Fileshare のサービスとしてのインストール

Fileshare を Windows サービスとしてインストールするには、次の構文を使用します。

fsservice -i <service-name> /wd <path\to\fs\working\dir> /cf <path\to\fs\config-file>

-i <service-name>

サービスの一意の名前。

/wd <path\to\fs\working\dir>

Fileshare 作業ディレクトリ。構成ファイルで指定することもできます。

/cf <path\to\fs\config-file>

Fileshare サーバー構成ファイルの完全修飾パス。

たとえば次のコマンドでは、FS32SEV1 というサービスがインストールされ、このサービスを開始すると、作業ディレクトリに C:\support\FS32\DATA、構成ファイルに C:\support\FS32\FSAD32.CFG が使用されます。

fsservice -i FS32SEV1 /wd C:\support\FS32\DATA /cf C:\support\FS32\FSAD32.CFG

[サービス] 画面 (Windows のコントロール パネルから開きます) から Fileshare サービスを開始および停止できます。

Fileshare サービスをアンインストールするには、次のように入力します。

fsservice -u <service-name>

Fileshare をサービスとして実行している場合、Fileshare コンソール ウィンドウはないため、サービスをこのウィンドウからインタラクティブに制御することはできません。このため、次のようにする必要があります。

• FSView を使用して Fileshare を制御する必要があります。そのため、パスワード ファイル file.fs の作成が必要です。
• パフォーマンスが大幅に向上するため、sc を使用することを強くお勧めします。インタラクティブな制御が失われるという点だけが sc を使用しない唯一の理由になります。
• トレーシングが必要な場合、F2 を使用できないため、構成ファイルに /tr f を指定する必要があります。