DECLARE

目的

名前に関連する属性を指定します。

構文

DECLARE declaration[,declaration]…;

省略形:DCL (DECLARE に相当)

パラメーター

declaration

識別子および属性で構成される 1 つ以上の宣言。各宣言の形式は次のとおりです。

[level]identifier[(bound-pair,…)][attribute…]

または

[level](declaration,…)[(bound-pair,…)] [attribute…] 

詳細は次のとおりです。

level は構造体のメンバーの関係を指定します。

bound-pair は配列の次元を指定します。

attributeidentifier の 1 つ以上の属性を指定します。

level を指定する場合は、宣言の先頭に記述する必要があります。

bound-pair を使用する場合は、かっこで囲み、識別子またはかっこで囲んだ宣言のリストの直後に記述する必要があります。

DECLARE 文の形式は、宣言する項目の数や性質によって異なります。たとえば、DECLARE 文で 1 つの識別子をリストし、オプションでその識別子のレベル、境界ペアのリスト、および他の属性を指定できます。また、特定のレベルとその下位のすべてのレベルに適用される宣言のリストをかっこで囲んで含めることもできます。後者の場合、各宣言で単純な識別子を宣言することも、個々の識別子に固有の属性を含めることもできます。

説明

DECLARE 文は、名前に関連する属性を指定します。この文には次の 5 つの形式があります。

  • 単純宣言
  • プロシージャ外部の宣言
  • 複数宣言
  • 要素宣言
  • 配列宣言

これらの各形式について、以降のセクションで個別に説明します (属性の詳細については、「宣言と属性」の章を参照してください)。

制約事項

DECLARE 文は、IF 文の THEN 句および ELSE 句、または ON 文の ON-unit として使用することはできません。DECLARE 文は、SELECT 文の WHEN 句および OTHERWISE 句では使用できません。