FLOAT

FLOAT は浮動小数点算術値を定義する算術データ型属性です。形式は次のとおりです。

FLOAT[(p)]

精度 p は、この属性か BINARY 属性または DECIMAL 属性で指定できますが、2 回指定することはできません。精度 p は、正の整数でなければなりません。精度が指定されていない場合は、デフォルトの精度が使用されます。Open PL/I のデフォルト精度については、『Open PL/I ユーザー ガイド』および「」の章の「DEFAULT」セクションを参照してください。

FLOAT を BINARY または DECIMAL なしで指定した場合は、DECIMAL がデフォルトになります。BINARY または DECIMAL を FIXED または FLOAT なしで指定した場合は、FIXED がデフォルトになります。

BINARY とともに使用した場合、FLOAT は仮数が p ビット以上の整数算術値を示します。

DECIMAL とともに使用した場合、FLOAT は仮数が 10 進 p 桁以上の浮動小数点算術値を示します。