ファイル構造

メインフレームとは異なり、VSAM KSDS または ESDS データ セットは、Windows または UNIX では通常 2 つのファイルで表されます。1 つは、VSAM データ セットの実際のデータ レコードが含まれているデータ ファイル、もう 1 つは、主キー データと代替キー データが含まれている索引ファイルです。通常、これらのファイルには、ファイル名拡張子として .dat.idx がそれぞれ付いています。例外は、IDXFORMAT8 ファイルが使用されている場合です。これらには .dat ファイルしかありません。

2 ファイル構造は IDCAMS コマンドの処理方法に影響しますが、コマンドの最終的な結果は変わりません。非メインフレーム環境におけるコマンド実行の結果は、メインフレームの場合と同じです。MFJAMS は、非メインフレーム環境では関連性がないコマンドの部分を無視します。たとえば、Windows または UNIX での VSAM ファイル構造では、操作する CI または CA サイズが提供されないため、これらのコマンド パラメーターは無視されます。