XA リソースの作成

重要: この機能は、早期採用者製品 (Early Adopter Product; EAP) リリース ステータスで提供されます。今後も追加機能の開発が続けられ、パッチ アップデートおよび将来のリリースによって追加のインターフェイスが提供されます。詳細については、Micro Focus SupportLine までお問い合わせください。

エンタープライズ サーバー リージョンには、トランザクション ファイルが 1 つ以上含まれているデータストアごとに 1 つの XA リソースが必要になります。

  1. Enterprise Server Administration のホーム ページのサーバーの表で、トランザクション データ ファイルを参照するエンタープライズ サーバー リージョンの行の左にある [Edit] をクリックします。
  2. [XA Resources] タブをクリックします。
  3. XAR の次の詳細を指定します。
    オプション 説明
    [ID] XAR の一意の ID
    [Name] XAR の一意の名前
    [Module] RM スイッチ モジュール実行可能ファイル (Windows プラットフォームの場合は .dll、UNIX プラットフォームの場合は .so) の場所を指定します。これはデータベースごとに異なります。MSSQL の場合は esmssql.dll/.so で、PostgreSQL の場合は ESPGSQLXA.dll/.so です。詳細については、「RM スイッチ モジュールのビルド」を参照してください。
    [Open string] DSN=<datastore-dsn>, LOCALTX=T

    <datastore-dsn> は、構成するデータストアの ODBC データ ソース名です。

    注: これらは必須のオプションであり、PostgreSQL データベースを使用する場合は、これらに加えて USRPASS=userid.password も指定する必要があります。さらに、その他のオプションも必要に応じて指定できます。詳細については、「エンタープライズ サーバー リージョンの XA リソース (XAR) を定義するには」を参照してください。
  4. [Enabled] を選択します。
  5. [OK] をクリックします。

    XA リソースがすぐに有効になります。

準備ができたら、データストア内のファイルを使用するように CICS またはバッチ (JCL) アプリケーションを構成する手順に進むことができます。