージョンでは、HCO for SQL Server は SQL Server 2016、2017、2019、Azure DB および Azure MI でテストされています。

  • データベースアクセス - OpenESQL

    OpenESQL アプリケーションの開発や配布の前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。

    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      オペレーティングシステム/プラットフォーム COBOL ネイティブ / JVM 32 ビット COBOL ネイティブ / JVM 64 ビット PL/I 32 ビット PL/I 64 ビット
      x86-64 Windows X X X X
    • XA スイッチ モジュール

      ODBC の 1 フェーズ・コミット、SQL Server および PostgreSQL のスイッチ モジュールが提供されており、 上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。

    • ネイティブ COBOL および PL/I
      • OpenESQL は、ODBC 3.0 準拠のドライバーを使用して、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。
      • 使用するドライバーが OpenESQL での使用に適しているかどうかを確認するには、そのドライバーのベンダーのマニュアルを参照してください。
    • JVM COBOL

      OpenESQL は、JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバーを使用した、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。 次の表は、テストされた DBMS と対応する JDBC ドライバーファイル名です:

      テストされた DBMS バージョン JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバー
      DB2 LUW 11.1

      DB2 LUW 11.5

      db2jcc4.jar (および
      db2jcc_license_cu.jar)
      Oracle 19c

      Oracle 21c

      ojdbc7.zip *1
      Microsoft SQL Server 2016

      Microsoft SQL Server 2017

      Microsoft SQL Server 2019

      sqljdbc4.jar *2
      EDB PostgreSQL 11.x 以降 postgresql-42.0.0.jre7.jar
      *1 一部の Oracle JDBC ドライバーは、.jar ファイルではなく、.zip ファイルとして配布されています。

      *2 Windowsプラットフォームでは、Windows認証を使用していない場合、追加のリソースは必要ありません。 4.0 以降のドライバーバージョンで Kerberos 認証を使用している場合は、統合認証を必要としない場合でも、ドライバーのマニュアルに記載されているように追加の構成を行う必要がある場合があります。 Linux および UNIX プラットフォームでは、追加のリソースは必要ありません。

      JDBC DataSource オブジェクトを利用するには、JNDI サーバーをインストールして構成する必要があります。

      • Java アプリケーションサーバーを使用している場合、 DataSource オブジェクトを構成するために使用可能な JNDI サーバーが含まれています。構成手順は、アプリケーションサーバーの Java ドキュメントを確認してください。
      • Java アプリケーションサーバーを使用していない場合、もしくは、初期評価や開発用に、スタンドアロンの JNDI サーバー で DataSource オブジェクトを構成する場合、マニュアルの「Simple JNDI のインストールと構成」を参照してオープンソースの JNDI サーバー Simple-JNDI のダウンロード、インストール、構成方法について確認してください。

    • サポート/テスト済みバージョン

      このバージョンでは OpenESQL は以下でテストされています:

      • Oracle 19c, 21c
      • DB2 LUW 11.1, 11.5
      • SQL Server 2016, 2017, 2019, Azure DB, Azure MI
      • Microsoft Azure SQL Database
      • Microsoft Azure SQL Managed Instance
      • GDG / EDB PostgreSQL 11.x, 12.x, 13.x
      • Amazon Aurora for PostgreSQL 3.x, 4.x, 13.x
      • MySQL 8.0

      注:Micro Focus は PostgreSQL および MySQL との互換性を提供しますが、 これらのオープンソース プロジェクトに対する直接的な貢献やサポートは行っておりません。これらの DBMS の機能に関するすべての問題は、オープンソース サポート ベンダーを通じて解決する必要があります。

    • 計画中のサポート

      将来のリリースにおいて、次のサポートが予定されています

      • EDB / GDG PostreSQL 14.x
      • Amazon Aurora for PostgreSQL 14.x
  • JCL サポート - DSNREXX
    注: この機能のステータスは、EAP (早期導入プログラム) リリースです。 最終的な機能は、将来のリリースで提供される予定です。 より詳細な情報が必要な場合、Micro Focus サポート窓口にお問い合わせください。
    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム 32 ビット 64 ビット
      x86-64 Windows X X
    • OpenESQL

      DSNREXX は OpenESQL アプリケーションとしてサポートされる ODBC を使用するネイティブ コードです。 追加のソフトウェア要件については、この ReadMe の「データベースアクセス - OpenESQL」を、 また、詳細については「DSNREXX サポート」を参照してください。

    • テスト

      このバージョンでは、DSNREXX は以下でテストされています:

      • DB2 LUW 11.1, 11.5
      • SQL Server 2016 以降
  • データベースアクセス - メインフレーム バッチ データベース ツール (MBDT)
    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム 32 ビット 64 ビット
      x86-64 Windows X X
    • OpenESQL

      MBDT ツールセットは OpenESQL アプリケーションにより構成されているもので、ODBC を使用するネイティブ コードです。詳細については データベース アクセスOpenESQL を参照してください。

    • テスト

      このバージョンでは、MBDT は以下でテストされています:

      • DB2 LUW 11.1, 11.5
      • Oracle 19c および 21c
      • SQL Server 2016 以降

Windows 上での他の製品コンポーネントとの共存

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  • Enterprise Developer は Enterprise Server (または Enterprise Test Server/COBOL Server) と同一マシンで共存させることはできません。
  • Enterprise Developer は Visual COBOL と IDE の種類 (Visual Studio または Eclipse) に関わらず同一マシンで共存させることはできません。

サポートされるオペレーティング システムおよびサードパーティ ソフトウェア

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Micro Focus ソフトウェア製品でサポートおよびテストされているオペレーティングシステム、 および Micro Focus 製品の主な機能でサポートされているサードパーティ ソフトウェアを一覧で示します。

重要: ここでは、Micro Focus Visual COBOL / Enterprise Developer 製品群で サポートされているオペレーティング システムとサードパーティ ソフトウェアの概要を説明します。 ここに記載されているすべてのソフトウェアおよびソフトウェア バージョンが、 この製品群のすべての製品でサポートされているわけではありません。 該当製品の詳細については、「追加のソフトウェア要件」を参照してください。

Windows オペレーティング システム

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サポートされるすべての Windows オペレーティング システムのバージョンは、リストされているすべての Micro Focus 製品リリースでテスト済みです。 リストされている各 Windows オペレーティング システムのバージョンとそれ以降の更新プログラムがサポートされます。

サポートされるオペレーティングシステムの最新の情報は、弊社サイトの [ よくあるご質問 > エンタープライズ製品の稼働環境は? ] でご確認ください。

  Micro Focus 製品リリース
オペレーティング システム 5.0 6.0 7.0 8.0
Windows 7 X      
Windows 8.1 X X X  
Windows 10 X X X X
Windows 11 X X X
Windows Server 2008 R2 SP1 X      
Windows Server 2012 R2 X X X  
Windows Server 2016 X X X X
Windows Server 2019 X X X X
Windows Server 2022 X X X

Linux/UNIX オペレーティング システム

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Micro Focus 製品リリースは、下記のサポートするオペレーティング システム ベースのバージョンでテストされています。 指定のオペレーティング システムのベース リリースをサポートする Micro Focus リリースは、ベンダーが提供するその後続のマイナー リリースもすべてサポートします。

サポートされるオペレーティングシステムの最新の情報は、弊社サイトの [ よくあるご質問 > エンタープライズ製品の稼働環境は? ] でご確認ください。

    Micro Focus 製品リリース
オペレーティング システム ベース プロセッサー 5.0 6.0 7.0 8.0
AIX 7.1.x (ここで x >=4) IBM Power System1 X X X X
AIX 7.2 IBM Power System1 X X X X
AIX 7.3 IBM Power System1     X X
Amazon Linux 2 Intel x64     X3 X
CentOS 7 Intel x86-64   X X X
CentOS 82 Intel x86-64   X X  
HP - UX 11.31 Itanium X X X5  
Oracle Linux - Red Hat Compatible Kernel 6 Intel x86-64 X X
Oracle Linux - Red Hat Compatible Kernel 7 Intel x86-64 X X X X
Oracle Linux - Red Hat Compatible Kernel 8 Intel x86-64 X X X X
Oracle Linux - Unbreakable Enterprise Kernel 6 Intel x86-64 X X
Oracle Linux - Unbreakable Enterprise Kernel 7 Intel x86-64 X X X X
Oracle Linux - Unbreakable Enterprise Kernel 8 Intel x86-64 X X X X
Red Hat Enterprise Linux 6 Intel x86-64 X X
Red Hat Enterprise Linux 6 IBM Z System X X
Red Hat Enterprise Linux 7 IBM Power System1 X
Red Hat Enterprise Linux 7 Intel x86-64 X X X X
Red Hat Enterprise Linux 7 IBM Z System X X
Red Hat Enterprise Linux 8 Intel x86-64 X X X X
Red Hat Enterprise Linux 9 Intel x86-64 X6
Red Hat Enterprise Linux 8.2 以降 IBM Z System1 X X
Oracle Solaris 114 Intel x86-64 X X X X
Oracle Solaris 11 SPARC X X X X
SUSE Linux Enterprise Server 12 IBM Power System1 X
SUSE Linux Enterprise Server 15 IBM Power System1 X
SUSE Linux Enterprise Server 12 Intel x64 X X X X
SUSE Linux Enterprise Server 15 Intel x64 X X X X
SUSE Linux Enterprise Server 12 IBM Z System1 X X X X
SUSE Linux Enterprise Server 15 IBM Z System1 X X X X
SUSE Linux Enterprise Desktop 15 Intel x64 X X
164ビットのみの環境

2このプラットフォームのサポート終了日は2021年12月31日です。このプラットフォームを使用する前に、CentOS 8 のサポート終了に関する情報を確認することが推奨されます。

3Visual COBOL製品ではサポートされていません。

4Enterprise Developer製品ではサポートされていません。

5 このプラットフォームのベンダーのライフ サイクル ポリシーに従って、7.0 は2025年12月までサポートされます。

68.0 Patch Update 3 以上でサポートされます。

重要: 次のプラットフォームは、この製品の64ビット バージョンのみをサポートしています: Amazon、SuSE、SUSE 390、Red Hat 390 および Red Hat Linux 用の一部の製品インストーラ。 64ビット バージョンの製品は、64ビット プログラムへのコンパイルおよび実行のみをサポートします。

統合開発環境 (IDE)

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  Micro Focus 製品リリース
IDE 5.0 6.0 7.0 8.0
Microsoft Visual Studio 2017 X X X X
Microsoft Visual Studio 2019 X X X X
Microsoft Visual Studio 2022 X
Eclipse v4.201 X
Eclipse v4.161 X
Eclipse v4.7 X X
Eclipse v4.8 X X
Microsoft VS Code v1.x X X X X
1 Eclipse ベースの製品とともに自動的にインストールされます。

.NET

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  Micro Focus 製品リリース
.NET バージョン 5.0 6.0 7.0 8.0
.NET Core 2.1 X
.NET Core 3.1 X X X
.NET 6 X

Java JDK

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  Micro Focus 製品リリース
Java 5.0 6.0 7.0 8.0
IBM JDK 1.84 X X X X
Oracle JDK 1.8 / 8 X X X X
Oracle JDK 11 X X
Oracle JDK 17 X
AdoptOpenJDK 8 X X X X
Adoptium OpenJDK Temurin 11 X1,2,5
Adoptium OpenJDK Temurin 17 X2
AdoptOpenJDK 11 OpenJ9 X X3
1Windows の Micro Focus 製品と一緒にインストールされます。

2AIX ではサポートされません。AIX では IBM Semeru Runtime OpenJDKを使用してください。

3OpenJ9 に関する詳細情報は、 Adoptium Web サイトを参照してください。

4IBM プラットフォームでのみサポートされます。

5Eclipse IDE をインストールして実行するには、最低でも Java 11 が必要です。

Java アプリケーション サーバー

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重要: 以下は、Micro Focus ソフトウェア製品でサポートされる Java アプリケーション サーバーおよびバージョンのリストで、 個々の製品またはその機能に関する詳細情報は記載されていません。詳細情報については、 「追加のソフトウェア要件」を参照してください。
  Micro Focus 製品リリース
Java アプリケーション サーバー 5.0 6.0 7.0 8.0
Apache Tomcat 9.0 X X X
Apache Tomcat 10.0 X
IBM WebSphere 8.5.5 X X X X
IBM WebSphere 9.0 X X X X
IBM WebSphere Liberty 19.0.0.01 X X
IBM WebSphere Liberty 20.0.0.01 X
IBM WebSphere Liberty 21.0.0.01 X
JBoss EAP 7.x2 X X X X
Oracle WebLogic 12.2.1 X X X X
Oracle WebLogic 14.1.1 X
1 Websphere Liberty は、シングル ストリームの継続的デリバリー ソフトウェア ライフサイクルとして提供されます。Micro Focus は、Liberty のすべてのアップデートをテストしませんが、WebSphere Liberty の最新リリースで Micro Focus 製品の最新リリースの定期的なテストをおこないます。

サポート対象のリリースの Liberty に対する製品の不具合については、Micro Focus 製品のライフサイクル ポリシーに従い、Micro Focus は、合理的な取り組みを行います。不具合を解決するため、新しいリリースの Liberty にアップデートするよう求められる場合があります。

2 サポート対象のマイナー リリースの JBoss EAP 7.x に対する製品の不具合については、Micro Focus 製品のライフサイクル ポリシーに従い、Micro Focus は、合理的な取り組みを行います。不具合を解決するため、より新しいマイナー リリースの JBoss EAP 7.x にアップデートするよう求められる場合があります。

リレーショナル データベース管理システム (RDBMS)

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RDBMS のすべてのテストは、RDBMS クライアント ソフトウェアを使用できるかどうかに基づき、32ビットと64ビットの両方のプラットフォームで行われます。

重要: 以下は、Micro Focus ソフトウェア製品でサポートされる RDBMS およびバージョンのリストで、 個々の製品またはその機能に関する詳細情報は記載されていません。詳細情報については、 「追加のソフトウェア要件」を参照してください。
  Micro Focus 製品リリース
RDBMS 5.0 6.0 7.0 8.0
Oracle 12.2, 12.2.0.1 X
Oracle 18c (12.2.0.2) X X
Oracle 19c (12.2.0.3) X X X
Oracle 21c X
Microsoft SQL Server 2012 X
Microsoft SQL Server 2014 X X X
Microsoft SQL Server 2016 X X X X
Microsoft SQL Server 2017 X X X X
Microsoft SQL Server 2019 X X X
Microsoft Azure SQL Database X X
Microsoft Azure SQL Managed Instance X X
IBM DB2 LUW 10.5 X X X
IBM DB2 LUW 11.1 X X X X
IBM DB2 LUW 11.5 X X X
IBM POWERLinux LE using DB2 LUW 10.5 X
EDB PostgreSQL 10.x X X X
EDB PostgreSQL 11.x X X X
EDB PostgreSQL 12.x X X
EDB PostgreSQL 13.x X
GDG PostgreSQL 10.x X X X
GDG PostgreSQL 11.x X X X
GDG PostgreSQL 12.x X X
GDG PostgreSQL 13.x X X
Amazon Aurora for PostgreSQL 2.x (10.x) X
Amazon Aurora for PostgreSQL 3.x (11.x) X X
Amazon Aurora for PostgreSQL 4.x (12.x) X
Amazon Aurora for PostgreSQL 13.x X
Amazon Aurora for PostgreSQL 14.x1 X2
Amazon RDS for PostgreSQL 14.x1 X2
MySQL 5.7 X X X
MySQL 8.0 X
1 Enterprise Developer 製品の HCO for PostgreSQL (HCOPG) でのみサポートされます。

2 8.0 Patch Update 3 で追加されました。

データベース クライアント ソフトウェア

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重要: 以下は、Micro Focusソフトウェア製品でサポートされるデータベース クライアント ソフトウェアおよび、 いくつかのケースについては、それらを使用するコンポーネントのリストです。個々の製品またはそのコンポーネントに関する詳細情報は記載されていません。詳細情報については、 「追加のソフトウェア要件」を参照してください。
クライアント リリース Micro Focus コンポーネント
.NET Core データベース プロバイダー インストールした RDBMS のドキュメントを参照して、互換性のある .NET Core のバージョンを確認してください。 OpenESQL
.NET Framework プロバイダー インストールした RDBMS のドキュメントを参照して、互換性のある .NET Framework のバージョンを確認してください。 OpenESQL

HCOSS

ODBC インストールした RDBMS のドキュメントを参照して、互換性のある ODBC のバージョンを確認してください。 OpenESQL

HCOSS

Database Connectors

JDBC インストールした RDBMS のドキュメントを参照して、互換性のある JDBC のバージョンを確認してください。 OpenESQL
ADO.NET インストールした RDBMS のドキュメントを参照して、互換性のある ADO.NET のバージョンを確認してください。 OpenESQL

HCOSS

IBM Data Server Runtime Client (ODBC、JDBC、CLI、.NET サポートを含む) インストールした RDBMS の IBM のドキュメントを参照して、互換性のある IBM Data Server Runtime Client のバージョンを確認してください。 OpenESQL

DB2 ECM

Database Connectors

IBM Data Server Client (ODBC、JDBC、CLI、.NET サポートを含む) インストールした RDBMS の IBM のドキュメントを参照して、互換性のある IBM Data Server Client のバージョンを確認してください。 OpenESQL

DB2 ECM

Database Connectors

Pro*COBOL や OCI サポートを使用する Oracle Client、Oracle Instant Client インストールした RDBMS の Oracle のドキュメントを参照して、互換性のある Oracle Client または Oracle Instant Client のバージョンを確認してください。 OpenESQL

COBSQL

Database Connectors

IBM Informix ESQL/COBOL1 7.3 以降 COBSQL
Microsoft OLE DB Provider for DB2 インストールした RDBMS の DB2 のドキュメントを参照して、互換性のあるデータベース ドライバーのバージョンを確認してください。 HCOSS
Microsoft OLE DB Provider for SQL Server インストールした RDBMS の SQL Server のドキュメントを参照して、互換性のあるデータベース ドライバーのバージョンを確認してください。 HCOSS
Sybase Open Client Embedded SQL/COBOL1 11.1 以降 COBSQL
1テストされていません。

ミドルウェア

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  Micro Focus 製品リリース
ミドルウェア 5.0 6.0 7.0 8.0
IBM WebSphere MQ 9.x X X X X
IBM TXSeries for Multiplatforms1 X X X X
Oracle Tuxedo and Tuxedo ART2 X X X X
1 サポートされるバージョンのリストについては、IBM の Web サイトを参照してください。

2 サポートされるバージョンのリストについては、Oracle の Web サイトを参照してください。

ダウンロードとインストールの手順 - Enterprise Developer for Visual Studio

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注:このリリースはフルインストール製品です。
  • Micro Focus License Manager のバージョン 10000.2.02070(2015年4月)以前がインストールされている場合、この製品のインストールは失敗します。 セットアップファイルは、ライセンスマネージャを自動的に最新バージョンにアップグレードしません。 インストールを開始する前に、既存のバージョンの Micro Focus License Manager をアンインストールする必要があります。
  • 以前のバージョンや Patch Update/HotFix がインストールされている場合は、それらをアンインストールしてから、このバージョン製品をインストールしてください。 以前のバージョンや Patch Update/HotFix がインストールされている状態でインストールした場合、正しく製品がインストールされない場合があります。
  • 以前のバージョンがインストールされている環境で製品をインストールする場合は、Enterprise Server の構成をバックアップすることができます。 バックアップするには、Enterprise Server Administration のページから、 [エクスポート]を選択します。 [Enterprise Server構成とセキュリティマネージャオプションの両方をエクスポート]を選択して OK を押します。 これにより、c:\programdata\micro focus\Enterprise Developer\MFDS にバックアップフォルダが作成されます。 このリリースのインストール後に、Enterprise Server の構成を復元する場合は、Enterprise Server Administration の[インポート]でおこなうことができます。
  • COBOL 開発環境における様々な操作や処理は、Microsoft が配布する Windows SDK パッケージおよび Microsoft Build Tools パッケージに含まれる 一部のファイルに依存します。デフォルトでは、製品を標準インストールすると、インストーラはこれらのパッケージをダウンロードしてインストールします。 これらのパッケージを必要であるかについては、Microsoft パッケージへの依存を参照してください。これらのパッケージに 依存しない方法で開発ツールを使用する場合は、標準以外の方法でインストールを実行できます。 この場合、パッケージのダウンロードとインストールが省略されるため、ディスク容量とインストールにかかる時間が節約されます。 使用可能なインストール オプションの詳細については、インストール オプションを参照してください。
  • Microsoft Build Tools for Visual Studio 2017 が既にインストールされている場合は、このインストールを実行する前に、ワークロード Visual C++ Build Tools (または同ワークロードに含まれる個々のコンポーネント)がインストールされているかを確認する必要があります。

  1. 開発環境製品 Enterprise Developer 8.0J ダウンロード」から、 事前にインストールした Microsoft Visual Studio のバージョンに応じて Enterprise Developer のダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。 つまり、 Microsoft Visual Studio 2017 の場合は、Enterprise Developer for Visual Studio 2017 の、 Microsoft Visual Studio 2019 の場合は、Enterprise Developer for Visual Studio 2019 の、 Microsoft Visual Studio 2022 の場合は、Enterprise Developer for Visual Studio 2022 の ダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。

    (Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いください。)

  2. Enterprise Developer for Visual Studio 2017 の場合は、インストールファイル edvs2017_80.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。

    Enterprise Developer for Visual Studio 2019 の場合は、インストールファイル edvs2019_80.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。

    Enterprise Developer for Visual Studio 2022 の場合は、インストールファイル edvs2022_80.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。

    オフライン環境でのインストールについては以下を参照してください。

注:
  • この製品をインストールするには、インストール・ソフトウェアが環境を適切に設定できるように、HKEY_LOCAL_MACHINE、HKEY_CLASSES_ROOT、および HKEY_CURRENT_USER の下のレジストリ構造体に対する書き込みアクセス権を持つユーザ ID でログインする必要があります。また、管理者権限でログオンする必要があります。
  • インストール先のマシンに古い Sentinel RMS ライセンス マネージャを使用する Micro Focus 製品が存在している場合は、Sentinel RMS ライセンス マネージャを削除して Micro Focus ライセンス マネージャをインストールするように促されることがあります。指示に従うと、既存の Sentinel RMS ライセンス・ファイルを残したまま、Micro Focus ライセンス・マネージャが追加されます。コンピュータに既存のライセンスのこと、および Sentinel RMS ライセンス マネージャを削除することについて不安がある場合は、システム管理者に連絡してください。処理を続行する場合は、Windows の[プログラムと機能] を使用して Sentinel RMS ライセンス マネージャを削除し、インストールを再実行してください。
  • Microsoft Download Center で Visual Studio および .NET Framework のアップデートが公開されている場合は、すべてインストールすることをお奨めします。
  • JDK をインストールする場合は、最新のアップデートをインストールするように促されることがあります。
インストール オプション

注:Visual Studio 2019 または 2022 を使用する場合は、下記のコマンドラインのインストール ファイル名に、edvs2017_80.exe ではなく、edvs2019_80.exe または edvs2022_80.exe を指定してください。

edvs2017_80.exe は、次の例に示す通り、複数のパラメータを指定して、インスール方法を選択することができます:

  • カスタム インストール
    形式:
    edvs2017_80.exe skipmstools=1
    説明:
    Microsoft パッケージに依存しない場合のフルインストールです。 標準インストールでは、最新の Microsoft Build Tools for Visual Studio 2017 および Windows SDK パッケージがダウンロードされ、インストールされます。 これらのパッケージに依存しているかどうかを確認するには、Microsoft パッケージへの依存を参照してください。 依存していない場合は、このオプションを使用してパッケージのインストールをスキップすることにより、ディスク容量とインストールにかかる時間が削減されます。
  • サイレント インストール
    形式:
    start /wait edvs2017_80.exe /q
    説明:
    デフォルトのオプションとディレクトリが使用され、ユーザーインターフェイスがない非対話式で、すべてインストールされます。
  • オプション変更を含むサイレント インストール(Enteprise Developer をデフォルト以外の場所にインストールする場合)
    形式:
    start /wait edvs2017_80.exe /quiet InstallFolder=d:\otherdirectory
    説明:
    ディレクトリ d:\otherdirectory にユーザーインターフェイスがない非対話式で、Enteprise Developer がインストールされます。
指定可能なすべてのパラメータを表示するには、次のコマンドを実行します。
edvs2017_80.exe /?
アップデート インストール

今回のリリースは以前のリリースと共存できません。

この製品の以前のリリースがインストールされている場合は、まず、Micro Focus License Manager を除くすべての Enterprise Developer のコンポーネントを[スタート > コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール] でアンインストールを行ってから、このリリースをインストールしてください。

インストール後
「ライセンス に記載されている方法」でライセンスをインストールしてください。製品はライセンスインストール後に使用可能です。

Windows スタート メニューから選択または Windows の検索ボックスを使って、次の通り、製品を起動します。

Enterprise Developer for Visual Studio 2017 の場合、Visual Studio 2017を起動します。

Enterprise Developer for Visual Studio 2019 の場合、Visual Studio 2019を起動します。

Enterprise Developer for Visual Studio 2022 の場合、Visual Studio 2022を起動します。

製品ヘルプの『ここからはじめよう!』および『製品情報』の項を参照してください。チュートリアルやデモ・プログラムなど、入門者向けの情報が記載されています。

注:
  • 以前の Micro Focus 製品を使用してコンパイルされたアプリケーションの実行可能ファイルがある場合、 Enterprise Developer を使用してソースからコンパイルする必要があります。

Visual Studio への Enterprise Developer のインストール

Visual Studio は、複数のエディション (Professional、Enterprise または Community Edition) が提供されていて、 それらは同じマシン上で共存可能です。Enterprise Developer をインストールすると、セットアップにより、 プレビュー版を含むインストール済の Visual Studio のすべてのエディションにインストールされます。

Enterprise Developer のインストール後に別のエディションの Visual Studio をインストールした場合は、 Enterprise Developer のインストール ディレクトリにある MFVSIXINSTALL ユーティリティを使用して Enterprise Developer をそのエディションに追加インストールできます。

MFVSIXINSTALL

すべてのエディションの Visual Studio に Enterprise Developer をインストールするには:

  1. %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\vsix のサブフォルダで、 Visual Studio 2017 の場合は、VS15.0、Visual Studio 2019 の場合は、VS16.0、Visual Studio 2022 の場合は、VS17.0 というサブフォルダにある MFVSIXInstall.exe を見つけます。
  2. MFVSIXInstall.exe を実行します。

    VSIX インストーラー ユーティリティが起動します。このユーティリティで必要なすべてのコンポーネントを既存のエディションの Visual Studio のプラグインとして追加できます。

  3. [VSIX インストーラー] ダイアログで [変更] をクリックしてインストールを開始します。
  4. インストールが完了したら、[閉じる] をクリックします。

MFVSIXInstall.exe は、パラメータを指定して コマンドラインで実行できます。 たとえば、Enterprise Developer をすべてのエディションの Visual Studio からアンインストールするには、MFVSIXInstall -u を実行します。 指定可能なパラメータは、MFVSIXInstall -? で確認できます。

トラブルシューティング

MFVSIXInstall ユーティリティは Enterprise Developer を Visual Studio のプラグインとして追加する際の不具合の検証と解決に利用できます。 Enterprise Developer をインストールした後に Visual Studio に Enterprise Developer のプラグインが見つからない場合は、 前述のように MFVSIXInstall ユーティリティを実行します。 このユーティリティにより、検出された問題に関する情報が提供され、ほとんどの場合、Enterprise Developer のプラグインの追加に関する問題は修正されます。

この Enterprise Developer のプラグインの追加に関する問題は、Visual Studio のセットアップ自体に問題がある場合があります。 そのような場合は、Visual Studio インストーラーを使用する必要があります。 Visual Studio インストーラーを使って、潜在的な問題の検出や、Visual Studio IDE の修復、変更、またはアンインストールが可能です。

ダウンロードとインストールの手順 - Enterprise Developer for Eclipse

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注:
  • Micro Focus License Manager のバージョン 10000.2.02070(2015年4月)以前がインストールされている場合、この製品のインストールは失敗します。 セットアップファイルは、ライセンスマネージャを自動的に最新バージョンにアップグレードしません。 インストールを開始する前に、既存のバージョンの Micro Focus License Manager をアンインストールする必要があります。
  • このリリースはフルインストール製品です。
  • インストール前に、「システム要件」を確認してください。
  • この製品をインストールするには、インストール・ソフトウェアが環境を適切に設定できるように、HKEY_LOCAL_MACHINE、HKEY_CLASSES_ROOT、および HKEY_CURRENT_USER の下のレジストリ構造体に対する書き込みアクセス権を持つユーザ ID でログインする必要があります。また、管理者権限でログオンする必要があります。
  • 以前のバージョンや Patch Update/HotFix がインストールされている場合は、それらをアンインストールしてから、このバージョン製品をインストールしてください。 以前のバージョンや Patch Update/HotFix がインストールされている状態でインストールした場合、正しく製品がインストールされない場合があります。
  • 以前のバージョンがインストールされている環境で製品をインストールする場合は、Enterprise Server の構成をバックアップすることができます。 バックアップするには、Enterprise Server Administration のページから、 [エクスポート]を選択します。 [Enterprise Server構成とセキュリティマネージャオプションの両方をエクスポート]を選択して OK を押します。 これにより、c:\programdata\micro focus\Enterprise Developer\MFDS にバックアップフォルダが作成されます。 このリリースのインストール後に、Enterprise Server の構成を復元する場合は、Enterprise Server Administration の[インポート]でおこなうことができます。
  • COBOL 開発環境における様々な操作や処理は、Microsoft が配布する Windows SDK パッケージおよび Microsoft Build Tools パッケージに含まれる 一部のファイルに依存します。デフォルトでは、製品を標準インストールすると、インストーラはこれらのパッケージをダウンロードしてインストールします。 これらのパッケージを必要であるかについては、Microsoft パッケージへの依存を参照してください。これらのパッケージに 依存しない方法で開発ツールを使用する場合は、標準以外の方法でインストールを実行できます。 この場合、パッケージのダウンロードとインストールが省略されるため、ディスク容量とインストールにかかる時間が節約されます。 使用可能なインストール オプションの詳細については、インストール オプションを参照してください。
  • Microsoft Build Tools for Visual Studio 2017 が既にインストールされている場合は、このインストールを実行する前に、ワークロード Visual C++ Build Tools (または同ワークロードに含まれる個々のコンポーネント)がインストールされているかを確認する必要があります。

  1. 開発環境製品 Enterprise Developer 8.0J ダウンロード」から、 Enterprise Developer for Eclipse の ダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。

    (Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いください。)

  2. Enterprise Developer for Eclipse のインストールファイル ede_80.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。

C:\Users\Public\Micro Focus\Enterprise Developer\eclipse ディレクトリに、 Micro Focus プラグインが既にインストールされている、Eclipse の完全版がインストールされます。 Eclipse のバージョンは4.8です。

注:

インストール オプション

ede_80.exe は、次の例に示す通り、複数のパラメータを指定して、インスール方法を選択することができます:

  • カスタム インストール
    形式:
    ede_80.exe skipmstools=1
    説明:
    Microsoft パッケージに依存しない場合のフルインストールです。 標準インストールでは、最新の Microsoft Build Tools for Visual Studio 2017 および Windows SDK パッケージがダウンロードされ、インストールされます。 これらのパッケージに依存しているかどうかを確認するには、Microsoft パッケージへの依存を参照してください。 依存していない場合は、このオプションを使用してパッケージのインストールをスキップすることにより、ディスク容量とインストールにかかる時間が削減されます。
  • オフライン インストール (準備)
    形式:
    start /wait ede_80.exe /q downloadmstools=<ディレクトリ>
    説明:
    このインストールは、オフライン環境で製品をインストールする場合の準備として、インターネット環境で管理者が実行します。 downloadmstools オプションで指定する <ディレクトリ> は、オフラインでインストールを実行するクライアント環境からアクセス可能なディレクトリへの完全修飾パス名である必要があります。 このディレクトリに、Microsoft パッケージが配置されます。このパッケージの詳細については、Microsoft パッケージへの依存を参照してください。
  • オフライン インストール (クライアント インストール)
    形式:
    ede_80.exe installmstools=<ディレクトリ>
    説明:
    このインストールは、インストール中にインターネットにアクセスできないクライアント環境でインストールする場合に実行します。 管理者が上記の「オフライン インストール (準備)」を実行した後に実行するものです。 installmstools オプションで指定する <ディレクトリ> は、 「オフライン インストール (準備)」の実行によりダウンロードされた Microsoft パッケージの配置されているディレクトリへの完全修飾パス名である必要があります。
  • サイレント インストール
    形式:
    start /wait ede_80.exe /quiet
    説明:
    デフォルトのオプションとディレクトリが使用され、ユーザーインターフェイスがない非対話式で、すべてインストールされます。
  • オプション変更を含むサイレント インストール(Enteprise Developer をデフォルト以外の場所にインストールする場合)
    形式:
    start /wait ede_80.exe /quiet InstallFolder=d:\otherdirectory
    説明:
    ディレクトリ d:\otherdirectory にユーザーインターフェイスがない非対話式で、Enteprise Developer がインストールされます。
  • オプション変更を含むサイレント インストール(Eclipse IDE をデフォルト以外の場所にインストールする場合)
    形式:
    start /wait ede_80.exe /quiet InstallFolder2=c:\EclipseInstallDirectory
    説明:
    ディレクトリ c:\EclipseInstallDirectory にユーザーインターフェイスがない非対話式で、Eclipse IDE がインストールされます。
指定可能なすべてのパラメータを表示するには、次のコマンドを実行します。
ede_80.exe /?
インストール後
ライセンス に記載されている方法 でライセンスをインストールしてください。製品はライセンスインストール後に使用可能です。

Windows スタート メニューから選択または Windows の検索ボックスを使って、Enterprise Developer for Eclipse を起動します。

以前に同じワークスペースで Eclipse を使っていた場合、Eclipse パースペクティブの設定が製品のインストール後リセットされません。 新機能を使うには、インストール後に次の方法で対象のパースペクティブをリセットする必要があります:

  1. この製品を既存のワークスペースで起動します。

    警告やエラーが表示された場合は無視をします。

  2. リセットする対象のパースペクティブ内であることを確認してから、[ウィンドウ > パースペクティブ > パースペクティブを開く > その他(O)...]をクリックします。
  3. [パースペクティブを開く]でリセットするパースペクティブをクリックします。
  4. [OK]をクリックします。
  5. [ウィンドウ > パースペクティブ > パースペクティブのリセット]をクリックします。
  6. 確認画面で[はい]をクリックします。
  7. 必要なカスタマイズ設定を再度適用します。

製品ヘルプの『ここからはじめよう!』および『製品情報』の項を参照してください。チュートリアルやデモ・プログラムなど、入門者向けの情報が記載されています。

注:
  • 以前の Micro Focus 製品を使用してコンパイルされたアプリケーションの実行可能ファイルがある場合、 Enterprise Developer を使用してソースからコンパイルする必要があります。
修復:
Windows では、製品ファイル、レジストリ設定やショートカットを誤って削除してしまった場合、インストールの修復機能を実行して復元できます。
  1. [スタート > コントロールパネル]をクリックします。
  2. [プログラム > プログラムのアンインストール]をクリックします。
  3. 修復が必要な Micro Focus 製品を右クリックして[修復]をクリックします。
Enterprise Developer の Eclipse の他のインスタンスへのインストール:

Enterprise Developer は Eclipse 4.20 (2021-06) で出荷されます。インストール後に、同じマシン上で利用可能な Eclipse 4.20 (2021-06) の他のインスタンスにも Enterprise Developer プラグインをインストールできます。 その他のバージョンの Eclipse はサポートされていません。

注: Eclipse のパッケージとしては Eclipse IDE for Java EE Developers を使用する必要があります。このパッケージには、Enterprise Developer で必要となるすべてのツールが含まれています。

プラグインを他のインスタンスにインストールするために、 %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\installer installeclipseplugins.bat という インストール ユーティリティが 提供されています。

使用方法は次の通りです:

  1. Enterprise Developer コマンドプロンプトを起動します。
  2. コマンドプロンプトで、インストール ユーティリティの場所 %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\installer に cd で移動します。
  3. 次の構文を使用して、コマンドプロンプトからインストールユーティリティを実行します。
    installeclipseplugins -eclipse <EclipsePath> [-cobdir <CobdirPath>] [-nosplash] [-installsubclipse]

    パラメータの指定は次の通りです:

    • <EclipsePath> - インストールされている Eclipse インスタンスのインストール ディレクトリのフルパスです。
    • <CobdirPath> - 省略可能なオプションです。Enterprise Developer インストールディレクトリのフルパスです。この指定がない場合、COBDIR 環境変数が使用されます。
    • -nosplash - 省略可能なオプションです。指定すると既存のスプラッシュ画面を置き換えません。デフォルト以外の Eclipse スプラッシュ画面はこの指定の有無に関係なく置き換えられません。
    • -installsubclipse - 省略可能なオプションです。指定すると Subclipse が Eclipse の場所にインストールされます。
      注: PATH 上で64ビットの Java が設定されていることを確認します。 デフォルト COBDIR の場所は、%ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developerです。 もしくは、COBDIR をコマンドラインで指定することができます。

      正常終了すると、"Installation of Eclipse update sites complete" というメッセージが出力されます。このメッセージが出力されず、エラー原因が不明である場合は、 Eclipse インスタンスのインストール ディレクトリの下の configuration ディレクトリにある最新のログファイル(.log ファイル)をみると、エラーの詳細情報を確認できる場合があります。

ユーティリティを実行すると、Enterprise Developer プラグインが指定した Eclipse インスタンスにインストールされます。

たとえば、c:\eclipse フォルダにある Eclipse 4.20 (2021-06) のインスタンスに Enterprise Developer をインストールする場合は、次のパラメータを使用してユーティリティを実行します:

installeclipseplugins -eclipse c:\eclipse -nosplash

Microsoft パッケージへの依存

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COBOL 開発環境における様々な操作や処理は、Microsoft が配布する Windows SDK パッケージおよび Microsoft Build Tools パッケージに含まれる 一部のファイルに依存します。

以下の場合は、Microsoft Windows SDK に依存します:

  • COBOL .exe または .dll ファイルを作成する。
  • COBOL .exe または .dll ファイルから Windows API を呼び出す。
  • C オブジェクト ファイルを COBOL .exe または .dll ファイルにリンクする。
  • COBOL .exe または .dll ファイルにリンクされた C オブジェクト ファイルからWindows APIを呼び出す。
  • OLE RPC の MIDL ファイルを作成する。

以下の場合は、Microsoft Build Tools に依存します:

  • COBOL .exe または .dll ファイルを作成する。
  • .lib を管理する。
  • Visual Studio でのデバッグ用に PDB ファイルを作成する。
  • リソース ファイルをオブジェクト モジュールに変換する。

標準インストールでは、利用可能な最新バージョンの Windows 10 SDK と Microsoft Build Tools for Visual Studio 2017 がダウンロードされ、既定の場所にインストールされます。

インターネットにアクセスできない環境で COBOL 製品のインストールをする場合は、 オフライン インストールを実行する前に、これらのパッケージをダウンロードし、 ネットワーク上のアクセス可能な場所に配置する必要があります。インストーラには、これらを実現するためのオプションが含まれています。downloadmstools を使用すると、必要なパッケージを指定するローカル ネットワークの場所にダウンロードできます。installmstools を使用すると、 ローカル ネットワークの場所からパッケージをオフラインでインストールできます。 (downloadmstools および installmstools は、Eclipse IDE のセットアップでのみ利用可能です。)

上記のいずれの機能も使用しない場合は、インストール オプション skipmstools=1 を使用して、 これらの Microsoft パッケージのダウンロードとインストールをスキップできます。

これらのインストール オプションの詳細は、インストール手順に記載されています。

製品のインストール後に、COBOL 環境で使用するために、ダウンロードおよびインストールされたパッケージのバージョンを構成することができます。 パッケージのバージョンは、Microsoft Build Tools & Windows SDK 構成ユーティリティを使用して表示できます。詳細は Microsoft Build Tools および Windows SDK パッケージの管理 に記載されています。 このユーティリティを使用すると、特定のパッケージを利用する必要がある場合に、ダウンロードしたパッケージやデフォルト以外の場所に保存されているパッケージの代わりに、 代替バージョンを指定することもできます。

Microsoft Build Tools および Windows SDK パッケージの管理

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COBOL 開発機能の多くは、Microsoft Build Tools および Windows SDK パッケージに 依存しています。デフォルトでは、インストーラが、これらのパッケージをダウンロードし、既定の場所に インストールします。その後、インストーラは、ダウンロードしたバージョンに応じて COBOL 環境を 設定します。

インストール後は、Microsoft Build Tools & Windows SDK 構成ユーティリティ (cblms) を使用して、 使用中のバージョンを確認したり、標準以外のバージョンを使用する必要がある場合に COBOL 環境を構成することが 可能です。

たとえば、ある種類のプロジェクト (例: .NET) では、既定でインストールされるバージョン(Visual Studio 2017 バージョン)とは 異なるバージョンの Microsoft Build Tools (Visual Studio 2019 バージョン)が必要です。.NET の正しいバージョンが 既にインストールされている場合は、正しいパッケージを使用するように環境を更新するために、 製品のインストール後に cblms を実行します。

インストーラには、既定のパッケージのインストールをスキップするオプションとして、 skipmstools=1 があります。ただし、このオプションによりパッケージは両方ともスキップされるので、このオプションを使用する場合は、 必要なパッケージが既に存在しているかを確認してください。必要なパッケージの詳細については、 Microsoft パッケージへの依存 を参照してください。

Microsoft Build Tools & Windows SDK 構成ユーティリティ

cblms コマンドライン ユーティリティを使用して、COBOL 環境で有効なパッケージ バージョンの表示および設定をおこないます。

重要: パッケージ バージョンを更新または消去する場合は、管理者権限でコマンド プロンプトを起動して、 このユーティリティを実行する必要があります。
構文:
cblms <オプション>
引数:
注: <オプション> の指定は大文字小文字を区別しません。

<オプション> は以下のいずれかです:

-U
既定のフォルダにある最新バージョンの Microsoft Build Tools および SDK パッケージを 使用するように COBOL 環境を更新します。変更を有効にするには、開いている IDE インスタンスまたは コマンド プロンプトを再起動する必要があります。
-U<ms-pkg>
既定のフォルダにある特定のパッケージ タイプの最新バージョンを 使用するように COBOL 環境を更新します。変更を有効にするには、開いている IDE インスタンスまたは コマンド プロンプトを再起動する必要があります。
-U<ms-pkg>:<version>
既定のフォルダにある特定のパッケージ タイプの特定のバージョンを 使用するように COBOL 環境を更新します。変更を有効にするには、開いている IDE インスタンスまたは コマンド プロンプトを再起動する必要があります。
-U<ms-pkg>:<path>
指定した (デフォルト以外の) フォルダにある特定のパッケージ タイプの最新バージョンを 使用するように COBOL 環境を更新します。変更を有効にするには、開いている IDE インスタンスまたは コマンド プロンプトを再起動する必要があります。
-U<ms-pkg>:<path>?<version>
指定した (デフォルト以外の) フォルダにある特定のパッケージ タイプの特定のバージョンを 使用するように COBOL 環境を更新します。変更を有効にするには、開いている IDE インスタンスまたは コマンド プロンプトを再起動する必要があります。
-L
既定のフォルダにある Microsoft Build Tools および SDK パッケージのすべてのバージョンを リストします。
-L<ms-pkg>
既定のフォルダにある特定のパッケージ タイプのすべてのバージョンをリストします。
-L<ms-pkg>:<path>
指定した (デフォルト以外の) フォルダにある特定のパッケージ タイプのすべてのバージョンを リストします。
-Q
COBOL 環境で現在使用中のバージョンを表示します。
-Q<ms-pkg>
COBOL 環境で現在使用中の選択したパッケージ タイプのバージョンを 表示します。
-R
すべてのバージョン情報をクリアします。(このオプションは、技術サポートから指示されない限り、使用しないでください。)
-H
使用可能なコマンドライン オプションを表示します。
凡例:
<ms-pkg> <ms-pkg> は、Microsoft SDK の場合は S または SDK、Microsoft Build Tools の場合は B または BT の いずれかです。
<path> <path> は、パッケージ タイプの既定の場所にインストールされていない パッケージのパスです。
<version> <version> は、最新バージョンが必要でない場合に更新の対象となるパッケージ バージョンです。 バージョンを指定する場合は、次の形式で指定する必要があります:
  • Windows SDK: n.n.n.n
  • Build Tools: n.n.n
  • リスト ID: n - リストID は cblms -L で表示されるものです。
次の例では、C:\WinSDK\10 にインストールされている Windows 10 SDK のバージョン 10.0.17134.0 を 使用するように COBOL 環境を更新します。
cblms -USDK:C:\WinSDK\10\10.0.17134.0

アンインストール

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アンインストールするには、製品のインストール時に使用した時と同じユーザーIDでログインして Windows の以下のメニューを表示してから、アンインストールする Micro Focus 製品を選択してアンインストールします。

[スタート > コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール]

それぞれのコンポーネント名に対応するプログラムのアンインストール上の表示名は次の通りです。

  • Enterprise Developer for Visual Studio 2017 の場合 - Micro Focus Enterprise Developer for Visual Studio 2017
  • Enterprise Developer for Visual Studio 2019 の場合 - Micro Focus Enterprise Developer for Visual Studio 2019
  • Enterprise Developer for Visual Studio 2022 の場合 - Micro Focus Enterprise Developer for Visual Studio 2022
  • Enterprise Developer for Eclipse の場合 - Micro Focus Enterprise Developer for Eclipse
注:
  • Micro Focus Enterprise Developer for Eclipse のインストーラは、 Micro Focus Enterprise Developer for Eclipse、Micro Focus Analysis Services Integration および Micro Focus License Manager を別々にインストールします。

    また、 Micro Focus Enterprise Developer for Visual Studio の各 IDE のインストーラは、 Micro Focus Enterprise Developer for Visual Studio、Micro Focus Analysis Services Integration、Micro Focus Enterprise Server for .NET および Micro Focus License Manager を別々にインストールします。

    Micro Focus License Manager は Micro Focus 製品コンポーネント共通で利用されるため、 上記の製品のアンインストール後に自動でアンインストールされることはありません。

    Micro Focus 製品を使用する必要がなく、ライセンスも無効化済みである場合は、同様に プログラムのアンインストール から Micro Focus License Manager を選択してアンインストールすることができます。

    さらに任意で必須ソフトウェアも削除できます。 必須ソフトウェアの削除手順については、各ソフトウェア・ベンダのマニュアルを参照してください。

  • 製品セットアップによりインストールされた Microsoft Windows 10 SDK または Microsoft Build Tools パッケージに関しては、これらのパッケージに対する Micro Focus 関連のレジストリのみが削除されます。

いくつかのレジストリエントリがアンインストール時に除去されず、手動で削除する必要があります。

以下のフォルダが削除されない場合があります:

  • [スタート]メニュー内のMicro Focus 製品名 のフォルダ - 手動で削除することができます。
  • %systemdrive%\Users\Public\Documents\Micro Focus - ビルドしたサンプルのバイナリやログファイルが含まれています。
  • %ProgramData%\Micro Focus - Micro Focus のライセンス管理システムで使用される複数のデータファイルが含まれています。
  • %Program Files%\Micro Focus - 手動で削除することができます。
また、次のレジストリエントリは削除されません。これらはパフォーマンスモニターを有効にした Enterprise Server が起動されたときに作成されます。
  • Micro Focus Server\Performance\Active Servers
  • Micro Focus Server\Performance\PerfIniFile

Enterprise Developer for Eclipse 向け X Window のインストール

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Enterprise Developer for Eclipse の機能の中には、 Micro Focus Reflection Desktop for X または Micro Focus ViewNow X のように、 X Window インストールを必要とするものがあります。

製品には、Micro Focus Reflection Desktop for X が同梱されています。

セットアップファイルは以下のリンクからダウンロード可能です。

オンライン上に、Reflection Desktop for X のドキュメントがあります。 X サーバーについては、このオンライン ドキュメントの Reflection X Advantage を参照してください。

Enterprise Developer for Eclipse を使用して UNIX で RDBMS アプリケーションを開発するための環境の構成

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注:
  • リモート プロジェクトで作業する場合は、RSE デーモンの起動前に環境を構成します。
  • Pro*COBOL のサンプルがインストールされていることが前提となります。

  1. COBOL とサードパーティ・ソフトウェアの環境がそれぞれ設定されていることを確認します。
  2. RDBMS 環境を設定します。

    詳細については、RDBMS ベンダのマニュアルを参照してください。

  3. 必要に応じて、IDE でプロジェクトの外部に存在するコピーブックを参照できるように、COBCPY を設定します。
  4. Pro*COBOL/Cobsql アプリケーションを使用する場合は、COBOPT を設定する必要があります。これにより、プラットフォームと COBOL 作業モードに合わせて、リンカ・オプションが設定されます。

    それには、コマンド・ラインで次のコマンドを実行します。

    $COBDIR/src/oracle/set_cobopt_oracle
    COBOPT=$PWD/cobopt.ora
    export COBOPT

パフォーマンス・アベイラビリティ クラスター (PACs) のソフトウェア要件

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Enterprise Server でパフォーマンス・アベイラビリティ クラスター (PAC) 機能を使用するために必要な前提条件ソフトウェアを示します。

RDBMS のサポート

PAC で次のデータベースを管理するには、サポートされている RDBMS が必要です:

  • リージョン データベース (必須)
  • リージョン間データベース (必須)
  • データストア データベース (任意)

Micro Focus Database File Handler サポートを使用して、VSAM ファイルを管理するには、データストア データベースを使用する必要があります。

データベース ODBC ドライバー
Microsoft SQL Server 2008 (Express Edition 含む) R2 以降 ODBC 13.1 for SQL Server
PostgreSQL 10.x (Amazon Aurora Postgres 含む) 以降 psqlodbc 11
DB2 10.5 以降 n/a
Oracle 19c n/a

注: これらは、データベースでホストされる VSAM ファイルでサポートされるデータベースです。CICS SQL でサポートされるデータベースの詳細については、Enterprise 製品の追加のソフトウェア要件の「データベースアクセス」を参照してください。

現時点における制限事項

  • 索引ファイルの場合、重複キーが返される順序は保証されません。ディスクに保存されたファイルの場合、重複キーは常に書き込み順で返されます。
  • 現在サポートされているキータイプは、英数字、バイナリ、および数値に制限されています。
  • PostgreSQL は EBCDIC 照合順序をサポートしていません。詳細については、「Db2 用のデータストアの構成」を参照してください。
  • MFDBFHは、NOFCD3 でコンパイルされた COBOL プログラムをサポートしていません。

スケールアウト リポジトリの NoSQL サポート

Enterprise Server で PAC 整合性を維持するには、スケールアウト リポジトリ (SOR) として NoSQL データベースを使用する必要があります。Enterprise Server は、次の NoSQL データベースをサポートしています。

  • Redis

    オープンソースのインメモリ データ構造ストアです。

  • Redis Cluster

    その設計の一部としてパフォーマンス、スケーラビリティ、および可用性を備えた Redis の分散型実装です。 Redis Cluster の構成については、「Redis Cluster の構成」を参照してください。

  • Redis Sentinel

    Redis の高可用性を提供します。

  • Oracle Coherence

    インメモリ データ グリッド ソリューションです。

ライセンス

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製品には、統合開発環境 Visual Studio および Eclipse を使用してアプリケーションを作成できる開発用の2個のライセンスが提供されています。

製品のライセンスを有効にするには、製品のインストール後、ライセンス管理ツールを使って、ライセンスのインストールが必要です。

ライセンスは、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されています。

ライセンス管理ツールを Windows メニューから起動する場合:
  1. Windows スタート メニューから選択または Windows の検索ボックスを使って、Micro Focus License Managerライセンス管理システムを起動します。
  2. [Micro Focus ライセンスシステムの管理]の ダイアログ・ボックスが表示されます。
ライセンス管理ツールをコマンドラインで起動する場合:
  1. コマンドプロンプトを起動して、以下の通り、cd コマンドでディレクトリに移動します。(デフォルト ディレクトリの場合)
    cd /d C:\Program Files (x86)\Micro Focus\Licensing
  2. cesadmintool.bat と入力し、Enterキーを押します。

ライセンス・ポリシーの内容または必要なライセンスの種類がわからない場合は、システム管理者または製品の購入元に連絡し、有効なライセンスを取得してください。

ライセンスのインストール
ライセンスは、以下のいずれかの形式です。 ライセンス管理でインストールする場合に同一システムで複数の形式を混在することはできません。
  • 認証コード (16桁の英数字からなる文字列) - Sentinel RMSライセンスのみです。
  • ライセンスファイル - .mflic 拡張子(Sentinel RMSライセンス)
  • ライセンスファイル - .xml 拡張子(AutoPass ライセンス)
ライセンスの設定に関する詳細手順は以下をご参照ください。

既知の問題点

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該当する製品ヘルプの『製品情報』のトピック『既知の問題点と制限事項』を参照してください。また、次の注意事項があります。

Visual Studio 2022 IDE

Microsoft の Visual Studio 2022 バージョン 17.2 の不具合により、Enterprise Developer/Visual COBOL for Visual Studio 2022 において以下の問題が発生する可能性があります。この問題はバージョン 17.1 では発生しません。 これらの問題の回避策については、以下を参照してください:

  • 複数の言語が混在するプロジェクトのビルドは、プロジェクトの依存関係が正しく動作しないために失敗することがあります。これは、特定の順序でビルドする必要がある場合に、一部のプロジェクトが並行してビルドされる可能性があることを意味します。その結果、依存関係が常に有効になるとは限らないため、ビルドが失敗する可能性があります。この問題を回避するには、 [ツール] > [オプション] > [環境] > [プレビュー機能] の「プロジェクトの読み込みを高速化(一部の機能が遅れる場合があります)」を有効にします。
  • プログラムに展開するコピーブックが含まれている場合、これらの機能は、展開されないソース (メインプログラム内) では正しく機能しないことがあります。この問題を回避するには、インライン コピーブックの展開を無効にします。
COBOL コンパイラ
  • 可変長フォーマットで 256 バイト以上のDBCSを含むソース行があると以下のタイプのコメント行も有効なステートメントと同一の警告レベルのコンパイルエラーになります。
    • 7桁目の「/」でのコメント
    • 8桁目以降の「*>」でのコメント
    (#18079/#19838)
Eclipse
  • Eclipse IDE の COBOL エディタ内で、DBCS 文字が含まれる行では、右余白の行番号が左側にずれて表示されます。 これは表示上の不具合で、実際のソースコードに不具合はありません。
  • ソースコードとA/B カラムや余白設定が一致していない状態で表示される場合があります。 これは、Eclipse IDE の [ウィンドウ > 設定 > 一般 > 外観 > 色とフォント > Terminal Console Font] で Meiryo UI のように等幅でないフォントが設定されているためです。 この不具合を回避するには、フォントの設定で Consolas や MS ゴシックなどの等幅フォントを選択してください。
Java 関数を利用している場合の DISPLAY 文の改行文字が LF になる不具合(#20432)
Windows 環境の JRE が有効な環境では、 COBOL で Java 関数を利用している場合に DISPLAY 文の改行が LF になります。(JDK ではこの現象は発生しません。) これは、JRE が提供する JVM.DLL が 標準出力に対して _setmode APIによって変換モードをバイナリに設定していることに起因します。 改行 を CRLF にするには、プログラムの先頭で X"A7" function 18 使って、DOS 形式のコンソール入出力の有効化します。 以下はサンプルコードです。
       working-storage section. 
       01 fn pic x comp-x value 18. 
       01 md  pic x comp-x value 1. 
       procedure division. 
           call x"a7" using fn md. 
GUI の実行可能ファイル形式のプログラムで日本語が表示(DISPLAY)されない不具合

日本語版 Windows 上において、日本語を DISPLAY するプログラムを GUI の実行可能ファイルで実行すると、正しく表示されない不具合があります。
(INT・GNT 形式やキャラクターベースの実行可能ファイル形式ではこの不具合は発生しません。)

以下のいずれかのコーディングにより、この不具合を回避することができます。

o 手続き文の先頭に以下の DISPLAY 文を追加する。

       PROCEDURE DIVISION. 
           DISPLAY SPACE UPON CRT. 

o 以下のコードをプログラムの冒頭に追加する。

       working-storage section. 
       01 fn pic x comp-x value 18. 
       01 md  pic x comp-x value 1. 
       procedure division. 
           call x"a7" using fn md. 
レガシ コンソールを使用するコマンド プロンプトで DISPLAY 文を含む COBOL アプリケーションを実行する場合の不具合

DISPLAY 文を含む COBOL アプリケーションの実行で、 コマンド プロンプト内で DISPLAY する内容を表示する場合、 実行と同時にコマンド プロンプト自体が異常終了します。 これは、Windows Server 2022 および Windows 11 の OS のバグです。 改修が確認されているものは、 Windows 11 22H2 の 2022/12/13 - KB5021255 (OS ビルド 22621.963) および Windows 11 21H2 の 2023/03/28 - KB5023774 (OS ビルド 22000.1761) プレビュー です。

この不具合の発生条件は以下の通りです。これらの条件すべてに該当する場合のみ、不具合が発生します。 これらの条件のうち、いずれかに該当しない場合は、この不具合は発生しません。

  • バージョン 8.0 以降の Visual COBOL/Enterprise Developer 製品を使用している。
  • Visual COBOL/Enterprise Developer コマンド プロンプトのプロパティで「レガシ コンソールを使用する」がチェックされている。
  • Visual COBOL/Enterprise Developer コマンド プロンプトのコードページが Shift-JIS である。
  • OS が Windows Server 2022 または上記の改修が確認されている OS ビルドより前の Windows 11 である。
  • int または gnt 形式にコンパイルして RUN で実行する。
ライセンス
  • ネットワーク上のクライアント アプリケーションを実行する場合、実行時エラー 244「ライセンス初期化エラー」が発生して ces.ini ファイルの場所が認識されなくなる不具合があります。この不具合は、環境変数 MFCES_INIT_LOCATION で ces.ini のフルパスを指定することで回避することができます。 (#26533)
COBOL マネージド ランタイム

4.0 および 5.0 では、以前のバージョンの製品で作成された .NET の実行可能ファイルと.dllファイルまたはJVM の .class ファイルを実行すると、問題が発生する可能性があります。この問題は、次の場合にのみ発生します:

  1. アプリケーションが USAGE NATIONALで宣言された変数に対して IS NUMERIC 条件テストを実行する。
  2. アプリケーションが 3.0 以前で作成され、4.0 または 5.0 で実行される。
このようなケースで、IS NUMERIC テストの結果が間違っている可能性があります。

このような誤ったテスト結果を回避するため、6.0 以降では、.NET COBOLとJVM COBOL ランタイムは、バージョン 5.0 以前の製品でコンパイルされた NATIONAL 項目に対して IS NUMERIC を使用するプログラムを拒否します。この時、"missing method" 例外が発生します。

この問題を解決するには、6.0 以降の新しいバージョンでこのような構文を使用するプログラムを再コンパイルする必要があります。 NATIONAL データを使用しないプログラム、または 6.0 以降で再コンパイルされたプログラムは影響を受けません。

障害改修

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このセクションは障害改修のリストです。

#27645
ステップ内の重複する DD 名が制限値 999 を超えると、JCL がハングする不具合の改修(制限値を超えた場合は、制限値を超えたことを示すエラー メッセージ JCLCM0640U が出力される)。
#27731
REPLACE 文によるソースのコードの変換処理において、処理対象が大量にあるために1行で置換する数が内部バッファーを範囲を超えると、コンパイラ処理がハングアップする不具合の改修。
#27758
AT END 内に別の SEARCH ALL 文がある SEARCH ALL 文において WHEN 条件式が正しく評価されない不具合の改修。
#27853
DFSORT によるパック10進数のソート順が符号標識の影響を受けないという動作を、MFSORT によるソートにおいて符号標識を正しく識別してシミュレートする改修。
#28140
COBOL のコンパイル時の REPLACE 処理により 72 桁まで記述されている行が 73 桁にずれ込む場合のコンパイル エラーに関する改修。
#NA
ESCWA の JES カタログの日本語が正しく表示されない不具合の改修。

製品ヘルプ

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  • Enterprise Developer for Visual Studio

    日本語のマニュアルは、Micro Focus のサイト上の製品マニュアルのページから、 このリリースの Visual COBOL のリンクをクリックすると表示されます。

    英語版のオンライン マニュアルは、 Visual Studio のメニューから [ヘルプ > Micro Focus製品ヘルプ > 製品ドキュメント]をクリックすると表示されます。

  • Enterprise Developer for Eclipse
    • 日本語のマニュアルは、Micro Focus のサイト上の製品マニュアルのページから、 このリリースの Enterprise Developer のリンクをクリックすると表示されます。
    • 英語版のマニュアルを参照する場合は、オンラインマニュアルを利用するか、 Windows スタート メニューから選択または Windows の検索ボックスを使って、 [Micro Focus Enterprise Developer > ドキュメント - Eclipse] をクリックします。
注: 英語版マニュアルには製品の保守サポートやアップデートに関する記述が含まれていますが、ご購入製品のシリアル番号が MFK で始まる場合は、Micro Focus のサイト上の製品の保守サービスについてをご参照ください。

保守サポート

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製品の保守サポートに関する情報は Micro Focus のサイト上の製品の保守サービスについてをご参照ください。

補足情報

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  • Dialog System AddPack

    以前のバージョンで提供されていた Dialog System AddPack は非推奨の機能となり、3.0 以降、この AddPack はなくなります。

    この AddPack の機能である Dialog System の GUI および ランタイム コンポーネントは Enterprise Developer for Visual Studio の一部としてインストールされ、また、Dialog System のランタイム コンポーネントは、Enterprise Server の一部としてインストールされます。

    これらは下位互換性のためにのみ提供されており、新規開発で使用することは推奨されません。

    以前のバージョンの Dialog System AddPack がインストールされている環境では、AddPack をアンインストールしてから、3.0 の Enterprise Developer for Visual Studio や Enterprise Server をインストールする必要があります。

  • Visual Studio の IntelliSense コード スニペットの機能拡張に関する互換情報

    2.3 Update 1 から Visual Studio の IntelliSense コード スニペットの Code 要素 の Kind 属性の値が Microsoft のデフォルト値(method body、method decl、type decl、file、および any) から COBOL 言語構文に特化したカスタム値に変更されました。

    2.3 Update 1 以降では以下の Kind 属性の値が実装されています:

    • "Storage" : データ部にのみ挿入可能
    • "Imperative" : 手続き部にのみ挿入可能

    この機能拡張により、2.3 以前のバージョンのコード スニペットのフォルダを 2.3 Update 1 以降の環境にそのままコピーしても利用できません。

    この場合、2.3 以前のバージョンの Kind 属性定義は COBOL のコードに対して無効なので、上記の有効な値に変更します。

    また、Kind 属性自体を削除すれば、2.3 以前のバージョンと 2.3 Update 1 以降バージョンの開発環境でスニペットを共有することが可能です。

  • MFSupportInfo.exe のユーザーインターフェイスの変更

    Windows 環境の情報取得用のツール MFSupportInfo.exe がバージョン 2.3 から同名の新しいツールに変更されました。 この変更により以前のツールで Windows Server 2012 の OS 情報が正しく取得されない不具合が改修されています。

    このツールは Windows 環境で使用する Micro Focus 製品の不具合の発生時に環境情報を取得するものです。

    サポート窓口への問い合わせの際、Micro Focus のサポート担当から、環境情報の取得の依頼があった場合に、このツールを使って、情報を取得してサポート窓口に E メールに添付して提出する必要があります。

    このツールで環境情報を取得する方法は次の通りです。

    1. [Micro Focus Enterprise Developer > ツール > Enterprise Developer コマンドプロンプト (32-bit)]を選択してコマンドプロンプトを起動します。
    2. 1. のコマンドプロンプトから MFSupportInfo.exe と入力して改行を押してツールを起動します。
    3. ツールのメニュー [Tools > Create Zip Package] を選択します。
    4. 以下の形式で ZIP ファイルの保存するフォルダーを指定する画面が表示されるので、適切な場所に保存します。

      MFSupportInfo_Log_MachineName_YYYY-MM-DD_HH-MMSS.zip

    5. 4. で保存した ZIP ファイルをサポート窓口に E メールに添付して提出します。

  • Enterprise Server の Mainframe Subsystem Support (MSS) の JES 機能におけるスプールの性能向上に関する留意事項
    重要: JES 機能 を利用する Enterprise Server の既存のリージョンを バージョン 3.0 以降にアップグレードする場合は、 以下に記載されている通り、スプール変換ユーティリティを実行する必要があります。 スプール変換ユーティリティを実行しないで、リージョンを起動しようとすると、次のメッセージがコンソール ログに表示され、 JES の初期化に失敗して、JES 機能が無効化されます。
    JES000058E JES validation - Product requires new spool control files. Run spool conversion utility, splconv, to create them.
    

    バージョン 3.0 から、性能向上のために、JES スプール リポジトリのファイル構造がアップグレードされました。 3.0 以前のバージョンで作成された JES のリージョンでは、JES にジョブをサブミットする前にスプール変換ユーティリティを実行する必要があります。 バージョン 3.0 以降で新しく作成されたリージョンは自動的に新しいスプール ファイルを使用するように設定されます。

    既存のスプール ファイルの情報は、以下に記載されている方法により、新システムで使用される一連の新しいファイルに変換されます。 新システムへの移行によりデータが失われる可能性はありません。

    ハウスキーピング タスクの実行性能が大幅に改善されるほか、次のような利点があげられます:

    • スプール ファイルのディスク効率が高くなり、スプール ファイルに必要な領域が最大75%削減できる場合があります。
    • 索引付けの内部処理の大幅な向上により、メッセージおよび SYSOUT レコードの生成が高速化します。
    • スプール キューのナビゲーションの改善: ジョブの状態 CompleteOutputOut Hold、および Printed のオプションが追加され、 任意の組み合わせの SYSOUT ファイルを選択して、完了したジョブを単一のリストに表示できます。
    • JOBID の桁数が、5桁から、6桁または7桁に拡張されました。詳細については、MF_MVSJOB 環境変数を参照してください。
      重要: JES スプール ファイル構造の変換後に、十分なテストをおこなって不具合のないことを確認してから JOBID の桁数の拡張をおこなうことが推奨されます。 以前の JES スプール ファイルに戻すことは可能ですが、その場合は、5桁を超えるすべてのジョブを削除する必要があります。
    スプール変換ユーティリティの実行方法
    1. Windows 製品の場合は、Enterprise Developer コマンドプロンプトまたは、Enterprise Server コマンドプロンプトを起動します。

      Unix/Linux 製品の場合は、以下を実行して環境変数を設定します。

       . インストール ルート/bin/cobsetenv
    2. 続けて、必要に応じて次の環境変数を設定します
      変数 説明
      MFSYSCAT 現在の JES カタログの場所と名前。必須項目です。

      複数のカタログファイルが使用されている場合(1個以上のユーザー カタログが定義されている場合)、 この環境変数は、JES スプール データセットがカタログされているカタログを指している必要があります。

      MVSSPOOLDIR 現在の JES スプール ファイルの場所。JES カタログの場所と異なる場合にのみ必須です。
      NEWSPOOLDIR 出力先の JES スプール ファイル(変換する場合は SPL* ファイル、元に戻す場合は旧フォーマットのスプールファイル)の場所。 出力先として、出力元のスプールファイルと異なる場所を指定する場合にのみ必須です。
      MFSYSCAT_ERRS 変換処理によるカタログエラーの最大許容数。これは任意で、デフォルト値は 100 です。

      最大許容数を超えると、以下のエラーが表示されます:

       MVSCATIO Error limit exceeded = nnnn
      
      (ここで nnnn はエラー数です。)
    3. splconv と入力し、Enter を押します。

      変換プロセスが実行され、変換されたファイルとレコードの詳細が画面に表示されます。

    4. 変換の実行時に MVSSPOOLDIR と NEWSPOOLDIR に異なる場所を設定していた場合は、 Enterprise Server の JES リージョンで指定していた MVSSPOOLDIR の値を NEWSPOOLDIR の値に変更します。
      注: この手順を実行しないでリージョンを起動すると、次のエラーが発生して JES の初期化に失敗します。
      JES000058E JES validation - Product requires new spool control files. Run spool conversion utility, splconv, to create them.
      
    5. 変換の対象の JES リージョンを起動して、ジョブをサブミットすることができます。
    3.0 より以前の JES スプール リポジトリに戻す方法

    バージョン 3.0 で使用するために変換または、作成された Enterprise Server の JES リージョンは、この製品の 3.0 より以前のバージョンとは互換性がありません。 この製品の 3.0 より以前のバージョンにダウングレードする場合、古い JES スプール リポジトリに戻す必要があります。

    この製品の 3.0 より以前のバージョンで JES 機能を利用するリージョンを使用する場合は、以下をおこないます:

    1. 上記のスプール変換ユーティリティの実行方法の 1. および 2. の通り、必要に応じて環境変数を設定します。
    2. 変数名 SPLREGR_TARGET に、値として PRE30 を指定して設定します。
    3. リージョン内で6桁または7桁の JOBID(バージョン 3.0 の拡張機能)の使用を開始している場合は、 元に戻す前に6桁または7桁のジョブを削除して、MF_MVSJOB 環境変数(変数が使用されていない場合は SPLJNO.dat ファイル)で5桁を超える上限を指定しないようにします。
      注: MF_MVSJOB 環境変数を使用する場合に、5桁の JOBID に戻すには MF_MVSJOB=<最小値>+<最大値>を設定します。 ここで最大値を 0099999 未満にして、+ 記号で最小値と最大値を区切ります。
    4. splregr と入力し、Enter を押します。

      元に戻す処理が実行され、変換されたファイルとレコードの詳細が画面に表示されます。 3.0 より以前のバージョンで対象の JES リージョンを使用することができます。

  • Windows OS 再起動時に記録される Micro Focus Directory Server サービスのエラーまたは警告イベント

    以下の Windows OS 再起動時に記録されるイベントログは、Windows サービスとして登録される Micro Focus Directory Server サービス(サービス名:mf_CCITCP2)に関するものです。

    • Windows システム ログ
      Windows OS シャットダウン時
      概要 Micro Focus Directory Server サービスは予期せぬ原因により終了しました。
      (ソース : Service Control Manager イベントID : 7034 レベル : エラー)
    • Windows Application ログ
      Windows OS 起動時
      概要 ソース "mf_CCITCP2" からのイベント ID 0 の説明が見つかりません。
      (ソース : mf_CCITCP2 イベントID : 0 レベル : 警告)

    これは、該当のサービスが外的要因によって強制終了されたことを意味するものですが、OS シャットダウンによるサービスの中断を強制終了とみなしているためであり製品の機能の不具合を意味するものではありません。

    Micro Focus Directory Server サービスの停止は、Windows サービスの管理画面からの明示的な停止や net stop コマンドを使って停止している場合、エラーや警告として記録されません。 OS シャットダウンによるサービス停止は外部からの強制終了とみなされ、エラーや警告のイベントとして記録されます。この場合のエラーや警告は無視して問題ありません。

    このサービスは Enterprise Server 機能や、Fileshare 機能を利用している場合に、 必要なものですが、Enterprise Server 機能を利用していない場合は、不要なサービスであるため、Windows サービスの管理画面から該当のサービスを無効にするか手動起動に変更してください。

  • Windows OS 再起動時に記録される Micro Focus SEE Monitor サービスのエラーイベント

    以下の Windows OS 起動時に記録されるイベントログは、Windows サービスとして登録される Micro Focus SEE Monitor に関するものです。

    • Windows システム ログ
      概要 Micro Focus SEE Monitor サービスは開始時にハングしました。
      (ソース : Service Control Manager イベントID : 7022 レベル : エラー)

    このサービスは、Enterprise Server for .NET で使用されるサービスです。

    Enterprise Server for .NET コンポーネントを含む製品のインストール時にデフォルトでインストールされ、自動起動が設定されますが、通常は使用されないため、悪影響はありません。 (このコンポーネントは、[コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール]画面で「Micro Focus Enterprise Server for .NET」と表示されるものです。この表示がない場合は、このサービスはインストールされません。)

    このエラーイベントの記録を抑止する場合は、次の3個のサービスを無効にするか手動起動に変更してください。

    • Micro Focus Event Monitor Service Shutdown Coordinator
    • Micro Focus SEE Listener
    • Micro Focus SEE Monitor

サポートされない機能

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次の機能はサポートされません:

  • HOSTSIGNS コンパイラ指令はサポートされなくなりました。代替機能として次のコンパイラ指令を使用することが推奨されます: SIGN-FIXUP、HOST-NUMMOVE、および HOST-NUMCOMPARE

    この変更は、この製品のバージョン 3.0 以降に適用されます。

免責条項

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本ソフトウェアは、いかなる保証もなしに「現状有姿」で提供されます。Micro Focus は、市場性または特定の目的への適合性に関する保証を含む明示的または黙示的保証を一切否認します。Micro Focus またはそのサプライヤは、直接的、間接的、付随的、結果的、営業利益的、または特別な損害を含むいかなる損害に関して、たとえ事前にそのような損害の可能性を通知されていたとしても、一切の責任を負わないものとします。一部の州では、結果的または付随的な損害の責任の除外または制限を許可していないため、上述の制限が適用されない可能性があります。

Micro Focus は登録商標です。

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この製品にはカーネギーメロン大学 Computing Services (http://www.cmu.edu/computing/) が開発したソフトウェアが含まれています。