セキュリティ警告の解釈

本セクションでは、サーバーに接続するユーザーとして、適切な Web サイトに接続していること、およびそのサイトが信頼できることを確認します。

Web サイトは Demo CA によって認証されているため、Web サイトの証明書を受け入れるためには、Demo CA の自己署名証明書がブラウザーにインストールされている必要があります。チュートリアルのこの時点では、必要な Demo CA の自己署名証明書はブラウザーにインストールされていません。この状況で生成されるメッセージを確認してもらうため、意図的にこのようにしています。

  1. ブラウザーで、「https://localhost:9443」と入力します。

    これにより、「セキュア HTTPS リスナーの作成」で作成した HTTP Echo のセキュア バージョンが使用されます。

    localhost」ではなく、マシンの実際の DNS ホスト名またはドット付き 10 進法 IP アドレスを入力することもできます。通常は違いはありませんが、このチュートリアルでは「localhost」を使用します。

  2. セキュリティ警告が表示されます。この警告は、Web サイトのセキュリティ証明書が信頼できない可能性があることを通知し、適切な点および不適切な点を示します。

    このチュートリアルを以前に実行したことがあり、CA 証明書をインストールしたままである場合、この警告は表示されません。その場合は、証明書を削除してから本セクションをやり直すと警告が表示されます。

  3. セキュリティ警告を閉じます。

このセキュリティ警告は、対象のサーバー証明書を発行した CA の自己署名証明書がインストールされていないことを示しています。

注: 本番環境では http-echo 対話タイプを使用しないでください。これは、接続テストのみを目的としています。