MSSQL のデータストアの作成とファイルのアップロード

重要: この機能は、早期採用者製品 (Early Adopter Product; EAP) リリース ステータスで提供されます。今後も追加機能の開発が続けられ、パッチ アップデートおよび将来のリリースによって追加のインターフェイスが提供されます。詳細については、Micro Focus SupportLine までお問い合わせください。

ここでは、前に作成したデータ ソースに対応するデータストア データベースを作成する手順を示します。その後、既存のデータ ファイルをデータストアにアップロードできます。

  1. Enterprise Developer command promptを開きます。
    注: Windows では、使用する ODBC データソースと同じビット体系のコマンド プロンプトを使用する必要があります。
  2. MFDBFH_CONFIG 環境変数を設定して、データ ソースへの参照が格納された MFDBFH.cfg ファイルの場所を指定します。
    set MFDBFH_CONFIG=<location-and-name-of-file>

    この変数を設定しない場合、ファイルは現在のディレクトリにあると見なされます。

    注: データストアの操作に使用するストアド プロシージャを指す MFDBFH_SCRIPT_DIR 環境変数も必要ですが、この変数は Enterprise Developer command promptを使用する場合はすでに暗黙的に設定されています。
  3. dbfhdeploy コマンド ライン ユーティリティを使用してデータストアを作成します。
    dbfhdeploy data create URL/<datastore-name>

    <datastore-name> は、データベースのデータ ソースを作成するときに指定したデータストア名と対応している必要があります。たとえば、VSAM は次のデータベースの <datastore-name> です。MicroFocus$SEE$Files$VSAMURL の詳細については、「dbfhdeploy コマンド ライン ユーティリティ」を参照してください。

    データストア データベースがいくつかのデフォルトのテーブルおよびストアド プロシージャとともに作成されます。

  4. データストアにデータ ファイルを追加します。
    dbfhdeploy data add <filename> URL/<file-ref>[?folder=<folder-name>]

    <folder-name> が存在しない場合は作成されます。

  5. データ ファイルがデータストアに追加されたことをテストするには、dbfhdeploy を使用してデータベース内のファイルとフォルダーのリストを作成します。
    dbfhdeploy list URL[?folder=<folder-name>]

    ファイルのリストが表示されます。

    注: フォルダー名を指定しないと、データストアの基本レベルにあるファイルとフォルダーのみが表示されます。

データストアにトランザクション ファイルがある場合は、そのデータストアを指すようにエンタープライズ サーバー リージョン内の XA リソースも構成する必要があります。「XA リソースの作成」を参照してください。トランザクション ファイルがない場合は、その手順をスキップし、データストア内のファイルを使用するように CICS またはバッチ (JCL) アプリケーションを構成する手順に進んでください。さらに、リソース ロックをエンタープライズ サーバー リージョンで管理する場合は、リージョン データベースとリージョン間データベースを構成します。