提供されるユーザー出口ポイント

図 0-1 は、要求ハンドラー、アプリケーション コンテナー、およびランタイム インターフェイス マッパーの間の相互作用を示しています。

図 1. 要求ハンドラー出口ポイント
Request Handler Exit Points
ユーザー出口ポイントは、1 から 9 の番号が付いた四角で表しています。下の表は出口ポイントの名前および目的を示しています。
番号 名前 説明
1 外部データ値変更 - 入力パラメーター パラメーターに対する要求ハンドラーのデフォルト マッピングが行われる前に、クライアント要求で指定された外部データ値を変更できます。この出口ポイントは、IDT で指定される外部から内部への入力パラメーター マッピングごとに呼び出されます。
2 内部データ値変更 – 入力パラメーター パラメーターに対する要求ハンドラーのデフォルト マッピングによって作成された内部データ値をオーバーライドできます。この出口ポイントは、IDT で指定される外部から内部への入力パラメーター マッピングごとに呼び出されます。
3 マップされていない名前付き外部入力パラメーター IDT で定義された入力パラメーター マッピングに関連付けられていない入力パラメーターの処理を提供できます。この出口ポイントは、マップされていない名前付き入力パラメーターごとに呼び出されます。
4 入力要求処理の終了 クライアント要求で指定された外部パラメーター以外のパラメーター値を設定できます。また、出口ポイント 1 から 3 で割り当てられたリソースを解放することもできます。
5 応答処理の開始 クライアント応答をビルドするために使用されたデフォルト マッピングを完全にバイパスできます。出口プログラムは、アプリケーション コンテナーによってクライアントへ返送される応答の作成を担当します。
6 内部データ値変更 – 出力パラメーター パラメーターに対する要求ハンドラーのデフォルト マッピングが行われる前に、ユーザー アプリケーションによって作成された内部データ値を変更できます。この出口ポイントは、IDT で指定される内部から外部への出力パラメーター マッピングごとに呼び出されます。
7 外部データ値変更 – 出力パラメーター パラメーターに対する要求ハンドラーのデフォルト マッピングによって作成された外部データ値をオーバーライドできます。この出口ポイントは、IDT で指定される内部から外部への出力パラメーター マッピングごとに呼び出されます。
8 応答処理の終了 デフォルトのマッピングによって生成された応答を変更できます。
9 要求処理の終了 出口ポイント 1 から 8 で割り当てられたリソースを解放できます。