環境の変更

Environment 機能は、変数および文を識別する範囲をデバッガーに提供するために現在の評価環境を設定します。環境として、単純なブロック名を指定できるほか、ブロック名の後にアクティブ化番号または文識別子を指定することもできます。アクティブ化番号は、最新のブロック以外のブロックを環境として確立したりアクティブ化したりする場合に使用します。文識別子は、その文を直接含むブロックを識別する場合に便利です。環境引数が指定されていない場合は、現在の実行ポイントを含む環境が評価環境として設定されます。

プログラムの実行が (ブレークポイントや 1 つのステップなどで) 一時停止した後にデバッガーが続行されるたびに、評価環境は現在の実行ポイントを含む環境にリセットされます。

Environment 機能には 2 つの関連コマンドがあります。ENVIRONMENT および LENVIRONMENT です。ENVIRONMENT コマンドは、環境を変更するために使用されます。LENVIRONMENT コマンドは、環境に関する情報を表示するために使用されます。