CCI.INI のトレース オプション

CCI トレースを有効にするときは、CCI 構成ファイル CCI.INI[ccitrace-base] セクションを構成して、トレースする情報の程度を指定します。オプションは次のとおりです。

オプション 意味
force_trace_on yes または no yes の場合、CCI API 呼び出しの詳細がトレース ファイルに記録されます。デフォルトは no です。このオプションが指定されていない限り、他のオプションが yes に設定されていても、トレースは生成されません。
protocol_trace yes または no yes の場合、プロトコル レベルの呼び出しの詳細がトレース ファイルに記録されます。このオプションが yes の場合は、関数トレースのレベルが大きく向上する可能性があります。デフォルトは no です。
data_trace yes または no yes の場合、CCI 関数との間で渡されたすべてのバッファーの内容がログに記録されます。デフォルトは no です。
警告: このタイプのトレースでは、アプリケーションのコードでデータのトレースが禁止されている場合、意図した結果が得られないことがあります。

例えば、CCI API トレースとデータ トレースを有効にし、プロトコル レベルのトレースは無効にする場合は、次のように追加します。

[ccitrace-base]
force_trace_on=yes
protocol_trace=no
data_trace=yes

トレース オプションは、CCITRACE 環境変数を使用して制御することもできます。この変数で指定された値は、CCI.INI の値よりも優先されます。