Micro Focus Visual COBOL Build Tools for Windows の Readme

この Readme には製品ヘルプに記載がない情報が含まれている場合があります。 製品をインストールする前に、Readme 全体を必ずご一読ください。

製品の概要

Visual COBOL Build Tools for Windows は、個別インストールが可能な Visual COBOL 製品のコンポーネントで、 通常の IDE を利用しないで COBOL プロジェクトのビルドおよび実行する場合に利用するためのものです。 これにより、IDE を利用する場合のオーバーヘッドを回避することができます。

Visual COBOL Build Tools for Windows のセットアップでは、ドキュメント(英語)やサンプルがインストールされません。 Visual COBOL Build Tools for Windows の使用方法に関しては、Visual COBOL 4.0 ドキュメンテーション に含まれています。 ドキュメンテーションには、Visual COBOL Build Tools for Windows に関連する製品機能のセクションも含まれています。

この Readme は、次の項で構成されています。


注: Micro Focus は、ウェブ・サイトの内容またはそのリンク先サイトの内容について責任を負いません。ウェブ・サイトは本質的に短期間で変更される可能性があります。したがって、リンクを最新の状態に保つように努力していますが、必ず期待どおりに機能することを保証することはできません。

システム要件

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ハードウェア要件

オペレーティング・システム:
  • Windows 7
  • Windows 8.1
  • Windows 10
  • Windows Server 2008 R2 SP1
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2016
注: Windows 8 および Windows Server 2012 は、開発環境ではサポートされません。実行環境ではサポートされています。
ディスク領域:
Sentinel RMS ライセンス・サーバ - 75 MB
Visual COBOL Build Tools for Windows - 645 MB

(注:このディスクサイズには、インストールイメージがない場合にもインストールの変更を可能にするためにローカルに情報をキャッシュしておくのに必要なスペースも含まれます。)

ソフトウェア要件

  • .NET COBOL アプリケーションをビルドする場合 - アプリケーションが対象とするバージョンの Microsoft .NET Framework が必要です。
  • Micro Focus License Manager を実行するため、Microsoft .NET Framework 2 以降が必要です。

前提ソフトウェア

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このセクションでは、Visual COBOL Build Tools for Windows を使用するために必要なソフトウェアの一覧を示します。

Apache Ant
Eclipse プロジェクト ファイルを使用してビルドする場合は、Apache Ant バージョン 1.7.1 以降が必要です。 Apache Ant は Apache Ant Project の Binary Distributions のページから ダウンロードできます。
Microsoft Build Tools
Visual Studio のプロジェクト ファイルを使用してビルドを実行するには、Microsoft Build Tools に含まれている MSBuild を使用する必要があります。

Microsoft Build Tools は、Microsoft の Visual Studio ダウンロードのページからダウンロードできます。

注: MSBuild は Microsoft Visual Studio にも含まれていますが、Visual COBOL Build Tools for Windows と使用する場合は、Microsoft Visual Studio よりも軽量な Microsoft Build Tools を選択することを推奨しています。

ダウンロードとインストールの手順

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  1. インストールの際、またはインストール後の不具合を回避するため、本 ReadMe の以下のセクションをお読みください。
  2. 開発環境製品 Visual COBOL 4.0J ダウンロード - Build Tools」から、 Visual COBOL Build Tools for Windows のダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。

    (Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いください。)

  3. インストールファイル vcbt_40.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。
    注: vcbt_40.exe は、次の例に示す通り、複数のパラメータを指定して、インスール方法を選択することができます:
    • サイレント インストール
      形式:
      vcbt_40.exe /quiet
      説明:
      デフォルトのオプションとディレクトリが使用され、ユーザーインターフェイスがない非対話式で、すべてインストールされます。
    • オプション変更を含むサイレント インストール
      形式:
      vcbt_40.exe /quiet InstallFolder=d:\otherdirectory
      説明:
      ディレクトリ d:\otherdirectory にユーザーインターフェイスがない非対話式で、すべてインストールされます。
    指定可能なすべてのパラメータを表示するには、次のコマンドを実行します。
    vcbt_40.exe /?

制限事項

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以下は、インストール前に留意すべき製品機能に関する制限事項を説明するものです:

  • Visual COBOL Build Tools for Windows は、Visual COBOL、Enterprise Developer または Enterprise Developer Build Tools for Windows と同一のマシンにインストールすることはできません。
  • Visual COBOL Build Tools for Windows のセットアップでは、ドキュメント(英語)やサンプルがインストールされません。 Visual COBOL Build Tools for Windows の使用方法に関しては、Visual COBOL 4.0 ドキュメンテーション に含まれています。 ドキュメンテーションには、Visual COBOL Build Tools for Windows に関連する製品の機能についてセクションも含まれます。
  • Visual COBOL Build Tools for Windows で実行されている COBOL アプリケーションをデバッグするには、リモートデバッグを使用する必要があります。 Visual COBOL Build Tools for Windows でリモート デバッグを使用する方法については、Visual COBOL 4.0 ドキュメンテーションの「ネイティブ COBOL アプリケーションのリモートデバッグ」を参照してください。
  • .NET COBOL アプリケーションではリモートデバッグを使用できないため、Visual COBOL Build Tools for Windows で .NET COBOLアプリケーションをデバッグすることはできません(ビルドおよび実行は可能です。)。

ライセンスに関する考慮事項

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Visual COBOL Build Tools for Windows には、Visual COBOL の IDE と同じライセンスが必要です。 したがって、Visual COBOL Build Tools for Windows と Visual COBOL の両方を使用できるライセンスがあるかを確認する必要があります。

たとえば、6個の開発ライセンスを購入して、Visual COBOL Build Tools for Windows を1個インストールしている場合は、 同時にあと最大5台の他のマシンに、Visual COBOL(または Visual COBOL Build Tools for Windows)をインストールできます。

インストール後

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  • 日本語のマニュアルは、Micro Focus のサイト上の製品マニュアルのページから、 このリリースの Visual COBOL のリンクをクリックすると表示されます。

    該当のリリースがない場合は、準備中です。 その場合は、利用可能な最新リリースのリンクや英語版のオンラインマニュアルをご利用ください。

注:
  • Windows 8.1 や Windows Server 2012 R2 には、Windows のスタートメニューはありません。 「スタート」画面を使ってプログラムを起動してください。
  • Windows 10 以降は、スタートメニューからプログラムを選択して起動してください。
  • 以前の Micro Focus 製品を使用してコンパイルされたアプリケーションの実行可能ファイルがある場合、 Visual COBOL を使用してソースからコンパイルする必要があります。

修復

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製品ファイル、レジストリ設定やショートカットを誤って削除してしまった場合、インストールの修復機能を実行して復元できます。

  • Windows Server 2008 で修復する場合:
    1. [スタート > コントロールパネル > プログラムと機能]をクリックします。
    2. 修復が必要な Micro Focus 製品を右クリックして[修復]をクリックします。
  • Windows 7 または、それ以降の Windows で修復する場合:
    1. [スタート > コントロールパネル]をクリックします。
    2. [プログラム > プログラムのアンインストール]をクリックします。
    3. 修復が必要な Micro Focus 製品を右クリックして[修復]をクリックします。

ライセンス

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製品のライセンスを有効にするには、認証コード(Authorization Code)を使用して、次の手順を実行します。

認証コード(Authorization Code)は、16桁の英数字からなる文字列です。

これは、製品パッケージに同梱されている「ライセンス証書」に記載されています。

for Eclipse』または『for Visual Studio』で始まる欄に記載されているコードを使用します。


  1. [スタート > すべてのプログラム > Micro Focus License Manager > ライセンス管理システム] をクリックします。

    Micro Focus ライセンスシステムの管理のダイアログ・ボックスが表示されます。

  2. [インストール] タブをクリックします。
  3. 認証コード(Authorization Code)を入力して[認証]ボタンを押します。

ライセンスのサイレントインストールをおこなう場合は、製品のインストール後に、以下のコマンドを実行してください。

start /wait install-dir\bin\cesadmintool -term activate 認証コード

製品のライセンスをサイレントインストールで有効にする場合:

ライセンスのサイレントインストールをおこなう場合は、製品のインストール後に、以下のコマンドを実行してください。 (表示上の理由により複数行になっていますが、1行にして実行してください。)

  • 64ビット Windows
    start /wait "" "C:\Program Files (x86)\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
     -term activate 認証コード
  • 32ビット Windows
    start /wait "" "C:\Program Files\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
     -term activate 認証コード
    注:実行する場合は、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されている認証コードを指定してください。
インターネット環境へのアクセスがないために、マニュアル認証をおこなう場合にライセンス文字列が含まれているファイルを使用する場合は次のコマンドを実行してください。
  • 64ビット Windows
    start /wait "" "C:\Program Files (x86)\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
     -term install -f ファイル名
  • 32ビット Windows
    start /wait "" "C:\Program Files\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
     -term install -f ファイル名

ライセンス・ポリシーの内容または必要なライセンスの種類がわからない場合は、システム管理者または製品の購入元に連絡し、有効なライセンスを取得してください。

注: ライセンスの設定に関する詳細手順は Windows 環境 における SafeNet ライセンスの認証・移行方法 をご参照ください。

アンインストール

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アンインストールするには、製品のインストール時に使用した時と同じユーザーIDでログインして、Windows の以下のメニューを表示してから、アンインストールする Micro Focus 製品を選択してアンインストールします。

本製品のアンインストール上の表示名は Micro Focus Visual COBOL Build Tools for Windows です。

  • Windows Server 2008 :

    [スタート > コントロールパネル > プログラムと機能]

  • Windows 7 または、それ以降の Windows :

    [スタート > コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール]

注: Visual COBOL Build Tools for Windows インストーラは、Micro Focus Visual COBOL Build Tools for Windows および Micro Focus License Manager を別々にインストールします。 Visual COBOL Build Tools for Windows だけをアンインストールしても、Micro Focus License Manager は自動的には行われません。

製品を完全に削除するには、Micro Focus License Manager のインストールをアンインストールする必要があります。オプションで、必須ソフトウェアを削除できます。

既知の問題点

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製品ヘルプの『製品情報』のトピック『既知の問題点と制限事項』、 および、お使いのバージョンの開発環境製品の ReadMe の「既知の問題点」を参照してください。

製品ヘルプ

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  • 日本語のマニュアルは、Micro Focus のサイト上の製品マニュアルのページから、 このリリースの Visual COBOL のリンクをクリックすると表示されます。

    該当のリリースがない場合は、準備中です。 その場合は、利用可能な最新リリースのリンクや英語版のオンラインマニュアルをご利用ください。

保守サポート

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製品の保守サポートに関する情報は Micro Focus のサイト上の製品の保守サービスについてをご参照ください。

免責条項

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本ソフトウェアは、いかなる保証もなしに「現状有姿」で提供されます。Micro Focus は、市場性または特定の目的への適合性に関する保証を含む明示的または黙示的保証を一切否認します。Micro Focus またはそのサプライヤは、直接的、間接的、付随的、結果的、営業利益的、または特別な損害を含むいかなる損害に関して、たとえ事前にそのような損害の可能性を通知されていたとしても、一切の責任を負わないものとします。一部の州では、結果的または付随的な損害の責任の除外または制限を許可していないため、上述の制限が適用されない可能性があります。

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