ILVERIFY

コンパイル後の IL コードを確実に検証できるようにします。

構文:

>>-.----.--ILVERIFY--"check"------><
   +-NO-+

パラメータ:

check
Microsoft ツール PEVERIFY を実行して、生成後のアセンブリが検証可能かどうか確認するように指定します。

プロパティ:

デフォルト: NOILVERIFY
IDE での同等項目: [プロジェクトプロパティビルド] をクリックし、[出力] で [検証可能コードを生成する] をオンにする

注釈:

NOILVERIFY を指定すると、コンパイラで生成される IL コードを必ずしも検証できるとは限りません。検証不能コードを生成するのは、そうすることによって COBOL 文のパフォーマンスが大幅に向上するような場合です。特に、01 レベル以外の COMP-5 データ項目、英数字の移動、および COBOL POINTER の設定や使用を伴う一部の文に対して生成します。

ILVERIFY を指定すると、コンパイルで生成される IL コードは検証可能になります。"check" オプションも指定すると、生成後のアセンブリに対して Microsoft ツール PEVERIFY.EXE が自動的に実行され、コードが検証可能かどうか確認されます。

検証可能コードは、SQL ストアド プロシージャなどの特定の種類の .NET アプリケーションには必須です。