WebSphere MQ の XAR

Enterprise ServerWebSphere MQ の XAR を定義するには、サーバーが起動していないことを確認して、MFDS ブラウザー インターフェイスを使用します。
  1. 更新するリージョンに対して [Edit] をクリックします。

    この操作で、[General] プロパティ タブに移動します。

  2. [XA Resources] タブをクリックします。
  3. [Add] をクリックして新しい定義ページを開きます。

ここで、次の値を含む XA リソースを追加できます。

  1. [ID] フィールドに、この XA リソースの 4 文字の識別子 (XAMQ など) を入力します。
  2. [Name] フィールドに、この XA リソースの名前を入力します。
  3. [Module] フィールドに、esmqxa.dll を入力します。
  4. [Open string] フィールドに、次のように入力します。
    TPM=CICS,AXLIB=casaxlib,QMNAME=queue_manager_name,
       [CHANNEL=channel_name,TRPTYPE=trp_type,CONNAME=conname]
    パラメーターは次のとおりです。
    TPM
    使用するトランザクション マネージャー。CICS に設定する必要があります。
    AXLIB
    トランザクション マネージャーの ax_reg および ax_unreg 関数が含まれているライブラリの名前。casaxlib に設定する必要があります。
    QMNAME
    キュー マネージャーの名前。これは必須のパラメーターです。
    CHANNEL
    オプション - MQI チャネルの名前。このパラメーターを指定する場合は、CONNAME パラメーターも指定する必要があります。
    TRPTYPE
    オプション - MQI チャネルの通信プロトコル。デフォルトは TCP です。有効な値は次のとおりです。
    LU62
    SNA LU 6.2
    NETBIOS
    NetBIOS
    SPX
    IPX/SPX
    TCP
    TCP/IP
    CONNAME
    キュー マネージャーのネットワーク アドレス (接続名)。このパラメーターの有効値は、TRPTYPE パラメーターの値によって異なります。CONNAME は、Micro Focus Directory Server から MQ 接続を確立するために複数の MQ リスナーが定義されている場合は必須で、単一の MQ リスナーを使用して接続する場合はオプションです。
    TRPTYPE の設定値 必要な CONNAME 値
    LU62 CPI-C 側の情報エントリを識別するシンボリック宛先名。

    パートナー LU またはパートナー LU エイリアスのネットワーク修飾名を使用することはできません。

    NETBIOS NetBIOS 名。
    SPX 4 バイトのネットワーク アドレス、6 バイトのノード アドレス、およびオプションの 2 バイトのソケット番号。

    これらの値は 16 進表記で指定する必要があります。ネットワークおよびノード アドレスはピリオドで区切り、ソケット番号はかっこで囲む必要があります。次に例を示します。

    0a0b0c0d.804abcde23a1(5e86)

    デフォルト値は 5e86 です。

    TCP ホスト名または IP アドレス。オプションとして、かっこで囲んだポート番号を後ろに追加できます。デフォルト値は 1414 です。
    このパラメーターを指定する場合は、CHANNEL パラメーターも指定する必要があります。

    オープン文字列の例を次に示します。

    channel=MARS.SVR,trptype=tcp,conname=MARS(1415),qmname=MARS,tpm=cics
    注: CHANNEL、TRPTYPE、および CONNAME パラメーターを指定する場合は、同じパラメーター値を指定して、MQSERVER 環境変数を設定する必要があります。詳細については、「WebSphere MQ 固有の環境変数」を参照してください。
  5. [Close string] フィールドは必須ではありません。
  6. [Description] フィールドに、この XA スイッチ モジュールの識別に役立つメモを入力できます。
  7. [Enabled] ボックスをオンにして、XA スイッチ モジュールを使用できるようにします。
  8. [Add] をクリックしてリソースを作成します。