ESCSTHSF

生成された .csv ファイルに表示される HSF レコードのカスタム フィールドにデータを書き込みます。
注: これは、ES_WRITE_CUSTOM_HSF のメインフレームと互換性のあるバージョンです。

構文:

call "ESCSTHSF" using by value length
                      by reference  data
                      by value  id

パラメーター:

length
呼び出しプロトタイプ (「説明の読み方」を参照):cblt-x4-comp5
PIC:pic x(4) comp-5
data
PIC:pic x(n)
id
呼び出しプロトタイプ (「説明の読み方」を参照):cblt-x4-comp5
PIC:pic x comp-5

入力パラメーター:

length
カスタム データの長さ (1 から 255 文字) を指定します。
data
カスタム フィールドに書き込むデータ。
id
カスタム フィールドを識別する 1 バイトの値。
注: 0 から 255 の値を指定できます。

出力パラメーター:

return-code
0 成功
12 id が指定されていません
16 length が 0 であるか 255 を超えています

説明:

カスタム フィールドは 5 つまで追加できます。カスタム フィールドの数は、ES_HSF_CFG 環境変数を使用して構成します。

このルーチンを呼び出すたびに、1 つのトレース (または 1 つのエントリの最大データ長 (32 ビットでは 8 バイト、64 ビットでは 16 バイト) を超える場合は複数のトレース) がローカル トレース テーブルに書き込まれます。テーブル内の各呼び出しは、その呼び出しで使用された一意の id によって識別できます。トレース ID は x'ffid02' と表示されます。

トレース テーブルが .csv レポートにダンプされる際、カスタム フィールド (CUSTOM01、CUSTOM02 など) には、カスタム エントリの検出順にデータが入力されます (ES_HSF_CFG の値に応じて最大 5 つのエントリ)。同じ id の呼び出しが複数回行われた場合は、該当のカスタム フィールドで呼び出しの data が連結されます (最大 255 バイト)。

user トレース フラグがオンになっている場合は、システム トレース テーブルにもトレースが書き込まれます。