段階的な説明 - サービスとしての Fileshare

制約事項: これは Windows プラットフォームにのみ該当します。

この段階的な説明では、Fileshare サーバーを Windows サービスとして開始する方法について説明します。ここではサーバー構成ファイルを使用します。このサーバー構成ファイルでは、Fileshare サーバーに名前を付け (/s)、作業ディレクトリを設定し (/wd)、FSVIEW を使用できるようにするためにパスワード ファイルを指定し (/pf)、同期通信を有効にし (/sc)、完全なトレースを設定します (/tr)。

開始する前に、現在実行中の Fileshare サーバーがないことを確認してください。

  1. C:\fsdir」というディレクトリを作成します。
  2. そのディレクトリに、次の内容を含む fs.cfg ファイルを作成します。
    /s server1
    /wd C:\fsdir
    /pf pass.dat
    /sc
    /tr f
  3. Enterprise Developer command promptで、c:\fsdir に移動して次のように入力します。
    fs /pf pass.dat /u FSVIEW /pw Meryton

    これにより、構成ファイルで /pf を使用して指定したパスワード ファイルが作成されます。これは、FSView を使用するために必要です。

  4. Fileshare サービスをインストールするには、コマンド プロンプトで次のように入力します。
    fsservice -i FSserv /cf C:\fsdir\fs.cfg

    FSserv は、作成するサービスの名前です。

  5. サービスのステータスを確認するには、次のように入力します。
    fsservice -v FSserv

    サービスが現在インストールされていることを示すメッセージが表示されます。

  6. Windows コマンド プロンプトを開き、「services.msc」と入力します。

    [サービス] 画面が表示されます。

  7. リストから Micro Focus Fileshare Service: FSserv を選択し、[開始] をクリックします。
    ヒント: Micro Focus Fileshare Service: FSserv をダブルクリックして、[スタートアップの種類] を [自動] に変更すると、Windows を起動するたびにこのサービスが開始されるようになります。