編集指示入力

GET 文の EDIT オプションは、編集指示入力を指定します。

GET EDIT 文は、形式リストを使用して、入力ストリームのスキャンおよびフィールドの変換を制御します。まず、各フィールドがデータ形式の制御下で変換され、次に、変換された値が対応するリスト変数に代入されます。代入の一環として追加の変換が行われる場合もあります。

各データ形式の変換については、「データ型変換」の章の「形式制御変換」セクションを参照してください。また、形式リストの評価については、「FORMAT 文」セクションを参照してください。

GET FILE(F) EDIT(A,B,C) (E(14,3),SKIP,F(10)); 
GET FILE(F) EDIT(D) (A(10));

この例では、E(14,3) によって変換されたフィールドの値が A に代入され、SKIP によって新しい行が読み取られ、F(10) によって変換されたフィールドの値が B に代入され、E(14,3) によって変換された次のフィールドの値が C に代入されます。リストには変数はこれ以上ないため、2 回目は SKIP は評価されません。D は A(10) によって変換されたフィールドから値を受け取ります。このフィールドは、E(14,3) によって変換されて C に代入された 2 番目のフィールドの直後にある 10 文字です。A 形式は可変長の行を読み取るためにフィールド幅なしで使用されることに注意してください (「データ型変換」の章の「A 形式」セクションを参照してください)。

(input-list) (format-list) のペアを複数指定した場合は、すべての入力項目を 1 つのリストで連続して指定し、すべての形式項目を 1 つのリストで連続して指定したことと同じになります。