この Readme には、Micro Focus® Enterprise Developer に関する情報が記述されています。
Enterprise Developer は IBMメインフレームアプリケーションの開発のための最も先進的でモダンな環境を提供し、
COBOL (Enterprise COBOL, COBOL for 390, COBOL for MVS, VS COBOL/2など), JCL (JES2, JES3, VSE), CICS/ESA, IMS DB/DC をサポートします。
Micro Focus Enterprise Developer for Windows は次の製品で構成されています。
- Enterprise Developer for Visual Studio - Microsoft の Visual Studio 2010(または Visual Studio 2012)統合開発環境を使用する Windows 上で動作する COBOL プログラミング環境の中で最高クラスの開発エクスペリエンスを提供します。Enterprise Developer は、.NET のマネージ・コード・アプリケーションおよびネイティブ・コード・アプリケーションの両方の開発およびディプロイをサポートします。
- Enterprise Developer for Eclipse - Windows 向けに Eclipse ベースの統合 COBOL 開発環境を提供します。COBOL JVM をサポートし、ACUCOBOL との互換性が拡張されています。ローカル・アプリケーションの開発用にスタンドアロンで使用したり、Linux および UNIX でリモート・プロジェクトを開発するために Enterprise Developer Unix コンポーネント と連携して使用したりすることができます。
この Readme には製品ヘルプに記載がない情報が含まれている場合があります。
製品をインストールする前に、Readme 全体を必ずご一読ください。
この Readme は、次の項で構成されています。
注:
このドキュメントには外部のサイトのリンクが含まれています。
Micro Focus は、これらのウェブ・サイトの内容またはそのリンク先サイトの内容について責任を負いません。ウェブ・サイトは本質的に短期間で変更される可能性があります。したがって、リンクを最新の状態に保つように努力していますが、必ず期待どおりに機能することを保証することはできません。
システム要件 - Enterprise Developer for Visual Studio
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ハードウェア要件
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オペレーティング・システム:
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- Windows Server 2008 SP2, Windows Server 2008 R2
- Windows Server 2012
- Windows 7
- Windows 8
注:
Enterprise Developer for Visual Studio 2012 は、Windows 7 より前のバージョンの Windows でサポートされません。Windows 7 / Windows 8 / Windows Server 2012 がサポート OS です。
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最低推奨メモリ(RAM):
- 2 GB
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ディスク領域:
- Sentinel RMS ライセンス・サーバ - 35 MB
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Visual Studio への Micro Focus COBOL の統合用に600MB(x86 Windows) 、750MB(x64 Windows)
(注:このディスクサイズには、インストールイメージがない場合にもインストールの変更を可能にするためにローカルに情報をキャッシュしておくのに必要なスペースも含まれます。)
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ソフトウェア要件
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- 次のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があります。
注:
Enterprise Developer for Visual Studio では、以下のソフトウェアが事前にインストールされていない場合は、
英語版の Visual Studio Integrated Shell がインターネット上で利用可能である場合、
インストーラにより自動で英語版の Visual Studio Shell のダウンロードおよびインストールがおこなわれ、メニューは英語表示になります。
英語版の Visual Studio Integrated Shell がインターネット上で利用可能でない場合、
英語版の Visual Studio Integrated Shell のインストール中に失敗して、製品自体をインストールすることができません。
必ず、以下のソフトウェアを事前にインストールしてください。
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Enterprise Developer for Visual Studio 2010 - Microsoft Visual Studio 2010 SP1 (Premium、Professional、または Ultimate) または Microsoft Visual Studio 2010 Integrated Shell SP1 が必要です。
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Enterprise Developer for Visual Studio 2012 - Microsoft Visual Studio 2012 (Premium、Professional、または Ultimate) が必要です。
- Enterprise Developer for Visual Studio 2010 および Enterprise Developer for Visual Studio 2012 のいずれの場合も Microsoft Visual Studio Express Edition はサポートされません。
- Visual Studio Shell を使う場合、Microsoft Windows SDK が必要です。Microsoft Windows SDK は Microsoft ダウンロード センターからダウンロード可能です。
- Microsoft .NET Framework 4.0 が必要です。これは Visual Studio 2010 にも同梱されています。
- Microsoft .NET Framework 4.5 がターゲットの場合は、Microsoft .NET Framework 4.5 が必要です。これは Visual Studio 2012 にも同梱されています。
- Enterprise Developer for Visual Studio 2010 と Enterprise Developer for Visual Studio 2012 を同一マシン上で使用する場合も、
Visual Studio 2010 Service Pack 1 が必要です。さらに、リソースを含むネーティブ COBOL プロジェクトをビルドする場合は、Visual COBOL のインストールディレクトリの bin および bin64 下にある cvtres.exe をVisual Studio 2010 Service Pack 1 でインストールされる cvtres.exe でリプレースすることが必要です。
Visual Studio 2010 Service Pack 1 は Microsoft ダウンロード センターからダウンロード可能です。
追加のソフトウェア要件
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Enterprise Developer の一部の機能を活用するには、事前インストールの必要なソフトウェアに加えて
サードパーティ製のソフトウェアを入手して追加インストールする必要がある場合があります。
以下は、各機能で必要なサードパーティ ソフトウェアに関する情報です。
- Windowsフォーム
- サービスインターフェイス機能を使用して Windows フォームと ASP.NET Web サイトのテストクライアントを生成するには、Microsoft Visual Studio が必要です。
- Windowsフォームのテストクライアントを生成するには、Microsoft インターネットインフォメーションサービス(IIS)が必要です。
- XML 拡張を使う場合、Enterprise Developer と同様のシステム要件を満たす必要があります。
また、Terminal Server と連携して使用することができます。
- Java のコンパイル
Java をコンパイルする場合は、Java Platform Standard Edition (Java SE) 6 Update 27 以降、または Java SE 7 Update 5 以降が必要です。
Java SE は、www.oracle.com からダウンロードして、マシン上の任意のディレクトリにインストールできます。
- JVM COBOL の アプリケーション サーバーのサポート
次のアプリケーション サーバーは、次の JDK を使用してサポートされています:
アプリケーション サーバー |
JDK バージョン |
コンテナ サポート バージョン |
Tomcat 7.0.39 |
1.6.027 |
Servlets 2.5 |
JBoss 6.1 |
1.6.027 |
Servlets 2.5 |
WebLogic 12.1.1 |
1.6.027 |
Servlets 2.5 |
WebSphere 8.5 |
1.6.027 |
Servlets 2.5 |
ダウンロードとインストールの手順
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- Enterprise Developer for Visual Studio のインストール
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注:このリリースはフルインストール製品です。
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「開発環境製品 Enterprise Developer 2.2J ダウンロード」から、
事前にインストールした Microsoft Visual Studio のバージョンに応じて
Visual COBOL のダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。
つまり、
Microsoft Visual Studio 2010 の場合は、Enterprise Developer for Visual Studio 2010 の、
Microsoft Visual Studio 2012 の場合は、Enterprise Developer for Visual Studio 2012 の、
ダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。
(Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いください。)
-
Enterprise Developer for Visual Studio 2010 の場合は、インストールファイル edvs2010_22.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。
Enterprise Developer for Visual Studio 2012 の場合は、インストールファイル edvs2012_22.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。
アップデート インストール
今回のリリースは以前のリリースと共存できません。
この製品の以前のリリースがインストールされている場合は、まず、Micro Focus License Manager を除くすべての Enterprise Developer のコンポーネントを[スタート > コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール] でアンインストールを行ってから、このリリースをインストールしてください。
この製品の以前のリリースがインストールされている環境に、そのまま、今回のリリースのインストールを実行すると、この製品の以前のリリースがアンインストールされて、このリリースがインストールされますが、
アップデートインストールによる製品の動作に関して、
デフォルトの Micro Focus ファイルハンドラではなく、Vision ファイルハンドラー経由で Vision ファイルにアクセスしている場合に
ファイル処理関連の不具合が報告されています。
インストール後
ライセンス
に記載されている方法 でライセンスをインストールしてください。製品はライセンスインストール後に使用可能です。
Enterprise Developer for Visual Studio 2010 の場合、Windows タスクバーから [スタート > すべてのプログラム
> Micro Focus Enterprise Developer > Enterprise Developer for Visual Studio 2010] をクリックすると製品が起動されます。
Enterprise Developer for Visual Studio 2012 の場合、Windows タスクバーから [スタート > すべてのプログラム
> Micro Focus Enterprise Developer for Visual Studio 2012 > Enterprise Developer for Visual Studio 2012] をクリックすると製品が起動されます。
製品ヘルプの『ここからはじめよう!』および『製品情報』の項を参照してください。チュートリアルやデモ・プログラムなど、入門者向けの情報が記載されています。
-
- Enterprise Developer for Visual Studio を使用する際、Micro Focus のヘルプを表示できない場合は、Visual Studio Help Library がローカル・ヘルプを参照するように設定してください。それには、Visual Studio のメニューで、[ヘルプ > ヘルプ設定の管理 > オンラインまたはローカルヘルプの選択] をクリックし、[
ローカルヘルプを使用する] ボタンを選択します。
注:
-
Windows 8 や Windows Server 2012 には、Windows のスタートメニューはありません。
「スタート」画面を使ってプログラムを起動してください。
-
以前の Micro Focus 製品または Enterprise Developer の以前のバージョンで作成されたアプリケーションに関しては、次の点に注意してください
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データベースアクセス
Enterprise Developer 2.1 Update 1 でコンパイルされた SQL(DBMAN=ODBC)を使用したマネージ アプリケーションは、Enterprise Developer 2.2 で再コンパイルする必要があります。
-
既存のアプリケーション
以前の Micro Focus 製品を使用してコンパイルされたアプリケーションの実行可能ファイルがある場合、
Enterprise Developer を使用してソースからコンパイルする必要があります。
-
Visual Studio 2010 の最初のリリースのブラウザベースのヘルプ・システム、Microsoft Help Viewer 1.0 には
ローカルにインストールされているヘルプにインデックスが含まれていません。
内容を参照するには、目次および [検索] を使用する必要があり、以前のヘルプシステムのように目次の展開や縮小はできません。
Visual Studio 2010 SP1 にはヘルプ・システムのアップグレードとして Microsoft Help Viewer 1.1 が提供されており、
これにより、インデックスの使用や目次の展開が可能なスタンドアロンのヘルプビューアが利用可能です。
Visual Studio 2010 SP1 をインストールしない場合、サードパーティ・ツールでインデックスを使用して目次の展開をしてヘルプを表示できます。
詳細は、http://kb.microfocus.com/display/4/kb/article.aspx?aid=31484 をご確認ください。
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Enterprise Developer for Visual Studio 2012 のインストール後に、以下のMicrosoft Visual Studio 2012 更新プログラムを適用する必要がある場合があります。
Microsoft Visual Studio 2012 更新プログラム (KB2781514)
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Enterprise Developer for Eclipse のインストール:
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注:このリリースはフルインストール製品です。
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「開発環境製品 Enterprise Developer 2.2J ダウンロード」から、
Enterprise Developer for Eclipse の
ダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。
(Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いください。)
- Enterprise Developer for Eclipse のインストールファイル ede_22.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。
C:\Users\Public\Micro Focus\Enterprise Developer\eclipse ディレクトリに、
Micro Focus プラグインが既にインストールされている、Eclipse の完全版がインストールされます。
Eclipse のバージョンは 3.8 です。
注:
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インストール先のマシンに古い Sentinel RMS
ライセンス・マネージャを使用する Micro Focus 製品が存在している場合は、Sentinel RMS ライセンス・マネージャを削除して Micro Focus ライセンス・マネージャをインストールするように促されることがあります。指示に従うと、
既存の Sentinel RMS
ライセンス・ファイルを残したまま、Micro Focus ライセンス・マネージャが追加されます。コンピュータに既存のライセンスのこと、および Sentinel RMS ライセンス・マネージャを削除することについて不安がある場合は、システム管理者に連絡してください。処理を続行する場合は、Windows の [プログラムの追加と削除] を使用して Sentinel RMS ライセンス・マネージャを削除し、インストール・ファイルを再実行してください。
- Microsoft Download Center で Visual Studio および .NET Framework のアップデートが公開されている場合は、すべてインストールすることをお奨めします。
- JDK をインストールする場合は、最新のアップデートをインストールするように促されることがあります。Enterprise Developer を使用する場合は最新のアップデートを使用する必要はありませんが、インストールしてもかまいません。
インストール後
ライセンス
に記載されている方法 でライセンスをインストールしてください。製品はライセンスインストール後に使用可能です。
Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Enterprise Developer > Enterprise Developer for Eclipse] をクリックすると製品が起動されます。
Eclipse パースペクティブの設定はインストール後リセットされません。
新機能を使うには、インストール後に次の方法でCOBOL パースペクティブをリセットする必要があります:
- [ウィンドウ > パースペクティブを開く > COBOL]をクリックして COBOL パースペクティブを開きます。
- [ウィンドウ > パースペクティブのリセット]をクリックします。
- [OK]をクリックします。
- 必要なカスタマイズ設定を再度適用します。
製品ヘルプの『ここからはじめよう!』および『製品情報』の項を参照してください。チュートリアルやデモ・プログラムなど、入門者向けの情報が記載されています。
注:
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Windows 8 や Windows Server 2012 には、Windows のスタートメニューはありません。
「スタート」画面を使ってプログラムを起動してください。
-
以前の Micro Focus 製品または Enterprise Developer の以前のバージョンで作成されたアプリケーションに関しては、次の点に注意してください
-
データベースアクセス
Enterprise Developer 2.1 Update 1 でコンパイルされた SQL(DBMAN=ODBC)を使用したマネージ アプリケーションは、Enterprise Developer 2.2 で再コンパイルする必要があります。
-
既存のアプリケーション
以前の Micro Focus 製品を使用してコンパイルされたアプリケーションの実行可能ファイルがある場合、
Enterprise Developer を使用してソースからコンパイルする必要があります。
修復:
Windows では、製品ファイル、レジストリ設定やショートカットを誤って削除してしまった場合、インストールの修復機能を実行して復元できます。
- [スタート > コントロールパネル]をクリックします。
- [プログラム > プログラムのアンインストール]をクリックします。
- 修復が必要な Micro Focus 製品を右クリックして[修復]をクリックします。
アンインストール
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この製品をアンインストールするには、Windows の以下のメニューを表示してから、アンインストールする Micro Focus 製品を選択してアンインストールします。
[スタート > コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール]
それぞれのコンポーネント名に対応するプログラムのアンインストール上の表示名は次の通りです。
- Enterprise Developer for Visual Studio 2010 の場合
次の順序でアンインストールしてください。
- Micro Focus Enterprise Server for .NET
- Micro Focus Enterprise Developer for Visual Studio 2010
- Enterprise Developer for Visual Studio 2012 の場合
次の順序でアンインストールしてください。
- Micro Focus Enterprise Server for .NET
- Micro Focus Enterprise Developer for Visual Studio 2012
- Enterprise Developer for Eclipse の場合 - Micro Focus Enterprise Developer for Eclipse
Enterprise Developer for Eclipse 向け X Window のインストール
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Enterprise Developer Eclipse for Windows の機能の中には、X Windows インストールを必要とするものがあるので、Micro Focus ViewNowX が製品に同梱されています。
インストールするには、Enterprise Developer インストールに含まれるファイル ViewNow_X_Server.exe を実行します。
このファイルは、デフォルトでは、C:\Program Files\Micro Focus\Enterprise Developer\ViewNowX フォルダにあります。
ViewNowX を使用するには、クライアント・マシンに Microsoft Visual C++ 2008 SP1 Redistributable Package (x86) がインストールされている必要があります。
インストールされていない場合は、ViewNowX インストールにより、パッケージをダウンロードするためのリンクが表示されます。
Enterprise Developer for Eclipse を使用して UNIX で RDBMS アプリケーションを開発するための環境の構成
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注:
- ローカル・プロジェクトで作業する UNIX ユーザ - Eclipse の起動前に環境を構成します。
- リモート・プロジェクトで作業する Windows または UNIX のユーザ - リモート・サーバ・プロセスの起動前に環境を構成します。
- Pro*COBOL のサンプルがインストールされていることが前提となります。
- COBOL とサードパーティ・ソフトウェアの環境がそれぞれ設定されていることを確認します。
- RDBMS 環境を設定します。
詳細については、RDBMS ベンダのマニュアルを参照してください。
- 必要に応じて、IDE でプロジェクトの外部に存在するコピーブックを参照できるように、COBCPY を設定します。
- Pro*COBOL/Cobsql アプリケーションを使用する場合は、COBOPT を設定する必要があります。これにより、プラットフォームと COBOL 作業モードに合わせて、リンカ・オプションが設定されます。
それには、コマンド・ラインで次のコマンドを実行します。
$COBDIR/src/oracle/set_cobopt_oracle
COBOPT=$PWD/cobopt.ora
export COBOPT
ライセンス
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製品には、統合開発環境 Visual Studio 2010(もしくは Visual Studio 2012) および Eclipse を使用してアプリケーションを作成できる開発用の2個のライセンスが提供されています。
製品のライセンスを有効にするには、製品のインストール後、認証コード(Authorization Code)を使用して、次の手順を実行します。
認証コード(Authorization Code)は、16桁の英数字からなる文字列です。
これは、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されています。
Visual Studio 2010(もしくは Visual Studio 2012) の場合は
『Product Detail: Enterprise Developer for VS 2010 』で始まる項に記載されているコードを使用します。
Eclipse の場合は
『Product Detail: Enterprise Developer for Eclipse 』で始まる項に記載されているコードを使用します。
- [スタート > すべてのプログラム > Micro Focus ライセンス管理 > ライセンス管理システム] をクリックします。
[Micro Focus ライセンスシステムの管理]のダイアログ・ボックスが表示されます。
- [インストール] タブをクリックします。
- 認証コード(Authorization Code)を入力して[認証]ボタンを押します。
ライセンスのサイレントインストールをおこなう場合は、製品のインストール後に、以下のコマンドを実行してください。
install-dir\bin\cesadmintool -term activate 認証コード
サイレントインストールのコマンド実行例
"C:\Program Files\Micro Focus\Enterprise Developer\bin\CesAdminTool.exe" -term activate XXXE00DXXXDAXXX
注:コマンド例の認証コードは入力例です。実行する場合は、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されている認証コードを指定してください。
ライセンス・ポリシーの内容または必要なライセンスの種類がわからない場合は、システム管理者または製品の購入元に連絡し、有効なライセンスを取得してください。
既知の問題点
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該当する製品ヘルプの『製品情報』のトピック『既知の問題点と制限事項』を参照してください。また、次の注意事項があります。
- CICS
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- EXEC CICS DELAY 文で1秒の誤差がでる場合があります。
-
Enterprise Developer for Visual Studio の初期インストールの状態では、
IDE のプロジェクトで設定していた場合でも、アセンブラファイルの追加時に、CICSECM 指令は設定されません。
これらの不具合を回避するには、
[ツール > オプション > Micro Focus > 指令] の「COBOL CICS」と「アセンブラ CICS」のオプションで設定を行います。
- COBOL ウォッチポイント
-
ウォッチポイントの設定されたデータ項目を変更するステートメントに後続のステートメントがないと、そのヒットしている COBOL ウォッチポイントは無視されます。
- Enterprise Server
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- SSTM が有効な Enterprise Server では、過去の統計機能(HSF) が不正な記録を生成する場合があります。
- Visual Studioでは、そのプロジェクトが、Enterprise Server に関連付けられていないと
IDE 内から JCLのサブミットを使用したときに、一時的な Enterprise Server を作成するオプションが提供されます。
- JCL VSE
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HP Itanium 上で、Enterprise Server のアプリケーションを 32 ビットモードで実行していて、"CASCD1057S JES Initiator for Server ... abended by signal 00004" のエラーが発生した場合は、デフォルトのスタックサイズを増やすために、環境変数 COBMAINSTACK を 500000 以上の値を指定して設定する必要があります。
- Open PL/I
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現時点において Open PL/I Codewatch デバッガは 64 ビットの Windows 8 では動作しません。
- アタッチ デバッグの待機
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Linux/Unix プラットフォーム上で実行されるアプリケーションの Eclipse によるデバッグのアタッチの待機で不具合があります。
Eclipse がリモートマシン上のデバッガに接続しても、デバッグ対象のプロセスにアタッチできない場合があります。
この問題を回避するには、リモートマシン上で TMPDIR 環境変数の設定がないか、または、Enterprise Developer Enterprise Developer Unix コンポーネント サーバー上と、デバッグされる実行プロセス内で、TMPDIR に同一の設定がされているかを確認してください。Enterprise Developer Enterprise Developer Unix コンポーネント は直接 $COBDIR/remotedev/startrdoserver で起動されるか、または間接的に $COBDIR/remotedev/startrdodaemon デーモンとして起動されます。
Enterprise Developer Enterprise Developer Unix コンポーネント サーバーで使用されている環境変数を確認する方法は次の通りです:
- Windows マシン上の Eclipse の Remote Systems ビューを開きます。
- テスト対象のサーバー接続のシェルを右クリックして、Launch Shell をクリックします。
- Remote Shell ビューでコマンドフィールドに echo $TMPDIR と入力して改行を押します。
TMPDIR 環境変数の値が表示されます。この値がデバッグされる実行プロセスで使用されるものと同一であるか確認してください。
ご注意:Enterprise Developer Enterprise Developer Unix コンポーネント サーバで使用されている TMPDIR 環境変数の値は、Remote Shell 上では変更できません。
デーモンまたはサーバーの起動前に設定する必要があります。
- ASP.NET
-
運用マシン(Micro Focus COBOL Server がインストールされている環境)で ASP.NET Web サイトまたは Web サービスを実行するには、追加の設定が必要です。通常、これは運用環境に COBOL コンパイラのような開発ツールが含まれていないためです。開発ツールが含まれていない運用環境での実行には、次の手順を行う必要があります。
- 配置をおこなう前に、Visual Studio の[Web サイトの発行]コマンドを使って、プリコンパイルします。
- プリコンパイル先のフォルダの Web サービスプロジェクトの .asmx ファイルまたは、Web サイトの .aspx ファイルをエディターで開き、Language="COBOL" ステートメントを削除します。
- プリコンパイル先のフォルダの Web.config ファイルをエディターで開き、<compiler language="COBOL"... が含まれる行を削除します。
- 配置後、運用環境に COBOL Server のライセンスが正しくインストールされていることを確認します。
-1080101
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Visual Studio IDE
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- 現在、プロジェクトのプロパティの [アプリケーション] ページでは、スタートアップ オブジェクトとしてアプリケーションの静的メソッドをどれでも選択できます。これは誤りです。
プロジェクトをビルドするために、スタートアップ オブジェクトとして、常に最初の静的メソッドまたはプログラム名を設定する必要があります。
- Visual Studio で WPF プロジェクトのプロジェクト プロパティの[COBOL] ページのコントロールが表示されません。
この問題を回避するには、プロジェクト プロパティの[アプリケーション] ページを開き、[出力の種類]のドロップダウンリストから選択されている出力の種類と同じものを選択して、プロジェクトを保存します。
プロジェクト プロパティを再度開くと、COBOL ページは正しく表示されます。
-
IME 起動時のマネージのコンソールアプリケーションの動作
IME を起動している場合、マネージのコンソールアプリケーションでは、
LINE POSITION で指定する1行目が表示されない場合があります。
これは .NET Framework 上で動作する場合のコンソールアプリケーションの制限によるものです。
また、ネーティブアプリケーションではこの制限はありません。
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AcuCOBOL ファイルハンドラ
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MSSQL ではなく ACUFH インタフェースを使用する場合は、ACUFH インタフェースがデータベースへの接続に失敗したときに
ファイル処理の遅延が発生する可能性があります。この接続の失敗により、メモリリークが発生します。
これらの不具合を回避するには、MSSQL_DETACH 環境変数を 1 に 設定します。
-
コンパイラ
-
Java 1.7 で実行している時に、
クラスに単一の文字列配列パラメータのある 'main' という静的メソッドがある場合、
このクラスをコマンドラインから実行できるようにするため、
このメインメソッドには RETURNING 項目は指定できません。
-
コピーブックの展開表示(Visual Studio 2012)
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- COBOL プログラムで COPY 文を追加してコピーブックを展開表示すると、そのコピー文の行は読み取り専用となります。
その後、[元に戻す]を実行して、COBOL プログラム内の COPY 文 を削除してもコピーブックの内容はそのプログラム内に表示されたままになります。
- [すべて置換]による更新は、展開表示されているコピーブック内には適用されません。
- 展開表示されているコピーブック内でのブロック選択の貼り付けは期待通りに動作せず、ブロック選択が重なる行が削除されます。
- COBOL で従来から利用されていないような、COBOL に関連付けられていないファイル拡張子を持つコピーブックの場合は、コピーブックを展開表示する前に、そのファイル拡張子を [ツール > オプション > テ
キストエディター > ファイル拡張子] で追加する必要があります。
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ICETOOL エミュレーション
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このリリースでは、ICETOOL エミュレーションは、マネージコードでは使用できません。
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リソースアダプタ
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WebLogic に ローカルリソースアダプタ mfcobol-localtx.rar をディプロイしようとすると、ClassCastException が発生して失敗することがあります。
この問題を回避するには、mfcobol-xa.rar を最初にディプロイして、その後、このファイルをアンディプロイしてから、ローカル の mfcobol-localtx.rar をディプロイする必要があります。
WebLogic GUI を使用してディプロイする場合に問題がある場合は、コマンドラインを使用することができます。
コマンドラインでも問題がある場合は、ファイルを短いパスの場所に移動するなどして、コマンドの長さを短くして再試行してください。
障害改修
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このセクションは障害改修のリストです。
- #16080
- 引用符で囲んでいない半角カタカナ名のコピーファイルが認識されない不具合の改修。
- #16244
- マネージCOBOLで標準エラー出力が標準出力に書き出される不具合の改修。
- #16300
- ACCEPT/DISPLAY 拡張構文で18桁以上の数字項目を使用している場合の構文エラーメッセージの改修。
- #16470
- mfcobol-xa.rar 使用時に通信プロセスが正しくクローズがされない不具合の改修。
- #16576
- 64-bitのサービスが32-bitと認識されてディプロイできない不具合の改修。
- #16657
- BMS マップからの COBOL コピーファイルの生成で PS=8 / PS=X'F8' フィールドに対して PIC G項目が生成されない不具合の改修。
- #16693
- Enterprise Server の停止が15秒以上にかかると再起動に失敗する不具合の改修。
- #16775
- HOSTNUMMOVE SIGNFIXUP 指令がマネージコードで有効にならない不具合の改修。
- #16778
- .NET で固定小数点に浮動小数点を変換結果に不正がある不具合の改修。
- #16814
- EXTERNAL 宣言のある .NET の DLL を Rununit から直接呼び出すと例外発生不具合の改修。
- #16843
- INT 形式のデバッグで SCREEN SECTION でエラーになる場合にデバッガがハングアップする不具合の改修。
- #16950
- DBCS のリテラルがあるソースコードのコンパイルで 1132-W の警告エラーが表示される不具合の改修。
- #16976
- ACUOPT 指令でコンパイルするとインデックス処理で実行時エラー 153が発生する不具合の改修。
- #17027
- タブと DBCS 文字が同一行にあるとコンパイルでエラーになる不具合の改修。
- #17036
- FCD3 が32ビットでも設定される不具合の改修。
- #17043
- COPY REPLACING と REPLACE 文のあるプログラムを acuopt(-Zi) でコンパイルするとメモリ不足になる不具合の改修。
- #17047
- $DISPLAY 文の日本語が文字化けする不具合の改修。
- #17136
- Unix/Linux環境で DBCS ハイフン(x"817C") のある行で73カラム目以降にコメントがあると71-Sのコンパイルエラーになる不具合の改修。
- #17170
- DATAMAP指令で出力されたデータ項目リストの日本語項目名が化ける不具合の改修。
- #17175
- 大量に日本語が含まれる EXEC 文 のコンパイルでメモリエラーになる不具合の改修。
- #17216
- ACU 指令でビルドされたプログラムで、指標値をSET文でセットすると後続処理で添字範囲外のエラー RT153 が発生する不具合の改修。
- #17264
- RUNMW で実行する CUI プログラムで IME のフォントサイズが変更されたフォントサイズで表示されない不具合の改修。
- #17278
- MAX または MIN 関数を ALL パラメータで指定したプログラムを JVM 用にビルドした場合、実行時に VerifyError例外が発生する不具合の改修。
- #17362
- DIALECT(ACU) と P(cobsql) を指定するとコンパイルエラーになる不具合の改修。
- #17393
- SQL INSERT で java.math.BigDecimal のホスト変数があると ORA-17041 のエラーになる不具合の改修。
- #17420
- ドキュメント改修 ARITHMETIC 指令リストにある TRUNC20 の削除。
- #17433
- HOST-NUMMOVE"1・HOST-NUMCOMPARE"1" 指定時のコンパイラーメッセージの改修。
- #17478
- 数字項目と表意定数 NULL との比較のあるコードを DIALECT"ACU" でGNTにコンパイルすると「013-R Illegal intermediate code error」になる不具合の改修。
- #17489
- .NET で SEARCH 文のテーブル名にDBCS文字があるとコンパイルエラーになる不具合の改修。
- #17928
- CICS コマンドで 表意定数 ZERO を使用するとパラメータとして認識されずコンパイルエラーになる不具合の改修。
- #17933
- 全角文字のデータ項目に末尾以外が一致するデータ項目名があると利用者語が一意でないコンパイルエラーになる不具合の改修。
- #17984
- Enterprise Server の SPOOL 表示で日本語が文字化けになる不具合の改修。
- #17695/17932
- デバッグ実行時に全角項目のウォッチ式が利用できない不具合の改修。
製品ヘルプ
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- Enterprise Developer for Visual Studio
- Enterprise Developer for Eclipse
注:
英語版マニュアルには製品の保守サポートやアップデートに関する記述が含まれていますが、ご購入製品のシリアル番号が MFK で始まる場合は、Micro Focus のサイト上の
製品の保守サービスについてをご参照ください。
補足情報
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製品ヘルプの次のセクションは、リリース後に変更されています。
コンパイラ指令
コンパイラ指令 ILREF は .NET マネージ COBOL コードだけでなく JVM マネージ COBOL にも適用可能です。これにより現行のコンパイル処理単位に存在しない拡張メソッドおよび拡張演算子の定義が可能になります。
パラメータには、必要な拡張メソッドおよび拡張演算子を含む .class または .jar ファイル名を指定します。これにより、次の通り処理されます。
- 指定されたすべての .class ファイルがスキャンされ、拡張メソッドおよび拡張演算子がコンパイラの型解決システムにロードされます。
- 指定されたすべての .jar ファイルがメモリに読み込まれ、含まれるすべての .class ファイルが上記と同様に処理されます。
- 拡張子 .jar または .class でないその他すべてのファイルが、.jar 形式ファイルとみなされ、処理されます。これにより、.zip、.war、.ear のような他の拡張子のファイルもサポートされます。
指定されたファイルの中に、上記のどの手続きでも正常に処理されないものがある場合は、コンパイル処理の開始時に、例外エラーになります。
免責条項
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