CCITCP サーバー名

CCI サーバー アプリケーションと CCI クライアント アプリケーションの両方で、サーバー名を指定する必要があります。サーバー アプリケーションでは、この名前 (または使用する固定ポート) で利用可能となるように自分自身を登録する必要があり、クライアントでは、接続先となるサーバーを指定する必要があります。サーバー名は、アプリケーションが実行されているマシンの TCP ホスト名と同じではなく、サーバー アプリケーションがネットワーク上で自分自身を識別するために選択した名前です。この名前により、クライアント アプリケーションでは、どのマシンでサーバーが実行されていてもサーバーを見つけることができます。

サーバー名には、任意の有効な英数字の文字列を使用できます (最大 127 文字)。「,」文字で始まる名前、または「,MF」という一連の文字列を含む名前は、Micro Focus で使用するために予約されています。

サーバーを固定または既知の TCP ポートで起動する必要がある場合は (「固定ポートでの直接接続およびサーバー起動」を参照)、文字列「,MFPORT:xxxxx」(xxxxx はポートの 10 進値) をサーバー名に付加することで実現できます。この文字列は、サーバー名の一部として使用されるのではなく、指定されたポートを使用してサーバーがクライアントの接続要求をリッスンするように CCI によって解釈されます。サーバーに名前を付けないようにする場合は (つまり、クライアントは CCITCP2 を使用してサーバーに接続することはできず、マシン名パラメーターを使用して直接指定する必要がある)、この文字列のみでサーバー名を構成する必要があります。

注:

2000 よりも小さいポート番号は、標準の TCP サービスですでに使用されている可能性があるため、使用しないことをお勧めします。通常、サポートされる最大ポート値は 65535 です。他の標準的なアプリケーションですでに使用されているポート値を使用しないように注意してください。使用できる有効なポート値の範囲については、システム管理者やネットワーク管理者に確認してください。