Micro Focus Enterprise Developer for Windows の Readme

この Readme には、Micro Focus® Enterprise Developer に関する情報が記述されています。

Enterprise Developer は IBMメインフレームアプリケーションの開発のための最も先進的でモダンな環境を提供し、 COBOL (Enterprise COBOL, COBOL for 390, COBOL for MVS, VS COBOL/2など), JCL (JES2, JES3, VSE), CICS/ESA, IMS DB/DC をサポートします。

Micro Focus Enterprise Developer for Windows は次の製品で構成されています。



この Readme には製品ヘルプに記載がない情報が含まれている場合があります。 製品をインストールする前に、Readme 全体を必ずご一読ください。

この Readme は、次の項で構成されています。


注: このドキュメントには外部のサイトのリンクが含まれています。Micro Focus は、これらのウェブ・サイトの内容またはそのリンク先サイトの内容について責任を負いません。ウェブ・サイトは本質的に短期間で変更される可能性があります。したがって、リンクを最新の状態に保つように努力していますが、必ず期待どおりに機能することを保証することはできません。

システム要件 - Enterprise Developer for Visual Studio

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ハードウェア要件
オペレーティング・システム:
  • Windows Server 2008 SP2, Windows Server 2008 R2
  • Windows Server 2012
  • Windows 7
  • Windows 8
ディスク領域:
Sentinel RMS ライセンス・サーバ - 約 60MB
Visual Studio への Micro Focus COBOL の統合用に約 200MB (注:このディスクサイズには、インストールイメージがない場合にもインストールの変更を可能にするためにローカルに情報をキャッシュしておくのに必要なスペースも含まれます。)
ソフトウェア要件
次のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があります。
注: 以下のソフトウェアが事前にインストールされていない場合は、 英語版の Visual Studio 2010 Integrated Shell がインターネット上で利用可能である場合、 インストーラにより自動で英語版の Visual Studio Shell のダウンロードおよびインストールがおこなわれ、メニューは英語表示になります。 英語版の Visual Studio 2010 Integrated Shell がインターネット上で利用可能でない場合、 英語版の Visual Studio 2010 Integrated Shell のインストール中に失敗して、製品自体をインストールすることができません。

必ず、以下のソフトウェアを事前にインストールしてください。

  • Enterprise Developer for Visual Studio 2010 - Microsoft Visual Studio 2010 SP1 (Premium、Professional、または Ultimate) または Microsoft Visual Studio 2010 Integrated Shell SP1 が必要です。
  • Enterprise Developer for Visual Studio 2010 は Microsoft Visual Studio Express Edition はサポートされません。
  • Visual Studio Shell を使う場合、Microsoft Windows SDK が必要です。Microsoft Windows SDK は Microsoft ダウンロード センターからダウンロード可能です。
  • Microsoft .NET Framework 4.0 が必要です。これは Visual Studio 2010 にも同梱されています。

システム要件 - Enterprise Developer for Eclipse

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ハードウェア要件
オペレーティング・システム:
  • Windows Server 2008 SP2, Windows Server 2008 R2
  • Windows Server 2012
  • Windows 7
  • Windows 8
ディスク領域:
Sentinel RMS ライセンス・サーバ - 約 60MB
Enterprise Developer に約 680MB (注:このディスクサイズには、インストールイメージがない場合にもインストールの変更を可能にするためにローカルに情報をキャッシュしておくのに必要なスペースも含まれます。)
ソフトウェア要件
次のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があります。
  • Java Platform Standard Edition (Java SE) 6 Update 27 以降 または Java SE 7 (32 ビットのみ) がインストールされていること。Java SE は、www.oracle.com からダウンロードして、マシン上の任意のディレクトリにインストールできます。

    製品をインストールする場合は、JAVA_HOME 環境変数に 32 ビット Java インストールの場所を設定する必要があります。設定しない場合、インストールは終了します。

  • Microsoft .NET Framework 4
  • XML拡張を使う場合、RM/COBOL version 12 for 32-bit Windowsと同様のシステム要件を満たす必要があります。(RM/COBOL User's Guide, Second Edition 以降をご参照ください。)さらに、Terminal Server と連携して使用することができます。

ダウンロードとインストールの手順

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Enterprise Developer for Visual Studio のインストール
注:このリリースはフルインストール製品です。
注: システム要件 - Enterprise Developer for Visual Studio に記載されいているソフトウェアが事前にインストールされていない場合は、 インストーラにより自動で英語版の Visual Studio Shell のダウンロードおよびインストールがおこなわれ、メニューは英語表示になります。

  1. 開発環境製品 Enterprise Developer 2.1J Update 1 ダウンロード」から、 Enterprise Developer for Visual Studio 2010 の ダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。

    (Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いください。)

  2. インストールファイル EnterpriseDeveloperVisualstudio21_update1.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。
注:
  • この製品をインストールするには、インストール・ソフトウェアが環境を適切に設定できるように、HKEY_LOCAL_MACHINE、HKEY_CLASSES_ROOT、および HKEY_CURRENT_USER の下のレジストリ構造体に対する書き込みアクセス権を持つユーザ ID でログインする必要があります。また、管理者権限でログオンする必要があります。
  • インストール先のマシンに古い Sentinel RMS ライセンス・マネージャを使用する Micro Focus 製品が存在している場合は、Sentinel RMS ライセンス・マネージャを削除して Micro Focus ライセンス・マネージャをインストールするように促されることがあります。指示に従うと、既存の Sentinel RMS ライセンス・ファイルを残したまま、Micro Focus ライセンス・マネージャが追加されます。コンピュータに既存のライセンスのこと、および Sentinel RMS ライセンス・マネージャを削除することについて不安がある場合は、システム管理者に連絡してください。処理を続行する場合は、Windows の [プログラムの追加と削除] を使用して Sentinel RMS ライセンス・マネージャを削除し、インストール・ファイルを再実行してください。
  • リモート・デスクトップ・サービスで試用版ライセンスを使用することはできません。リモート・デスクトップ・サービスを使用して製品を使用する必要がある場合は、Micro Focus カスタマーケアに連絡して、適切なライセンスを取得してください。
  • Microsoft Download Center で Visual Studio および .NET Framework のアップデートが公開されている場合は、すべてインストールすることをお奨めします。
  • JDK をインストールする場合は、最新のアップデートをインストールするように促されることがあります。
アップデート インストール

今回のリリースは以前のリリースと共存できません。

この製品の以前のリリースがインストールされている場合は、まず、Micro Focus License Manager を除くすべての Enterprise Developer のコンポーネントを[スタート > コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール] でアンインストールを行ってから、このリリースをインストールしてください。

この製品の以前のリリースがインストールされている環境に、そのまま、今回のリリースのインストールを実行すると、この製品の以前のリリースがアンインストールされて、このリリースがインストールされますが、 アップデートインストールによる製品の動作に関して、 デフォルトの Micro Focus ファイルハンドラではなく、Vision ファイルハンドラー経由で Vision ファイルにアクセスしている場合に ファイル処理関連の不具合が報告されています。

インストール後
ライセンス に記載されている方法 でライセンスをインストールしてください。製品はライセンスインストール後に使用可能です。

Windows タスクバーから [スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Enterprise Developer > Enterprise Developer for Visual Studio 2010] をクリックすると製品が起動されます。

製品ヘルプの『ここからはじめよう!』および『製品情報』の項を参照してください。チュートリアルやデモ・プログラムなど、入門者向けの情報が記載されています。

Enterprise Developer for Visual Studio を使用する際、Micro Focus のヘルプを表示できない場合は、Visual Studio Help Library がローカル・ヘルプを参照するように設定してください。それには、Visual Studio のメニューで、[ヘルプ > ヘルプ設定の管理 > オンラインまたはローカルヘルプの選択] をクリックし、[ ローカルヘルプを使用する] ボタンを選択します。
注: Visual Studio 2010 の最初のリリースのブラウザベースのヘルプ・システム、Microsoft Help Viewer 1.0 には ローカルにインストールされているヘルプにインデックスが含まれていません。 内容を参照するには、目次および [検索] を使用する必要があり、以前のヘルプシステムのように目次の展開や縮小はできません。

Visual Studio 2010 SP1 にはヘルプ・システムのアップグレードとして Microsoft Help Viewer 1.1 が提供されており、 これにより、インデックスの使用や目次の展開が可能なスタンドアロンのヘルプビューアが利用可能です。

Visual Studio 2010 SP1 をインストールしない場合、サードパーティ・ツールでインデックスを使用して目次の展開をしてヘルプを表示できます。 詳細は、http://kb.microfocus.com/display/4/kb/article.aspx?aid=31484 をご確認ください。

Enterprise Developer for Eclipse のインストール:
注:このリリースはフルインストール製品です。

  1. 開発環境製品 Enterprise Developer 2.1J Update 1 ダウンロード」から、 Enterprise Developer for Eclipse の ダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。

    (Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いください。)

  2. Enterprise Developer for Eclipse のインストールファイル EnterpriseDeveloperEclipse21_update1.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。

C:\Users\Public\Micro Focus\Enterprise Developer\eclipse ディレクトリに、 Micro Focus プラグインが既にインストールされている、Eclipse の完全版がインストールされます。 Eclipse のバージョンは 3.7 です。

注:
  • インストール先のマシンに古い Sentinel RMS ライセンス・マネージャを使用する Micro Focus 製品が存在している場合は、Sentinel RMS ライセンス・マネージャを削除して Micro Focus ライセンス・マネージャをインストールするように促されることがあります。指示に従うと、既存の Sentinel RMS ライセンス・ファイルを残したまま、Micro Focus ライセンス・マネージャが追加されます。コンピュータに既存のライセンスのこと、および Sentinel RMS ライセンス・マネージャを削除することについて不安がある場合は、システム管理者に連絡してください。処理を続行する場合は、Windows の [プログラムの追加と削除] を使用して Sentinel RMS ライセンス・マネージャを削除し、インストール・ファイルを再実行してください。
  • リモート・デスクトップ・サービスで試用版ライセンスを使用することはできません。リモート・デスクトップ・サービスを使用して製品を使用する必要がある場合は、Micro Focus カスタマーケアに連絡して、適切なライセンスを取得してください。
  • Microsoft Download Center で Visual Studio および .NET Framework のアップデートが公開されている場合は、すべてインストールすることをお奨めします。
  • JDK をインストールする場合は、最新のアップデートをインストールするように促されることがあります。Enterprise Developer を使用する場合は最新のアップデートを使用する必要はありませんが、インストールしてもかまいません。
インストール後
ライセンス に記載されている方法 でライセンスをインストールしてください。製品はライセンスインストール後に使用可能です。

Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Enterprise Developer > Enterprise Developer for Eclipse] をクリックすると製品が起動されます。

Eclipse パースペクティブの設定はインストール後リセットされません。 新機能を使うには、インストール後に次の方法でCOBOL パースペクティブをリセットする必要があります:

  1. [ウィンドウ > パースペクティブを開く > COBOL]をクリックして COBOL パースペクティブを開きます。
  2. [ウィンドウ > パースペクティブのリセット]をクリックします。
  3. [OK]をクリックします。
  4. 必要なカスタマイズ設定を再度適用します。

製品ヘルプの『ここからはじめよう!』および『製品情報』の項を参照してください。チュートリアルやデモ・プログラムなど、入門者向けの情報が記載されています。

修復:
Windows では、製品ファイル、レジストリ設定やショートカットを誤って削除してしまった場合、インストールの修復機能を実行して復元できます。
  1. [スタート > コントロールパネル]をクリックします。
  2. [プログラム > プログラムのアンインストール]をクリックします。
  3. 修復が必要な Micro Focus 製品を右クリックして[修復]をクリックします。

アンインストール

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この製品をアンインストールするには、Windows の以下のメニューを表示してから、アンインストールする Micro Focus 製品を選択してアンインストールします。

[スタート > コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール]

それぞれのコンポーネント名に対応するプログラムのアンインストール上の表示名は次の通りです。

  • Enterprise Developer for Visual Studio 2010 の場合
    • - Micro Focus Enterprise Developer for Visual Studio 2010
    • - Micro Focus Enterprise Server for .NET
  • Enterprise Developer for Eclipse の場合 - Micro Focus Enterprise Developer for Eclipse
注:
  • Enterprise Developer インストーラは、 Micro Focus Enterprise Developer および Micro Focus License Manager を別々にインストールします。 Enterprise Developer だけをアンインストールしても、Micro Focus License Manager のインストールまたは必須ソフトウェアのアンインストールは自動的には行われません。

    製品を完全に削除するには、Micro Focus License Manager をアンインストールする必要があります。

    さらに必須ソフトウェアも削除できます。 必須ソフトウェアの削除手順については、各ソフトウェア・ベンダのマニュアルを参照してください。

Enterprise Developer for Eclipse 向け X Window のインストール

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Enterprise Developer Eclipse for Windows の機能の中には、X Windows インストールを必要とするものがあるので、Micro Focus ViewNowX が製品に同梱されています。 インストールするには、Enterprise Developer インストールに含まれるファイル ViewNow_X_Server.exe を実行します。 このファイルは、デフォルトでは、C:\Program Files\Micro Focus\Enterprise Developer\ViewNowX フォルダにあります。

ViewNowX を使用するには、クライアント・マシンに Microsoft Visual C++ 2008 SP1 Redistributable Package (x86) がインストールされている必要があります。 インストールされていない場合は、ViewNowX インストールにより、パッケージをダウンロードするためのリンクが表示されます。

Enterprise Developer for Eclipse を使用して UNIX で RDBMS アプリケーションを開発するための環境の構成

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注:
  • ローカル・プロジェクトで作業する UNIX ユーザ - Eclipse の起動前に環境を構成します。
  • リモート・プロジェクトで作業する Windows または UNIX のユーザ - リモート・サーバ・プロセスの起動前に環境を構成します。
  • Pro*COBOL のサンプルがインストールされていることが前提となります。

  1. COBOL とサードパーティ・ソフトウェアの環境がそれぞれ設定されていることを確認します。
  2. RDBMS 環境を設定します。

    詳細については、RDBMS ベンダのマニュアルを参照してください。

  3. 必要に応じて、IDE でプロジェクトの外部に存在するコピーブックを参照できるように、COBCPY を設定します。
  4. Pro*COBOL/Cobsql アプリケーションを使用する場合は、COBOPT を設定する必要があります。これにより、プラットフォームと COBOL 作業モードに合わせて、リンカ・オプションが設定されます。

    それには、コマンド・ラインで次のコマンドを実行します。

    $COBDIR/src/oracle/set_cobopt_oracle
    COBOPT=$PWD/cobopt.ora
    export COBOPT

ライセンス

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製品には、統合開発環境 Visual Studio 2010 および Eclipse を使用してアプリケーションを作成できる開発用の2個のライセンスが提供されています。

製品のライセンスを有効にするには、製品のインストール後、認証コード(Authorization Code)を使用して、次の手順を実行します。

認証コード(Authorization Code)は、16桁の英数字からなる文字列です。

これは、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されています。

Visual Studio 2010 の場合は 『Product Detail: Enterprise Developer for VS 2010 』で始まる項に記載されているコードを使用します。

Eclipse の場合は 『Product Detail: Enterprise Developer for Eclipse 』で始まる項に記載されているコードを使用します。


  1. [スタート > すべてのプログラム > Micro Focus ライセンス管理 > ライセンス管理システム] をクリックします。
  2. [Micro Focus ライセンスシステムの管理]のダイアログ・ボックスが表示されます。

  3. [認証] タブをクリックします。
  4. 認証コード(Authorization Code)を入力して[認証]ボタンを押します。

ライセンスのサイレントインストールをおこなう場合は、製品のインストール後に、以下のコマンドを実行してください。

install-dir\bin\cesadmintool -term activate 認証コード

サイレントインストールのコマンド実行例
"C:\Program Files\Micro Focus\Enterprise Developer\bin\CesAdminTool.exe" -term activate XXXE00DXXXDAXXX
注:コマンド例の認証コードは入力例です。実行する場合は、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されている認証コードを指定してください。

ライセンス・ポリシーの内容または必要なライセンスの種類がわからない場合は、システム管理者または製品の購入元に連絡し、有効なライセンスを取得してください。

注: ライセンスの設定に関する詳細手順は Windows 環境 における SafeNet ライセンスの認証・移行方法 をご参照ください。

既知の問題点

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該当する製品ヘルプの『製品情報』のトピック『既知の問題点と制限事項』を参照してください。また、次の注意事項があります。

CICS
EXEC CICS DELAY 文で1秒の誤差がでる場合があります。
COBOL ウォッチポイント
ウォッチポイントの設定されたデータ項目を変更するステートメントに後続のステートメントがないと、そのヒットしている COBOL ウォッチポイントは無視されます。
Enterprise Server
  • Enterprise Server は IPv4 ループバックアドレス (127.0.0.1) 上でのみ待機しています。そのため、RUMBA のような TN3270エミュレータで localhost に接続しようとして失敗することがあります。この問題を回避するには、エミュレータの設定で、localhost またはホストマシンの名前ではなく、127.0.0.1 を指定します。
  • ESMAC ページの下部にある Refresh ボタンは動作しません。
Interface Mapping Toolkit
Visual Studio で[ツール > Micro Focus COBOL > Generate Client from WSDL...] を実行すると、 Visual Studio IDE が異常終了する場合があります。 この不具合を回避するには、imtkmake コマンドユーティリティを使って WSDL からクライアント生成を行ってください。
JCL VSE
HP Itanium 上で、Enterprise Server のアプリケーションを 32 ビットモードで実行していて、"CASCD1057S JES Initiator for Server ... abended by signal 00004" のエラーが発生した場合は、デフォルトのスタックサイズを増やすために、環境変数 COBMAINSTACK を 500000 以上の値を指定して設定する必要があります。
Open PL/I
現時点において Open PL/I Codewatch デバッガは 64 ビットの Windows 8 では動作しません。
アタッチ デバッグの待機
Linux/Unix プラットフォーム上で実行されるアプリケーションの Eclipse によるデバッグのアタッチの待機で不具合があります。 Eclipse がリモートマシン上のデバッガに接続しても、デバッグ対象のプロセスにアタッチできない場合があります。

この問題を回避するには、リモートマシン上で TMPDIR 環境変数の設定がないか、または、Enterprise Developer Enterprise Developer Unix コンポーネント サーバー上と、デバッグされる実行プロセス内で、TMPDIR に同一の設定がされているかを確認してください。Enterprise Developer Enterprise Developer Unix コンポーネント は直接 $COBDIR/remotedev/startrdoserver で起動されるか、または間接的に $COBDIR/remotedev/startrdodaemon デーモンとして起動されます。

Enterprise Developer Enterprise Developer Unix コンポーネント サーバーで使用されている環境変数を確認する方法は次の通りです:

  1. Windows マシン上の Eclipse の Remote Systems ビューを開きます。
  2. テスト対象のサーバー接続のシェルを右クリックして、Launch Shell をクリックします。
  3. Remote Shell ビューでコマンドフィールドに echo $TMPDIR と入力して改行を押します。
TMPDIR 環境変数の値が表示されます。この値がデバッグされる実行プロセスで使用されるものと同一であるか確認してください。

ご注意:Enterprise Developer Enterprise Developer Unix コンポーネント サーバで使用されている TMPDIR 環境変数の値は、Remote Shell 上では変更できません。 デーモンまたはサーバーの起動前に設定する必要があります。

ASP.NET
運用マシン(Micro Focus COBOL Server がインストールされている環境)で ASP.NET Web サイトまたは Web サービスを実行するには、追加の設定が必要です。通常、これは運用環境に COBOL コンパイラのような開発ツールが含まれていないためです。開発ツールが含まれていない運用環境での実行には、次の手順を行う必要があります。
  1. 配置をおこなう前に、Visual Studio の[Web サイトの発行]コマンドを使って、プリコンパイルします。
  2. プリコンパイル先のフォルダの Web サービスプロジェクトの .asmx ファイルまたは、Web サイトの .aspx ファイルをエディターで開き、Language="COBOL" ステートメントを削除します。
  3. プリコンパイル先のフォルダの Web.config ファイルをエディターで開き、<compiler language="COBOL"... が含まれる行を削除します。
  4. 配置後、運用環境に COBOL Server のライセンスが正しくインストールされていることを確認します。
-1080101
Micro Focus の旧製品との共存

  • Enterprise Developer アプリケーションを実行している場合、または Enterprise Developer を使用してプロジェクトを編集または作成し、Enterprise Developer が参照している構成ファイルに Enterprise Developer で無効なエントリが含まれる場合、COBCONFIG が設定されていると、ランタイム・システム・エラーが発生します。このエラーは、例えば、Studio Enterprise Edition がインストール済みで、COBCONFIG が設定されている場合に発生する可能性があります。

    この問題を回避するには、次の手順で構成ファイルを変更する必要があります。


    1. Enterprise Developer が動作中でないことを確認します。
    2. 次のいずれかのアクションを実行することにより、ランタイム構成ファイルを変更します。
      1. 無効なチューナが他のアプリケーションから必要とされていない場合は、そのチューナをランタイム構成ファイルから削除します。
      2. 構成ファイルの先頭に次の行を追加します。
        set cobconfig_error_report=false
      3. COBCONFIG を設定解除します。または、実行中の特定のセッションで、無効なチューナを含まない別の構成ファイルを COBCONFIG に設定します。

  • Enterprise Developer コマンドプロンプト、または Enterprise Developer の開発環境から Net Express または Studio Enterprise Edition のユーティリティを起動しようとすると、Micro Focus License Manager サービスが起動されていないというメッセージが表示されて失敗します。これは、Net Express または、Studio Enterprise Edition の環境変数ではなく、Enterprise Developer 環境変数で起動されるためです。

    デフォルトの open コマンドが Net Express または Studio Enterprise Edition ツールと関連付けられている .dat のようなファイルを編集する場合や、Visual Studio の外部ツールのようなユーティリティを使う場合も同様のことが起きる可能性があります。

    ユーティリティを外部ツールとして使う場合は、以下の方法で問題を回避することができます。

    1. ツールの起動前に、COBREG_PARSED を無効にするバッチファイルを作成します。バッチファイルの内容は次の通りです:
      Set COBREG_PARSED=
      Call [PathToUtility] %1
      ここで、PathToUtility は Net Express または Studio Enterprise Edition ユーティリティのパスです。
    2. Visual Studio IDE 内で、ユーティリティそのものでなく、バッチファイルを外部ツールとして追加します。 これにより、ツール起動時に、正しい環境変数が設定されます。
ファイル処理
Enterprise Developer で、Net Express HTML Forms Designer で開発した CGI/ISAPI アプリケーションを使用すると、エラー "未解決の外部シンボル _NMCNVRTI" または 未解決の外部シンボル _NMCNVRTO" が発生する場合があります。

この問題を回避するには、プロジェクト プロパティの[追加の指令]に対応する obj ファイルを追加するか、コマンドライン CBLLINK filename.cbl NMCNVRTI.OBJ(または CBLLINK filename.cbl NMCNVRTO.OBJ)でアプリケーションにリンクして使用します。

Fileshare
副キーがそのキーで初めて出現する値であるレコードを書き込んだとき、コミットされていないトランザクション (おそらく書き込みを実行したトランザクションと同じトランザクション) によりその副キー値を持つレコードが削除されていた場合は、0/0 ファイル・ステータスではなく、0/2 ファイル・ステータスが返されることがあります。
インストール

  • Window 7 x64 のバグにより、製品のインストール中に表示される [Compatibility Assistant] ダイアログ・ボックスで、aslmpclocate.exeinit2aslm.exe が互換性がない、と誤って表示されます。この 2 つのユーティリティーは正常に動作し、インストールは正常終了します。この通知が表示されないようにするには、この製品をインストールする前に Windows Update を実行し、アップデート KB978637 をインストールしてください。
  • Visual Studio の起動時に Micro Focus パッケージのロードに失敗したことを示すメッセージ・ボックスが表示された場合は、Packages フォルダが PATH に設定されていることを確認してください。設定されていない場合は、[NO] をクリックし、パッケージのロードを無効にします。

    誤って [YES] をクリックした場合は、次の手順を実行して、パッケージのロードをもう一度有効にする必要があります。


    1. [スタート] メニューから Visual Studio のコマンド・プロンプトを開きます。
    2. 次のコマンドを入力します。
      devenv /ResetSkipPkgs

    マシンをリブートすることにより問題は解決され、PATH が正しく設定されて、パッケージが見つかるようになります。

  • このリリースを、製品の以前のバージョンに対するアップグレードとしてインストールする場合、クリーン・インストールの場合に比べて、長い時間がかかります。
Visual Studio IDE

  • 現在、プロジェクトのプロパティの [アプリケーション] ページでは、スタートアップ オブジェクトとしてアプリケーションの静的メソッドをどれでも選択できます。これは誤りです。プロジェクトをビルドするために、スタートアップ オブジェクトとして、常に最初の静的メソッドまたはプログラム名を設定する必要があります。
  • Visual Studio で WPF プロジェクトのプロジェクト プロパティの[COBOL] ページのコントロールが表示されません。 この問題を回避するには、プロジェクト プロパティの[アプリケーション] ページを開き、[出力の種類]のドロップダウンリストから選択されている出力の種類と同じものを選択して、プロジェクトを保存します。プロジェクト プロパティを再度開くと、COBOL ページは正しく表示されます。
  • Enterprise Developer for Visual Studio でリソースファイルの含まれているネーティヴ COBOL アプリケーションをコンパイルすると、 「include ファイルを開けません。'pshpack2.h'」というコンパイラエラーメッセージが表示される場合があります。 この問題を回避するには、 Windows SDK がインストールされているかどうか確認し、INCLUDE 環境変数に Windows SDK の INCLUDE フォルダ(デフォルトインストールの場合、Windows 7 では %ProgramFiles%\Microsoft SDKs\Windows\v7.0A\include )を追加して再コンパイルしてください。 注: Windows SDK は Microsoft の ウェブサイトから無償でダウンロードできます。
Visual Studio Shell
Visual Studio Shell を使用している場合、次の制限が適用されます。
  • Windows XP では、Visual Studio でマネージ COBOL アプリケーションをビルドすると、ダイアログ・ボックスがポップアップ表示されて、エラー「The application failed to initialize properly (0xc0000005)」が表示されます。Symantec アンチウィルス・ランタイム保護を実行している場合は、それがこの問題の原因である可能性があります。これを解決するには、ここをクリックして、Symantec からフィックスをダウンロードします。
  • WCF はサポートされていないので、WCF デモ・プログラムは動作しません。また、WCF 用プロジェクト・テンプレートはインストールされません。
  • アイコン・ファイルおよびビットマップ・ファイルのデザイナは組み込まれていません。
  • Windows SDK をインストールする必要があります。
  • COBOL 以外の言語を使用する例およびデモ・プログラムは動作しません。これは、Visual Studio Shell が他の言語をサポートしていないからです。この制限は、次のデモに適用されます。
    • CursorDemo
    • InterfacingWithStdCOBOL
    • LobDemo
    • OrderStatusDemo

障害改修

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このセクションは障害改修のリストです。

#14952
Eclipse IDE で byte[]型のマッピング定義を含むインターフェイスのディプロイすると Type:InvalidDatatypeValueException でエラーになる不具合の改修
#16576
Eclipse IDE上で 64 ビットアプリケーションのディプロイが失敗する不具合の改修
#16598
OpenESQL の EXEC ADO 文使用時に、複数プログラムを単一実行可能ファイルまたは単一 DLLにコンパイルすると、ホスト変数の処理の不正により、ES0100の OpenESQL のプレコンパイルエラーが発生する不具合
#16627/#16687
コンパイラ指令 SSRANGE の適用範囲についてのドキュメントの改修
#16881
データ値の受け側項目の有効桁数が一部の被演算子より小さい場合の COMPUTE 文の計算式で不正な計算結果になる不具合の改修

製品ヘルプ

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  • Enterprise Developer for Visual Studio
    • 日本語のマニュアルは、以下のオンラインマニュアルのリンクをご利用ください。

      Micro Focus Enterprise Developer オンラインマニュアル

    • 英語版のマニュアルは、以下の手順で表示されます。

      Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Visual Enterprise Developer > ドキュメント(Visual Studio)]をクリックします。

    • 英語版のオンラインマニュアルは、以下の手順で表示されます。

      1. 英語版マニュアルのサイト Micro Focus Documentation をブラウザ上に表示します。
      2. コンポーネント毎に左側のペインから次を選択します。(選択する製品名にバージョン情報が含まれている場合があります。)

        [Enterprise > Micro Focus Enterprise Developer for Visual Studio 2010]

  • Enterprise Developer for Eclipse
    • 日本語のマニュアルは、以下のオンラインマニュアルのリンクをご利用ください。

      Micro Focus Enterprise Developer オンラインマニュアル

    • 英語版のマニュアルは、以下の手順で表示されます。

      Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Enterprise Developer > ドキュメント(Eclipse)] をクリックします。

    • 英語版のオンラインマニュアルは、以下の手順で表示されます。

      1. 英語版マニュアルのサイト Micro Focus Documentation をブラウザ上に表示します。
      2. 左側のペインから[Enterprise > Micro Focus Enterprise Developer for Eclipse(Windows)]を選択します。(選択する製品名にバージョン情報が含まれている場合があります。)
注: 英語版マニュアルには製品の保守サポートやアップデートに関する記述が含まれていますが、ご購入製品のシリアル番号が MFK で始まる場合は、Micro Focus のサイト上の製品の保守サービスについてをご参照ください。

保守サポート

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製品の保守サポートに関する情報は Micro Focus のサイト上の製品の保守サービスについてをご参照ください。

補足情報

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製品ヘルプの次のセクションは、リリース後に変更されています。

コンパイラ指令

コンパイラ指令 ILREF は .NET マネージ COBOL コードだけでなく JVM マネージ COBOL にも適用可能です。これにより現行のコンパイル処理単位に存在しない拡張メソッドおよび拡張演算子の定義が可能になります。

パラメータには、必要な拡張メソッドおよび拡張演算子を含む .class または .jar ファイル名を指定します。これにより、次の通り処理されます。

  • 指定されたすべての .class ファイルがスキャンされ、拡張メソッドおよび拡張演算子がコンパイラの型解決システムにロードされます。
  • 指定されたすべての .jar ファイルがメモリに読み込まれ、含まれるすべての .class ファイルが上記と同様に処理されます。
  • 拡張子 .jar または .class でないその他すべてのファイルが、.jar 形式ファイルとみなされ、処理されます。これにより、.zip、.war、.ear のような他の拡張子のファイルもサポートされます。
指定されたファイルの中に、上記のどの手続きでも正常に処理されないものがある場合は、コンパイル処理の開始時に、例外エラーになります。

免責条項

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本ソフトウェアは、いかなる保証もなしに「現状有姿」で提供されます。Micro Focus は、市場性または特定の目的への適合性に関する保証を含む明示的または黙示的保証を一切否認します。Micro Focus またはそのサプライヤは、直接的、間接的、付随的、結果的、営業利益的、または特別な損害を含むいかなる損害に関して、たとえ事前にそのような損害の可能性を通知されていたとしても、一切の責任を負わないものとします。一部の州では、結果的または付随的な損害の責任の除外または制限を許可していないため、上述の制限が適用されない可能性があります。

Micro Focus は登録商標です。

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