Micro Focus Visual COBOL の Readme

この Readme には、Micro Focus® Visual COBOL® に関する情報が記述されています。

Micro Focus Visual COBOL for Windows は次の製品で構成されています。



この製品には、Enterprise Server 配下でのネーティブ COBOL アプリケーションの Web サービスとして展開、および、J2EE アプリケーションサーバーからアクセスのサポートが含まれています。

この Readme には製品ヘルプに記載がない情報が含まれている場合があります。 製品をインストールする前に、Readme 全体を必ずご一読ください。

この Readme は、次の項で構成されています。


注: このドキュメントには外部のサイトのリンクが含まれています。Micro Focus は、これらのウェブ・サイトの内容またはそのリンク先サイトの内容について責任を負いません。ウェブ・サイトは本質的に短期間で変更される可能性があります。したがって、リンクを最新の状態に保つように努力していますが、必ず期待どおりに機能することを保証することはできません。

システム要件 - Visual COBOL for Visual Studio

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ハードウェア要件
オペレーティング・システム:
  • Windows 7
  • Windows 8、Windows 8.1
  • Windows 10
  • Windows Server 2008 R2 SP1
  • Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2
最低推奨メモリ(RAM):
2 GB
ディスク領域:
Sentinel RMS ライセンス・サーバ - 75 MB
Visual COBOL - 1.2 GB

(注:このディスクサイズには、Visual COBOL セットアップファイルと一緒に提供される JRE および .NET Framework のサイズが含まれます。 さらに、インストールイメージがない場合にもインストールの変更を可能にするためにローカルに情報をキャッシュしておくのに必要なスペースも含まれます。)

ソフトウェア要件
次のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があります。
注: Visual COBOL for Visual Studio 2012/2013 では、以下のソフトウェアが事前にインストールされていない場合は、 英語版の Visual Studio Integrated Shell がインターネット上で利用可能である場合、 インストーラにより自動で英語版の Visual Studio Shell のダウンロードおよびインストールがおこなわれ、メニューは英語表示になります。 もし 英語版の Visual Studio Integrated Shell がインターネット上で利用可能でない場合、 英語版の Visual Studio Integrated Shell のインストール中に失敗して、製品自体をインストールすることができません。

必ず、以下のソフトウェアを事前にインストールしてください。

  • Visual COBOL for Visual Studio 2012 - Microsoft Visual Studio 2012 (Professional、Premium、または Ultimate) が必要です。
  • Visual COBOL for Visual Studio 2013 - Microsoft Visual Studio 2013 (Professional、Premium、Ultimate、または Community Edition) が必要です。
  • Visual COBOL for Visual Studio 2015 - Microsoft Visual Studio 2015 (Professional、Enterprise、または Community Edition) が必要です。
重要:
  • .NET バージョン 4.6に同梱されている Microsoft の 64ビット JIT(ジャストインタイム)コンパイラのコード生成の不具合により、.NET 形式にコンパイルされた一部の COBOL コードの実行が不正になる可能性があります。 .NET Framework バージョン 4.6は、現在、Visual Studio 2015および Microsoft Windows 10でデフォルトで出荷されています。 この不具合には、英数字作用対象をもつ MOVE および STRING 文の不正な実行や、算術文 ROUNDED 句の不正な実行が含まれます。

    この不具合を改修する Windows Update を適用するまで、マネージ COBOL コードは、.NET Framework 4.6 プラットフォーム上で実行しないことを推奨します。

    この不具合の改修に関する情報と最新バージョンの 64ビット JIT コンパイラを無効にする方法の詳細については、 RyuJIT Bug Advisory Troubleshooting RyuJITを参照してください。

  • Visual COBOL for Visual Studio 2015 は Visual Studio Integrated Shell をサポートしません。これは Visual Studio Integrated Shell では COBOL 開発において制限が多いためです。 そのため英語版の Visual Studio Integrated Shell のセットアップもインストーラには含まれていません。 Visual COBOL for Visual Studio 2015 をインストールする前に、上記で記載されている Microsoft Visual Studio 2015 をインストールしておく必要があります。
注:
  • Visual Studio 2015 を Windows 8.1 RT、Windows 8.1 または Windows Server 2012 R2にインストールする前に Windows Update KB 2919355を適用する必要があります。 KB 2919355は Microsoft ダウンロード センターからダウンロード可能です。
  • Microsoft Visual Studio Express Edition はサポートされません。
  • Visual Studio Shell には一部の Visual Studio 機能が含まれていません。 WCF や Visual Studio 2013 Connected IDE エクスペリエンスが例としてあげられます。 詳細は Visual Studio Shell に関するヘルプを確認してください。
  • Visual Studio Shell を使う場合、Microsoft Windows SDK が必要です。Microsoft Windows SDK は Microsoft ダウンロード センターからダウンロード可能です。
  • Microsoft .NET Framework 4.5 がターゲットの場合は、Microsoft .NET Framework 4.5 が必要です。これは Visual Studio 2012 にも同梱されています。
  • Microsoft .NET Framework 4.5.1 がターゲットの場合は、Microsoft .NET Framework 4.5.1 が必要です。これは Visual Studio 2013 にも同梱されています。
  • Microsoft .NET Framework 4.6 がターゲットの場合は、Microsoft .NET Framework 4.6 が必要です。これは Visual Studio 2015 にも同梱されています。
  • Visual COBOL for Visual Studio のセットアップ時に、Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージがない場合は、セットアップにより対応するバージョンの Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージが必須ソフトウェアとしてインストールされます。 Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージのインストールにより winsxs ディレクトリにデジタル署名のない複数の .dllファイル が追加されます。
  • Internet Explorer 10

    Visual Studio 2013 のインストールする前に Internet Explorer 10 (IE 10) が必要です。 IE 10 は Microsoft の Web サイトからダウンロード可能です。

  • IIS Express

    Web 開発ツールを使用する場合は、IIS Express が必要です。IIS Express は Microsoft ダウンロード センターからダウンロード可能です。

追加のソフトウェア要件
製品の一部の機能を活用するには、事前インストールの必要なソフトウェアに加えて サードパーティ製のソフトウェアを入手して追加インストールする必要がある場合があります。 以下は、各機能で必要なサードパーティ ソフトウェアに関する情報です。
  • Enterprise Server のアプリケーション サーバー JCA サポート

    Interface Mapping Toolkit で生成された EJB の配置する場合の Java EE 5 および Java EE 6 のサポートは次の通りです:

    • Java EE 5 には、EJB 3.0 および Java Connector Architecture 1.5 のサポートが含まれます。
    • Java EE 6 には、EJB 3.1 および Java Connector Architecture 1.6 のサポートが含まれます。
    次の Java アプリケーション・サーバは、下記の JDK を使用してサポートされます。:

    J2EE アプリケーション サーバー JDK (ベンダ) Java EE COBOL RA
    JBoss 5.1.0 1.5/1.6 (Oracle) 5 X
    JBoss 6.1.0 1.6 (Oracle) 6 X
    JBoss 7.1.1 1.7 (Oracle) 6 X
    Oracle WebLogic 10.3.5 1.6 (Oracle) 5 X
    Oracle WebLogic 12.1.1 1.6/1.7 (Oracle) 6 X
    IBM WebSphere 7.0 1.5 (IBM) 5 X
    IBM WebSphere 8.0 1.6 (IBM) 6 X
    IBM WebSphere 8.5 1.6/1.7 (IBM) 6 X
  • Java Development Kit (JDK)
    • ネーティブ COBOL と Java 相互運用

      Eclipse IDE の実行、 COBOL JVM コードの実行、および ネーティブ COBOL と Java 相互運用において、 Oracle の Java Platform, Enterprise Edition (Java EE) 7 や Java 8 が必要です。 セットアップにより32ビットの Java 8 U51がインストールされます。 Oracle のサイトからダウンロード可能です。

    • Java のコンパイル

      Java のコンパイルには、IBM または Oracle の Java Development Kit(JDK)のバージョン 1.5 以降が必要です。

    • Interface Mapping Toolkit (IMTK)

      Interface Mapping Toolkit や imtkmakeコマンド で Javaインターフェースを生成するために JDK が必要です。

      • Java Beans

        Java クライアントは、JDK 1.6 以上を使用してコンパイルする必要があります。

      • EJB

        同じ JDK ベンダを使用する必要があります。

    JDK をインストールした後、Java 環境をセットアップする必要があります。
  • データベースアクセス

    Visual COBOL を使用して COBSQL や OpenESQL を使用する SQL アプリケーションを開発し配布するには、 任意のサードパーティ製ソフトウェアの必須コンポーネントがインストールされ、環境が適切に設定されている必要があります。

    • データベースアクセス - COBSQL (Pro*COBOL)

      注: COBSQL (Pro*COBOL) はネーティブ COBOL でのみサポートされています。

      • 利用可能な機能/プラットフォーム
        機能/プラットフォーム 32 ビット 64 ビット
        x86-64 Windows X X
      • XA スイッチ モジュール

        Oracle の XA スイッチモジュールは、COBSQL (Pro*COBOL) 用のものが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。

      • プリプロセッサ

        COBSQLは次のデータベース プリプロセッサをサポートします:

        • Sybase Open Client Embedded SQL/COBOL Version 11.1 またはそれ以降
        • Oracle Pro*COBOL Version 11.1 (11gR1) またはそれ以降
        • Informix Embedded SQL/COBOL Version 7.3 またはそれ以降
      • コンパイル

        x86 および x86-64プラットフォーム 上で Oracle で使用するため COBSQL でコンパイルする場合、COBSQL 指令 NOMAKESYN を使用しないでください。 この指令があると COMP ホスト変数が有効になり、 これらは、Intel プラットフォーム上では、Oracle 側が期待するネーティブのバイトオーダと互換性がないためです。

      • テスト

        このバージョンでは、COBSQL は Oracle 11.1、11.2 および 12.1 でテストされています。

    • データベースアクセス - OpenESQL
      • 利用可能な機能/プラットフォーム
        機能/プラットフォーム ネーティブ / .NET マネージ
        COBOL 32 ビット
        ネーティブ / .NET マネージ
        COBOL 64 ビット
        x86-64 Windows X X
      • XA スイッチ モジュール

        ODBC の 1 フェーズ・コミット スイッチ モジュールが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。SQL Server の XA スイッチ モジュールも提供されています。

        SQL Server の XA スイッチ モジュールをビルドするには、Windows Software Development Kit (SDK) をインストールしておく必要があります。

      • ネーティブ COBOL、.NET マネージ COBOL および PL/I
        • OpenESQL は、ODBC 3.0 準拠のドライバを使用して、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。
        • OpenESQL は、.NET Framework 対応のドライバを使用して、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします(COBOL のみ)。
        • 使用するドライバが OpenESQL での使用に適しているかどうかを確認するには、そのドライバのベンダーのマニュアルを参照してください。
      • .NET マネージ COBOL

        • OpenESQL は次の ADO.NET データ プロバイダに対してテストされています:
          • Microsoft provider for SQL Server
          • Microsoft provider for Oracle
          • IBM DB2
          • Oracle Data Provider for .NET (ODP.NET)
          • OleDb
          • Managed ODBC .NET providers
          • Npgsql PostgreSQL 9.4
        • SQL(DBMAN=ODBC) 指令でコンパイルした OpenESQL アプリケーションでは、SQL 記述子域(SQLDA)を使用した 動的 SQLは現在サポートされません。
    • SQL CLR 統合 Microsoft SQL Server 配下での COBOL ストアド プロシージャの開発と配置のための SQL CLR 統合機能を使うには、次のソフトウェアがが必要です。

      SQL Server データベース プロジェクト テンプレートのプロジェクトでは以下が必要です:

      次のいずれか:

      • Visual Studio Shell 2012 Update 1 以降、および Microsoft SQL Server Tools (SSDT SDK)
      • Visual Studio 2012 Update 1 以降の Professional、Premium、または Ultimate Edition
      • Visual Studio Shell 2013 および Microsoft SQL Server Tools (SSDT SDK)
      • Visual Studio 2013 Professional、Premium、Ultimate または Community Edition
      • Visual Studio Shell 2015 および Microsoft SQL Server Tools (SSDT SDK)
      • Visual Studio 2015 Professional、Enterprise または Community Edition

      次のいずれか:

      • SQL Server 2008 R2 - .NET CLR v2.0 の .NET Framework 2.0/3.0/3.5 を対象
      • SQL Server 2012 - .NET CLR v4.0 の .NET Framework 4.0/4.5 または .NET CLR v2.0 の .NET Framework 2.0/3.0/3.5 を対象
      • SQL Server Azure - .NET CLR v4.0 の .NET Framework 4.0/4.5 または .NET CLR v2.0 の .NET Framework 2.0/3.0/3.5 を対象

      重要:以前のバージョンの Enterprise Developer の SQL CLR データベースプロジェクトテンプレートはサポートされません。 SQL CLR データベースプロジェクトテンプレートのプロジェクトは、Enterprise Developer for Visual Studio で開くと SQL Server データベースプロジェクトテンプレートを使用するために自動的にアップグレードされます。

    • テスト

      このバージョンでは OpenESQL は以下でテストされています:

      • Oracle 11.1, 11.2, 12.1
      • DB2 LUW 9.5, 9.7,10.1,10.5
      • SQL Server 2008 R2, 2012, 2014
      • PostgreSQL 9.4

      注:Micro Focus は PostgreSQL との互換性を提供しますが、 PostgreSQL オープンソース プロジェクトに対する直接的な貢献やサポートは行っておりません。 PostgreSQL の機能に関するすべての問題は、オープンソース サポート ベンダーを通じて解決する必要があります。

  • WebSphere MQ

    IBM WebSphere MQ version 7 またはそれ以降

  • Windowsフォーム
    • サービスインターフェイス機能を使用して Windows フォームと ASP.NET Web サイトのテストクライアントを生成するには、Microsoft Visual Studio が必要です。
    • Windowsフォームのテストクライアントを生成するには、Microsoft インターネットインフォメーションサービス(IIS)が必要です。
  • システム要件 - Visual COBOL for Eclipse

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    ハードウェア要件
    オペレーティング・システム:
    • Windows 7
    • Windows 8、Windows 8.1
    • Windows 10
    • Windows Server 2008 R2 SP1
    • Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2
    推奨メモリ(RAM):
    4 GB (最低 2 GB)
    ディスク領域:
    Sentinel RMS ライセンス・サーバ - 75MB
    Enterprise Developer - 3.7 GB

    (注:このディスクサイズには、Visual COBOL セットアップファイルと一緒に提供される Eclipse IDE、Java および .NET Framework のサイズが含まれます。 さらに、インストールイメージがない場合にもインストールの変更を可能にするためにローカルに情報をキャッシュしておくのに必要なスペースも含まれます。)

    ソフトウェア要件
    次のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があります。
    Eclipse 関連の要件:
    • Visual COBOL では、64ビットの Eclipse IDE はポートされませんが、32ビット Eclipse で、32ビット・64ビット両方のアプリケーションを作成できます。
    • Visual COBOL では、32ビットの Java のインストールが必要です。
    • Visual COBOL は Eclipse 4.4.2で出荷されます。インストール後に、同じマシン上で利用可能なEclipseの他のインスタンスに Visual COBOL プラグインをインストールできます。サポート バージョンは Eclipse 4.2および4.3の32ビットのみです。 手順については、「Visual COBOL の Eclipse の他のインスタンスへのインストール」を参照してください。
    その他のソフトウェア要件:
    • Java 7または8 (32 ビットのみ) がインストールされていること。 Java は、www.oracle.com からダウンロードして、マシン上の任意のディレクトリにインストールできます。
      注: セットアップにより32ビットの Java 8 U51がインストールされます。 Java 7がインストール済みで、Java 8をインストールしたくない場合は、次のコマンドでサイレントモードで製品をインストールすると、Java 8のインストールをスキップさせることができます。
      start /wait vce_23.exe /q skipjre=1
      
    • セットアップにより .NET Framework v4.5.2 および Microsoft Visual C++ 2012 再頒布可能パッケージも必須ソフトウェアとしてインストールされます。
    • Eclipse IDE および Java に関する注意事項については、製品マニュアルの以下の項目を確認してください。

      [ここからはじめよう > 製品情報 > 既知の問題点と制限事項 > Eclipse IDE > Java Support Considerations for the Eclipse IDE]

    追加のソフトウェア要件
    Visual COBOL の一部の機能を活用するには、事前インストールの必要なソフトウェアに加えて サードパーティ製のソフトウェアを入手して追加インストールする必要がある場合があります。 以下は、各機能で必要なサードパーティ ソフトウェアに関する情報です。
    • JVM COBOL の アプリケーション サーバーのサポート

      次のアプリケーション サーバーは、次の JDK を使用してサポートされています:

      アプリケーション サーバー JDK バージョン コンテナ サポート バージョン
      Tomcat 7.0.39 1.7 Servlets 2.5
      JBoss 7.1.1 1.7 Servlets 2.5
      WebLogic 12.1.1 1.7 Servlets 2.5
      WebSphere 8.5 1.7 Servlets 2.5

      注:Oracle の JDK が必要です。 サポートされる Oracle JDK 1.7 の最も初期のリリースは 1.7.027 です。Oracle JDK は Oracle の Web サイトからダウンロードできます。

    • Enterprise Server のアプリケーション サーバー JCA サポート

      Interface Mapping Toolkit で生成された EJB の配置する場合の Java EE 5 および Java EE 6 のサポートは次の通りです:

      • Java EE 5 には、EJB 3.0 および Java Connector Architecture 1.5 のサポートが含まれます。
      • Java EE 6 には、EJB 3.1 および Java Connector Architecture 1.6 のサポートが含まれます。
      次の Java アプリケーション・サーバは、下記の JDK を使用してサポートされます。:

      J2EE アプリケーション サーバー JDK (ベンダ) Java EE COBOL RA
      JBoss 5.1.0 1.5/1.6 (Oracle) 5 X
      JBoss 6.1.0 1.6 (Oracle) 6 X
      JBoss 7.1.1 1.7 (Oracle) 6 X
      Oracle WebLogic 10.3.5 1.6 (Oracle) 5 X
      Oracle WebLogic 12.1.1 1.6/1.7 (Oracle) 6 X
      IBM WebSphere 7.0 1.5 (IBM) 5 X
      IBM WebSphere 8.0 1.6 (IBM) 6 X
      IBM WebSphere 8.5 1.6/1.7 (IBM) 6 X
    • Java Development Kit (JDK)
      • ネーティブ COBOL と Java 相互運用

        Eclipse IDE の実行、 COBOL JVM コードの実行、および ネーティブ COBOL と Java 相互運用において、 Oracle の Java Platform, Enterprise Edition (Java EE) 7 や Java 8 が必要です。 セットアップにより32ビットの Java 8 U51がインストールされます。 Oracle のサイトからダウンロード可能です。

      • Java のコンパイル

        Java のコンパイルには、IBM または Oracle の Java Development Kit(JDK)のバージョン 1.5 以降が必要です。

      • Interface Mapping Toolkit (IMTK)

        Interface Mapping Toolkit や imtkmakeコマンド で Javaインターフェースを生成するために JDK が必要です。

        • Java Beans

          Java クライアントは、JDK 1.6 以上を使用してコンパイルする必要があります。

        • EJB

          同じ JDK ベンダを使用する必要があります。

      JDK をインストールした後、Java 環境をセットアップする必要があります。
    • 統合化トレース機能 (CTF)

      CTF Viewer には Microsoft .NET Framework 2.0 以降が必要です。Microsoft .NET のダウンロードサイトから入手できます。

    • データベースアクセス

      Visual COBOL を使用して COBSQL や OpenESQL を使用する SQL アプリケーションを開発し配布するには、 任意のサードパーティ製ソフトウェアの必須コンポーネントがインストールされ、環境が適切に設定されている必要があります。

      • データベースアクセス - COBSQL (Pro*COBOL)

        注: COBSQL (Pro*COBOL) はネーティブ COBOL でのみサポートされています。

        • 利用可能な機能/プラットフォーム
          機能/プラットフォーム 32 ビット 64 ビット
          x86-64 Windows X X
        • XA スイッチ モジュール

          Oracle の XA スイッチモジュールは、COBSQL (Pro*COBOL) 用のものが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。

        • プリプロセッサ

          COBSQLは次のデータベース プリプロセッサをサポートします:

          • Sybase Open Client Embedded SQL/COBOL Version 11.1 またはそれ以降
          • Oracle Pro*COBOL Version 11.1 (11gR1) またはそれ以降
          • Informix Embedded SQL/COBOL Version 7.3 またはそれ以降
        • コンパイル

          x86 および x86-64プラットフォーム 上で Oracle で使用するため COBSQL でコンパイルする場合、COBSQL 指令 NOMAKESYN を使用しないでください。 この指令があると COMP ホスト変数が有効になり、 これらは、Intel プラットフォーム上では、Oracle 側が期待するネーティブのバイトオーダと互換性がないためです。

        • テスト

          このバージョンでは、COBSQL は Oracle 11.1、11.2 および 12.1 でテストされています。

      • データベースアクセス - OpenESQL
        • 利用可能な機能/プラットフォーム
          機能/プラットフォーム ネーティブ / JVM マネージ
          COBOL 32 ビット
          ネーティブ / JVM マネージ
          COBOL 64 ビット
          x86-64 Windows X X
        • XA スイッチ モジュール

          ODBC の 1 フェーズ・コミット スイッチ モジュールが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。SQL Server の XA スイッチ モジュールも提供されています。

          SQL Server の XA スイッチ モジュールをビルドするには、Windows Software Development Kit (SDK) をインストールしておく必要があります。

        • ネーティブ COBOL および PL/I
          • OpenESQL は、ODBC 3.0 準拠のドライバーを使用して、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。
          • 使用するドライバーが OpenESQL での使用に適しているかどうかを確認するには、そのドライバーのベンダーのマニュアルを参照してください。
        • JVM 用のマネージ COBOL

          OpenESQL は、JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバーを使用した、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。 次の表は、テストされた DBMS と対応する JDBC ドライバーファイル名です:

          テストされた DBMS バージョン JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバー
          DB2 LUW 9.5 db2jcc4.jar (および
          DB2 LUW 9.7 db2jcc_license_cu.jar)
          DB2 LUW 10.1
          DB2 LUW 10.5
          Oracle 11.1, 11.2 ojdbc6.zip *1
          Oracle 12.1 ojdbc7.zip *1
          Microsoft SQL Server 2008 R2 sqljdbc4.jar *2
          Microsoft SQL Server 2012
          Microsoft SQL Server 2014
          PostgreSQL 9.4
          *1 一部の Oracle JDBC ドライバーは、.jar ファイルではなく、.zip ファイルとして配布されています。
          *2 Windowsプラットフォームでは、Windows認証を使用していない場合、追加のリソースは必要ありません。 4.0 以降のドライバーバージョンで Kerberos 認証を使用している場合は、統合認証を必要としない場合でも、ドライバーのマニュアルに記載されているように追加の構成を行う必要がある場合があります。 Linux および UNIX プラットフォームでは、追加のリソースは必要ありません。

          JDBC DataSource オブジェクトを利用するには、JNDI サーバーをインストールして構成する必要があります。

          • Java アプリケーションサーバーを使用している場合、 DataSource オブジェクトを構成するために使用可能な JNDI サーバーが含まれています。構成手順は、アプリケーションサーバーの Java ドキュメントを確認してください。
          • Java アプリケーションサーバーを使用していない場合、もしくは、初期評価や開発用に、スタンドアロンの JNDI サーバー で DataSource オブジェクトを構成する場合、マニュアルの「Simple JNDI のインストールと構成」を参照してオープンソースの JNDI サーバー Simple-JNDI のダウンロード、インストール、構成方法について確認してください。

        • テスト

          このバージョンでは OpenESQL は以下でテストされています:

          • Oracle 11.1, 11.2, 12.1
          • DB2 LUW 9.5, 9.7,10.1,10.5
          • SQL Server 2008 R2, 2012, 2014
          • PostgreSQL 9.4

          注:Micro Focus は PostgreSQL との互換性を提供しますが、 PostgreSQL オープンソース プロジェクトに対する直接的な貢献やサポートは行っておりません。 PostgreSQL の機能に関するすべての問題は、オープンソース サポート ベンダーを通じて解決する必要があります。

    • WebSphere MQ

      IBM WebSphere MQ バージョン 7以降

    Windows 上での他の製品コンポーネントとの共存

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    • Visual COBOL は COBOL Server (または Enterprise Server/Enterprise Test Server) と同一マシンで共存させることはできません。
    • Visual COBOL は Enterprise Developer と IDE の種類 (Visual Studio または Eclipse) に関わらず同一マシンで共存させることはできません。

    ダウンロードとインストールの手順 - Visual COBOL for Visual Studio

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    注:このリリースはフルインストール製品です。
    • 以前のバージョンがインストールされている場合は、そのバージョン製品をアンインストールしてから、このバージョン製品をインストールしてください。 以前のバージョンがインストールされている状態でインストールした場合、正しく製品がインストールされない場合があります。
    • 以前のバージョンがインストールされている環境で製品をインストールする場合は、Enterprise Server の構成をバックアップすることができます。 バックアップするには、Enterprise Server Administration のページから、 [エクスポート]を選択します。 [Enterprise Server構成とセキュリティマネージャオプションの両方をエクスポート]を選択して OK を押します。 これにより、c:\programdata\micro focus\Enterprise Developer\MFDS にバックアップフォルダが作成されます。 このリリースのインストール後に、Enterprise Server の構成を復元する場合は、Enterprise Server Administration の[インポート]でおこなうことができます。
    • バージョン 2.3 からインストールファイル名の先頭の英文字が変更しました。これに伴い Windows のスタートメニューやアンインストール上の表示が変更されています。詳細はこの Readme に記載されている通りです。
      変更前(バージョン 2.2.x 以前) edvsVisual Studio バージョン_バージョン.exe
      変更後(バージョン 2.3) vcvsVisual Studio バージョン_バージョン.exe
    注: システム要件 - Visual COBOL for Visual Studio に記載されいているソフトウェアが事前にインストールされていない場合に、 Enterprise Developer for Visual Studio 2012/2013 をインストールすると、 英語版の Visual Studio Integrated Shell がインターネット上で利用可能である場合、 インストーラにより自動で英語版の Visual Studio Shell のダウンロードおよびインストールがおこなわれ、メニューは英語表示になります。 英語版の Visual Studio Integrated Shell がインターネット上で利用可能でない場合、 英語版の Visual Studio Integrated Shell のインストール中に失敗して、製品自体をインストールすることができません。 必ず、 システム要件 - Visual COBOL for Visual Studio に記載されているソフトウェアを事前にインストールしてください。

    1. 開発環境製品 Visual COBOL 2.3J ダウンロード」から、 事前にインストールした Microsoft Visual Studio のバージョンに応じて Visual COBOL のダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。 つまり、 Microsoft Visual Studio 2012 の場合は、Visual COBOL for Visual Studio 2012 の、 Microsoft Visual Studio 2013 の場合は、Visual COBOL for Visual Studio 2013 の Microsoft Visual Studio 2015 の場合は、Visual COBOL for Visual Studio 2015 の ダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。

      (Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いください。)

    2. Visual COBOL for Visual Studio 2012 の場合は、インストールファイル vcvs2012_23.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。

      Visual COBOL for Visual Studio 2013 の場合は、インストールファイル vcvs2013_23.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。

      Visual COBOL for Visual Studio 2015 の場合は、インストールファイル vcvs2015_23.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。

    注:
    • この製品をインストールするには、インストール・ソフトウェアが環境を適切に設定できるように、HKEY_LOCAL_MACHINE、HKEY_CLASSES_ROOT、および HKEY_CURRENT_USER の下のレジストリ構造体に対する書き込みアクセス権を持つユーザ ID でログインする必要があります。また、管理者権限でログオンする必要があります。
    • インストール先のマシンに古い Sentinel RMS ライセンス マネージャを使用する Micro Focus 製品が存在している場合は、Sentinel RMS ライセンス マネージャを削除して Micro Focus ライセンス マネージャをインストールするように促されることがあります。指示に従うと、既存の Sentinel RMS ライセンス・ファイルを残したまま、Micro Focus ライセンス・マネージャが追加されます。コンピュータに既存のライセンスのこと、および Sentinel RMS ライセンス マネージャを削除することについて不安がある場合は、システム管理者に連絡してください。処理を続行する場合は、Windows の[プログラムと機能] を使用して Sentinel RMS ライセンス マネージャを削除し、インストールを再実行してください。
    • Microsoft Download Center で Visual Studio および .NET Framework のアップデートが公開されている場合は、すべてインストールすることをお奨めします。
    • JDK をインストールする場合は、最新のアップデートをインストールするように促されることがあります。
    • 製品をインストールする前に、既存の Micro Focus Directory Server (MFDS) の Windows サービスがある場合は、そのサービスを停止して、アンインストールする必要があります。

      手順は次の通りです。

      1. コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行して、既存のサービスを停止します。
        net stop mf_ccitcp2 
        
        Windows 上では、一つの MFDS のインスタンスしか実行できません。
      2. 実行されている製品のコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行して、既存のサービスをアンインストールします。
        mfds -u
        
        先にインストールした製品の MFDS に切り替えたい場合は、以下を行います:
      1. MFDS サービスを上記の手順で停止してアンインストールします。
      2. 先にインストールした製品の MFDS を次の手順で設定します。
        1. 先にインストールした製品のコマンドプロンプトを開きます。
        2. 以下のコマンドを実行して、サービスをインストールします。
          mfds -i
          
        3. 以下のコマンドを実行して、サービスを開始します。
          net start mf_ccitcp2
          
      注意: MFDS が異なるバージョンである場合は、異なる環境変数およびレジストリ値を使用します。 使用されるリポジトリが異なれば、構成済みの Enterprise Server も異なる表示となります。

      サービスとしてではなく、コマンドプロンプトから mfds コマンドで起動することも可能ですが、 デフォルトで "mfcobol" ポート (86) が使用されるので、一度に一個のプロセスしか起動できません。

    アップデート インストール

    今回のリリースは以前のリリースと共存できません。

    この製品の以前のリリースがインストールされている場合は、まず、Micro Focus License Manager を除くすべての Visual COBOL のコンポーネントを[スタート > コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール] でアンインストールを行ってから、このリリースをインストールしてください。

    インストール後
    「ライセンス に記載されている方法」でライセンスをインストールしてください。製品はライセンスインストール後に使用可能です。

    Visual COBOL for Visual Studio 2012 の場合、Windows タスクバーから [スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Visual COBOL > Visual COBOL for Visual Studio 2012] をクリックすると製品が起動されます。

    Visual COBOL for Visual Studio 2013 の場合、Windows タスクバーから [スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Visual COBOL > Visual COBOL for Visual Studio 2013] をクリックすると製品が起動されます。

    Visual COBOL for Visual Studio 2015 の場合、Windows タスクバーから [スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Visual COBOL > Visual COBOL for Visual Studio 2015] をクリックすると製品が起動されます。

    製品ヘルプの『ここからはじめよう!』および『製品情報』の項を参照してください。チュートリアルやデモ・プログラムなど、入門者向けの情報が記載されています。

    注:
    • Windows 8/8.1 や Windows Server 2012 には、Windows のスタートメニューはありません。 「スタート」画面を使ってプログラムを起動してください。
    • 以前の Micro Focus 製品またはVisual COBOLの以前のバージョンで作成されたアプリケーションに関しては、次の点に注意してください
      • アプリケーションのビルド

        このバージョンのリリースへのアップグレード後、既存のマルチプロジェクトソリューションをコンパイルすると予期しないビルド エラーになる場合、 このリリースでプロジェクトの並行ビルドが有効になっているためである可能性があります。

        以下はエラーになる可能性のある原因の例です。

        • 同一ソリューション内のプロジェクト出力でファイル参照を使用している場合。

          この場合は、プロジェクト間参照を使用する必要があります。

          [プロジェクト > プロジェクトの依存関係]を使用してソリューション内のプロジェクトの依存関係とビルドの順序を指定します。

        • ビルド前または後のイベントを使用しているカスタマイズされたビルド プロセスである場合。
        上記の情報からビルド エラーを解決できない場合は、次の手順で並行ビルドのサポートを無効にすることを検討してください。

        [ツール > オプション > プロジェクトおよびソリューション > ビルド/実行]を選択して [並行にビルドするプロジェクトの最大数]を 1 に設定します。

        注意: メインフレーム サブシステム COBOL プロジェクトでは並行ビルドはサポートされません。

      • データベースアクセス

        Visual COBOL 2.1 Update 1 でコンパイルされた SQL(DBMAN=ODBC)を使用したマネージ アプリケーションは、Visual COBOL 2.3 で再コンパイルする必要があります。

      • 既存のアプリケーション

        以前の Micro Focus 製品を使用してコンパイルされたアプリケーションの実行可能ファイルがある場合、 Visual COBOL を使用してソースからコンパイルする必要があります。

    • Windows 8 および Windows Server 2012 では、 Microsoft ヘルプビューア と Internet Explorer セキュリティ設定の不具合により Visual Studio のローカルヘルプ(英文)が HTML コードのままで表示されます。 この不具合を解決するには、 Internet Explorer セキュリティ強化の構成(IE ESC)の Administrators および Users グループの両方をオフにして無効に設定する必要があります。 詳細方法は、Microsoft Windows ヘルプを参照してください。
    • Visual COBOL for Visual Studio 2012 のインストール後に、以下のMicrosoft Visual Studio 2012 更新プログラムを適用する必要がある場合があります。

      Microsoft Visual Studio 2012 更新プログラム (KB2781514)

    ダウンロードとインストールの手順 - Visual COBOL for Eclipse

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    注:
    • このリリースはフルインストール製品です。
    • インストール前に、「システム要件」を確認してください。
    • セットアップは Visual COBOL と Eclipse 4.4.2をインストールします。 インストールの完了後に、32ビットの4.2や4.3などの他のバージョン Eclipse に Visual COBOL をインストールできます。 手順については、「Visual COBOL の Eclipse の他のインスタンスへのインストール」を参照してください。
    • 以前のバージョンや HotFix がインストールされている場合は、それらをアンインストールしてから、このバージョン製品をインストールしてください。 以前のバージョンや HotFix がインストールされている状態でインストールした場合、正しく製品がインストールされない場合があります。
    • 以前のバージョンがインストールされている環境で製品をインストールする場合は、Enterprise Server の構成をバックアップすることができます。 バックアップするには、Enterprise Server Administration のページから、 [エクスポート]を選択します。 [Enterprise Server構成とセキュリティマネージャオプションの両方をエクスポート]を選択して OK を押します。 これにより、c:\programdata\micro focus\Enterprise Developer\MFDS にバックアップフォルダが作成されます。 このリリースのインストール後に、Enterprise Server の構成を復元する場合は、Enterprise Server Administration の[インポート]でおこなうことができます。
    • バージョン 2.3 からインストールファイル名の先頭の英文字が変更しました。これに伴い Windows のスタートメニューやアンインストール上の表示が変更されています。詳細はこの Readme に記載されている通りです。
      変更前(バージョン 2.2.x 以前) ede_バージョン.exe
      変更後(バージョン 2.3) vce_バージョン.exe
    • セットアップにより32ビットの Java 8 U51がインストールされます。 Java 7がインストール済みで、Java 8をインストールしたくない場合は、次のコマンドでサイレントモードで製品をインストールすると、Java 8のインストールをスキップさせることができます。
      start /wait vce_23.exe /q skipjre=1
      

    1. 開発環境製品 Visual COBOL 2.3J ダウンロード」から、 Visual COBOL for Eclipse の ダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。

      (Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いください。)

    2. Visual COBOL for Eclipse のインストールファイル vce_23.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。

    C:\Users\Public\Micro Focus\Visual COBOL\eclipse ディレクトリに、 Micro Focus プラグインが既にインストールされている、Eclipse の完全版がインストールされます。 Eclipse のバージョンは4.4.2です。

    インストール後
    ライセンス に記載されている方法 でライセンスをインストールしてください。製品はライセンスインストール後に使用可能です。

    Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Visual COBOL > Visual COBOL for Eclipse] をクリックすると製品が起動されます。

    Eclipse パースペクティブの設定はインストール後リセットされません。 新機能を使うには、インストール後に次の方法でCOBOL パースペクティブをリセットする必要があります:

    1. [ウィンドウ > パースペクティブを開く > COBOL]をクリックして COBOL パースペクティブを開きます。
    2. [ウィンドウ > パースペクティブのリセット]をクリックします。
    3. [OK]をクリックします。
    4. 必要なカスタマイズ設定を再度適用します。

    製品ヘルプの『ここからはじめよう!』および『製品情報』の項を参照してください。チュートリアルやデモ・プログラムなど、入門者向けの情報が記載されています。

    注:
    • Windows 8/8.1 や Windows Server 2012 には、Windows のスタートメニューはありません。 「スタート」画面を使ってプログラムを起動してください。
    • 以前の Micro Focus 製品またはVisual COBOLの以前のバージョンで作成されたアプリケーションに関しては、次の点に注意してください
      • データベースアクセス

        Visual COBOL 2.1 Update 1 でコンパイルされた SQL(DBMAN=ODBC) を使用したマネージ アプリケーションは、Visual COBOL 2.3 で再コンパイルする必要があります。

      • 既存のアプリケーション

        以前の Micro Focus 製品を使用してコンパイルされたアプリケーションの実行可能ファイルがある場合、 Visual COBOL を使用してソースからコンパイルする必要があります。

    修復:
    Windows では、製品ファイル、レジストリ設定やショートカットを誤って削除してしまった場合、インストールの修復機能を実行して復元できます。
    1. [スタート > コントロールパネル]をクリックします。
    2. [プログラム > プログラムのアンインストール]をクリックします。
    3. 修復が必要な Micro Focus 製品を右クリックして[修復]をクリックします。
    Visual COBOL の Eclipse の他のインスタンスへのインストール:

    Visual COBOL は Eclipse 4.4.2 で出荷されます。インストール後に、同じマシン上で利用可能なEclipseの他のインスタンスに Visual COBOL プラグインをインストールできます。 サポート バージョンは Eclipse 4.2、4.3 および 4.4 の 32 ビットのみです。

    注: Visual COBOL では、64 ビットの Eclipse IDE はサポートされませんが、32 ビット Eclipse で、32 ビット・64 ビット両方のアプリケーションを作成できます。

    プラグインを他のインスタンスにインストールするために、 %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Visual COBOL\installer installeclipseplugins.bat という インストール ユーティリティが 提供されています。

    使用方法は次の通りです:

    1. Visual COBOL コマンドプロンプトを起動します。
    2. コマンドプロンプトで、インストール ユーティリティの場所 %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Visual COBOL\installer に cd で移動します。
    3. 次の構文を使用して、コマンドプロンプトからインストールユーティリティを実行します。
      installeclipseplugins -eclipse <EclipseInstallDir> -version <version> [-cobdir <InstallDir>] [-nosplash]

      パラメータの指定は次の通りです:

      • EclipseInstallDir - インストールされている Eclipse インスタンスのインストール ディレクトリのフルパスです。
      • version - インストールされている Eclipse インスタンスのバージョン番号。指定可能なバージョンは、4.2、4.3 または 4.4 です。この指定により 4.3.1 や 4.3.2 や 4.4.1 などのマイナーバージョン番号もカバーします。
      • InstallDir - 省略可能なオプションです。Visual COBOL インストールディレクトリのフルパスです。この指定がない場合、COBDIR 環境変数が使用されます。
      • nosplash - 省略可能なオプションです。指定すると既存のスプラッシュ画面を置き換えません。デフォルト以外の Eclipse スプラッシュ画面はこの指定に有無に関係なく置き換えられません。
        注: デフォルト COBDIR の場所は、C:\Users\Public\Micro Focus\ProductName\eclipse です。 もしくは、COBDIR をコマンドラインで指定することができます。

    ユーティリティを実行すると、Visual COBOL プラグインが指定したバージョンの Eclipse にインストールされ、 Visual COBOL UpdateSite フォルダが EclipseInstallDir\eclipse\dropins にコピーされます。

    たとえば、c:\eclipse フォルダにある Eclipse 4.3 のインスタンスに Visual COBOL をインストールする場合は、次のパラメータを使用してユーティリティを実行します:

    installeclipseplugins -eclipse c:\eclipse -version 4.3 -nosplash

    アンインストール

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    この製品をアンインストールするには、Windows の以下のメニューを表示してから、アンインストールする Micro Focus 製品を選択してアンインストールします。

    [スタート > コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール]

    それぞれのコンポーネント名に対応するプログラムのアンインストール上の表示名は次の通りです。

    • Visual COBOL for Visual Studio 2012 の場合 - Micro Focus Visual COBOL for Visual Studio 2012
    • Visual COBOL for Visual Studio 2013 の場合 - Micro Focus Visual COBOL for Visual Studio 2013
    • Visual COBOL for Visual Studio 2015 の場合 - Micro Focus Visual COBOL for Visual Studio 2015
    • Visual COBOL for Eclipse の場合 - Micro Focus Enterprise Developer for Eclipse
    注:
    • Visual COBOL インストーラは、 Micro Focus Visual COBOL および Micro Focus License Manager を別々にインストールします。

      Micro Focus License Manager は Micro Focus 製品コンポーネント共通で利用されるため、 上記の製品のアンインストール後に自動でアンインストールされることはありません。

      Micro Focus 製品を使用する必要がなく、ライセンスも無効化済みである場合は、同様に プログラムのアンインストール から Micro Focus License Manager を選択してアンインストールすることができます。

      さらに任意で必須ソフトウェアも削除できます。 必須ソフトウェアの削除手順については、各ソフトウェア・ベンダのマニュアルを参照してください。

    いくつかのレジストリエントリがアンインストール時に除去されず、手動で削除する必要があります。

    以下のフォルダが削除されない場合があります:

    • [スタート]メニュー内のMicro Focus 製品名 のフォルダ - 手動で削除することができます。
    • %systemdrive%\Users\Public\Documents\Micro Focus - ビルドしたサンプルのバイナリやログファイルが含まれています。
    • %ProgramData%\Micro Focus - Micro Focus のライセンス管理システムで使用される複数のデータファイルが含まれています。
    • %Program Files%\Micro Focus - 手動で削除することができます。
    また、次のレジストリエントリは削除されません。これらはパフォーマンスモニターを有効にした Enterprise Server が起動されたときに作成されます。
    • Micro Focus Server\Performance\Active Servers
    • Micro Focus Server\Performance\PerfIniFile

    Visual COBOL for Eclipse 向け X Window のインストール

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    Visual COBOL Eclipse for Windows の機能の中には、X Windows インストールを必要とするものがあるので、Micro Focus ViewNowX が製品に同梱されています。 インストールするには、Visual COBOL インストールに含まれるファイル ViewNow_X_Server.exe を実行します。 このファイルは、デフォルトでは、C:\Program Files\Micro Focus\Enterprise Developer\ViewNowX フォルダにあります。

    ViewNowX を使用するには、クライアント・マシンに Microsoft Visual C++ 2008 SP1 Redistributable Package (x86) がインストールされている必要があります。 インストールされていない場合は、ViewNowX インストールにより、パッケージをダウンロードするためのリンクが表示されます。

    Visual COBOL for Eclipse を使用して UNIX で RDBMS アプリケーションを開発するための環境の構成

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    注:
    • ローカル・プロジェクトで作業する UNIX ユーザ - Eclipse の起動前に環境を構成します。
    • リモート・プロジェクトで作業する Windows または UNIX のユーザ - リモート・サーバ・プロセスの起動前に環境を構成します。
    • Pro*COBOL のサンプルがインストールされていることが前提となります。

    1. COBOL とサードパーティ・ソフトウェアの環境がそれぞれ設定されていることを確認します。
    2. RDBMS 環境を設定します。

      詳細については、RDBMS ベンダのマニュアルを参照してください。

    3. 必要に応じて、IDE でプロジェクトの外部に存在するコピーブックを参照できるように、COBCPY を設定します。
    4. Pro*COBOL/Cobsql アプリケーションを使用する場合は、COBOPT を設定する必要があります。これにより、プラットフォームと COBOL 作業モードに合わせて、リンカ・オプションが設定されます。

      それには、コマンド・ラインで次のコマンドを実行します。

      $COBDIR/src/oracle/set_cobopt_oracle
      COBOPT=$PWD/cobopt.ora
      export COBOPT

    ライセンス

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    製品には、統合開発環境 Visual Studio および Eclipse を使用してアプリケーションを作成できる開発用の2個のライセンスが提供されています。

    製品のライセンスを有効にするには、製品のインストール後、認証コード(Authorization Code)を使用して、次の手順を実行します。

    認証コード(Authorization Code)は、16桁の英数字からなる文字列です。

    これは、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されています。

    Visual Studio の場合は 『Product Detail: Visual COBOL for Visual Studio 』で始まる項に記載されているコードを使用します。

    Eclipse の場合は 『Product Detail: Visual COBOL for Eclipse 』で始まる項に記載されているコードを使用します。


    1. [スタート > すべてのプログラム > Micro Focus ライセンス管理 > ライセンス管理システム] をクリックします。
    2. [Micro Focus ライセンスシステムの管理]のダイアログ・ボックスが表示されます。

    3. [インストール] タブをクリックします。
    4. 認証コード(Authorization Code)を入力して[認証]ボタンを押します。

    製品のライセンスをサイレントインストールで有効にする場合:

    ライセンスのサイレントインストールをおこなう場合は、製品のインストール後に、以下のコマンドを実行してください。 (表示上の理由により複数行になっていますが、1行にして実行してください。)

    • 64ビット Windows
      start /wait "" "C:\Program Files (x86)\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
       -term activate 認証コード
    • 32ビット Windows
      start /wait "" "C:\Program Files\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
       -term activate 認証コード
      注:実行する場合は、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されている認証コードを指定してください。
    インターネット環境へのアクセスがないために、マニュアル認証をおこなう場合にライセンス文字列が含まれているファイルを使用する場合は次のコマンドを実行してください。
    • 64ビット Windows
      start /wait "" "C:\Program Files (x86)\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
       -term install -f ファイル名
    • 32ビット Windows
      start /wait "" "C:\Program Files\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
       -term install -f ファイル名

    ライセンス・ポリシーの内容または必要なライセンスの種類がわからない場合は、システム管理者または製品の購入元に連絡し、有効なライセンスを取得してください。

    注: ライセンスの設定に関する詳細手順は Windows 環境 における SafeNet ライセンスの認証・移行方法 をご参照ください。

    新機能

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    新機能については製品ヘルプの『製品情報』のトピック『新機能』を参照してください。

    既知の問題点

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    該当する製品ヘルプの『製品情報』のトピック『既知の問題点と制限事項』を参照してください。また、次の注意事項があります。

    重要事項: バージョン 2.3 を本番環境で利用する予定である場合は、以下の点にご注意ください。これらの不具合は HotFix で改修される予定です。
    • 32 ビットの x86(Windows または Linux)以外のプラットフォームで、OPT(3) 指令を使用すると、不正なコードが生成される可能性があります。 32 ビットの x86(Windows または Linux)以外のプラットフォームでは、OPT(3) 指令を使用すべきではありません。デフォルトの最適化指令 OPT(2) を使用してください。
    • オブジェクト COBOL 構文で、INVOKE 文の中で AS template-1 句を使用していると、実行時エラー 240(不正なオブジェクト参照)または、実行時エラー 114(メモリ領域外の項目にアクセスしようとしている)が発生する可能性があります。この構文を使用するコードでは、オブジェクト クラスライブラリも含めて、このエラーが発生する場合があります。
    COBOL コンパイラ
    可変長フォーマットで 256 バイト以上のDBCSを含むソース行があると以下のタイプのコメント行も有効なステートメントと同一の警告レベルのコンパイルエラーになります。
    • 7桁目の「/」でのコメント
    • 8桁目以降の「*>」でのコメント
    (#18079/#19838)
    Enterprise Server
    • SSTM が有効な Enterprise Server では、過去の統計機能(HSF) が不正な記録を生成する場合があります。
    • Windows 10で Microsoft Edge ブラウザを使って Enterprise Server Administration GUI にアクセスする場合、 自動更新機能により、フォームの再送信の確認画面が表示されます。 この不具合を回避するには、再送信要求をキャンセルしてから、サーバーのリストページまたは Enterprise Server Administration のホームページを更新します。 または、Enterprise Server Administration のホームページで自動更新間隔を0にして、自動更新機能をオフに設定します。
    Enterprise Server セキュリティ
    外部セキュリティを使用するように MLDAP ESM モジュールで構成されている場合に、 「ユーザー管理」権限が設定されていない Enterprise Server の資格情報 (つまり、Enterprise Server Administration 内の「ユーザー管理」セキュリティリソース内の ACE(アクセス制御エントリ)の更新権限のない資格情報) を使用して Enterprise Server インスタンスを起動しようとすると起動に失敗します。
    マネージ COBOL
    マネージ COBOL で PIC N に 半角SPACE(x'20')を意図的に設定した場合、ALL 指定の16進文字定数が ALL X'20' の場合は比較が不正になります。DBCS の場合はこの不具合はありません。(#19723)
    Visual Studio
    ファイル内検索をする場合に検索対象が[COBOL プロジェクト コピーブック パス]に設定されていると、ファイルが見つからないというメッセージが表示され、何の結果も返されないことがあります。

    この問題を回避するには、ソリューションに検索するコピーブックのフォルダを追加して、[検索および置換]ダイアログボックスで[検索対象にソリューション全体]を指定します。

    IME 起動時のマネージのコンソールアプリケーションの動作

    IME を起動している場合、マネージのコンソールアプリケーションでは、 LINE POSITION で指定する1行目が表示されない場合があります。 これは .NET Framework 上で動作する場合のコンソールアプリケーションの制限によるものです。 また、ネーティブアプリケーションではこの制限はありません。
    コピーブックの展開表示(Visual Studio 2012)
    • COBOL プログラムで COPY 文を追加してコピーブックを展開表示すると、そのコピー文の行は読み取り専用となります。 その後、[元に戻す]を実行して、COBOL プログラム内の COPY 文 を削除してもコピーブックの内容はそのプログラム内に表示されたままになります。
    • [すべて置換]による更新は、展開表示されているコピーブック内には適用されません。
    • COBOL で従来から利用されていないような、COBOL に関連付けられていないファイル拡張子を持つコピーブックの場合は、コピーブックを展開表示する前に、そのファイル拡張子を [ツール > オプション > テキストエディター > ファイル拡張子] で追加する必要があります。
    ICETOOL エミュレーション
    このリリースでは、ICETOOL エミュレーションは、マネージコードでは使用できません。
    リンク
    Visual Studio 2015 の C コンパイラの変更により このバージョンの Visual Studio を使って COBOL オブジェクトコードと C オブジェクトコードを同じ実行可能ファイルとしてリンクする方法が変更されます。

    この場合は、Micro Focus CBLLINK ユーティリティ、Microsoft Link ユーティリティおよび Micro Focus 製品に添付されているライブラリを使うのではなく、 Microsoft Link ユーティリティと Visual Studio に添付されている C ランタイムライブラリを使用する必要があります。 また、他に追加の C ランタイムライブラリを指定する必要がある場合もあります。詳細は Microsoft のドキュメントを参照してください。

    リソースアダプタ
    WebLogic に ローカルリソースアダプタ mfcobol-localtx.rar をディプロイしようとすると、ClassCastException が発生して失敗することがあります。 この問題を回避するには、mfcobol-xa.rar を最初にディプロイして、その後、このファイルをアンディプロイしてから、ローカル の mfcobol-localtx.rar をディプロイする必要があります。 WebLogic GUI を使用してディプロイする場合に問題がある場合は、コマンドラインを使用することができます。 コマンドラインでも問題がある場合は、ファイルを短いパスの場所に移動するなどして、コマンドの長さを短くして再試行してください。
    REST/JSON IMTK の実装と同一生成元ポリシー(SOP)
    Enterprise Server に配置された REST サービス対して ウェブ ブラウザ内でスクリプトから送信された HTTP 要求が 同一生成元ポリシー (SOP) により失敗する場合があります。 一部のブラウザではクロス オリジン リクエストの送信を可能にするクロス オリジン リソース シェアリング(CORS)のように SOP を緩和する実装(またはプラグインにより実装)をしているものがあります。 REST サービスの場合、Enterprise Server は SOPを緩和するメソッドを実装していません。 そのため、CORS(または他の SOP 緩和技術)を実装しているブラウザでも、 サーバー側としてEnterprise Server が同等の技術を実装していないため、 スクリプトからの要求を拒否される可能性があります。
    英文の製品ヘルプ
    • JRE 1.7.0_45 (issue JDK-8028111) を使用している場合、Eclipse ヘルプビューアでの検索および索引付けで不具合が発生します。
    • Enterprise Developer 2.3 の製品に含まれる英文ヘルプのチュートリアル「Calling JVM COBOL programs as part of an Axis Web service」は最後までおこなうことができません。これは一部のサードパーティ コンポーネントの構成で未解決の不具合があるためです。 このチュートリアルは、英文のオンラインドキュメント上から削除されています。
    Eclipse IDE
    Eclipse IDE の COBOL エディタ内で、DBCS 文字が含まれる行では、右余白の行番号が左側にずれて表示されます。 これは表示上の不具合で、実際のソースコードに不具合はありません。
    Eclipse IDE
    • Eclipse IDE の COBOL エディタ内で、DBCS 文字が含まれる行では、右余白の行番号が左側にずれて表示されます。 これは表示上の不具合で、実際のソースコードに不具合はありません。
    • ソースコードとA/B カラムや余白設定が一致していない状態で表示される場合があります。 これは、Eclipse IDE の [ウィンドウ > 設定 > 一般 > 外観 > 色とフォント > Terminal Console Font] で Meiryo UI のように等幅でないフォントが設定されているためです。 この不具合を回避するには、フォントの設定で Consolas や MS ゴシックなどの等幅フォントを選択してください。
    Java 関数を利用している場合の DISPLAY 文の改行文字が LF になる不具合(#20432)
    Windows 環境の JRE が有効な環境では、 COBOL で Java 関数を利用している場合に DISPLAY 文の改行が LF になります。(JDK ではこの現象は発生しません。) これは、JRE が提供する JVM.DLL が 標準出力に対して _setmode APIによって変換モードをバイナリに設定していることに起因します。 改行 を CRLF にするには、プログラムの先頭で X"A7" function 18 使って、DOS 形式のコンソール入出力の有効化します。 以下はサンプルコードです。
           working-storage section. 
           01 fn pic x comp-x value 18. 
           01 md  pic x comp-x value 1. 
           procedure division. 
               call x"a7" using fn md. 
    
    キャラクターモードの実行時に ACCEPT で入力する日本語の終端が文字化けする不具合

    以下の日本語版 Windows において、キャラクターモードの実行時に ACCEPT で入力する日本語の終端が文字化けする不具合があります。(GUI モードの実行ではこの不具合は発生しません。)

    • Windows 8、Windows 8.1
    • Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2

    以下のいずれかの方法で、この不具合を回避することができます。

    o +S5 実行時スイッチを以下の方法で設定してから実行する。

      set COBSW=+S5
    

    o 以下のコードをプログラムの冒頭に追加する。

           working-storage section. 
           01 fn pic x comp-x value 18. 
           01 md  pic x comp-x value 1. 
           procedure division. 
               call x"a7" using fn md. 
    
    GUI の実行可能ファイル形式のプログラムで日本語が表示(DISPLAY)されない不具合

    日本語版 Windows 上において、日本語を DISPLAY するプログラムを GUI の実行可能ファイルで実行すると、正しく表示されない不具合があります。
    (INT・GNT 形式やキャラクターベースの実行可能ファイル形式ではこの不具合は発生しません。)

    以下のいずれかのコーディングにより、この不具合を回避することができます。

    o 手続き文の先頭に以下の DISPLAY 文を追加する。

           PROCEDURE DIVISION. 
               DISPLAY SPACE UPON CRT. 
    

    o 以下のコードをプログラムの冒頭に追加する。

           working-storage section. 
           01 fn pic x comp-x value 18. 
           01 md  pic x comp-x value 1. 
           procedure division. 
               call x"a7" using fn md. 
    

    障害改修

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    このセクションは障害改修のリストです。

    #16954
    COBOL for JVM プロジェクトでエディターを開く際に例外が発生する不具合の改修。
    #17617/#17906/#19530
    COBSQL を使用するソースに DECLARATIVES 文があるとコンパイルエラーになる不具合の改修
    #18079/19838
    可変長フォーマットのソースコード内にコンパイラがサポートする最大値より長い行があっても7桁目に * があるコメント行である場合はコンパイルエラー(切り捨てエラー)を出力しない改修。
    #18648
    全角と半角混合の空白項目が IS SPACE で真となる DBSPACE(MIXED) 指令の拡張機能の追加。
    #19608
    環境変数 ES_WS_RUNAWAY_TIMEOUT で指定されるWebサービスのタイムアウト(秒数)に 0-65535 の値が指定可能になる改修。
    #19723
    マネージ COBOL で PIC N に 半角SPACE(x'20')を意図的に設定した場合、ALL 指定の16進文字定数が ALL X'20' の場合は比較が不正になる不具合の改修。
    #19813
    マネージの COBOL ソースで PIC N 項目の編集中に Visual Studio が強制終了する不具合の改修。
    #19842
    Rebuild の実行において /e オプション指定時に、1000以上の重複キーがある場合にエラーが発生する仕様であることをドキュメントに追加する改修。
    #19865
    CALLOUT ファンクションを使っている Dialog System を実行すると、DSR-STUB.dll のロードができず 173 の実行時エラーになる不具合の改修。
    #19938
    HOSTNUMCOMPARE と CHARSET(ASCII) 指定されている場合に符号付き表示項目と ZERO との比較において INT コードの実行結果が GNT コードと異なる不具合の改修。
    #19962
    マネージ COBOL で OCCURS が後続にある FILLER が INITIALIZE 文により不正に初期化される不具合の改修。
    #19983
    RETURNING 項目に PIC 1 項目を指定されているユーザー定義関数がコンパイルエラーにならない不具合の改修。
    #20025
    GO TO 文のピリオドがないか、未定義の手続き名を指定した GO TO 文がある場合 RESTRICT-GOTO 指令でコンパイルすると実行時例外が発生する不具合の改修。
    #20047
    INTLEVEL(4)を指定してコンパイルした場合に 19 桁以上の数値項目(DISPLAY/COMP-3)と19 桁またはそれ以下の数値項目(DISPLAY/COMP-3)の計算が不正になる不具合の改修。
    #20114
    Eclipse IDE のデバッグ画面で、変数の値を値変更画面で HEX 表示すると、値が不正に変更される不具合の改修。
    #20161
    GEN-GV-FROM-GROUP 指令でコンパイルすると、同じホスト変数が1個のSQL文に複数指定されている場合に、COBES0100S エラー(ホスト変数が使用されていますが宣言されていません。)になる不具合の改修。
    #20197
    半角数字で始まり、その後に日本語(半角カナまたは全角文字)が続く名称のデータ項目があるとコンパイラエラーになる不具合の改修。
    #20212
    Oracle 11 以降の Oracle ODBC ドライバの不正な動作(Bug 13535622)を回避する OpenESQL の機能追加。(Bug 13535622: ODBC の規定により SQL_ATTR_ROW_STATUS_ARRAY は 2 バイト整数であるが、Oracle 11 以降の Oracle ODBC ドライバで 4 または 8 バイト整数として誤って定義されている。これにより、DISCONNECT 時に 114 実行時エラーになる場合がある。)
    #20216
    手続き内に EXEC SQL INCLUDE でコピーファイルを指定していてそのコピーファイルの最初の文が複数行にわたる場合にコンパイルエラーになる不具合の改修。
    #20239
    SQL(TARGETDB=ORACLE) を指定しないと FOR UPDATE で行ロックされない不具合の改修。
    #20269
    NUMPROC(ACOS) 指定してコンパイルして実行する場合に LINKAGE SECTION の 88 レベルで宣言した数字項目を参照するとエントリポイントエラーが発生する不具合の改修。
    #20291
    JVM COBOL でバージョン 2.1 以前のビルドで BigDecimal 型の値の小数部が桁落ちが発生する現象に関連して、ScaledInteger 型における小数部の処理のためにコンパイル指令 JVMDECIMAL(SCALEDINTEGER) 指令が追加される改修。
    #20343
    バージョン 2.2 のマネージ COBOL でレコード領域の項目を INITIALIZE 文が正しく初期化しない不具合の改修。
    #20519
    複数のスレッドで同時にデータベースアクセスを行った際に、SQL(THREAD=ISOLATE)指令が設定されているにもかかわらずカーソル等のリソースのスレッド処理が不正になり、SQLCODE=-10000エラーが発生する不具合の改修。
    #20591
    Eclipse 上でプロジェクトフォルダ名に「+」記号と DBCS 文字が含まれていると Java インターフェースマッピングが生成されない不具合の改修。
    #20591
    JBossでejbInterfaceType=localを指定してもimtkmakeコマンドでLocalのEJBが生成されない不具合の改修。
    #20628
    PostgreSQL を ODBC 接続で使用している場合に SELECT ... FOR UPDATE でレコードがロックされない不具合の改修。
    #20629
    MFSORT で フィールドの型NUとCHが混在した場合に SORT-EBCDIC でソートすると NU 項目が文字化けする不具合の改修。
    #20634
    WebLogic 12 のサーバーの管理コンソール画面上でリソースアダプターをディプロイできない不具合の改修。
    #20650
    環境変数 MFJSTATS が SORT文(内部SORT)の SYSOUT 出力でのみ有効であることを明記するドキュメントの改修。
    #20700
    全角半角混在の入力済みのデータの半角文字を全角文字に変更して ACCEPT が実行されると ADIS が実行時エラー 114 で異常終了する不具合の改修。
    #20803
    PROGRAM-ID IS INITIAL 文とインデックス名またはインデックスデータ項目を含むプログラムをコンパイラ指令 INIT-BY-TYPE でコンパイルすると、013-R 違法な中間コードのエラーが発生する不具合の改修。

    製品ヘルプ

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    • Visual COBOL for Visual Studio
      • 日本語のマニュアルは、Micro Focus のサイト上の製品マニュアルのページから、このリリースの Visual COBOL のリンクをクリックすると表示されます。
      • 英語版のマニュアルは、以下の手順で表示されます。

        • Visual COBOL for Visual Studio 2012 の場合

          Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Visual COBOL > ドキュメント - Visual Studio 2012]をクリックします。

        • Visual COBOL for Visual Studio 2013 の場合

          Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Visual COBOL > ドキュメント - Visual Studio 2013]をクリックします。

        • Visual COBOL for Visual Studio 2015 の場合

          Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Visual COBOL > ドキュメント - Visual Studio 2015]をクリックします。

      • 英語版のオンラインマニュアルは、以下の手順で表示されます。

        1. 英語版マニュアルのサイト Micro Focus Documentation をブラウザ上に表示します。
        2. コンポーネント毎に左側のペインから次のそれぞれを選択します。(選択する製品名に最新のバージョン情報が含まれている場合があります。)
          • Visual COBOL for Visual Studio 2012 の場合

            [Micro Focus Developer > Micro Focus Visual COBOL for Visual Studio 2012]

          • Visual COBOL for Visual Studio 2013 の場合

            [Micro Focus Developer > Micro Focus Visual COBOL for Visual Studio 2013]

          • Visual COBOL for Visual Studio 2015 の場合

            [Micro Focus Developer > Micro Focus Visual COBOL for Visual Studio 2015]

    • Visual COBOL for Eclipse
      • 日本語のマニュアルは、Micro Focus のサイト上の製品マニュアルのページから、このリリースの Visual COBOL のリンクをクリックすると表示されます。
      • 英語版のマニュアルは、以下の手順で表示されます。

        Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Visual COBOL > ドキュメント - Eclipse] をクリックします。

      • 英語版のオンラインマニュアルは、以下の手順で表示されます。

        1. 英語版マニュアルのサイト Micro Focus Documentation をブラウザ上に表示します。
        2. 左側のペインから[Micro Focus Developer > Micro Focus Visual COBOL for Eclipse(Windows)]を選択します。(選択する最新の製品名にバージョン情報が含まれている場合があります。)
    注: 英語版マニュアルには製品の保守サポートやアップデートに関する記述が含まれていますが、ご購入製品のシリアル番号が MFK で始まる場合は、Micro Focus のサイト上の製品の保守サービスについてをご参照ください。

    保守サポート

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    製品の保守サポートに関する情報は Micro Focus のサイト上の製品の保守サービスについてをご参照ください。

    補足情報

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    • MFSupportInfo.exe のユーザーインターフェイスの変更

      Windows 環境の情報取得用のツール MFSupportInfo.exe がバージョン 2.3 から同名の新しいツールに変更されました。 この変更により以前のツールで Windows Server 2012 の OS 情報が正しく取得されない不具合が改修されています。

      このツールは Windows 環境で使用する Micro Focus 製品の不具合の発生時に環境情報を取得するものです。

      サポート窓口への問い合わせの際、Micro Focus のサポート担当から、環境情報の取得の依頼があった場合に、このツールを使って、情報を取得してサポート窓口に E メールに添付して提出する必要があります。

      このツールで環境情報を取得する方法は次の通りです。

      1. [Micro Focus Enterprise Developer > ツール > Enterprise Developer コマンドプロンプト (32-bit)]を選択してコマンドプロンプトを起動します。
      2. 1. のコマンドプロンプトから MFSupportInfo.exe と入力して改行を押してツールを起動します。
      3. ツールのメニュー [Tools > Create Zip Package] を選択します。
      4. 以下の形式で ZIP ファイルの保存するフォルダーを指定する画面が表示されるので、適切な場所に保存します。

        MFSupportInfo_Log_MachineName_YYYY-MM-DD_HH-MMSS.zip

      5. 4. で保存した ZIP ファイルをサポート窓口に E メールに添付して提出します。

    • コンパイラ指令

      コンパイラ指令 ILREF は .NET マネージ COBOL コードだけでなく JVM マネージ COBOL にも適用可能です。これにより現行のコンパイル処理単位に存在しない拡張メソッドおよび拡張演算子の定義が可能になります。

      パラメータには、必要な拡張メソッドおよび拡張演算子を含む .class または .jar ファイル名を指定します。これにより、次の通り処理されます。

      • 指定されたすべての .class ファイルがスキャンされ、拡張メソッドおよび拡張演算子がコンパイラの型解決システムにロードされます。
      • 指定されたすべての .jar ファイルがメモリに読み込まれ、含まれるすべての .class ファイルが上記と同様に処理されます。
      • 拡張子 .jar または .class でないその他すべてのファイルが、.jar 形式ファイルとみなされ、処理されます。これにより、.zip、.war、.ear のような他の拡張子のファイルもサポートされます。
      指定されたファイルの中に、上記のどの手続きでも正常に処理されないものがある場合は、コンパイル処理の開始時に、例外エラーになります。

    • Windows OS 再起動時に記録される Micro Focus Directory Server サービスのエラーまたは警告イベント

      以下の Windows OS 再起動時に記録されるイベントログは、Windows サービスとして登録される Micro Focus Directory Server サービス(サービス名:mf_CCITCP2)に関するものです。

      • Windows システム ログ
        Windows OS シャットダウン時
        概要 Micro Focus Directory Server サービスは予期せぬ原因により終了しました。
        (ソース : Service Control Manager イベントID : 7034 レベル : エラー)
      • Windows Application ログ
        Windows OS 起動時
        概要 ソース "mf_CCITCP2" からのイベント ID 0 の説明が見つかりません。
        (ソース : mf_CCITCP2 イベントID : 0 レベル : 警告)

      これは、該当のサービスが外的要因によって強制終了されたことを意味するものですが、OS シャットダウンによるサービスの中断を強制終了とみなしているためであり製品の機能の不具合を意味するものではありません。

      Micro Focus Directory Server サービスの停止は、Windows サービスの管理画面からの明示的な停止や net stop コマンドを使って停止している場合、エラーや警告として記録されません。 OS シャットダウンによるサービス停止は外部からの強制終了とみなされ、エラーや警告のイベントとして記録されます。この場合のエラーや警告は無視して問題ありません。

      このサービスは Enterprise Server 機能や、Fileshare 機能を利用している場合に、 必要なものですが、Enterprise Server 機能を利用していない場合は、不要なサービスであるため、Windows サービスの管理画面から該当のサービスを無効にするか手動起動に変更してください。

    免責条項

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