この Readme には、Micro Focus® Visual COBOL® for Linux and Unix に関する情報が記述されています。
Micro Focus Visual COBOL for Linux and Unix パッケージは次の製品で構成されています。
この製品には、Enterprise Server 配下でのネーティブ COBOL アプリケーションの Web サービスとして展開、および、J2EE アプリケーションサーバーからアクセスのサポートが含まれています。
Eclipse パースペクティブには、Enterprise Server に展開させるメインフレーム サブシステム アプリケーション関連の項目が表示されますが、この製品にはそのためのライセンスは含まれていないため、機能しません。
この Readme には製品ヘルプに記載がない情報が含まれている場合があります。 製品をインストールする前に、Readme 全体を必ずご一読ください。
この Readme は、次の項で構成されています。
次の環境変数を設定する必要があります。
次のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があります。
注: AIX 6.1 上での最低必要なバージョンは、Java 6.0 SR10 です。
次の環境変数を設定する必要があります。
この製品は、Development Hub と連携してリモート開発をするために使用することができます。
(Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いくださ い。)
C:\Users\Public\Micro Focus\Enterprise Developer\eclipse ディレクトリに、 Micro Focus プラグインが既にインストールされている、Eclipse の完全版がインストールされます。 Eclipse のバージョンは 3.7 です。
Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Enterprise Developer > Enterprise Developer for Eclipse] をクリックすると製品が起動されます。
Eclipse パースペクティブの設定はインストール後リセットされません。 新機能を使うには、インストール後に次の方法でCOBOL パースペクティブをリセットする必要があります:
製品ヘルプの『ここからはじめよう!』および『製品情報』の項を参照してください。チュートリアルやデモ・プログラムなど、入門者向けの情報が記載されています。
Enterprise Server Administration から起動される、すべての Enterprise Server プロセスは、ファイルのアクセスと作成の権限のあるプロセス ユーザー ID の下で実行されます。
デフォルトでは、インストーラはインストーラを実行するユーザーのログインIDをプロセス ユーザー IDとして使用しています。インストール後に、このプロセス ユーザー IDを変更する場合は、 $COBDIR/bin/casperm.sh を実行します。
製品に含まれている $COBDIR/bin/casperm.sh スクリプトは不具合があり、正しく動作しません。
以下のリンクから改修ファイルをダウンロードしてスーパーユーザ権限で tar コマンドで解凍して $COBDIR/bin/casperm.sh と差し替えてご使用ください。
改修ファイル: casperm_fix.tar (ファイルサイズ 92,160 バイト)
Visual_COBOL_2.1_プラットフォーム名.zip
インストール先に直接ダウンロードして解凍する場合は、スーパーユーザ権限で次のように unzip コマンドを使って解凍します。
unzip ./Visual_COBOL_2.1_プラットフォーム名.zip
Windows 環境にダウンロードして解凍したファイルを、インストール先の環境に ftp でバイナリ転送しても同様です。
(Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いくださ い。)
例 bsh の場合
PATH=/usr/xpg4/bin:$PATH export PATH
設定がない場合のインストールエラー例
tar: /install_image_dir/safenet.tar: ファイルもディレクトリもありません。
install_image_dir : インストールファイルのあるディレクトリ名
設定例
例 bsh の場合 ( /usr/local/bin に tar が存在しない場合)
cd /usr/local/bin ln /usr/sfw/bin/gtar tar PATH=/usr/local/bin:$PATH export PATH
設定がない場合のインストールエラー例
remotedevinstall - unTar - エラー - /COBDIR_dir/remotedev/ant/apache-ant-1.7.1-bin.tar の /COBDIR_dir/remotedev/ant への解凍に失敗しました。
COBDIR_dir はデフォルトの場合 /opt/microfocus/EnterpriseDeveloper です。
chmod +x setup_entdev_2.1_プラットフォーム名
./setup_entdev_2.1_プラットフォーム名
スーパーユーザ権限で実行していない場合は、インストール時にスーパーユーザのパスワードの入力を促すプロンプトが表示されます。
COBOL 環境のデフォルトのインストール先は /opt/microfocus/EnterpriseDeveloper です。このデフォルトを変更するには、
-installlocation="Location" パラメータを使用して
以下の例のように別のディレクトリを指定します。
./setup_entdev_2.1_プラットフォーム名 -installlocation="インストール先のフルパス"
-help オプションを指定すると、インストール・スクリプトに渡すことができる他のパラメータの詳細を確認できます。
次のオプションを指定して、Enterprise Server の構成を指定することができます:
[ -ESsysLog="location" ] [ -ESadminID="User ID" ] [ -CASrtDir="location" ]
それぞれ、次の内容を指定します:
Enterprise Server のシステムログの作成場所を指定します。
例: -ESsysLog="/home/esuser/logs"
デフォルトの場所は /var/mfcobol/logs です。
Enterprise Server のシステム管理のプロセス ユーザー IDを指定します。
例: -EDadminID="esadm"
デフォルトはインストール実行するユーザIDです。
Enterprise Server 実行時システムファイルの場所を指定します。
例: -CASrtDir="/home/esuser/casrt/es"
デフォルトの場所は /var/mfcobol/es です。
./setup_entdev_2.1_プラットフォーム名 -skipsafenet
touch /var/microfocuslicensing/SKIP_SAFENET_INSTALLこのファイルが存在すると、SafeNet インストーラはインストールの更新や実行中のライセンスデーモンの停止を行いません。 ライセンスの更新を行うには、このファイルを削除して Sentinel RMS ライセンス・サーバを手動でインストールします。
. /opt/microfocus/EnterpriseDeveloper/bin/cobsetenv
cob -Version
Visual COBOL Development Hub に関する情報は、製品ヘルプのリモートデバッグに関する項目を参照してください。
この製品をアンインストールするには、Windows の以下のメニューを表示してから、アンインストールする Micro Focus 製品を選択してアンインストールします。
[スタート > コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール]
アンインストール上の表示名は Micro Focus Enterprise Developer for Eclipse です。
Micro Focus Development Hub を削除するには、root ユーザで$COBDIR/bin ディレクトリの Uninstall_EnterpriseDeveloper2.1.sh スクリプトを実行します。
これらの製品をアンインストールしても、Micro Focus Licensing Manager または必須ソフトウェアのアンインストールは自動的には行われません。
Micro Focus ライセンス・マネージャをアンインストールするには、/var/microfocuslicensing/bin ディレクトリの UnInstallMFLicenseServer.sh スクリプトを実行します。このスクリプトを実行しても、特定のシステム設定またはライセンスが含まれる一部のファイルは削除されません。
Visual COBOL for Eclipse の機能の中には、X Windows インストールを必要とするものがあるので、Micro Focus ViewNowX が製品に同梱されています。 インストールするには、Visual COBOL インストールに含まれるファイル ViewNow_X_Server.exe を実行します。 このファイルは、デフォルトでは、C:\Program Files\Micro Focus\Enterprise Developer\ViewNowX フォルダにあります。
ViewNowX を使用するには、クライアント・マシンに Microsoft Visual C++ 2008 SP1 Redistributable Package (x86) がインストールされている必要があります。 インストールされていない場合は、ViewNowX インストールにより、パッケージをダウンロードするためのリンクが表示されます。
詳細については、RDBMS ベンダのマニュアルを参照してください。
それには、コマンド・ラインで次のコマンドを実行します。
$COBDIR/src/oracle/set_cobopt_oracle COBOPT=$PWD/cobopt.ora export COBOPT
Eclipse IDE からのリモート開発は、Linux/Unix マシンで動作し、プログラムのビルドとデバッグに関する IDE からの要求をすべて処理する RSE DStore 機能によってサポートされています。RSE DStore 機能は Linux/Unix デーモンとして実行され、Eclipse クライアントが RSE DStore サーバに接続する際に、RSE DStore サーバを起動します。DStore デーモンの起動環境はすべてのサーバに継承され、結果的にすべてのビルド・セッションとデバッグ・セッションに継承されます。Eclipse RSE DStore サーバの詳細については、ここをクリックしてください。
RSE DStore デーモンを起動するには、Linux/Unix マシン上で Perl、Java、as (アセンブラ) および ld (リンカ) が利用可能である必要があります。
$COBDIR/remotedev/startrdodaemon &
これで、デーモンは、マシンのポート 4075 に接続する Eclipse RSE プロセスをリスンします。別のポートを使用する場合は、startrdodaemon コマンドで別のポート番号を指定してください。
指定した範囲のポートでサーバをインスタンス化するように、デーモンを構成することもできます。この方法は特に、ファイアウォール経由で特定のポートだけ開く場合に適しています。 起動するには、次のコマンドをスーパーユーザ権限で実行します:
$COBDIR/remotedev/startrdodaemon [<port> | <low port>-<high port>]
指定方法詳細は次の通りです:
<port> にポート番号を指定します。デーモンはこのポートからクライアントマシン上の Eclipse からの接続をリスンします。 値の指定がない場合は、デフォルト値の 4075 が割り当てられます。この値は、インストールされている Eclipse 内で割当てられた値と一致します。
例: $COBDIR/remotedev/startrdodaemon 4999
この例では、4999 ポートでリスンするデーモンが起動され、ランダムにサーバーのポートが使用されます。
[<port> | <low port>-<high port>] に、デーモンによって起動されたサーバーがクライアントマシン上の Eclipse と通信するのに使用するポートの範囲を指定します。
例: $COBDIR/remotedev/startrdodaemon 4080 4090-4999
この例では、4080 ポートでリスンするデーモンが起動され、サーバー ポートは 4090-4999 が使用されます。
$COBDIR/remotedev/stoprdodaemon <port>
リモートプロジェクトにおけるデバッグは、デフォルトで X Window System の ターミナル xterm 上で行われるよう構成されています。(TERM 環境変数に aixterm dtterm hpterm のいずれかの設定がある場合は、それぞれの設定のターミナルが使用されます。)
デバッグ時に DISPLAY 文で日本語を画面出力させる場合は、xterm 上で適切な日本語フォントが使用されるように事前に設定しておく必要があります。
デバッグ時に起動される xterm のコマンドラインは、Development Hub コンポーネントのインストール ルートの下の bin ディレクトリにあるファイル cobanim の最終行に定義されています。
お使いの Linux/Unix 環境で xterm 上での日本語の表示をグローバルに設定していない場合などに、リモートデバッグの xterm 上で使用する日本語フォントを指定する場合は、この cobanim ファイルの xterm を起動している最終行で、利用可能な日本語のフォントを適宜指定します。
また、デバッグ時に ACCEPT 文で日本語を入力する場合は、kterm で日本語を入力するための環境のセットアップおよび構成をおこない、cobanim ファイル内で、1カラム目から XPROG=xterm と指定している行を以下のように変更します。これにより、xterm の代わりとなるターミナルとして kterm が使用されます。kterm の場合も日本語が表示されるようにグローバルに設定していない場合は、このファイルのターミナルを起動している最終行で、利用可能な日本語のフォントを適宜指定します。
[修正前] XPROG=xterm [修正後] XPROG=kterm
X Window System のターミナル上での日本語の表示や入力の設定手順に関する詳細は、X Window System のドキュメント、および、お使いの Linux/Unix 環境の日本語入力に関するドキュメントをご参照ください。
その他、製品に同梱されている ViewNow X Server で XDMCP Broadcast の設定をおこない xterm を使用する場合は、X Window の GNOME セッション内で起動される xterm に対して、日本語のコピーペーストをおこない、日本語入力をおこなうことも可能です。
製品には、統合開発環境 Eclipse を使用してアプリケーションを作成するための Visual COBOL for Eclipse のライセンスと Linux/Unix 上で動作する Development Hub のライセンスの合計2個の開発用ライセンスが提供されています。
製品のライセンスを有効にするには、製品のインストール後、認証コード(Authorization Code)を使用して、次の手順を実行します。
認証コード(Authorization Code)は、16桁の英数字からなる文字列です。
これは、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されています。
Visual COBOL for Eclipse の場合は 『Product Detail: Visual COBOL for Eclipse 』で始まる項に記載されているコードを使用します。
Development Hub の場合は 『Product Detail: Visual COBOL Development Hub 』で始まる項に記載されているコードを使用します。
ライセンスのサイレントインストールをおこなう場合は、製品のインストール後に、以下のコマンドを実行してください。
install-dir\bin\cesadmintool -term activate 認証コードサイレントインストールのコマンド実行例
"C:\Program Files\Micro Focus\Enterprise Developer\bin\CesAdminTool.exe" -term activate XXXE00DXXXDAXXX
cd /var/microfocuslicensing/bin cesadmintool.sh
上記のライセンス管理ツールを実行して表示されるメニューから、「1. オンライン認証(1. Online Authorization.)」を選択し、認証コード(Authorization Code)を入力してライセンスの認証をおこなうことができます。
認証コード(Authorization Code)は、16桁の英数字の文字列で、製品パッケージに同梱されている「ライセンス証書」に記載されています。
ライセンス・ポリシーの内容または必要なライセンスの種類がわからない場合は、システム管理者または製品の購入元に連絡し、有効なライセンスを取得してください。
製品ヘルプの『製品情報』のトピック『既知の問題点と制限事項』を参照してください。また、次の注意事項があります。
日本語版 Windows 上において、日本語を DISPLAY するプログラムを GUI の実行可能ファイルで実行すると、正しく表示されない不具合があります。
(INT・GNT 形式やキャラクターベースの実行可能ファイル形式ではこの不具合は発生しません。)
以下のいずれかのコーディングにより、この不具合を回避することができます。
o 手続き文の先頭に以下の DISPLAY 文を追加する。
PROCEDURE DIVISION. DISPLAY SPACE UPON CRT.
o 以下のコードをプログラムの冒頭に追加する。
WORKING-STORAGE SECTION. 01 func-code pic x comp-x value 18. 01 func-param pic x comp-x value 1. PROCEDURE DIVISION. call x"A7" using func-code func-param.
COBOLプログラム名が大文字として処理される場合、 IDE のインターフェースマッピングの機能 または imtkmake で自動生成される Java の テスト用クライアントが正しく動作しない不具合があります。
開発者が利用するテスト用のクライアントの生成内容の不具合であるため、本番環境で使用される JSP クライアントへの影響はありません。
また、COBOLプログラム名がすべて大文字として処理されない場合、例えば、すべて小文字の場合には、この不具合は発生しません。
16:06:52,396 INFO [ServerImpl] JBoss (Microcontainer) [5.1.0 (build: SVNTag=JBPAPP_5_1_0 date=201009150028)] Started in 59s:202ms 16:07:20,702 ERROR [[jsp]] Servlet.service() for servlet jsp threw exception org.apache.jasper.JasperException: Cannot find any information on property 'sRV00001_P1_io' in a bean of type 'com.mypackage.SRV00001S.SRV00001SJspBean' at org.apache.jasper.runtime.JspRuntimeLibrary.getReadMethod(JspRuntimeLibrary.java:839) at org.apache.jasper.compiler.Generator$GenerateVisitor.visit(Generator.java:1117) at org.apache.jasper.compiler.Node$GetProperty.accept(Node.java:1124) at org.apache.jasper.compiler.Node$Nodes.visit(Node.java:2359) at org.apache.jasper.compiler.Node$Visitor.visitBody(Node.java:2409) at org.apache.jasper.compiler.Node$Visitor.visit(Node.java:2415) at org.apache.jasper.compiler.Node$Root.accept(Node.java:495) at org.apache.jasper.compiler.Node$Nodes.visit(Node.java:2359) at org.apache.jasper.compiler.Generator.generate(Generator.java:3433) at org.apache.jasper.compiler.Compiler.generateJava(Compiler.java:217) at org.apache.jasper.compiler.Compiler.compile(Compiler.java:333) at org.apache.jasper.compiler.Compiler.compile(Compiler.java:313) at org.apache.jasper.compiler.Compiler.compile(Compiler.java:300) at org.apache.jasper.JspCompilationContext.compile(JspCompilationContext.java:585) at org.apache.jasper.servlet.JspServletWrapper.service(JspServletWrapper.java:312) at org.apache.jasper.servlet.JspServlet.serviceJspFile(JspServlet.java:322) at org.apache.jasper.servlet.JspServlet.service(JspServlet.java:249)
この不具合は、COBOLプログラムのエントリ名を構成する文字列の大文字・小文字の並びによって、内部で自動生成する JSPBean のプロパティ名とサーブレットで使用する set/get メソッド名の生成内容の大文字・小文字の整合性がとられなくなることに起因しています。
COBOLプログラム名がすべて大文字として処理されない場合、例えば、すべて小文字の場合や、先頭1文字のみが大文字である場合は、この不具合は発生しません。
具体例としては次の通りです。
ソースファイルに Program-id. を指定していないか、指定方法が次の例である場合
program-id. "CALC1". program-id. CALC1. program-id. Calc1. (デフォルトの設定 nopreservecase でビルドされる場合) program-id. calc1. (デフォルトの設定 nopreservecase でビルドされる場合)
次の例のように Program-id. を指定している場合
program-id. "Calc1". program-id. "calc1". $set preservecase program-id. Calc1. $set preservecase program-id. calc1.
一時的な回避策として、IDE のインターフェースマッピングの機能 または imtkmake 実行時、 マッピング時に作成されるサービス名.xmlファイル内のプログラム名、エントリ名をすべて小文字に修正する方法があります。 (以下は、IDE のインターフェースマッピングの機能 の場合ですが、imtkmake もこの手順に準じた方法となります。)
このファイルをテキストエディタで開き、プログラム名が記載されている operation タグのentryPoint、name の属性値を小文字に変更します。
例) <service dataDictFilename="SRV00001.xml" implementation="java" name="srv00001s" programName="srv00001" xmlns="http://xml.microfocus.com/schema/java/v2.0/mfjava.xsd" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xsi:schemaLocation="http://xml.microfocus.com/schema/java/v2.0/mfjava.xsd http://xml.microfocus.com/schema/java/v2.0/mfjava.xsd"> <operation entryPoint="srv00001" name="srv00001" transactionType="notSupported">
上記の方法は、生成される EJBのメソッド名が通常の方法と異なるため、COBOLサービスの単体テスト目的でのみ有効です。
Eclipse IDE 上で、64 ビットでビルドしたアプリケーションを Eclipse IDE 上のサービス インターフェースの機能を使って 64 ビットモードで作成した Enterprise Server のリージョンにディプロイすると、32ビット サービスとして認識されてしまい、以下 のエラーで、ディプロイすることができません。
4022 (YYYY/MM/DD HH:MM:SS): Cannot install a 32-bit service in a 64-bit server.この場合は、 プロジェクトディレクトリの下のサービスマッピング作成時に自動生成される repos\プログラム名.xml をメモ帳で開き、 以下の通り、プロパティを変更してファイルを保存して、再度 Eclipse IDE 上でディプロイを行ってください。このプロパティの変更はサービス定義が変更されるごとに必要です。
修正前 <property name="bitism" value="32"/> 修正後 <property name="bitism" value="64"/>また、Eclipse IDE で利用可能なサービス インターフェースの機能は、imtkmake コマンドを使って行うことも可能です。 imtkmake コマンドを使用している場合は、この不具合はありません。imtkmake コマンドに関する詳細は製品マニュアルをご参照ください。
この問題を回避するには、リモートマシン上で TMPDIR 環境変数の設定がないか、または、Visual COBOL Development Hub サーバー上と、デバッグされる実行プロセス内で、TMPDIR に同一の設定がされているかを確認してください。Visual COBOL Development Hub は直接 $COBDIR/remotedev/startrdoserver で起動されるか、または間接的に $COBDIR/remotedev/startrdodaemon デーモンとして起動されます。
Visual COBOL Development Hub サーバーで使用されている環境変数を確認する方法は次の通りです:
ご注意:Visual COBOL Development Hub サーバで使用されている TMPDIR 環境変数の値は、Remote Shell 上では変更できません。 デーモンまたはサーバーの起動前に設定する必要があります。
Visual COBOL アプリケーションを実行している場合、または Visual COBOL を使用してプロジェクトを編集または作成し、Visual COBOL が参照している構成ファイルに Visual COBOL で無効なエントリが含まれる場合、COBCONFIG が設定されていると、ランタイム・システム・エラーが発生します。このエラーは、例えば、Studio Enterprise Edition がインストール済みで、COBCONFIG が設定されている場合に発生する可能性があります。
この問題を回避するには、次の手順で構成ファイルを変更する必要があります。
.dat のような Net Express または Studio Enterprise Edition と関連付けられているファイル拡張子のファイルを編集する場合に、 同様のことが起きる可能性があります。
この問題を回避するには、プロジェクト プロパティの[追加の指令]に対応する obj ファイルを追加するか、コマンドライン CBLLINK filename.cbl NMCNVRTI.OBJ(または CBLLINK filename.cbl NMCNVRTO.OBJ)でアプリケーションにリンクして使用します。
このセクションは障害改修のリストです。
Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Enterprise Developer > ドキュメント(Eclipse)] をクリックします。
製品ヘルプの次のセクションは、リリース後に変更されています。
コンパイラ指令
コンパイラ指令 ILREF は .NET マネージ COBOL コードだけでなく JVM マネージ COBOL にも適用可能です。これにより現行のコンパイル処理単位に存在しない拡張メソッドおよび拡張演算子の定義が可能になります。
パラメータには、必要な拡張メソッドおよび拡張演算子を含む .class または .jar ファイル名を指定します。これにより、次の通り処理されます。
本ソフトウェアは、いかなる保証もなしに「現状有姿」で提供されます。Micro Focus は、市場性または特定の目的への適合性に関する保証を含む明示的または黙示的保証を一切否認します。Micro Focus またはそのサプライヤは、直接的、間接的、付随的、結果的、営業利益的、または特別な損害を含むいかなる損害に関して、たとえ事前にそのような損害の可能性を通知されていたとしても、一切の責任を負わないものとします。一部の州では、結果的または付随的な損害の責任の除外または制限を許可していないため、上述の制限が適用されない可能性があります。
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